to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

蒼い情報。。。

2007-09-30 00:00:33 | Heart pink
連ドラも終って、スペシャルドラマも終わり、
また「堂本~」だけになっちゃって、、、やっぱり淋しいので
情報を拾いにあちこち行ってたら、
「蒼い瞳のニュアージュ」の撮影が23日に始まってるらしい事、
ロケに参加した方のブログにも行き着いた。
う・・、遅れをとりました~~
某巨大サイト、覗くのが遅かったか、
エキストラも募集していたらしい。。。。。と、遠いけど行きたかったなあ

WOWOWのHPも更新されて、トップの恭子ちゃん素敵
主要キャストも発表されていました~
 http://www.wowow.co.jp/dramaw/aoihitomi/index.html
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アヒルと鴨のコインロッカー

2007-09-28 21:13:44 | the cinema (ア行)
   ちょっとだけ 神様を閉じ込めよう....

製作年度 2006年
上映時間 110分
監督 中村義洋
原作 伊坂幸太郎
脚本 中村義洋 、鈴木謙一
音楽 菊池幸夫
出演 濱田岳/瑛太/関めぐみ/松田龍平/大塚寧々

若手人気作家、伊坂幸太郎の同名小説を映画化。

大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。 (シネマトゥデイ)

ブロガーさんの間でかなりの方達が高評価していた作品なので、絶対見てみたかった。
気がつけば何処でも夜の上映。。。諦めかけていたけど、ありました!お昼の上映♪
いそいそと久しぶりの六本木まで行き、やっと観れました。

サスペンスだという事は知っていたので、どなたのレビューも観ず、予告も観ないで(最近予告で見せ過ぎが多いし)行って正解!

W主演の2人はホントに上手い。
濱田君はドラマ「平成夫婦茶碗~ドケチの花道」で、健気なお兄ちゃんでよく泣かされました(笑)
あまり大きくなってない気がしたけど、相変わらず飲み込んだ演技をする人。
瑛太もEITAのころから上手い。
デビュー作の「さよなら、小津先生」「リモート(蒼井優ちゃんとゲスト)」と、ドラマは殆どを観ていると思うけど、
いつも安定した演技で安心して観ていられる。


東京から初めて親元を離れた椎名の、一人暮らしにウキウキの大学生活への期待と緊張がコミカルに描かれ
いかにも怪しい瑛太の河崎が登場する。
この最初の2人の会話にもなっていない会話、やがて、あ・行っちゃうのね、、みたいな本屋襲撃にも
細かに伏線が張られていて見逃せない。

地方の学生街の雰囲気がボブ・ディランの「風に吹かれて」と、小心な平和主義者の椎名のキャラで、
どこか懐かしい70~80年代テイストから、
ミステリアスな「ペットショップの店長」の出現で雲行きが変わり、次第にサスペンスな展開になっていく後半。
たぶん、、もしかしたら、、はきっとあたっていても、惹き込まれます。

自分の信念に真直ぐで、見てみぬ振りが出来ない琴美が出した軟らかい答え"神様に目隠し"に
まるで母親のような対応だと思ったのは私だけでしょうか?
私たち日本人に時としてつきつけられる、いくつかの問題。
非常時にどう行動を起こせるか・・・などと自問しながらラストまできました。

ふとした事で係わり、親しくなった椎名とカワサキ。
帰京する椎名が残した「風に吹かれて」は、いつまで、どこまで聞こえるんだろう?

    The answer, my friend, is blowin' the wind.
       The answer is blowin' in the wind....

