to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

ヤング≒アダルト

2012-02-28 23:17:20 | the cinema (マ・ヤ行)
あなたは、ワタシを、笑えない。
原題 YOUNG ADULT
製作年度 2011年
上映時間 94分
脚本 ディアブロ・コディ
監督 ジェイソン・ライトマン
出演 シャーリーズ・セロン/パットン・オズワルト/パトリック・ウィルソン/エリザベス・リーサー

仕事も恋愛もうまくいかない30代の女性が、妻子のいる元恋人と復縁しようと大騒動を繰り広げる人間ドラマ
37歳でバツイチ、恋人もいない、執筆中のヤングアダルトシリーズは終了間近で新作の予定も決まっていない自称作家のゴーストライター、メイビス (シャーリーズ・セロン)は、うかない日々を過ごしていた。そんな中、高校時代の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)の妻から子どもが生まれたという内容のメールが届く。バディとヨリを戻し青春時代の輝きを取り戻そうと考えた彼女は、故郷の町へ舞い戻るが……。

一応映画サイトの紹介記事に「ドラマ/コメディ」とありましたので、
ここ数年のアチラのラブコメは私的には外れっぱなしだったので迷っていましたが、、
全く笑えない、ドラマでした。
シャーリーズ・セロンの勘違い女っぷりが"ホラーだったのかー"なくらいの勢いですから(笑)

なんだかなあ~。仕事も終了間近で次がないし、今の原稿だってちっとも進まないのよ。
あ~あ、この男もときめかない、ツマラナイ。・・・こんなハズじゃなかった。
だっておかしいじゃない?同級生の誰よりもきれいで、頭も良くて人気者だった私が、
人並みに幸せじゃないなんて?
私の書く小説の中のヒロインは昔の私で、みんな幸せなのに・・・。
あら、昔私にぞっこんだったバディから赤ちゃんの写真つきメール。
田舎には帰りたくないけど、この際だからガマンして帰るわ。
バディだって田舎娘のべスより、私に会えばきっとまた私を選んでくれるはず。
だってバディに似合うのは私なのよ

ミネアポリスの部屋は散らかり放題だけど仕事優先よ、気にしないわ。
パソコンとお酒とコーラがあればなんとかなるし、
愛犬だって大人しくてイイコだから可愛がってるし、
だけど、高校時代ずっと人気者だった私が幸せになれないなんて、世の中がおかしい!
さて~、こうしちゃいられないわ。彼と盛り上がったあの頃の曲を聴きながら出発よ。
ゴージャスにキメるのは、着いてからでいいわね、
だってめんどくさいし、バディ以外の人にどう思われたっていいんだもーん。

と、
バツイチ、恋人なし、アル中気味、仕事は崖っぷち、
でも容姿には絶対の自信があるメイビスは、バディ獲りに向けて出発したんですが・・・

パソコンに向かって書いている彼女のティーン向け小説が、
止まったままの彼女の精神年齢をそのまま現しているの。
誰が見ても奇行にしかみえないアタックも、その執念も、
可笑しいのだけどあまりにイタ過ぎて笑えないざんす。
ちょっと頑張りすぎなメイクも手伝って恐怖さえ覚えるくらい(笑)

最初ッから解っている勝負に、他人の忠告にも聴く耳を持たないので
恋する女ではなく、只のストーカー状態。ちょっとホラー入ってたかも(笑)

だけどね、故郷最後の一夜は理解できないしどうかと思ったけど、
もうね、アナタはそのまま頑張りなさいって、応援したくなったわ
過去の男も、昔のアナタも決して現在を変えてくれないけど、
ワインの染みを隠さず堂々歩いていけば、そんなアナタをカッコイイと言ってくれる
ステキな出会いがあるかも?いえ、きっと。
ヤングアダルト小説を卒業したら、あると思うわ~。

反面教師とするにしても好みが分かれる作品でしたが、
シャーリーズ・セロンの成りきりぶりが凄いです♪

書けない崖っぷち女流作家というところで、恭子ちゃんの「恋愛戯曲~私と恋におちてください。~」を思い出しました。
まるでティストは違いますが、リアルで恋をしていない恋愛作家というところは同じかな。
私はどちらも結構楽しめました。
コメント (10)
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平清盛 第8回

