to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

億男

2018-10-28 15:30:21 | the cinema (ア行)

お金とは何か? 幸せはどこか?
上映時間 116分
原作 川村元気 『億男』
脚本 渡部辰城/大友啓史
監督 大友啓史
音楽 佐藤直紀
主題歌 BUMP OF CHICKEN 『話がしたいよ』
出演 佐藤健/高橋一生/黒木華/池田エライザ/沢尻エリカ/北村一輝/藤原竜也

親友に宝くじで当てた3億円を持ち逃げされた男が繰り広げるお金を巡る大冒険を、ユニークなキャラクター満載に描く。
失踪した兄がつくった3000万円の借金返済に追われ、妻子にも逃げられてしまった図書館司書の一男は、幸運にも宝くじが当たって3億円の大金を手にする。しかしネットの記事で高額当選者たちの悲惨な末路を目の当たりにして恐ろしくなり、大学時代の親友で今は起業して億万長者の九十九に相談することに。ところが、九十九と一緒に豪遊した翌朝、一男が目を覚ますと、九十九は3億円とともに消えていた。途方に暮れた一男は、九十九の手がかりを求めて“億男”と呼ばれる億万長者たちを訪ね歩くのだったが…。

気軽に兄の連帯保証人となり、その借金返済に疲弊する主人公の一男は、
現在妻と別居中。だが、それも借金が問題だと信じている。。。
久しぶりの娘との散歩中に、見知らぬ人から貰った商店街の籤で宝くじを当て、
その宝くじが3億の当選籤となり、棚から牡丹餅の大金を持つ身となり、
大学時代「お金の正体」をみたいと言っていた親友、九十九に相談するが.......

お金が無いことで、人生はどうなるのか!?
しかし、何億もの大金を手にしたことで、人生はどう変わるのか?!

お金が人を変えるのか?!
人がお金の価値を変えるのか?!


お金と友情と、家族と、、その先の自分の人生…―

3億と共に消えた九十九との過去シーンから、落語が絡んでいると踏んでいたので
結末は予想出来ていましたが、アレって尾行していたってこと??(^^;

落語といえば、現在放送中の連ドラ「昭和元禄落語心中」が余りに素晴らしく、
コチラは大学の落研という設定ながら、ちょっと残念だったワ(^^;

でも、ま、一寸だったけど、久々竜也クンのアチラ側の怪しい人も観られてよかったー



オー・ルーシー!

2018-05-29 12:40:19 | the cinema (ア行)

OH LUCY!
上映時間 95分 映倫 R15+
製作国 日本/アメリカ
脚本 平柳敦子 ボリス・フールミン
監督 平柳敦子
出演 寺島しのぶ/南果歩/忽那汐里/役所広司/ジョシュ・ハートネット
節子43歳、独り身。職場では空気のような存在、一人暮らしの部屋は物だらけ。そんな節子の毎日は、怪しげな英会話教室で金髪のウィッグをかぶり“ルーシー”になった瞬間、色鮮やかに一変する。「ヘイ! マイ・ネイム・イズ・ルーシー!」「ワッツ・アップ?」“ルーシー”によって自分の中に眠っていた感情を呼び起こされた節子はハグしてくれたイケメン講師ジョンの愛を求め、東京から一路カリフォルニアへ!
旅の果てに節子は誰とハグできるのか――?
心の自由を求めてもがく節子の姿をユーモラスに赤裸々に描く。


化粧気のない無表情の節子が、怪しい英会話教室に足を踏み入れ、
ハンサムな外人講師に金髪ウィッグを渡されハグされ、
永い事枯れたままの心に火がついた!(笑)

まるで冴えなかった女性が、ある日突然モテまくるようになる、というドラマは多く、
面白くてもどこかで「ンなバカな~」の思いが拭えないものだけど、
コチラは一見破天荒なシチュエーションも、そのご都合主義が感じられないで楽しめた。が、

軽く笑える映画だと油断していると、、騙されますパンチくらいます.....
以下はチョットネタバレ気味。


節子は会社で浮いていても、姪の突飛なお願いもきいてやる、優しい叔母さん。
でも、何故か上からな姉との仲はささくれ立って、会えば喧嘩ばかり。
この姉妹のバトルは、実はどちらもクチにしたくない因縁があってのものだと解る。

恋するジョンが姪のカレシだと解った後も遠慮なく突き進むルーシー❢の行動に、
節子の満たされない永い毎日の背景を知った後では、もう、笑えないです。


永い眠りから覚めた節子は、全てをかけて戦う。
かつて自分の夢を横取りした姉と、
今、自分の好きな男の心にいる、自分を終わった女だと思っている姪と戦い、
カッコつけないで獲りに行く。

恋敵は、赤の他人であれば、断交して忘れることもできる。しかし、
それが身内だと、傷は深い。根深く残るだろう…

.....がんばれ、ルーシー。立ち上がれ、節子。

キャストはみんな素晴らしかったけど、寺島しのぶさんはやはり凄かった

女は二度決断する

2018-04-16 12:38:20 | the cinema (ア行)