エンドロールが終って、場内が明るくなるまで誰も席を立ちませんでした。(満員でした。)
悲しい余韻もたしかにあって、それはつまり、自分は大人としてちゃんと生きてるかな?とか、
そういう少し後ろめたいような悲しさですが、
彼らの"神さま"は、椎名の後姿にも一人になったドルジにも、観客に向かっても歌い続けているんですね。
そこに救いを感じられました....
初めて行った窮屈な映画館だったけど、観れてよかったです
コメント (24)
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虹の女神 Rainbow Song

2007-09-26 12:14:46 | the cinema (ナ行)
  いつも近くにいた―
製作年度 2006年
製作国・地域 日本
上映時間 118分
監督 熊澤尚人
脚本 桜井亜美/齊藤美如/網野酸
音楽 山下宏明
出演 市原隼人/上野樹里/蒼井優/酒井若菜/相田翔子/小日向文世/佐々木蔵之介/尾上寛之/田中圭/田島令子

映像制作会社に入社したての岸田智也(市原隼人)は、ドジな性格が災いして上司の罵声を浴びる毎日を送っていた。そんなある日、智也の大学時代の親友、佐藤あおい(上野樹里)が、アメリカで命を落としてしまう。智也はあおいの家族を空港まで送るが、目の不自由な妹のかな(蒼井優)が渡米しないと言い出す。 (シネマトゥデイ)


単純で脳天気、でも目の前の事にいつも一生懸命。
受身でひとりでは何も出来ない、キミが居たから輝いていた―智也の青春。

最悪の印象のストーカー青年だった智也が
夢に向かって積極的に進むあおいの人生にかかわっていく―虹を見たあの日から

あおいにどつかれ主演俳優としてキスシーンも演じた
妹と3人でお祭りにも行った
スピード恋愛もした、、、あおいと一緒に。

いつも先を歩いているあおい。
そんなあおいがアメリカ行きを前に、オンナ心を垣間見せたのに
大切な時に、大事なものに気がつかず
いつもの明るい友達のまま、背中を押してしまう。。。

きらきらと輝いていた青春時代のほろ苦い終焉

代筆の手紙、虹を見た日の紙幣のリング・・・
秘めた想いを胸に、傷ついたまま帰らぬ人となったあおい・・・

幼すぎる25歳の智也と、不器用すぎるあおいを
市原隼人くんと上野樹里ちゃんが、爽やかに、鮮やかに演じていました
もどかしく、切ない、帰りこぬ青春の痛みを思い出させる1本。
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麦の穂をゆらす風

2007-09-22 10:48:03 | the cinema (マ・ヤ行)
  願ったものは同じだったはずだった・・・

原題 THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY
製作年度 2006年
上映時間 126分
監督 ケン・ローチ
出演 キリアン・マーフィ/ポードリック・ディレーニー/リーアム・カニンガム/オーラ・フィッツジェラルド/メアリー・オリオーダン/メアリー・マーフィ

1920年アイルランド、英国による圧政からの独立を求める若者たちが義勇軍を結成する。医師を志すデミアン(キリアン・マーフィ)も将来を捨て、過酷な戦いに身を投じていく。激しいゲリラ戦は英国軍を苦しめ停戦、講和条約にこぎつけるものの、条約の内容をめぐる支持派と反対派の対立から同胞同志が戦う内戦へと発展する。 (シネマトゥデイ)

当時のアイルランドは長く続く英国支配の下で、人々の暮らしは貧困を極め
アイルランド独自の言葉(ゲール語)を話す事さえも禁じられていた。
デミアンはロンドンでの医師としての仕事も決まり、故郷を離れる前に禁じられているハーリング(アイルランド、独自のスポーツ)を仲間と楽しむが
幼い頃からお世話になった家族に挨拶に行ったところに、武装警察隊「ブラック・アンド・タンズ」が現れる。
横柄で屈辱的な取調べに反抗したこの家の17歳のミホールは、ゲール語でアイルランド名を答えた為に納屋に連れ込まれ、殺されてしまう。

ミホールの葬儀で、村の女性たちが死者を悼んで歌う"麦の穂をゆらす風"
この日、若者たちは武器を持ってアイルランドの独立の為に戦うことを決意、デミアンを誘うが、英国軍の強大な力には勝てないと断る。
そんなデミアンに運命を分ける出来事が、まさに故郷を離れようとする時に起きてしまう。

