
ソフトにバージョンアップってのは付きもんですが、新しいシンセや楽器に買い替えるより遥かにリーズナブルにモチベーションアップできて良いもんです
てなわけでReason 6なわけですが、64bitオペレーション上でのRewire環境が各DAWで足並みが揃わずウチでは結局Reason 4のまま永いこと放置状態でした
正月モードでヒマもある事ですからReason 6にバージョンアップして遊んでみようと昨日Amazonでポチッとな
今日の午前中には手元に届き早速インストールしてみました

ついにReasonもドングルプロテクトに…
Propellerheadロゴが刻印された特製ドングルです
Reason 6での目玉は同社のシーケンス&録音ソフトのRecordとの一体化、Riwireの64bit対応、新しいイクイップメントの追加等あげられますが、ライブラリー自体は差して変わってないですし、録音もRewireされた他のDAWでやるでしょうから個人的には64bit環境で使えるようになった点くらいしかバージョンアップの恩恵はないかなあと感じます
しかし、ここからVer6.5に無償アップデートできるのですが、この6.5ではRack Extensionという目新しい機能というか仕様変更が追加されております
従来ReasonてのはVSTやAUも読み込めない孤高のシステムだったわけですが、ここへ来てラックに収める各イクイップメントに他社デベロッパーの参加を可能にしたようです
つまりラックのアイテムをユーザーが好みで選べるようになったわけで、すでに幾つもの音源やエフェクターがサイトのショップにならんでいます
これは今後も楽しみができてうれしい限りですが散財しないようにも気をつけねばならないですねw

そのなかでも目を引くのがこのRadical Pianoですが、早速一ヶ月試用できるデモ版をダウンロードしてみました
所謂アコピ音源ですが、様々なマイキングやEQ設定された音色をボタン一つで切換えられ、それらをブレンドしたりもできるというおもしろいピアノ音源です
ノーマル状態では普通の生音っぽい音色ですが、ちょっと設定を変えるだけでバッキバキのRock系ピアノにも変貌します
モノラルに近づけても位相の崩れも少ないしダイナミクスもあります
なかなかモノラルで使えるいいPiano音源て少ないのでこれは使える音源ですね

Reasonは元々が音源ソフトでしたからRecordと統一化されたとは言えVSTやAUのプラグインも使えないし、編集機能も最低限の機能しかありません
しかしこのRecordの時からあるSSLの卓をシュミレートしたミキサー部はやはり惹かれるものがありますね
Comp,Gate,4bandEQ,8aux等が装備されたチャンネルストリップはどれも効きがいいし、これだけでミックスしたくなります
でもWavesとか他社プラグインは何も使えないんですけどねw
とは言え付属の各エフェクターやアウトボード類もクオリティーは高いのでReason完結も余裕で可能ですし、今後Rack Extensionで更にいろんなアイテムが揃えられそうですから楽しみです
やっぱりReasonはこの良い意味でのオモチャ感ていうか、自分であれこれ機材をチョイスして積み上げていくのが面白いとこですし、いくつかRack ExtensionのアイテムそろえてReasonだけで何か作ってみてもよさそうです