AUS DEM NICHTS
IN THE FADE
上映時間 106分
製作国 ドイツ
脚本:監督 ファティ・アキン
ダイアン・クルーガー/デニス・モシット/ヌーマン・アチャル/ウルリッヒ・トゥクール

ドイツ、ハンブルク。生粋のドイツ人のカティヤは学生時代に出会ったトルコ系移民のヌーリと結婚し、かわいい息子にも恵まれ幸せな日々を送っていた。そんなある日、ヌーリの事務所前で爆発事件が起こり、最愛の夫と息子を一瞬にして失う。警察はヌーリが移民だったことから外国人同士の抗争を疑うが、カティヤは移民を狙ったネオナチによるテロに違いないと訴える。やがてカティヤの主張通り、ネオナチの若いドイツ人夫婦が逮捕され、裁判にかけられるのだったが…。


悲しみから抜け出すために、
先ずは犯人を捕まえて欲しい。
そしたら次に動機が知りたい。そして、
社会の“正義”で、犯人たちを罰して欲しい!!

しかし、裁判が始まってみると…―

この事件で、というか、この裁判のカティヤの一番の不運は
彼女が被害者家族でありながら、目撃証人でもあったということだと思ったけど、
こんな茶番のような裁判は、きっと珍しくもないのだ。
殺人者が小躍りし、被害者家族が光を奪われる――。

人間が出来ていない私などは、一度目の決断で決めて欲しかった気もする、、、
やっちゃいなよ。。
でも、、その後は??――このあたりのダイアン・クルーガーが素晴らしい・・・

孤独で、恋しくて...何度も繰り返し観る、親子3人で行った海のシーン、
「パパと行きたい」
「ママも来て~・・!」
カティヤは、サムライからママになりました...。

回収されない謎も(指紋)そのままだったけど、
移民問題に揺れるドイツ社会を、身近な家族の問題として描いて、
感傷だけで終わらせないラストは言葉にならない。。。


海街diary

2018-04-08 20:09:26 | the cinema (ア行)

上映時間 126分
原作 吉田秋生
脚本:監督 是枝裕和
綾瀬はるか/長澤まさみ/夏帆/広瀬すず/加瀬亮/鈴木亮平/坂口健太郎/前田旺志郎/リリー・フランキー/風吹ジュン/堤真一/大竹しのぶ
鎌倉で暮らす、幸、佳乃、千佳。そんな彼女たちのもとに、15年前に姿を消した父親が亡くなったという知らせが届く。葬儀が執り行われる山形へと向かった三人は、そこで父とほかの女性の間に生まれた異母妹すず(広瀬すず)と対面する。身寄りがいなくなった今後の生活を前にしながらも、気丈かつ毅然と振る舞おうとするすず。その姿を見た幸は、彼女に鎌倉で自分たちと一緒に暮らさないかと持ち掛ける。こうして鎌倉での生活がスタートするが……。

2015年の公開当時、ブロガーの皆さんの高評価が記憶に残っていましたので、
先日BSで放送されていたので録画鑑賞。

コチラは吉田秋生さんの漫画が原作だったのですね。知りませんでした。


作品自体は、最近の是枝作品からすっかり毒を抜いた感じの(笑)
でも、どこか懐かしいというところは変わらずに、とても温かで優しい作品でした。
メインキャストはみんな若いのに、漂う昭和の香りが是枝監督らしいです。

コチラを観る前に「ラブレス」を観て、なんだか
気持ちがドロドロになっていたので(笑)余計に心がほぐされた気がしました。

父親の記憶も母親の記憶も確かな、長女と腹違いの妹の心の翳り。
ほぼ記憶のない次女と三女の大らかさが、この四姉妹のバランスをとっていて、
皆さんが上手くフィットしていたなあ~という印象👌

特に大きな事件もなく、女子寮みたいな香田家の日常と、
父親をよく知る地元の温かな眼差しに見守られるすずの新生活を描いていくだけ。
全編に、肉親を亡くした少女を労わる3姉妹のキモチが伝わってきて、
最後まで穏やかな気持ちに浸れる作品でした。






嘘を愛する女

2018-01-27 21:43:19 | the cinema (ア行)

あなたは誰?
上映時間 117分
脚本:監督 中江和仁
主題歌 松たか子 『つなぐもの』
出演 長澤まさみ/高橋一生/DAIGO/川栄李奈/野波麻帆/初音映莉子/嶋田久作/吉田鋼太郎

食品メーカーでキャリアウーマンとして活躍する川原由加利は、震災のときに運命的に出会った研究医の小出桔平と同棲5年目を迎えていた。ところがある日、突然現われた警察から、桔平がくも膜下出血で倒れたと告げられる。しかも、彼の運転免許証や医師免許証はすべて偽造されたもので、職業はおろか小出桔平という名前すらも嘘だったことが明らかとなる。
ショックを受ける由加利だったが、肝心の桔平は意識を失ったまま病院のベッドで眠りつづけていた。
彼は何者で、2人が愛し合った日々も嘘だったのか、由加利はその答えを知りたくて私立探偵の海原匠を頼ることに。やがて彼が書き残した未完の小説が見つかり、その内容を手がかりに、彼の秘密を追って瀬戸内海へと向かう由加利だったが…。

またまた溜まってきてるので、簡単に。


会社でも勝ち組の由加利は、どこか自分はトクベツであり、あまり他人に興味を持っていないような印象。
だから、無意識下で、桔平に対してもわがままで上からな態度。
でも、この事態は由加利でなくともまさか自分の身の上にこんな事がっっ!!なわけで、
そこはブチ切れながらも彼の素性を突き止めずにいられないキモチも共感!