医者となって病んだ人たちを助けたかったデミアンが
戦うために必要な銃を手に入れるために兵士を撃つ。
ゲリラ戦を繰り返す中では裏切りもある。
仲間を守る為に、幼馴染をも・・・
「(幼馴染の命を奪ってまで)意味のある戦いなのか」悲鳴のようなデミアンの言葉に答えは無い―

彼らは多くを失い、やがて痛手を負ったイギリス軍から休戦を勝ち取る。
しかし、つかの間の平和の後に訪れたのは兄弟の分裂、仲間の分裂。
完璧な自由か、アイルランドを分断する講和条約を受け入れるか―悲劇を重ねていく内戦の始まりだった。

そして主が入れ替わった建物の中で繰り返される悲劇...。
―愛するものを奪われる悲劇を、なぜ人は繰り返すのだろう―


今も北アイルランド問題を抱える英国を論争の渦に巻き込んだ問題作。

暴力とは無縁の若者が、貧しい民衆の為に銃を手にレジスタンス運動に身を投じていく
引き返せない道を突き進んでいくデミアンの人生に慟哭。。
舞台となったコーク出身だというキリアンの静かな熱演に心が震える。
失われた兄弟の絆、残していく愛、奪われたたくさんの命、、、
正義と信念から、やがて苦しみと悲しみに満ちていく兄弟の姿に泣かない人はいないだろう....

胸が痛くなるシーンの連続で、人間の愚かさと向き合うことになっても目を背けないで観てみたい1本
ケン・ローチ監督、凄いです
コメント (18)
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ディパーテッド

2007-09-19 00:04:26 | the cinema (タ行)
   自分を取り戻したい男と 自分探しを演じる男

香港映画『インファナル・アフェア』をリメイクしたアクションサスペンス。

原題 THE DEPARTED
製作年度 2006年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 152分
監督 マーティン・スコセッシ
出演 レオナルド・ディカプリオ/マット・デイモン/ジャック・ニコルソン/マーク・ウォールバーグ/マーティン・シーン/レイ・ウィンストン/ヴェラ・ファーミガ/アレック・ボールドウィン

犯罪者の一族に生まれたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業。しかし、警察に入るなり、彼はマフィアへの潜入捜査を命じられる。一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられて育ったコリン(マット・デイモン)は、内通者となるためコステロの指示で警察官になる。 (シネマトゥデイ)

4年前のオリジナルは、映画好きの友人と、鑑賞後興奮しまくりだったので、
ラウをマット・デイモンって聞いて、忙しかったのもあり見逃してました。

が、思ったより良かったです!
闊達で抜け目のない、エリート意識過剰なコリンが
じわじわと心理的に追い詰められていく後半からが見ものでした。

激しい暴力シーンがありながら、どこかテンポの悪い前半から中盤までも
ディカプリオの演技で引っ張り込まれた。
凶悪な犯罪にまみれる世界に身をやつした男の、恐怖と孤独と絶望に襲われる日々を
ディカプリオが熱演やっぱり凄い役者なんだと実感。

残忍で凶暴なマフィアのボスのジャック・ニコルソンは存在感有りすぎ、
コステロの狂気をこともなげに伝えてくるのは凄い

オリジナルは、とにかくスピーディで男たちが美しかったけど、
このハリウッド版は、リアルで非情で力強い映像。
大分忘れていますが、ストーリーは同じで、全く同じシーン、同じセリフがありながらも
演じる役者の強烈な個性もあり、別な作品に仕上がっていて良かったと思います。
エンディングは意見が分かれるかも知れないけど、ハッキリスッキリのラストはハリウッドらしくて
私的には、アリでした!

