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https://h-resolution.com/product/digital-performer-9/
来ました!Digital Performer 9.5
新たなるタイムストレッチングとピッチ シフティングテクノロジーを搭載して!
この「Zynaptiq GmbH社製のZTXタイムストレッチング/ピッチシフティングテクノロジー」
素晴らしいです!
これによってDP単体でポリフォニックのオーディオだろうが2ミックスのファイルだろうが綺麗にテンポ変更やキーの上げ下げができる様になりました。
2ミックス状態でも±2くらいのピッチ、±5くらいのテンポ変更は余裕じゃないでしょうか。
しかもテンポ/ピッチ共に自由にカーブを描くことができるので、レコードが止まる様なスクラッチ効果やドラムループの4拍目だけピッチを変えたりと、アイデア次第でかなりエフェクティブに使うことも出来るのです。
従来のPureDSPも良く出来たエンジンでしたが、やはり急速なピッチ変化の箇所では稀にコケる事がありました。
ZTXエンジンではそういうエラーも無く実にスムーズ。
よってスペクトラルエフェクトを使って男声を女声に変換したりしてもムギュっとかグニャっとかならずに綺麗に変換されます。(まあこの手は素材にもよりますが…)
もちろん制作段階でもこのZTXエンジンのおかげで生で録音したアコギやピアノも歌も、MIDIトラックとまとめてコマンド9(トランスポーズ)しちゃえるのは便利ですね。
とは言え当然ミックスされた素材をピッチ変更すれば音程とは関係ない打楽器やギターのノイズ部分まで一緒に変更されたり、テンポアップすればビブラートも早くなるわけですから違和感が全くないというモノではありませんが、いつかそこまで解析して処理してくれる様になるのでしょうか。
とりあえずZTXエンジンのおかげでMelodyneの出番は少なくなるかも知れません。