日々徒然なるままに

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出雲大社例大祭に寄せて その二

2018-05-15 21:49:35 | お出かけ
こんばんは。
いきなり暑くなって来ましたね。
つい何日か前まで、未だに朝晩は冷え込むと言っていたのが信じられないようです。
着る物で調整しないとですが、身体自体が追いついていかない感じです。
周りで咳が直らない、止まらないという声も聞きます。
どうぞ皆様もお気をつけ下さいね。




                                



                                


                               





昨日挙げておりました朝の写真、あれ撮ったのは朝の4時20分過ぎ;。
そうその時刻に目覚ましを掛けておいて起床したからです。
出雲へ参るのに、これまでですともう少し遅く出ていたのですが、なんとなくもう少し早く出た方がいいかも、月曜日でもあるしと考えての事です。
昨年は出雲大社の例大祭は日曜日でしたが今年は月曜日、その分普通に朝のラッシュにも掛かりますし少しでも早く出ようと思った次第です。
この例大祭、以前にも申しましたが曜日には全く関係なく毎年5月14日と決まっております。
ですのでウィークデイでもあるし、ということで早く出ることと致しました。
うちを出発したのは5時半くらい。
去年此処で脱輪してえらいこっちゃ;になったよなと思いながら(しょっちゅう通るところなんですよ)その場所を横目で見ながら通り過ぎました。
朝方はまだ雲が低く自分が入ろうとしるインターへは山越えして行くのですが、その最中は結構な霧が出ておりました。
前から車来ると嫌だよね;と思いつつもさすがにその時間では通る車もおらず、その峠道の最後辺りで1台お互いに脇の側溝を気にしつつすれ違い
した位でした。
それでもインターへ行くまでの片側2車線の道路までくるとやはり早い車も案外とおられ、皆さん遠方へか出掛けられるようでした。
そんな中の1台として自分も高速に乗り走って行きましたが先にも書いたようにこの日は霧が結構深かったですね。
中国道は割りと山の中を縫って走るように出来ておりますので仕方ないのでしょうけれど、見通しの効かない道を走るというのは案外に神経を使う
ものですよね。
この高速へ入った時点で6時前後だったでしょうか、その時間帯だから余計に霧も出ていたのかもしれません。
そんな道を既にトラックや朝早い仕事へと出向くと思しき車が走っておりました。
中国道から続いて松江道へと入るのですが、此処は片側一車線の道路です。
それまで割りと順調に走れておりましたが、一車線となるとそうもいかず、前にのんびり行く車がおられると途端に数珠繋ぎに連なります。
途中何箇所か追い越し車線が設けてありそこで遅い車を抜かしたりも出来ますが、抜かした先でまたもや遅い車の後ろに着くようなこともあり結局
どう走って行ってもあまり変わらないということも言えそうです。(笑)
松江に向けては途中まで結構な上り坂が続くので余計しんどいのもあるのかもしれませんね。
とは言えかなり続いたそんな数珠繋ぎに痺れを切らし(かく言う自分もその一人;)追い越し車線になった途端思いっきり抜かしておりますと、
後ろからすさまじい勢いで、あともう少しで一車線に戻るという手前で自車を抜かして行った車がありました。
最初は、ん?国産のSUV?と思っておりますと、いえいえそのSUVの中ではロールスロイスと称されるお車(笑)がぶっちぎりで走って行かれました。
自分の乗ってるごくごく普通にどこでも走っている車の後塵を拝すなどということはやはり沽券に関わると思われたのかもしれません。
あっという間にそのお車は見えなくなられましたよ。(笑)

そんなことをしながらも松江道から下道へと下り、そこからは以前もご紹介したとおり斐川沿いを走って行きます。
この辺りで7時半くらい、早過ぎたかな;と思いつつもそろそろラッシュの始まった道を大社へ向けて走りました。
ふと、それまで傍らで「ワクワクするわぁ」と、言葉の最後にハートマークをつけたような喋り方?をしていたテラの気配が感じられなくなりました。
走りながら「テラ?」と心で呼びかけてみるも居る気配が無し;。
どうやら彼自身、矢も盾も堪らず一足先に大社へと赴いたようでした。
斐川沿いを走り終えるとやがて出雲市内へと入ります。
この辺りでは完全にラッシュの最中で随分と車の数も増えてきました。
そんな車列の1台となりながら大社へもかなり近づいてきたコンビニで少し休憩することにしました。
この時点で8時過ぎくらい、やはり身体を休める意味合いもあり暖かい紅茶を頼んでしばし車の中でほっと一息ついておりました。
写真に見える白く丸いものは出雲ドーム、もう一枚は低く垂れ込めた雲に隠れた大社の後ろへあります弥山です。
この時にはまだこのように曇っており、今日は晴れて暑くなるとの予報だったけれど果たして本当かしら?というところでした。