ただ・・・女医役、、、他にいなかったんでしょうか
コメント (16)
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WOWOWドラマ放送日決定

2007-09-17 14:21:56 | Heart pink
ファンの方から公式に書き込みがあって、ドラマの放送日が
11月25日 午後10時 に決まったようです。

おそらくDVD化されるでしょうが、さらに待たなくてはなりません。
ああ・・・WOWOWご覧になれる方、羨ましい

『青い瞳とニュアージュ』原作者
松岡圭祐さんのサイト
 http://wwwhttp://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200706000016.senrigan.net/menu/

原作本発売日 9月22日~もうちょっと
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HERO

2007-09-15 23:22:51 | the cinema (ハ行)
製作年度 2007年
製作国・地域 日本
監督 鈴木雅之
脚本 福田靖
音楽 服部隆之
出演 木村拓哉/松たか子/大塚寧々/阿部寛/勝村政信/小日向文世/八嶋智人/角野卓造/児玉清/松本幸四郎[9代目]/森田一義/中井貴一/綾瀬はるか/国仲涼子/香川照之/岸部一徳/石橋蓮司/イ・ビョンホン/伊藤正之/正名僕蔵/田中要次/古田新太

東京地検城西支部に再び戻った久利生(木村拓哉)は、ある傷害致死事件の裁判を任されるが、容疑者が初公判で犯行を全面否認、無罪を主張したために思わぬ事態を迎えてしまう。被告側の弁護士・蒲生(松本幸四郎)は“刑事事件無罪獲得数日本一”の超ヤリ手。さらに事件の背後には、大物政治家の花岡練三郎(森田一義)が糸を引いていることを突き止める。 (シネマトゥデイ)

6年ぶりに城西支部に帰ってきた久利生が、柴山(阿部寛)から引き継いだ傷害致死事件を
"辞め検"弁護士の蒲生を相手に闘っていく物語。

正直連ドラも、2,3回観た記憶がある程度だし、そんなに期待していた訳じゃなかったので
TVの予告で仕入れた情報だけで観に行きました。

ストーリーは始まって結構すぐに予想がつく展開。
やはり、これはスペシャルの域を出ていないのでは?ってか、やっぱりプロットが
同局の大ヒット刑事ドラマのスペシャル版に激似なんだもん~
検察庁か所轄かの違いこそあれ、キムタクと松さんの関係は○島刑事とす○れさん。
事件とは無関係にみえる、複数の拘留中のスリとか放火犯とか・・が関係してくるラスト近くとか・・・

昨年夏放送のスペシャルを観ていたほうが、より楽しめるかも知れませんが
それでも、ゲスト出演者との関係がいまひとつ解かり難くても、あまり問題なく、
テンポの良さはあるし、コネタもあって、軽い感じで楽しめると思います
お約束の通販シーンで始まり、マスターの「あるよっ」も健在で、ファンにはここは堪らない
だけど、ラストはね~。。スペイン語ー>翻訳機で終っても良かったような。。結構びっくりしたよ~
イ・ビョンホンは(友情出演)となっていましたが、これって韓国でも絶大な人気を誇るキムタクファンへの軽いサービスなのでしょうか(笑)
ほとんど1分も映ってないし

脇を固める個性豊かな俳優陣も、連ドラ放送のころに較べ出演作が中った阿部ちゃんを初め
その個性ゆえにその後の作品のイメージも被り、はっきりいって新鮮味に欠けた感じ。
まあ、それだけ役者として活躍しているってこともあるんだけど・・・。
ヒマにまかせて主要メンバーの出演作をリストアップしてみた。
以下はフジテレビのみの連ドラ、SPドラマ私の知る限りだけど。

阿部寛='06「結婚できない男」'05SP「空中ブランコ」'04「アットホーム・ダッド」「アットホーム・ダッドSP」・SP「女の一代記」'02「ウエディングプランナー」'01「アンティーク」「できちゃった結婚」
勝村政信='06「小早川伸木の恋」'05「スローダンス」'04SP「イヌと呼ばれた男」'03「ハコイリムスメ!」「ダイヤモンドガール」「熱烈的中華飯店」'02「薔薇の十字架」'01「スタアの恋」「ファイティングガール」
小日向文世='07「牛に願いを」「アテンションプリーズSP」'06「僕の歩く道」「アテンションプリーズ」'05「がんばっていきまっしょい」'04「めだか」「ウォーターボーイズ2」「僕と彼女と彼女の生きる道」・SP「八つ墓村」'03「僕の生きる道」'02「天才柳沢教授の生活」「ビッグマネー!」「救命病棟24時SP」'01「さよなら、小津先生」「救命病棟24時」「白線流し~旅立ちの時」
八嶋智人='06「Ns'あおい」、SP'04「ワンダフルライフ」SP「古畑任三郎すべて閣下の仕業」'03「ウォーターボーイズ」「美女か野獣」'02「空から降る一億の星」「初体験」
大塚寧々='06、'03「Dr.コトー診療所」'04「Dr.コトー診療所」SP
児玉='06「トップキャスター」「危険なアネキ」'04「ラストクリスマス」'03「美女か野獣」'02「恋ノチカラ」