2012-02-27 23:06:34 | TV dorama

脚本 藤本有紀
演出 柴田岳志
制作統括 磯智明
音楽 吉松隆
語り 岡田将生
出演 松山ケンイチ/中井貴一/上川隆也/藤木直人/玉木宏/田中麗奈/加藤あい/豊原功補/堀部圭亮/三上博史/檀れい/りょう/井浦新/尾美としのり/山本耕史/加藤浩次/松雪泰子/阿部サダヲ/小日向文世
第8回 「宋銭と内大臣」15.0%
1136年、清盛(松山ケンイチ)は博多にいた。宋から運ばれてきた品々を前に、清盛は忠盛(中井貴一)が朝廷を通さず、密貿易をしていることを知る。一方、朝廷では藤原忠実(國村隼)の子・頼長(山本耕史)が内大臣に就任。頼長は乱れた朝廷を粛清するといきまく。頼長は、ひょんなことから平氏の密貿易を知り、清盛を自らの屋敷に呼びつけ尋問する。清盛は宋銭を見せながら、交易によって国は豊かになると頼長に説く。

今回は平氏一門を支えてきた忠盛の裏の事業である博多での密貿易を現地で知らされる清盛と、
帰京してからその密貿易の品が内大臣となった頼長に献上されたことで
神経質で細かい男・頼長に清盛が呼び出され、二人が対決するシーンが見所でした。


初めて宋銭を見て、それで物が買えることを知り心を弾ませる清盛は
オウムを気に入り、10貫で買ったのですが、この当時の日本では、まだお金でモノを買うということは無かったのですね。
兎丸はそれらを京の市場に並べ、買う人に必ず「ここで買った事は内密にな」と言って売っていたのです。
そのオウムを源為義が買い、頼長に献上した折にオウムがクチを割り(笑)
清盛は頼長に呼び出される次第になったわけです。。。

「殿上の闇討ち」といい、今回のオウムといい、義朝パパは平氏の邪魔ばかり
そんな為義ですが、遙か東国からの義朝のウソの手紙は読み解くのですね。
さすがは親子、心配をかけまいとする義朝の性格を見破っていました。

さて、宮中では宴が催され、乞われて警備の佐藤義清が歌を詠むのですが、
その時に庭に咲いていたのは、かつて鳥羽院が璋子の面影をみていた水仙から得子の好きな菊へと変わり
その権勢の移ろいを感じ、璋子への想いを馳せる義清。
後日崇徳帝に呼ばれた義清は、鳥羽院の前で歌を詠んだのに嫉妬する帝に迫られまする・・。
フミくんが危ないっっ


崇徳帝17歳 佐藤義清18歳     頼長16歳    清盛18歳 

密貿易がバレた事を受け、窮地に立たされた格好の平家では、清盛の弟に縁談があった時期。
どこぞの姫と付き合っていたらしい家盛クンでしたが、我が道を行く清盛のためというより
平家の為にその好きな姫を諦め、縁談を受けることにするんですね・・。ちょっとキュンでした。
源家を訪ねた由良姫が自分を娶れば源氏に役立つというセリフからも、
清盛と明子の結婚が、平家に落した影、弟の結婚にまで影響したと思わせる流れ。
今回も凄く脚本の上手さを感じました。

忠盛が院宣を偽造した書類を、頼長に突きつけられた清盛が、兎丸になんで言い返さなかったんだと言われて
清盛が「言い返さなかったのではない。言い返せなかったのだ」というんですね。
面白きこと、正しきことばかりでは 
この男に太刀打ちできない、世の中を変えられないと悟った清盛くん、しっかり成長しています。
そして、明子に子供が出来たと告げられて大喜び 
                     