だけど、如何せん由加利と海原の2人の真実への旅が長すぎて、少々退屈。


終盤にきて挿入されるカレの過去映像で眠気も払拭(^^;
でも、、ナントナクだけど想像の範囲の真実だった。

何もかもウソ―…って。。。
結局偽名を使うともうそこで、免許、その他も偽造せざるを得ないもんね

どこか得体の知れない桔平役の高橋一生さんは、『そして荒野』の亀田青年と被りました。
こういう怪しい役はホントに似合います。
その他のキャストも野波さん、川栄さん(ウザイ役)、ぴったりでした(笑)

それにしても「お前、少し休め」の上司の一言があったから良いようなものの、
ヒロインが旅に出てる間(いつ休暇届けを出したの?)と、ずっと気になってました

怒り

2016-10-07 21:33:55 | the cinema (ア行)

あなたは殺人犯ですか?
上映時間 141分
原作 吉田修一『怒り』(中央公論新社刊)
脚本 監督 李相日
音楽 坂本龍一
出演 渡辺謙/森山未來/松山ケンイチ/綾野剛/広瀬すず/原日出子/池脇千鶴/宮崎あおい/妻夫木聡

八王子で残忍な夫婦殺人事件が起こるが、犯人の行方は杳として知れず、整形して日本のどこかで一般の市民に紛れて逃亡生活を送っていると見られていた。事件から1年後、千葉・東京・沖縄に素性の知れない3人の青年が現われる。歌舞伎町の風俗店で働いているところを発見され、千葉の漁港で働く父・洋平に連れ戻された愛子。漁港にふらりと現われ働き始めた青年・田代と恋に落ちるが…。東京の大手通信会社に勤めるゲイの優馬は、クラブで出会った直人を気に入り家に連れ帰るが…。母に連れられ、東京から沖縄の離島に引っ越してきた高校生の泉は、無人島に1人で住みついている謎めいたバックパッカー田中に心惹かれていくが…。そんな中、TVでは1年前の事件に関して逃亡中の犯人の情報を求める公開捜査番組が放送されていたのだが…。

コチラも、公開初日に観たのに、今頃の感想となってしまいましたが
サスペンスとしての展開が、ヒューマンドラマとしての面白さも増幅させて、
何れも主役級のキャストの演技もあって、素晴らしかったです


凄惨な事件現場に残された“”の文字――…
そして登場する3つの場所に現れる素性の知れない3人の青年。
その3人に心惹かれて拘ってしまう人たち。。。

寂れた港町、東京のカオス歌舞伎町、無人島…―
逃亡者が潜伏するに持ってこいのシチュエーションであり、そこで拘った人にも
それぞれの結末があり、観ている間犯人特定に集中していた観客も、その終盤にきて
タイトルの意味を思い知るのですよね、、、。

世の不条理に対する怒り、
愛する人を信じきれない自分への怒り、
不甲斐ない自分への怒り――

でも、、ずっと尾を引くのは、
愛する人を疑ってしまう事に始まる深い闇……
人を信じることの難しさと、
疑ってもみなかった為に起こる悲劇――

傷ついても人は生きていかなくちゃならない。
あるドラマでの爺やのセリフ、「人間は強いんだ」を思い出しました。

彼ら(彼女ら)を観てきて、、そう無言のエールを送りたくなりました。
どなたにもお薦めというわけにいかないけれど、凄い作品でした。

1年前の記事・・・
ピエロがお前を嘲笑う
原題 Who Am I - No System Is Safe製作国 ドイツ 上映時間 106分 映倫区分 PG12脚本 バラン・ボー・オダー/ヤンチェ・フリーゼ監督 ......

