先日、機材の一部を入れ換えました。
今回仕入れたのは「
YAMAHA MO8」と言う88鍵のシンセです。
ここのところKX88+ソフト音源をメインで使っていたのですが、なにせデカイし重いしで
スタジオやライブに持ち出すのもかなり億劫になり、つい小型の鍵盤で済ましてしまうので
これではイカンと理想のサイズの鍵盤を探しておりました。
YAMAHAではやはりフラッグシップモデルの
MOTIF XS8 or ES8か
CP-300 or P-250あたりを
使いたいのですが、重量も30kg前後という
一人で運ぶには運べるができるなら運びたくないという重さ
であり、機能だの予算だの以前に頻繁に現場持ち出すにはにそこがネックでありました。
しかしそんなYAMAHAの中でも
S80や
S90といったモデルは音色もほぼ同レベルながらボディがひとまわり小さく重量も25kgを切りなかなかよさそうだと思っておりましたところ、いいタイミングで中古のS80を見つけました。
しばらく使ってみたのですが、残念ながらこれはかなり鍵盤がへたっておりKX88と同じAE鍵盤でも随分ぷるんぷるんした感触でよろしくないのでS90を見つけたら入れ換えるつもりでしたがボディサイズは全く同じであるこのMO8が先に見つかった訳です。
まあ、考えてみればS90は旧MOTIFの音色でMO8はまんまMOTIF ESの音色(特にアコギ音色などに差がある)ですのでこいつに決定。
値段を下げている分拡張性や各パーツは多少安っぽいとこがありますが、この値段でバランスドハンマー鍵盤なのはかなりGood jobです。
演奏性はかなり高いです。
でもってこれまた重量がずば抜けて軽いのがありがたい!
AE鍵盤てのは鍵盤一個ずつに錘や板バネが仕込まれているのでバカ重くなってしまうのですが、このバランスドハンマー鍵盤は重力で戻ってくるだけなので構造上軽くなっているようです。
(なのでAE鍵盤は宇宙空間でも弾けますがバランスドハンマー鍵盤は地球上でしか弾けません)
しかも電源がACアダプターという一見面倒くさそうな仕様ですが、重たい電源部が外にある為これが随分ボディを軽くしている訳です。
なので上質の鍵盤を使いながらも結果本体は21kg
持ち上げるときに「うおりゃあ!」ってのが無くなりました(笑)
![Ca390291 Ca390291](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/03/84df7ba70f7d712fe5201edd572cdfc4.jpg)
MOTIF ESのサンプラー部や拡張スロットが無かったり、外部入力や接続端子、最大発音数なども削られていますが現場での手弾き用としては十分。
PCからもEDITもできるしUSBメモリーも使えるので便利です。
しばらくライブはコイツがメインになりそうです。
(エムオーエイトと読むのでしょうがついモッパチと言ってしまいます)