予想はしていましたが、今回時子・恭子ちゃんのシーンはありませんでした。
まあ、登場人物がめちゃ多いですからね・・仕方がないです。でも、
来週は崇徳帝の弟・雅仁親王として松田翔太くんが初お目見えですし、
またもどんな対決シーンになるのか?とっても楽しみです♪
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表紙です

2012-02-27 15:17:37 | Heart pink

ケイコとマナブ4月号 2/25発売

ハイウェイウォーカー 東日本版、北海道版ともちょっと芹菜っぽい♪

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Wish ・・・・

2012-02-27 02:33:31 | Weblog

「神様、もう少しだけ」ドラマ感想は6話でストップしたままですが、
観始めると1話で止められず、次々と観てしまい・・止められません。
今夜も、もう少しだけ・・・

S.E.N.S - Brightness


03) Kirara by Kudo Shizuka


Wish - SENS


TOPの画像は、最終回のロケを行ったチャペルです。




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明日は「清盛」~♪

2012-02-25 22:01:47 | Weblog

恭子ちゃんが出演するということで観始めた私ですが
完全にはまっています♪
今までの大河はもれなく1ヵ月で興味を失ったカンジでしたが、これは面白い♪

ただ、、一般的に余り知られていない平安末期が舞台ということで、
いわゆる役者の汚しであるとか、古の空気感の演出用コーンスターチの霞んだ映像とかに
批判があったり、
登場人物の年齢設定に想像がいかなかったりという視聴者が多いのも残念ですが、
私としては派手な戦国ものを繰り返されるより新鮮で、
スタッフの方には思い切り、丁寧に、その時代を逞しく生きた人々を映していって欲しいです。

清盛の青春篇(笑)少しずつオトナに近づいているのさえ勿体無く(笑)残念なくらい、
人間味溢れる「平清盛」明日の放送が楽しみです♪

「平清盛」深田恭子インタビュー「初恋の人には勝てない」


昨日の「ヤッターマン」DVDお持ちの方はご覧にならなかったのでしょうか~。
やっぱりブツ切れ感は否めませんが、結局観ちゃいました(笑)

1作品の劇場リピート鑑賞としては最高の7回を記録した「ヤッターマン」
これは映画館で観たほうがやっぱり楽しい
それでもダイドコロンのドロンジョ椅子に座るなり、首ががくっと後ろに行くところとか
右手でヘッドマスク(?)を抑えながら体制を整える姿がマンガチックで可笑しい
ウエディング姿も、お豆腐新妻も、妄想シーンもグッド
恭子ちゃんはホント、可愛い乙女ドロンジョさまでした~。

さて今日は撮休なのでしょうか?
富豪メンバーに升さんから集合がかかったみたいで「捜査会議」らしいですね(笑)
久々のメンバーもいるみたいで、楽しんで欲しいです~
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Wish ・・・

2012-02-24 01:35:35 | Weblog


心がざわついて、眠れない夜のために・・・
SENS - Wish (Piano Version 2)


S.E.N.S - I For You

「神すこ」ファンなら、武くんファン、恭子ちゃんファンなら
曲を聴いただけでどのシーンか解り、セリフも蘇るかも知れませんね......。
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明日はドロンジョ恭子ちゃん♪

2012-02-23 21:57:26 | Heart pink
全国の女子高生の皆さん&老若男女の皆さん!
お待ちかねの今週のハイライトだよっ!


金曜ロードショー 「ヤッターマン」
2/24(金)21:30~23:24 【日テレ1】
    ------------------

この金曜ロードショーは、魅力的な作品が多いのですが
気に入らないのはそのCMの入れ方と、回数の多さでしょうか。
先日録画したものをCMカットする時に気づいたんですが、本編5分ちょっとでCM3分といった具合で
チャプターもCM区切りになっていなかったりと、かなり不親切かなぁ~。
でも、楽しい作品だからやっぱり~観ないと おしおきだべぇ~

=CSをご覧になれる方=
「ハコイリムスメ!」【チャンネルNECO】
第4話 「母親失格」2/24 [12:00]
第5話 「元カレ」2/24 [20:00] 2/25 [05:00] 2/26 [23:40] 3/2 [12:00]
第6話 「運命の夜」3/2 [20:00] 3/3 [04:10] 3/4 [23:20] 3/9 [12:00]
第7話 「姉、壊れる!!」3/9 [20:00] 3/10 [05:00] 3/11 [23:30] 3/16 [12:00]

あと、コレは気づきませんでした!!