アイアムアヒーロー

2016-05-02 21:54:44 | the cinema (ア行)

ようこそ。絶叫のZQN(ゾキュン)パニックへ。
上映時間 127分映倫 R15+
原作 花沢健吾『アイアムアヒーロー』(小学館『ビッグコミックスピリッツ』連載)
脚本 野木亜紀子
監督 佐藤信介
出演 大泉洋/有村架純/長澤まさみ/吉沢悠/岡田義徳/片瀬那奈/片桐仁/マキタスポーツ/塚地武雅/徳井優/風間トオル
漫画家アシスタントとして最低な日々を送る35歳の鈴木英雄。ある日、徹夜仕事から帰宅した英雄は、異形の姿に変貌した恋人に襲われかける。辛くも逃げ出した英雄は、同じように異形の者が人々を次々と襲い、襲われた人間もまた異形の者へと変貌していくさまを目の当たりにする。やがてそれは“ZQN(ゾキュン)”と呼ばれ、謎の感染パニックが日本中で起きていることが分かってくる。標高が高いところは感染しないという情報を頼りに富士山を目指した英雄は、その道中で女子高生の比呂美と出会い、ひょんな成り行きから一緒に行動を共にするのだったが…。
ひとりでは〈危険〉です!っていうので(笑)邦画好き友人と観てきました♪
吉沢悠くんが出るというので気になってはいましたが、
ホラーは苦手だしスルー予定でしたので、全く予備知識なく行ったら、
コレが凄かった(笑)
まあ、ゾキュンのビジュアルはともかく、R15+も納得のグロさ。
全編血みどろ、アレやこれや飛び散ります


ダメ男の主人公・英雄は、漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。
ある日突然、彼女の異形の変貌ぶりを目にし、あっという間に謎の感染パニックに陥る。
趣味のクレー射撃用ライフルを持ち出していたけど、
英雄にとって、それは単にお守りのハズだった・・・

ゾキュンは吸血鬼のように血を吸う訳ではないが、噛まれると感染しゾンビ化。
やはり音に反応するらしい。
そして、記憶は残るらしい。

そんなゾキュンから身を守り、仲間と生き延びる事はできるのか!?
そしてただの英雄(ヒデオ)から本当の英雄(ヒーロー)になれるのか!?


いやあ、、、2度ほど大きく飛び上がり(帰りに笑われました
こうも全編ゾキュンだらけだと、案外見馴れてきた部分もありました(爆)

車での逃走シーンとか、最後の敵との対決なんかは迫力あり、監督が
GANTZ図書館戦争の佐藤信介監督というのも観終わって気づいた次第。成る程~です!
そして、悠クン、岡田義徳くん、片瀬那奈さん、風間トオルさんまで!!
その意外性が面白かったです♪

暗殺教室~卒業編~

2016-03-27 10:01:07 | the cinema (ア行)

さよなら、僕たちの先生(ターゲット)。
ASSASSINATION CLASSROOM 2
上映時間 118分
原作 松井優征
脚本 金沢達也
監督 羽住英一郎
音楽 佐藤直紀
主題歌 せんせーションズ
出演 山田涼介/二宮和也/菅田将暉/山本舞香/桐谷美玲/竹富聖花/優希美青/上原実矩/橋本環奈/加藤清史郎/知英/成宮寛貴/椎名桔平

「映画 暗殺教室」の続編にして完結編
地球の破壊を宣言する謎のタコ型超生物“殺せんせー”と、人類の命運を託された落ちこぼれクラスの生徒たちが“暗殺”を巡って繰り広げる卒業までの半年間
なぜか担任となった“殺せんせー”の暗殺を政府から託された椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス3年E組の生徒たち。2学期を迎え、残された時間はあと半年。そんな中、新たな暗殺者が姿を現わす。なんとそれは、殺せんせーの名付け親でもある茅野カエデだった。彼女は自らの正体を元E組担任・雪村あぐりの妹と明かし、隠していた黒い触手で殺せんせーに戦いを挑む。やがて殺せんせーの衝撃の過去を知り、激しい動揺から最大の試練に立たされるE組の面々だったが…。

冒頭、短く前作のカットが流されますが、あまり説明がなくとも
3Eの生徒たちの立場、生徒の使用する超生物対応の武器、“殺せんせー”の弱点など、
随所に表現されているので前作をご覧になって居なくてもダイジョウブ♪

“殺せんせー”の過去を知り、3Eの生徒たちは心を一つにする選択を迫られます。それは、、
「暗殺」か「救済」か?
そんな中、ついに動き出す“殺せんせー暗殺最終作戦”。
迫るタイムリミットの中で生徒たちが導き出した答えとは
“殺せんせー”の実践的暗殺×教育の答えは如何に!?


ストーリー自体は前作同様単純に子供向けでしたが、
映像、演出で十分楽しめました

ちょっとヘタレで内向的だった渚@山田くんの成長も目覚しい。
カルマ@菅田くんとのタイマン勝負は、やっと本領発揮でした
烏間先生@桔平ちゃんのヘアスタイルに笑っちゃいますが、、原作に寄せていたんですね~
入場時にダイジェスト冊子を戴いたのですが、間際だったので見れなかったし、
原作を知らないもんだから、前回ナゼにニノが殺せんせーの声??でしたが!!
今回明らかになる死神、、、ビジュアル的にも合っていたとは!!!