ってか、私もよく観ていたわね、ほとんどながら観なんだけど
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プライドと偏見

2007-09-13 01:48:39 | the cinema (ハ行)
原題 PRIDE & PREJUDICE
製作国・地域 イギリス
製作年度 2005年
監督 ジョー・ライト
出演 キーラ・ナイトレイ/マシュー・マクファディン/ドナルド・サザーランド/ブレンダ・ブレシン/ロザムンド・パイク/ジュディ・デンチ

「ブリジット・ジョーンズの日記」の基になった、ジェーン・オースティンの小説「自負と偏見」を映画化したラブストーリー。

18世紀末、女には相続権がなくイギリスの田舎町に住むベネット家の母親は、5人の娘たちの行く末を心配していた。ある日、近所の豪邸に大金持ちで独身男性のビングリー(サイモン・ウッズ)が引っ越してきた。 (シネマトゥデイ)

パーティーに現れた資産家で独身の男性2人。
ピングリーとその友人ダーシー(マシュー・マクファディン)は、当時数少ない男女の出会いの場である舞踏会で、皆の注目の的。
吾が娘を玉の輿に、という母親の気合をよそに、ピングリーとベネット家の長女はすぐに惹かれあう。
知的な次女、エリザベス(キーラ・ナイトレイ)はダーシーに声をかけるが、彼はダンスにも女性にも関心を示さず、
それどころか、自分を侮辱する言葉を聞いてしまい、その傲慢さを嫌う。
最悪の印象をもった初対面から、姉とピングリーの恋愛に絡んで、このあとも気まずい出会いをするエリザベスとダーシー・・・

富豪を鼻にかけ上からものを言ってくる婦人たちと渡り合うエリザベス
それをみつめる寡黙な男、ダーシー・・・
陰気で冴えない、神経質な失礼な男。が、いつの間にか印象が変わっていく
まるで好みじゃないはずのマシュー・マクファディンがなんともいえず素敵に見えてくる
キーラは、勝気で聡明なエリザベスを表情豊かに演じていてとっても素敵~


オール・イングランド・ロケだという美しいイングランド北部の風景。
200年前の実際の建物、豪華なチャッツワースの天井画や彫刻にも一見の価値アリ。
美しい田舎町。そこで繰り広げられる、明るくイキイキとした5人姉妹の日常は、
"結婚が人生の全て"の女性の男性選びの日々。
遺産を相続する男子がいないベネット家の母親の、浅ましいまでの売り込みもけっこう楽しい
いつも優しく穏やかな父親(ドナルド・サザーランド)とエリザベスのシーンでは自然と熱いもので満たされる

            

雄大な自然の中で綴られる、瑞々しいラブストーリー
ピアノの音色も心地よい素敵な作品、お気に入りになりました


余談だけど・・
エリザベスに「愚か者」呼ばわりされる従兄のMr.コリンズはムーミンに激似で、なんか可笑しいしネ
ダーシーの幼馴染のウィッカム(ルパート・フレンド)は「パイレーツ・オブ・カリビアン」でのキーラの恋人、オーランドに似ていてちょっと笑った
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ディック&ジェーン 復讐は最高!