演出:若松節朗 他 脚本:戸田山雅司 
出演:三上博史/萩原聖人/羽田美智子/酒井美紀/藤原紀香/谷啓/深田恭子/藤原竜也/小栗旬

ただ今大河ドラマで共演の三上さんが天才指揮者という役どころ。
その彼の教え子オーケストラ部員に恭子ちゃんと藤原竜也くん
「神すこ」の1年前の作品なのでOA当時、恭子ちゃんを知りませんでした。。
こちらは諸事情あってDVD化はおろか、VHSもなく従って私はTVの大画面では観ておりません。
マジ羨ましいです。地上波で全然やってくれない・・・
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

2012-02-22 00:11:45 | the cinema (マ・ヤ行)

あの日父を失くした少年の、喪失と再生のものがたり
原題 EXTREMELY LOUD AND INCREDIBLY CLOSE
製作年度 2011年
上映時間 129分
原作 ジョナサン・サフラン・フォア『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(NHK出版刊)
脚本 エリック・ロス
監督 スティーヴン・ダルドリー
出演 トム・ハンクス/サンドラ・ブロック/トーマス・ホーン/マックス・フォン・シドー/ヴァイオラ・デイヴィス/ジェフリー・ライト/ジョン・グッドマン/ゾー・コードウェル

911の同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。ある日、父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。

誰にとってもトラウマとなり得る9・11の惨劇を軸として展開する、父を亡くした一人の少年の再生の物語、観てきました。

主人公の少年はアスペルガー症候群に類似した兆候があり、人やモノに対して過剰に恐怖を感じたり
幾つもの不安症を抱えている。
冒頭からのその少年と生前の父親の一風変わったコミュニケーション(一種のリハビリ?)部分が
後になって意味を持つと解っていても、、長いし、正直退屈。

事件後、1年経って、オスカー少年は偶然壊した花瓶の中から見慣れぬ鍵を見つけ、
その鍵穴の中に、父のメッセージがあると信じて、
不安と闘いながら、唯一の手がかり“ブラックさん”を探してNYを尋ねまわる。―
そして、祖母の家の謎の間借り人が、途中から少年の旅に同行するようになるのだが…

作品中にも出てくるけど、あの事件で親を亡くしたオスカーのような少年は数多く存在する。
なので、その痛みもこれでもか、とばかりに少年の一風変わった気質を持ってきたのだと言う気がしたし、
母親の秘密の行為も、タイトルは思い出せないけど以前日本のドラマで観ていた展開だったし、
そこも感動しろな部分だったかもだけど、私には新鮮でもなかったし、
間借り人の正体もかなり早くに解る。

畳み掛けるような長台詞で心情を吐露するシーンはそれなりに迫るものがあり、
ここがクライマックス!なシーンでしたが、
それまでも、そこでも、だから(こんなに傷ついてるんだから)少年の行動や言動に、優しく見守ってやれよ的で
どうしても引いて観てしまい、その喪失感や悲しみは理解はできるものの心寄せられず。。。

「病めるアメリカ」と言われだして以降こういう系の作品が数多く制作されてきましたが、
どうにもやっぱり、感情的で自己中になりがちなそのキャラのためか、
セリフの羅列が、苦手なキンキンとした調子なのでそこでもう、かなり疲れました。

9.11と、父の遺した宿題と、ひとつのカギ。
その日、少年の胸に重く刻まれた後悔の瞬間―。


日本における3.11でも、同じような体験に以降もずっと苦しんでいる方もいらっしゃったと
テレビで報道されていましたよね。

でも、このラスト・・・私は感動には至りませんでした。

少年の障害設定がなければ成立しないような、再生の物語だったように思いましたし、
ラストも結構安易だという気がしましたが
ストーリー展開は平凡でも、見せ方は上手いし
キャスト陣は、これが初めての作品とはとても思えないトーマス・ホーン君を始め
彼とは対照的に一言も発しないマックス・フォン・シドー、
痛みに耐える母親のサンドラ・ブロック もよかったです。

