to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

マレフィセント

2014-07-19 23:44:44 | the cinema (マ・ヤ行)

製作年 2014年
上映時間 97分
監督 ロバート・ストロンバーグ
脚本 リンダ・ウールヴァートン
出演 アンジェリーナ・ジョリー/シャールト・コプリー/エル・ファニング/サム・ライリー/イメルダ・スタウントン/ジュノー・テンプル

ディズニーが1959年に製作したアニメーションの古典的名作「眠れる森の美女」を、魔女のマレフィセントの視点から描き直した作品
とある王国で、待望のロイヤル・ベビー、オーロラ姫が誕生し、盛大なお祝いのパーティが開かれる。招待客が見守る中、3人の妖精たちがオーロラ姫に幸運の魔法をかけていく。ところが3人目が魔法を授けようとしたその時、“魔女”と恐れられる邪悪な妖精マレフィセントが現われ、“16歳の誕生日の日没までに、姫は永遠の眠りに落ちるだろう。そして、それを解くことができるのは真実の愛のキスだけ”と恐ろしい呪いをかけてしまう――。

誰もが知っている「眠れる森の美女」の、真実の愛のキスが魔法を解き、
オーロラ姫は王子のキスで目覚めるハッピーエンドのラブストーリー。
それは幼い女の子の憧れのみならず、少女から乙女になり、大人になっても、
心の中に燦然と輝く、「唯一人の真実の恋の相手」のバイブルだった―…。

それが…
邪悪な妖精の側にも実は、、という、
大人の事情を描き、でも、ベースはしっかり「眠れる森の美女」で、
ちゃんと、昔観たかつて子供だった観客に大人の視点でその物語をなぞります。
が、
魔法にかけられて」の時ほどじゃないけど、
なんだか観ながら、解り易いけど大人に迎合してる感を凄く感じて、
ディズニーのターゲットが明らかに大人中心になっているのを寂しく感じました。
(まぁ、、テーマは愛、母性、家族に違いないんですが、夢は砕け散ります)

なので、子供は観ちゃいけません(笑)
子供には、悪い魔法にかけられて眠らされていても、きっと素敵な王子のキスが
姫を魔法から目覚めさせる
・・その物語を心に刻んで大人になってほしい(笑)


これはアンジーの為の作品といってもいいくらい嵌っていました。
もっとシリアスかと思っていたのですが、そこはやっぱりディズニー映画。
そこそこコミカルなシーンも入れて、全体に温かな視線を感じました。でも、
だから余計にバランスの悪さを感じてしまったのかも知れません。コレ、オトナ向け?って。
オトナでもない、コドモでもない、中途半端な、そんな人が増えてきているのか?って。。。

とは言え、胸が熱くなったシーンもあり、キャストも映像もヨカッタ♪
エンディングのラナ・デル・レイの気だるい「ONCE UPON A DREAM」がすこぶるマッチ
それにしてもちっちゃいオーロラ姫、ブラピ似だと思ったわ

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8 コメント

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それぞれの楽しさ (q 特別に)
2014-07-19 23:50:43
うははは♪kiraさんも、乙女じゃないな!!!
私はね 100年間も寝てた人に会ったら
どんな人だって どびっくりすんだろーな

っていう解釈の 物語なのよ

アンジーならではの素敵さだったよね~
あのね 私はこの作品
CGクリエイターで参加している
亡き 三橋美智也氏の御子息で
三橋忠央氏が好きでね
彼は、色々と作品を作ってるんだけど
今回も彼の賛歌作品だったの
私も加工とかしてる分「技術にも」ワクワクして観てた
だからストーリーより
テクニックで堪能もしてたんだよ~
返信する
こんばんは (ituka)
2014-07-20 21:13:39
絶賛ですね~^^
ワタシはこの映画を観た後に、テレビでやってた『ソルト』を見たら
やはり、アンジーにはこういう役がお似合いだな~と再認識(笑)

いや、この映画がダメってことではないですよ(笑)
返信する
子どもの夢 (ボー)
2014-07-24 09:46:17
たしかに、大人に向けて新解釈風、というのが出てきましたね、ディズニー。
それはそれで面白いので、好きです~。
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q さん♪ (kira)
2014-07-27 07:05:13
ぃや~~っ
トシはとっても、心はずっと乙女でいたいのに、
この作品は男女の愛より親子の愛デシタ

q さんの視点もちょっとちがった角度からだったんですね

このストーリーでも、『ディズニーブランドだから』というのを
キャストにしても映像テクニックにしても大人の鑑賞に堪えるものにしていたと思います。
素敵なおとぎ話も、オトナ視点で書くと、内容は少女マンガ風味になり、そこは残念でしたが
魔女とカラスコンビがよかったわ。
返信する
itukaさん♪ (kira)
2014-07-28 20:24:15
ナンと申しましょうか・・・

ちょっと少女マンガ的な、
でも、オトナ主人公なのに?
で、微妙でありました

ま、ディズニーらしいといえばそうなんですが、
毎回言っていますが、最近のディズニーは大人に迎合、
子供は二の次、って感じを受けるんですよね~。
「男女間に真実の愛はナイ」って、子供に言うなよ~です!
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ボーさ~ん♪ (kira)
2014-07-28 22:04:19
昔、テレビは大人の時間が多くて、
子供なんて15分番組とか30分番組で、、、
ディズニーだけがこども目線で、思いっきり夢を与えてくれた!との想いがあるので、
やっぱり夢を砕く今回のテーマは、なんだかなあ~です
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なんかの (sakurai)
2014-08-09 11:12:50
情報番組見てて、あまりにアンジーの存在が大きすぎて、彼女はもう映画に出ない方が賢明だと思う・・・みたいなことを言ってた人がいたんですが、その通りだと感じました。
すごすぎますもん。マジに魔女に見えちゃう。
彼女だったら本当に出来ちゃうみたいな。そんな彼女が打ちのめされるのはあり得ないんでしょうね。
なんでディズニーは、頼りない男ばかり出すのか・・・。
それに逆に飽きてきた感もありますわ。
いや、映画はそれなりに見せて面白かったですがね~。何なんでしょうね、この納得いかない感は。
返信する
sakuraiさん♪ (kira)
2014-08-11 22:19:36
うん。アンジ―の為の映画でしたよね~。
嵌ってました。が、ただもうそこに尽きるってだけですよね~(苦笑)

>なんでディズニーは、頼りない男ばかり出すのか
それも含めて、
なんかオトメの夢を砕く、
女性を取り込んでおけば、もう安心(笑)みたいなディズニーはイヤです(笑)
返信する

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