2007-09-10 21:20:33 | the cinema (タ行)
原題 FUN WITH DICK AND JANE
製作年度 2005年
監督 ディーン・パリソット
出演 ジム・キャリー/ティア・レオーニ/アレック・ボールドウィン/リチャード・ジェンキンス

77年のジョージ・シーガル、ジェーン・フォンダ共演『おかしな泥棒ディック&ジェーン』のリメイク作品。

IT企業・グローバダイン社で働くディック(ジム・キャリー)は、妻ジェーン(ティア・レオーニ)と息子とのリッチな家庭生活に満足していた。
だが昇進したばかりのある日突然、同社のCEO(最高経営責任者)であるマカリスターは自社株のほとんどを売り払って自分だけ大儲けした後、会社を破綻させるてしまう。
失業し、生活費にすら困ったディックとジェーンは思わずコンビニ強盗に手を染めてしまい、味をしめたふたりは強盗を繰り返すように
やがて嘗ての同僚たちの悲惨な現実をみて、ディックはマカリスターから大金を奪い、復讐しようと計画する。

久しぶりのジム・キャリー作品はやっぱり楽しい
楽しいけど、笑っちゃったけど、なにか心からスカッとしない。

それは日本でも多く見られた、サラリーマンの悲哀があまりにもストーリーとシンクロするから。
マイホーム購入直後の倒産―
「若干名採用」に列を成す就職希望者―
それらのニュースや特集などの記憶が甦り、「・・そうそう、そぅなのよねぇ~」
と、シミジミしちゃったりして

ビビリながらの勢いコンビニ強盗
夫をたき付ける訳でも、諌めるでもなく只一緒に行動する妻のティア・レオーニ、最高
成功しちゃったから、今度は変装して成功し調子付いていく辺りは素直に可笑しかったけど
そのまま、最後の「復讐成功」~で、なんか誤魔化されちゃった感じ?
ここで一緒に観ていた子供がツッコミ~「終りかよっ」

オリジナル版、ジェーン.Fも、ジョージ・シーガルも好きだったのになぜかこれ、(たぶん)観ていない。
若い時のほうが何も深く考えないで、楽しめたかも知れないのに、残念
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「生きる」

2007-09-09 20:52:13 | Weblog
もう直ぐですよ~♪
録画の用意はいいですかー?

テレ朝、もうすぐ、9時からのスタートですよ!
なかなかの感動作みたいだし、恭子ちゃんにぴったりの役のようです♪
黒澤ドラマスペシャル
楽しみですね~
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ラッシュアワー3

2007-09-09 14:20:06 | the cinema (ラ・ワ行)
  とにかく 真田広之がカッコイイ のだ!

原題 RUSH HOUR 3
製作年度 2007年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 100分
監督 ブレット・ラトナー
脚本 ジェフ・ナサンソン
出演 ジャッキー・チェン/クリス・タッカー/ヴィニー・ジョーンズ/真田広之/ノエミ・ルノワール/工藤夕貴/ロマン・ポランスキー

在米香港領事館の大使が、中国マフィア“シャイシェン”の存在を突き止めたために狙撃される。一命をとりとめた大使と娘を守るかたわら、シャイシェンを追跡することになったリー捜査官(ジャッキー・チェン)とカーター刑事(クリス・タッカー)。事件を解く鍵がフランスにあることを突き止めた2人は、パリへ飛ぶが……。 (シネマトゥデイ)

久しぶりの映画館~ってことで、「HERO」を観ようと云う事になっていたんだけど、
「フジの映画って、なんかDVDでもよくない?」「それ、あるかも」
『踊る~レインボーブリッジを封鎖せよ』以外、DVDでもいいかっ・な雰囲気なので、急遽予定変更。

笑いどころ満載!って感じではなかったし、ちょっと中弛み?もナイではないけど
楽しめました~!
特に序盤からあんな登場の仕方をしてくれるとは思わなかったので、真田さん結構嬉しかった