そうそう、監督の好みなんでしょうか、トーマス・ホーン君は同監督作品の
愛を読むひと」のデヴィッド・クロスくんによく似ていたように思いました。

好きな父と息子ものでしたが、思った以上に作品に入っていけず、
ものすごくうるさくて、ありえないほど疲れました

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平清盛 第7回

2012-02-20 22:08:00 | TV dorama

脚本 藤本有紀
演出 柴田岳志
制作統括 磯智明
音楽 吉松隆
語り 岡田将生
出演 松山ケンイチ/中井貴一/深田恭子/上川隆也/藤木直人/加藤あい/豊原功補/佐戸井けん太/平田満/檀れい/りょう/井浦新/尾美としのり/加藤浩次/松雪泰子
第7回 「光らない君」14.4%
海賊討伐をへて、清盛(松山ケンイチ)は従四位下の位を得て出世する。そんなある日、清盛は下級貴族・高階基章(平田満)とその娘・明子(加藤あい)と出会う。基章は、ひと目で清盛が気に入り、明子を嫁にもらってくれないかと勧める。はかなげな明子に心ひかれた清盛は、義清(藤木直人)に頼み、恋の歌を明子に送る。一方明子は、清盛のことを琵琶の弟子・時子(深田恭子)に相談していた。

今回は清盛の初恋から、その相手・明子との結婚に至るまでに、
清盛の結婚が平氏における勢力拡大に繋がらなかった事への平氏一門の微妙な心の影を追っていました。

出会ったその日のうちに娘を貰ってくれという高階基章は、ずうずうしいと言うか非常識。
そんな父をたしなめる明子は、身分違いの結婚に自分の幸せはないのではと尻込みしつつ・・
琵琶の弟子でもある時子に結婚話を打ち明けていたのですね。

同じ頃清盛は義清に恋の歌を代筆して貰う作戦に出ていましたが、
連れない明子の返歌に「恋のかけひき」が性に合わない、清盛倒れるの図がツボりました(笑)

そして・・姫皇女を出産したばかりの得子のもとに、璋子が祝いの品を持って参じますが、
心の無いお方も、得子相手だと普通にイヤミな母親におなりになったと見えますが、
無神経に得々と自分の皇子の子育て話をきかされ、激怒のあまり得子は鳥羽院のもとへ押しかけ
昼間っから院を押し倒すのでした・・・

さて、夢見る中2女子の時子は、自分が応援する明子の光る君が、
先日スズメをみつけて夢にひたろうとしたのを台無しにした無頼の男と知って
明子を応援する気持ちがドーンと引いてしまいますが、
清盛と明子のリアル恋を目撃、衝撃を受けるのですね・・・

文学を解さない清盛が、文のやり取りに焦れて、直接明子の所に行ったシーン。
体育会系清盛のストレートなプロポーズ篇♪
神様の引き合わせで望まれるなんて、本当に自分を想っているのか疑心暗鬼になる一生は送りたくないと断る明子。
そこで「みくびるでないっっ!!」
「俺は俺の心に従い、そなたを妻にしたいと申しておるのじゃ!!」とカッコイイ清盛くん
そうよ、そうよ~♪何れも潔い若い二人がかなりお似合い
季節の花や木の枝に文を結び、恋の歌をやりとり・・は、義清のような男子向き。
素直に自分の詩ではないと謝り、直に返事を聞きたいという清盛の
率直で誠実な生の声が明子の心を溶かしました♪
                             