羽住監督作品ってことで『ワイルド7』メンバー集結も、私的には嬉しかった♪
桔平ちゃんの他に阿部力、中原丈雄、吉田鋼太郎さんのお姿あり
クローズUPされた瞬間に解りましたが、阿部力くんもムリなく似てますね

他に恭子ちゃん共演者では、
「彼女が死んじゃった。」「富豪刑事」「未来講師めぐる」と、意外に共演してる橋本さとしさんも
で、エンディングはいつもの羽住監督らしく、カチンコを持ったキャストの姿と
前作のショットが流れますよ~

オートマタ

2016-03-09 22:07:26 | the cinema (ア行)

上映時間 110分
製作国 ブルガリア/アメリカ/スペイン/カナダ
監督 ガベ・イバニェス
出演 アントニオ・バンデラス/ディラン・マクダーモット/メラニー・グリフィス/ビアギッテ・ヨート・ソレンセン/ハビエル・バルデム

人類が衰退した近未来の地球を舞台に、高度に発達した人工知能(AI)と人間の緊張関係の高まりが引き起こす恐るべき事件の顛末を描いたSFサスペンス
2044年、太陽風の増加により荒廃した地球。人類は衰退し、人口はたった2100万人に激減していた。不足した労働力を補うため、大企業ROC社によってAIを搭載した人型ロボット(オートマタ)のピルグリム7000型が開発され、土木建築から家事に至るまで、あらゆる分野で人間のサポート役として活躍していた。ROC社では膨大な数のオートマタを管理し、その安全を担保するために2つの制御機能(プロトコル)を組み込んでいた。1つめは“生命体に危害を加えてはならない”、2つめは“オートマタ自ら修理・改造をしてはならない”というもの。しかしある日、何者かによって改造禁止のプロトコルが無効化されたオートマタが発見される。ROC社の保険部で働く調査員ジャック・ヴォーカンは、プロトコル変更という不正に手を染めた者を突き止めるべく調査を開始するが…。


AIは学習し進化するが、相変わらず人間は愚かしい。
人類の生活を様々に助けるオートマタ。
砂漠化から人間を護り、介護、家事、育児のみならず、娼婦型まである。
しかし、ヒトによって生み出されたロボットが、ヒトを超える時・・・いや、
ヒトより或は人間らしい自立をする時が描かれる。

これまで登場したAIと人類をテーマにしたSFの中でも、
特に“生命体に危害を加えてはならない”というプロトコルの為に
ただただ警告アナウンスをするしかないオートマタが可哀想だったけど、

荒廃した地球は猿の惑星、混沌の街も凄く地味なブレードランナー、どこかで観たような
あれもコレも既視感たっぷりで新鮮味が感じられないのがザンネン。

それにしてもほぼアクション無しのアントニオ・バンデラス。
短髪の所為なのか?油っ気が抜けてて別人のようだったわ
中盤以降、ほぼ出ずっぱりのオートマタのビジュアルも私的にはイマイチでしたが、
アクションシーンもそれほど無いし、そこら辺でも好みの分かれるところかも知れません。

オデッセイ

2016-02-08 22:53:50 | the cinema (ア行)

THE MARTIAN
上映時間 142分
原作 アンディ・ウィアー 『火星の人』(早川書房刊)
脚本 ドリュー・ゴダード
監督 リドリー・スコット
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演 マット・デイモン/ジェシカ・チャステイン/クリステン・ウィグ/ジェフ・ダニエルズ/マイケル・ペーニャ/ケイト・マーラ/ショーン・ビーン/キウェテル・イジョフォー

人類3度目となる火星の有人探査計画“アレス3”は、いきなり猛烈な砂嵐に見舞われ、ミッション開始早々に中止を余儀なくされる。さらに、クルーの一人で植物学者の宇宙飛行士マーク・ワトニーが、撤収作業中に折れたアンテナの直撃を受けて吹き飛ばされ行方不明に。生存が絶望視される中、リーダーのメリッサ・ルイスは他のクルーの命を優先し、ワトニーの捜索を断念して急ぎ火星から脱出する。ミッションの行方を見守っていた地球でもNASAの長官が、ワトニーの悲しい死を全世界に発表する――。ところが、ワトニーは奇跡的に命を取り留めていた。しかし、通信手段は断たれた上、次のミッション“アレス4”が火星にやってくるのは4年後。一方、生存に不可欠な水も酸素も残りわずかで、食料すらもたった31日分。そんな絶望的な状況にもかかわらず、決して希望を失うことなく、目の前の問題を一つひとつクリアしていくワトニーだったが…。

火星での探査任務中に砂嵐により吹き飛ばされ負傷し失神したワトニー。
目覚めてみると、ヘルメス号と共に4人のクルーは既に地球に向かっていて、
火星の砂漠にひとりぼっち――
水無し、食糧ナシ、通信手段無し、酸素はほぼゼロ!
しかし、彼は諦めず、生きて地球に帰る為の地道な長い闘いに挑んだ、その記録。


植物学者のワトニーは、生き残るために必要なモノを、先ず作り出していくのですが、、
仲間の残したアレやコレも利用し、お茶目なコメントをつけるのですが、
彼の孤独な日々を彩ったのは70~80年代にヒットした懐かしい音楽、これが個人的にはツボでした。