                                   






                                        
                                




そこから車を走らせて大社へ着くと8時半過ぎくらいでしたでしょうか。
今回は申すように月曜日ということもあってか例大祭そのものに参列される方はあまり多くないようでしたけれど、ごく一般の観光客の方々は
結構な人数の方が既にお越しになっておられたようでした。
お祭りの始まる前にもう一度トイレに行っておこうと駐車場脇のおトイレに入り出る頃にはかなりの人数の方が待っておられました。
それほど昨今は参拝にお越しになる方が増えておられるのかもしれません。

                                 
                                


                                   

              
                                  



例大祭へ参列の為の受付を済ませ、一緒にご本殿の中へ入る友人を待っておりましたが、大抵早く着いている彼女がなかなか来そうにありません。
どうしたんだろう?と思っておりますとご一緒に出席されるご主人の具合がよくないとかで途中の道の駅でそれこそおトイレに入られておられたの
だとか。
ご主人は来賓としてそちらの席へ座られますが彼女と自分は出雲大社教の関係者という席の辺りへ座ることにしております。
ご主人の席は来賓の中でも結構前の方へ設けてあるようですので、あまり具合が宜しくないようでしたらば今回は見合わせなければならないので
しょうけれど、なんとかそれは大丈夫だったようでした。
先にも申しましたようにこの度の例大祭は参列の方の人数はかなり少ないようでしたけれど、それでも全国からこの日に向けてお越しになられた
方で席は埋まっておりました。

お祭りそのものは例年通り変わりなく進められて行きました。
詳細につきましては昨年揚げさせて頂いておりますので其方のほうをご覧頂ければと思います。
今回はその祭りの最中にどのように自分自身が感じたかということを主に書かせて頂こうと思います。






                                    




祭が始まり、まずは神饌、神様にお供え物が供されます。
その前に警蹕(けいひつ)という神職のおーーーという声で御本殿の御扉が開かれ、そこから始まるわけですけれどその頃から一体神様が坐します
その御本殿はどのようであられるのか、頭の中、想念の中で想像してみました。

此処からはあくまでも自分自身が感じた事ですので、実際にそうであるかどうかは分かりません。
そこのところを承知の上でお読み頂ければと存じます。


御扉が開かれ、中に坐しておられる神様も人間と相対する形で臨まれる祭り、それを頭で捉えると御本殿そのものに太く眩く白い一柱の光がその
場所へと降り注がれておるようでした。
境内にあります別のお社へも金色、あるいは少しピンクを帯びたような煌く太い光がそれぞれに降り注いでおるようでした。
より大袈裟に表現するならば、ドーンという感じでそれらの光がお社そのものを貫かんばかりに立っているという感じです。
祭りの最中、その光はずっとそのようにそこへありました。
神様そのものが光であるということは、こういうことなのかもしれないと感じられた事でした。
神様の前に様々なお供え物が供された後、国造(こくそう)は御箸を供し神様にそれらを召し上がって頂けるように致します。
この際には自分達が日頃思い描いておりますあの大国主大神の姿になり、神様が国造の前にて対面しておるように思えます。
その大神の姿はこれもまた光り輝くというよりは透明なクリスタルのように透き通っているように感じられます。
人間が運んできたこれらの神饌を前にして