で、平家一門を前に明子との結婚の許しを願い出る清盛に、一同は苦い顔。
実は何かと平氏を引き立ててきた宗子の従兄藤原家成が、名門公家の姫との縁談を持ってきていたのですよね、、。
当時の結婚はほとんど政治。なんら得にならない明子との結婚でしたが
またしても忠盛のツルの一声で承認。
しかし、その忠盛の複雑な心中を例の遊びを せんとや 生まれけむ・・・の一節で演じる中井さんが素敵!
身分の差をものともしない清盛の恋に、昔の自分を重ね、舞子をみたものでしょうか、
それを黙ってみつめる宗子も切ないというシーンでした。


義清邸で恋文の返歌を読むオチャメな清盛くんや、
明子の家に行く道すがらの時子と清盛の出会いのシーンは、コミカルに描かれていて
男臭い前回までとはちょっと違った華やかさがあり、清盛の恋に和んだ回でした♪

さて来週は、なにかと平氏を目の敵にする藤原摂関家の次男、新たな壁となる頼長との対立が描かれるようです。
國村さんとはまた違った怖い人物、山本耕史さんとの対決が楽しみです!

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今夜は「清盛」♪

2012-02-19 18:19:25 | Weblog


今回から恭子・時子が本格登場です~♪
ドラマでは、清盛が、加藤愛ちゃんに恋をし、プロポーズするシーンも今夜放送なのでしょうか?

これでポスターにあった女性陣の2人を除いて出揃った感じでしょうか♪

放送が楽しみです!

「平清盛」深田恭子、松山ケンイチは「役に入りやすいように…」
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TIME/タイム

2012-02-19 12:17:19 | the cinema (タ行)

全ての人類は25歳で
成長が止まる

原題 IN TIME
製作年度 2011年
上映時間 109分
監督/脚本/制作 アンドリュー・ニコル
音楽 クレイグ・アームストロング
出演 ジャスティン・ティンバーレイク/アマンダ・セイフライド/アレックス・ペティファー/キリアン・マーフィ/ヴィンセント・カーシーザー/マット・ボマー/オリヴィア・ワイルド

斬新な発想で時間に支配された究極の格差社会を描き出す近未来を舞台にしたアクション・サスペンス
科学技術が進歩したことにより老化現象を解決した近未来、25歳で生体の成長が止まると余命はあと1年という社会が構築されていた。富裕層は寿命を気にしなくていい一方、貧しい人々は寿命を延ばすためにあくせく働き続けなければならなかった。貧しい青年のウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、時間と引き換えに裕福な男性を殺した容疑を掛けられ、追われる身となってしまい……。

私的に今月の目玉だった作品,観てきました♪
いつものように、劇場予告を数回観ただけで殆ど情報を持たずに行ってきました。
期待したほどではなかったけど、普通に楽しめました。

全ての人の成長は25歳で止まるから、この世界には一見老人はいない。
紙幣は存在せず、唯一の通貨が“時間”。なので、彼らは全ての支払いを余命でしなければならないから、
余命を延ばすために働き、働いている間もボディ・クロックは減り続け、、
だからスラム・ゾーンの人々は全員が早歩きしている。
まさに時は金なりという、その設定は面白かった!


ある日、スラム・ゾーンに住む青年ウィルがギャングから富裕ゾーンからやってきた男を助け、
116年という時間を譲り受けることから物語は動き始める―のだけれど、
後半に行くに従ってなんだかとっても雑な展開に・・・

ガタカ」のアンドリュー・ニコル監督だし、斬新なアイディアの上に
今度はどんな人間模様を映し出すのか、とっても期待したんですが、
主人公のキャラの所為か、「ガタカ」のような緊張感も臨場感も伝わってはこず・・・
これはキャストの演技の所為ではなく、ひたすら肝心なところの設定が雑な為、という感じです。

この世界ではスラム・ゾーンの人たちは時間に追われ悪さをするヒマもないという事なのか、
金融機関のセキュリティの甘さが作品の印象を一瞬で平凡にしてしまってました。

アレックスくんも出ていたのは知らず、そこは嬉しい誤算だったけど、
彼の役も、キリアン・マーフィの役もちょっと悪が物足りないと思ったのは私だけ?
アクションシーンも余り無く、唯一のバトルが・・アレですから拍子抜けです。。