グローリア・ゲイナーのI Will Surviveでニヤリ、
ABBAのWaterlooは、恭子ちゃんドラマS.O.Sの1シーンが蘇り、
デヴィッド・ボウイのStarmanには、ちょっと目頭が熱くなり・・・・

そんなポジティブワトニー、ひとりぼっちのサバイバルにも終わりが見えてきたある日、
心が折れそうな事態が!!
今回は特にマットがレオに似てるなあと思って観ていたので、
あの泣き笑いの表情で、やられました。。。

生きていれば、思い通りにいかない事、ツキに見放されたようだと感じる事、
結果が出なくて無駄だと感じることもあるけれど、
くさらず諦めず、一歩一歩進んでいく事をユーモアを交えて伝えてくれる作品。
特に3Dでなくても十分だと思いました。

Gloria Gaynor - I Will Survive (Official Video)

俺物語!!

2015-11-21 20:38:42 | the cinema (ア行)


上映時間 105分
原作 河原和音(原作):アルコ(作画)
脚本 野木亜紀子
監督 河合勇人
音楽 岩崎太整
主題歌 槇原敬之 『NO.1』
出演 鈴木亮平/永野芽郁/坂口健太郎/森高愛/寺脇康文/鈴木砂羽

人気少女漫画家の河原和音とアルコがコラボし、少女漫画としては異色のイカツイ顔の巨漢男子を主人公に王道ラブ・ストーリーを展開させた同名大ヒット・コミックスを実写映画化。
高校1年生の剛田猛男は、その高校生離れしたルックスでほとんどの女子から恐れられていた。しかし見た目に反して誰よりも純情で、優しく正義感にあふれた男だった。そんな猛男の無二の親友は、隣家に住む幼なじみのイケメン同級生、砂川誠。昔から猛男が好きになった女子は、例外なく砂川が好きだった。そんなある日、街中でチンピラに絡まれていた女子高生・大和凛子を助けた猛男は、一目で恋に落ちてしまう。しかし後日、大和と再会した猛男は、彼女もまた他の女子と同じように砂川が好きなのだと悟ってしまう。激しく落ち込みながらも、大親友の砂川のために2人の仲を取り持とうと健気に奮闘する猛男だったが…。

いかつい顔面と屈強な肉体のせいで、人助けをしても怖がられ~で、
やっぱり変態仮面が過ぎってしまったんですが、
そんな外見だからこそ猛男は、ピュアで、真っ直ぐな高校生に育って行ったのでしょう
ごめんね、変態仮面なんて言って(笑)

そんな豪傑かつ硬派な猛男を、他人にはクールな幼な馴染で無二の親友の砂川は、
世間の誤解から守り(笑)様々に気配りをしますが、

ある日、いつものように2人で下校途中に先日猛男が助けた大和が現れ…
猛男は大好きな二人、砂と大和の為にと、
自分の恋心を抑えて奮闘することになる高1の春~
超~ありふれた青春ラブコメなんだけど、こういうのってキャストが大事~!
はい
みんな嵌っていて、愉しめました


一見、出木杉クンとジャイアンにみえる(爆)ふたりが、姉妹のよう(?)に仲良しで、
かといってベタベタしてるわけでなく、だけど
信頼し合うふたりがしずかちゃん的大和(笑)を、奪い合わないもどかしさ

いつもKAT-TUNの中丸クンに似てるなあ~とちょっと区別がつかない坂口くん、
大和と一緒にいる猛男を見る目が切なくてヤバイよね~
大和の永野芽郁ちゃんも、菊池桃子さんを彷彿させる可愛らしさ
で、鈴木亮平クン♪

セリフは
 「す・・・好きだぁぁぁーーーーーっっ!!」と、
 「す・・・・・きだぁぁぁ~~~~!!」
 「スキ、、、だああああーーーー!!」しかありませんが(←嘘)

大和を可愛いと思うキモチで崩壊してしまう猛男の顔が、素敵でした
「たけおくんはカッコイイヨ」
でも、オトコの友情パートも、凄く好きだぁぁ~~~!

1時間45分、ずっとやさしい顔で観ていられる作品でした~

アデライン、100年目の恋

2015-11-04 22:11:29 | the cinema (ア行)

上映時間 113分
脚本 J・ミルズ・グッドロー/サルヴァドール・パスコヴィッツ
監督 リー・トランド・クリーガー
出演 ブレイク・ライヴリー/ミキール・ハースマン/キャシー・ベイカー/ハリソン・フォード/エレン・バースティン/アマンダ・クルー

1908年に生まれ、21歳で結婚し、娘フレミングをもうけたアデライン・ボウマン。結婚8年目に夫が亡くなり、その冬には、今度はアデラインが自動車事故に遭い、川に転落。低体温症で一度は心臓が止まるも、突然の雷に打たれ、奇跡的に息を吹き返す。すると不思議なことに、彼女の肉体は29歳のまま衰えなくなる。やがて中年になると、周囲からも怪しまれるようになり、身の危険を感じ始めた彼女は、10年ごとに名前と住居を変えるようになり、それは今日まで続いていた。その秘密を知るのは、娘のフレミングだけだった。そんなある日、パーティで知り合ったハンサムな青年エリス・ジョーンズから熱烈なアプローチを受けるアデラインだったが…。