なんといっても今回の見所は、エッフェル塔でのジャッキー真田広之のシーン!!
高所恐怖症の私は、足の指がジンジンしっ放しでした
スタントを使わないでこなしたという、実際の真田さんのアクションシーンは凄いです
少し年を取ったジャッキーも頑張ってますが、インタビューで彼も絶賛していた、身のこなしの綺麗さと迫力に見入っちゃいました!
そして、もうひとりの日本人、工藤夕貴ものアクションを披露してます

凱旋門をバックのカーアクションも楽しいかったけど、
今回はけっこう笑いを取りにいったというより、アクションシーンが楽しめた感じ。
クリスとジャッキーは、二人だけの掛け合いは面白くないけど、
日本人俳優や、フランスの俳優が介在することで可笑し味が増した印象だった

「ラストサムライ」では、その風貌のせいかケンさんに注目が集中して、少しわりをくった真田さん。
作品に向ける情熱をいつも感じて、好きな俳優のひとりなので、今回の活躍が嬉しい。
これからもアクションにこだわらず、色んな作品で活躍して欲しいなぁ

エンディングのNGシーンも笑えるし、撮影中のアクションの激しさも見れて、最後まで楽しませてくれます。
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ゆりかごを揺らす手

2007-09-08 00:54:33 | the cinema (マ・ヤ行)
―ゆりかごを揺らす手は 世を支配する手なり―

原題 THE HAND THAT ROCKS THE CRADLE
製作年度 1991年
上映時間 110分
監督 カーティス・ハンソン
出演 アナベラ・シオラ/レベッカ・デモーネイ/マット・マッコイ/アーニー・ハドソン/ジュリアン・ムーア/マデリーン・ジーマ

逆恨みした女の復讐劇を描いたサイコ・スリラー。

二人目の子どもを妊娠中のクレア(アナベラ・シオラ)は受診した産婦人科の医師にセクハラされたとして医師会に訴えた。
その事件は大きな社会問題にまで発展し、ついに医師はピストルで自ら命を絶つ。その妻で妊娠中のペイトン(レベッカ・デモーネイ)は財産を奪われ、ショックで流産してしまう。
全てを失ったペイトンは半年後、クレア一家にベビー・シッターとして接近。しだいにその狂気を剥き出しにしていく。

ペイトンはまず、クレアからジョーイを奪い、幼いエマも手なずける。
家族から慕われていた知的障害を持つ使用人ソロモン(アーニー・ハドソン)を罠にはめ・・・

一方は愛する夫を亡くし、母になることも叶わず、棲家を追われた女。
対して、一方はもう一人の家族を迎え、喘息の持病はあるものの、愛する家族や
友人夫婦に囲まれて今も変わらない幸せな日々。
絵に描いたような善良で温かい家庭が、日常生活のトラブルを機に、
知らないうちに復讐のターゲットになっていく。

最初夜中にこっそりジョーイの授乳をし、そのうちクレアから母乳を飲まなくなる、母親としての役目を奪ってくペイトン。
いろいろな物を使って小細工をし、クレアを罠にはめて少しづつ勝利を確信していく彼女はぞっとするくらい怖ろしい。

どこにでも居そうな只のちょっと裕福な家庭の主婦でしかないクレアは、いとも簡単に罠に掛かり次第に家族との距離を感じ孤独をつのらせる。
次々に仕掛けられる小細工を予測できるこちら側のほうが、少しドンくさいクレアより先に恐怖を感じてしまう

レベッカ・デモーネイの静と動の切り替えの見事な演技!
キレたシーンの迫力は心臓が痛くなるほどだけど、
失った夫のかわりにマイケルに近づき、吾が子のようにジョーイに授乳する顔に
怖さとともに切なさも感じる
クレアの友人、マリーン役のジュリアン・ムーアも存在感があり、
エマ(マデリン・ジーマ)は可愛いだけじゃないなかなかの名子役!