途中から、「イキガミ」が過ぎりましたが、あちらの方がよっぽどスリリングで、
ドラマとしても感情に訴えてくるものがあってよほどよかったと思いました。

珍しく子供がデートで観にいくというのですが、デートムービーとしてはいいのかも
物足りなさは爽やかさに変換できるかも~
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バレンタインです~♪

2012-02-14 23:11:24 | Weblog

今年は冷たい雨のバレンタインデーとなってしまいました。
昨年は雪でしたから、2年続きでお天気には恵まれませんでしたが、
雨のバレンタインというと、恭子ちゃんとタッキーのドラマ「S.O,S」を思い出します。
片想いのセンパイに本命チョコを持って雨の中ずっと待っていた唯に傘を差し出すマナト。
マナトのほうがびしょ濡れで、恭子ちゃんもタッキーも大変な寒い中でのロケでしたが
印象的なシーンでした

つい何年か前まではチョコ好きな我が家の子供は、質より量といった感もありましたが、
今年は一転、
本命の子の手作りザッハトルテをゲットで、なんか違う(・_・)σ…アヤツ
1年でなんかベツジン

ちなみに私は手作りチョコなどあげた記憶がないです
というか、お菓子作りが苦手で、子供が幼稚園のころなどは
お返しのホワイトデーに苦労しました。が、今となっては
ママ友のお菓子作り名人の家に集まってキャーキャーいいながら
クッキーを作ったりラッピングしたりしたのが懐かしいです。
子供が大きくなると、こうして色んなイベントがなくなっていくのよね、、実感~。

今年もTOHOシネマズではバレンタインデー、ホワイトデーともサービス料金ということで
今日は観たい作品がなくて残念でしたが、
来月はどうでしょうか?
どなたにも思い出のバレンタインとなりますように・・・   

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「平清盛」 第6回

2012-02-13 22:09:37 | TV dorama

脚本 藤本有紀
演出 柴田岳志
制作統括 磯智明
音楽 吉松隆
語り 岡田将生
出演 松山ケンイチ/中井貴一/深田恭子/上川隆也/藤木直人/玉木宏/豊原功補/佐戸井けん太/藤本隆宏/檀れい/りょう/阿部サダヲ/尾美としのり/加藤浩次/田中麗奈/松雪泰子
第6回 「西海の海賊王」 関東13.3%
巨大な宋船と戦闘を始める平氏一族。初めての本格的な戦闘にひるむ清盛(松山ケンイチ)をかばい守役・盛康(佐土井けん太)は深手を負う。圧倒的な海賊たちの武力の前に、宿営地に一時、引き上げた平氏。清盛は単身海賊の正体を知るために小船で再び海へ。しかし途中乗り込んできた通憲(阿部サダヲ)と共に海賊に捕らえられ船内に拘束されてしまう。捕縛された2人の前に現れたのは兎丸(加藤浩次)という海賊の棟りょうだった。

前半部分の中で、一番予算をかけクライマックスとした船上の戦い。
今回は、海賊の棟梁である兎丸(架空の人物)との出会い、
その戦いの中で清盛が発見していく平氏との絆、敵の中に見た己の姿を認め、
武士としてまた一歩成長する姿が描かれます。

その頃宮中では、佐藤義清が堀河局といい仲になっており・・・
義清に「心が空っぽ」の方といわれた璋子は、得子にあからさまに挑戦的態度に出られ「ややができました」と告げられて
璋子はそれすら「お勤めご苦労様です」(笑)代用品扱いなんですね~
また義朝は、旅の途中に賊を発見し略奪を阻止したことから、未来の妻・由良姫との出会いを果たします。

一方の平氏側。盛康の負傷に責任を感じた清盛と、
日本の階級社会に生きる場所を見出せず宋に居場所を求めて唐船に乗り込みたい通憲は
夜中に舟をこぎ海に出るが、捕縛されて海賊船の中。
そこで出会った兎丸は、1話で忠盛に殺された盗賊朧月の息子。亡き父を義賊とする兎丸は、
清盛を人質に、忠盛を誘き出し復讐しようと平氏に文矢を送りつけるが――