 〝 おー 良きかな 良きかな  〟

と常に笑顔を絶やさずにニコニコしておられるようです。
光でありながら、尚且つその一方で人間に模した姿をも見せて下さっておる、そのように感じられました。

その頃、テラはというと此方はその身体を大きく変容させ巨大な龍へと変身し勢いも凄まじいほどの迫力ある龍そのものの姿へとなって行っており
ました。
テラの他にも上空には様々な龍の姿があるようです。
これ等はおそらく今日のこの祭りに参列しておられます日本各地の神社の宮司方と共に参り越した龍であろうかと思われました。
それらがこの御本殿の上を舞うようにして上を下へと翔けているように感じられたのでした。
その中には、これも宮内庁から天皇の勅使としてお越しになられました掌典(しょうてん)と共に翔けてきたであろう龍の姿もあったろうかと
思います。
それらの龍が大きく渦を巻くように御本殿の太く白く輝く光の柱へと、さながら吸い込まれるようにして一つになったかのように感じられました。
その途端にその光の柱がより一層輝きを増したように思えました。
より太く大きく煌くように光が増しておりました。
他の金色や少し淡いピンクに輝く光の柱も、煌く光の粒子を撒き散らしたかのように輝きを強めたようでした。


祭りの最中、自分の想念の中ではこのように常に光り輝く太い柱が感じられておりました。
行われております祭りは厳粛そのものであり、静かに粛々と進行して参ります。
しなしながら申すように想念、イマジネーションの世界では音こそ聴こえねども龍が舞い、翔ける度に風切り音が耳元で鋭く聞こえそうなほど周り
の光景は躍動感に溢れ、スケールも大きなものなのでした。


やがて祭りの終わりと共にあれほど賑やかに上空を舞っていたかのように思えた数多の龍達も気づけばいつの間にかその姿は掻き消えるようにして
感じられなくなっておりました。
御本殿の光の柱に合わさるかのようにして龍達の身体、エネルギーそのものにも感じられておりましたけれども、その元であった光の柱自体がいつ
に間にか感じられなくなり、それにつれて龍達も何処かへと去っていったようでした。
おそらくは一足先に、自らの神社へと帰還したのかもしれません。

そう思うと、人間が執り行う祭りは神々の世界ではエネルギーの集合、また拡散ということを意味するのかしらとも思えた事でした。
ただし何度も申しますがこれ等のことは全て自分の想念、イマジネーションの中の想像力の産物に過ぎません。
話は半分以下、否、もっと小さく捉えて頂ければと存じます。



こうして昼前には今年の例大祭も滞りなく終わりました。
友人と二人、今年は胡床(こしょう)ではなくてアルミの腰掛けだったしお尻が冷えちゃったよね;などと話しながら御本殿から外へと出ました。
それでなくともテントを張った御本殿のぐり石の上は冷えております。
なんとはなしに年々どこかしらが簡素化されていくお祭りの中身に少しばかり何だかなぁと感じた思いでした。





                                






                                







                                







                                 








                                 







                                    


                               






ところでスマホでご覧の方には映像が小さくてわかりにくいかもしれませんが、御本殿の屋根にちょこんとある点のようなもの、何か分かりますか。
今は数が少なくなっておりますが鳩です。
以前は大きな鳩舎があり、そこで飼われておりました。
現在は御本殿の遷宮を皮切りに多くの場所で色々な工事が行われております関係で、その鳩舎も今はおそらく別の場所へ移してあるのではと思います。
そのようなことから、見ることが少なくなっております鳩ですけれど、いずれ全ての工事が終わる頃には御本殿の上空を舞う龍ならぬ;鳩が見える
ようになるかもしれません。
とはいえあくまで自分の想像ですので、実際には今は鳩はどうなっておるのか存じません。
機会があればどうであるのか聞いてみようと思います。





                                     




このお話、いつものようにもうしばらく続けさせて頂こうと存じます。
今日はまずお祭りの最中に感じました事柄を中心に書かせて頂きました。
明日からはまたその続きを書いて参ります、もう少しだけお付き合い下さいね;。



本日もこのブログへお越し頂きまして真に有難うございました。
感謝申し上げます。

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2 コメント

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こんばんは (あおぞら)
2018-05-16 23:34:20
いつもこうしてコメントして下さることが何より嬉しく励みになっております、有難うございます。

今日はちょっと出雲のことは書けませんでしたが;英気を養い;?またしっかりと書かせて頂きたいと思います。

○さんご自身、どうぞこの気候の変化にはくれぐれもご注意下さいね^^。
返信する
あおぞら さん オツオツですー♪(=´∀`)人(´∀`=) ()
2018-05-16 03:21:24
(*´ω`*)

記事の更新、楽しみにしております☆

有り難う御座いますm(_ _)m

マイペースにボチボチと♡(*´ω`*)

\(^o^)/

感謝合掌♡
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