主演はテレビドラマ『ゴシップガール』でブレイクしたブレイク・ライヴリー。
だけど、私的にはレオと交際していた女優!でインプット(笑)

旅するジーンズと16歳の夏」でも、
ちょっと個性のないカンジ(キャラがハッキリしない)だったし、
「ニューヨーク、アイラブユー」でアントン・イェルチンくんの元カノ役ででてたけど、
好みもあるかもだけど、そこまで目立つ美貌ではなかった印象。

でも、本作では永遠に老ける事のない美女という役どころ!
しかも容姿は29歳のまま、70年も生きているし、
脳細胞も衰えないから、記憶力バツグンの知的美人というおまけつき(笑)


ファンタジーなので、まあ、、へぇ~・・・ふぅ~~ん・・・と、
あまりツッコまないで観ていましたが、
後半エリスの実家で、彼の父親と対峙する辺りから急激に陳腐なメロドラマ展開に

老い先短いのはここでは離れて暮らす娘。
見た目はおばあさんと孫という2人が、互いの行く末を気遣い、思いやるシーンが一番良かった!

やさしい嘘と贈り物」のエレン・バースティンがこの作品を引き締めていて、
どうにも
トシを取らないことの恐怖とか「愛とは共に老ける事」というアデラインの心情が、
この作品でイチバンのキモなのに、
どうにも説得力に欠ける全体を、ちゃんと説得してくれていました。

娘も、愛犬も恋人も友人も、歳と共に衰え、やがて死んでいく。
でも、自分だけは同じ容姿で何十年も生きていく―。細胞が劣化しないんだもの・・。
それでも、
永遠の若さ――欲しいですか?(笑)

白髪をみつけて喜ぶ・・・・勝手にして下さい(笑)

アメリカン・ドリーマー 理想の代償

2015-10-22 21:27:04 | the cinema (ア行)

原題 A MOST VIOLENT YEAR
上映時間 125分 映倫 PG12
監督 J・C・チャンダー
出演 オスカー・アイザック/ジェシカ・チャステイン/デヴィッド・オイェロウォ/アレッサンドロ・ニヴォラ/アルバート・ブルックス
1981年のニューヨーク。モラルを無視したつぶし合いが平然と行われている石油業界に乗り込み、公明正大なビジネスを経営理念に掲げた会社を夫婦で立ち上げたアベル(オスカー・アイザック)とアナ(ジェシカ・チャステイン)。全財産を投げ打って事業拡大に必要な土地の購入に取り掛かるが、それを待っていたかのようにオイルの強奪、脱税の嫌疑といった思わぬ問題が降り掛かってくる。アベルたちの悪評が広がり、銀行の融資も絶たれ、アナとの仲も揺らぎだす。
感想が遅くなりましたが、結構満足度の高い作品でした!

1981年のNYは、史上最悪の凶悪犯罪が多発した年らしい。
そんな犯罪と暴力が氾濫する世界に、クリーンなビジネスを信条に掲げ飛び込んだ移民のアベルが
成功を目前にしたある日からの、怒涛の闘いを追っていく。――

白昼堂々と積み荷のオイルがタンクローリーごと強奪され、
ただ真っ当に職務に就いていただけのドライバー達は身を守る術もない。
凶悪な窃盗団に度々狙われても、アベルは断固、銃の携帯を許さなかったから・・。

時を同じくして、信頼していた検事から脱税の嫌疑をかけられ腑に落ちず怒るアベル。
銀行の信用も、全財産も、全て失うまでに猶予はたった3日間!

ドライバーや、セールスマンに、自ら教育、サポートも忘れず、
アベルは経営者としても実にいい男。
夢見るだけではない、掲げた公明正大なビジネスでここまで徹してやってきた彼が、
後に知る現実とは?!


この時代のアメリカン・ドリームを夢見て移民が成功を収めることの困難さを見せつけます。
そして、今なお数々のシーンで悲劇を繰り返す、銃規制問題も避けて通れない。。。

アベルのよき理解者で妻のアナが会社の経理を担当で、
その妻の父親がギャングというのも外せないポイント。

この夫婦が、夢を手にするのか、全てを失うのか?!
やがて知る非情な現実に向き合い、アベルはどう決断するのか??
とてもスリリングで2時間があっという間!
緊張感あふれる人間ドラマでした。私はかなり面白かったです

エレファント・ソング

2015-06-07 13:24:45 | the cinema (ア行)

上映時間 100分
製作国 カナダ
原作戯曲 ニコラ・ビヨン
脚本 ニコラ・ビヨン
監督 シャルル・ビナメ
出演 ブルース・グリーンウッド/グザヴィエ・ドラン/キャリー=アン・モス/ギィ・ナドン/コルム・フィオール/キャサリン・キーナー