ここで先週清盛に、平氏の血が流れていない子ゆえに「禍の種」と断じた忠正(豊原功補)が
兄の身代わりとなって行くと申し出るのが意外だったけど、この人なりにいつも平家の事を思うがゆえの発言で、清盛に対しては冷たいけれど、当時としては至極当たり前のこと。
しかし、結局皆で奇襲攻撃に打って出ようとなり、海賊討伐=清盛救出となります。

マストに後ろ手に吊るされた清盛が、明けきらぬ海に浮かぶ沢山の船を見つけた時の驚きと
感激に繋がっていくのですね、、、イイです


子供の頃に父を亡くしたばかりの兎丸との出会いの日―。
それは、清盛が父を失くした日でもあったのですよね。
おぼっちゃん清盛が、忠盛を父と素直に言えなくなり居場所を失った、その出会い!
それからの苦悩の日々!あの時の、「お前かぁーーっ!!」
しかし優しき清盛は、その兎丸の中に己の姿を見つけ、面白き世にする為に共に生きようと、
食い詰め者の集団諸共に平氏とともに生きるようその命を預かるのです。

そして京に凱旋する平氏の行列をみつめる群集の中に、まだ11歳の少女・時子の姿があるのです・・・



世は貴族政治のもと、荒廃した平安末期。
ここまでは少年清盛を形作る生い立ち、境遇、そして支えとなった平家の人々、影響を与えた人との出会いが丁寧に描かれ、
この唐船での出来事によって苦しみ悶えた生い立ちのコンプレックスを乗り越えることで、
序盤の清盛の青春篇に一区切りがついたのではないでしょうか。
そして、来週は清盛最初の妻・明子との出会いが描かれ、加藤あいちゃんが登場しますね。
彼女の琵琶の弟子で親友という時子・恭子ちゃんも本格登場。
ですが、従四位下を授かる時、まだ清盛18歳で、時子12歳(笑)
ドラマではセリフの現代っぽさで、オトナと子供の区別をしているように見受けられます。

宮廷のどろどろは貴族社会の傲慢さを物語るためか、結構きわどいセンまで描かれるのですが
清盛、義朝の恋愛部分は爽やかにサクッと描かれるようですね。武士だから?(笑)
でも、そこがまた好い



真央ちゃんのフィギュアスケート、四大陸選手権フリーと時間帯が被るので、
先にOAのBSを録画しましたが、視聴率が気になっていましたが、
昨日は多少フィギュアに持っていかれたとしても、なぜかどこも視聴率は伸びなかったようですね。

ところで、毎回各話のダイジェストも録画して見てるんですが、これは初回から
本放送とアングルが違うシーンが殆どで、別角度から同じシーンをみるのも面白いですよ!
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夢の続き・・・

2012-02-12 21:26:15 | Weblog

真央ちゃん、お疲れさま♪そして、おめでとう~~♪

<4大陸フィギュア>「大技挑戦、すごいプラス」
また回転不足…真央それでも前向き

自分に正直で、ぶれない志を秘めて、挑戦し続ける姿は美しい。
夢の続きは世界選手権で、
楽しみにしています♪
コメント (2)
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いよいよ大河ドラマに恭子ちゃん♪

2012-02-11 23:54:27 | Heart pink

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そして
いよいよ、明日の「平清盛」に恭子ちゃんが登場します♪

深田恭子、結婚しないのは「夢を見ているから」
深田恭子、NHK大河ドラマで松ケンの愛妻に!暴れん坊清盛のプロポーズ

でも、この第6話は、ほんのちょっとの登場だと思いますね~。
たぶん昨年の奥州ロケの一コマではないかと思っていますが、
本格登場は予想通り第7話の、おそらく昨年秋の三井寺ロケのシーンあたりからかな~と
勝手に予想♪
それでも連ドラが終わって約2ヵ月、首をなが~くして待ってました
「平清盛」ドラマ自体面白いので、是非皆さんにご覧戴きたいです~
コメント (4)
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