実は十数年前一度観ているのだけど、あまりの怖さに途中数分間が観れていない
なまじ一度観ているから余計に怖かった部分もあるが、
サスペンスとしての見応えとともに、「信頼」できる人間関係ということも考えさせられ、
感動できた1本
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理想の女

2007-09-05 23:49:59 | the cinema (ラ・ワ行)
すべてを知り尽くした女と、何も知らない女―

制作:2004 イギリス、スペイン、イタリア、アメリカ、ルクセンブルグ
監督:マイク・バーカー
脚本:ハワード・ハイメルスタイン
出演:スカーレット・ヨハンソン/ヘレン・ハント/トム・ウィルキンソン/スティーヴン・キャンベル=モア/マーク・アンバース

原作は文豪オスカー・ワイルドの名戯曲『ウィンダミア卿夫人の扇』
舞台を19世紀末イギリスから1930年代のイタリアに移し換え、主要人物もアメリカ人として映画化。

舞台は南イタリアにある一流の避暑地アマルフィ。
ニューヨーク社交界の華、富豪のロバートと新妻のメグは幸せなバカンスを送るはずだった。
数々の著名な男性との愛人遍歴をもつ、アーリン夫人がロバートに近づいてくるまでは・・・。

骨董屋で妻への誕生日プレゼントを選んでいたロバートに、難なく近づくアーリン夫人。逃げて~ロバート(笑)
その夫人の勧める扇をいかにもあっさり購入し、何も知らない妻にプレゼント。
純粋なメグは足をバタバタさせて喜ぶ・・メグ~~

そんな可憐なメグに一目惚れしたプレイボーイや
2度の離婚歴を持つ老紳士、
世話好き噂好きな老婦人。
お金もヒマも持て余す、貴族たちのおしゃべりが楽しい。
哲学的ともいえる台詞の応酬も、数々の名言を残したワイルドの作品らしいシニカルさでもって
この時代の社交場で語られてなんの違和感もない。

だけど、虎視眈々、獲物を狙う性悪女=ヒマとお金だけはある男にとって別に危険ではないってことも
あまり強調されると可笑しい

煌びやかなドレスに、豪華なアンティークジュエリー。エレガントな装飾品の数々に目が曇ってしまったのか、
私とした事がすっかり、騙されてしまって....いいようにやられてしまったわー=3
              
思えば、アメリカを出る時に、アーリン夫人が宝石をどんどん換金していくシーン。
あの思い切りの良さは、単に一か八かの賭けの為のシーンだったわけではなく
人の顔色なんかに振り回されない、
たった一つの大事な物以外には執着しない彼女のスタイルを象徴していたものだった!

瑞々しい若き妻を演じたスカーレット・ヨハンソンの可愛らしさ
時に媚、時に優しさを湛えたヘレン・ハントにはやられた
特に声がイイ
羽根の上を転がる水滴のような・・と言えばいいだろうか、好きな声、話し方だった。

1時間30分の起承転結もすっきりとして楽しめ、
後味の良い上質な作品でした。

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おまけ『理想の女度』チェック~
公式HPのSpecialへ http://www.gaga.ne.jp/goodwoman/special/index.html
コメント (16)
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WOWOWドラマ原作本

2007-09-05 22:45:53 | Heart pink
                   
9月22日、角川から発売される「完全版」は恭子ちゃんの表紙!

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200706000016

もう少しガマンしましょう
コメント (2)
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今夜の「堂本~」

2007-09-02 22:48:22 | Heart pink
ゲストは加山雄三さん
海の男加山雄三ロマンと半生▽キンキ新曲
と、ありますので、今夜も恭子ちゃんのニコニコ顔をみるだけかなあ・・・

ところで、昨日のテレ朝の「生きる」のメイキング&ナビ、
ご覧になりましたか?
――あなたにとって、"生きる"とは?
――余命数ヶ月の宣告をされたら、なにをしますか?

恭子ちゃんの答えは、らしいものでした。。。(あなたにとって"生きる"とは?に)
誰かに必要とされたい

「生きる」HPが更新されて、予告動画も観れます。
 http://www.tv-asahi.co.jp/ikiru/
個性豊かなオジサマたちにかこまれて(笑)面白そうです!
第一夜の黒澤ドラマもかなり面白そうですよ~。同じHPから飛べます。
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