精神病棟を舞台に、問題児の青年患者と彼から担当医失踪の真相を聞き出そうとする院長が繰り広げる緊迫の心理劇をスリリングに描く。
ある日、精神病院で一人の医師が失踪する。事情を知っているのは彼の患者で病院で一番の問題児であるマイケルだけ。院長のグリーンは、自らマイケルに質問して真相を聞き出そうと試みる。そんなグリーンに対し、マイケルをよく知る看護師長のピーターソンは、作り話が得意な彼に注意するよう警告するが…。

難しそうな心理劇か?という先入観があったのも事実だけど、
う~・・ん、なんだろう、、、想像の域を出てないというか、
終わってみれば「やっぱりね、」と、「そんなぁ~」という思いだけが残ってしまった。

グザヴィエ・ドラン前面に出した宣伝だったけど
ブルースとグザヴィエ、W主演だったのね~。

自信家の院長vs愛を知らずに育った問題児の患者
ほぼこの二人の会話で進行するので、中盤までに2度ほど意識がとびました
ちょっとグリーン周辺に挿入される人物や娘のエピなど、私的には必要だったのか?
彼のキャラクターを強調させる為と解っていても、正直疑問でしたが。。。


キーワードは解り易い。
自信家で性急で高圧的な院長のグリーンに真実を話す代わりにマイケルの出した条件。
  僕のカルテを読まないこと
  ご褒美にチョコレートをくれること
  看護師長(ピーターソン)をこの件から外すこと



カウンセリングの基本というだけでなく、
普通にコミュニケーションをとる場合でも、大切なのは「相手を識ること」
だけどその前にもっと重要な、自分を識ること…―

遣る瀬無い物語ですが最後は、グリーンとマイケル、
マイケルとピーターソン、そしてグリーンとピーターソンの、
哀しくも優しい3つの構図がみえてきて、不思議な余韻があります。


映画 暗殺教室

2015-03-28 12:38:19 | the cinema (ア行)

よく学び、よく狙え。
最高の先生は最強の標的(ターゲット)。

上映時間 109分
原作 松井優征
脚本 金沢達也
監督 羽住英一郎
音楽 佐藤直紀
出演 山田涼介/椎名桔平/菅田将暉/山本舞香/竹富聖花/橋本環奈/知英/加藤清史郎/高嶋政伸

松井優征の大ヒット・コミックスを実写映画化したエンタテインメント・ムービー
有名進学校椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス3年E組。ある日、奇妙なタコ型の超生物が担任に就くことに。すでに月の7割を破壊した彼は、来年の3月には地球をも破壊すると予告していた。この危険生物を仕留めるために、これまでに幾度も暗殺が試みられてきたが、マッハ20で飛び回る相手に、いずれの作戦もことごとく失敗に終わっていた。そんな彼が、なぜかE組の担任を政府に希望したことから、潮田渚らE組の生徒たちに、この生物の暗殺という極秘任務が託される。やがて渚たちはこの生物を“殺せんせー”と名付け、あの手この手で暗殺を試みるのだったが…。

これは予告を観て、面白そうだと友人と食いついた作品♪
学園アクション、コメディー~というので、ある程度平均年齢、低いだろうなあ~と、
覚悟はしてました。がっっっ
今は小中学生だけでなく、幼稚園ももれなく春休み~~~。。。
中には就園前のちびっこを連れたお母さんも・・・

でも、ストーリーはお子様でもダイジョウブな単純、面白学園バトルですが、
そこは羽住監督作品
強弱あって、思わず笑っちゃうころせんせーのハイスピードアクションと変身
大人の鑑賞にも十分耐えられる、面白ドラマで、
超有名進学校のおちこぼれ、3年E組で一風変わった暗殺×教育がスタートします♪


これは作品の奇抜さも興味が持てるところでしたが、やっぱり
超生物の、おかしな喋りの二宮クンのアフレコが上手い
そして、独りでいても、クラスの生徒に溶け込んでも作品全体に味付けしてるかのような
菅田将暉クンが改めて巧い
山田クンは大野君と恭子ちゃんとのSPドラマでしか観たことなかったんだけど、
ころせんせーにいちいち突っ込む普通のコを自然に演じていて良かった♪
そして、
相変わらずブキミ怖い高嶋サン、インパクトありました~
こども店長清史郎クン
いくらなんでも3年E組に、はナイだろう~と思ったら、彼ももう中学生!びっくりでした~

冒頭の担任の説明で銃弾は超生物にしか効かないということが解っているので
観客席のちびっ子たちも安心して画面に食いついていたのでしょうが、
先ず私の周りはこども店長だらけ小学校低学年の少年御一行、
もしくはそんなお兄ちゃんに突き合わせて3歳くらいの子供と一緒のママたんがひしめいて、、、

まあ、アニメの人気があるから仕方ないんだけど(私は知らなかった
子供同士で観るのに、とてもいいテーマを含んでいる作品。
お母さんは無理して下の子を連れて同行しないで、お子さんを信じてお友達と見せてあげて欲しい。
で、
大人は夕方以降の上映をオススメします

ヒトを小馬鹿にしたような変な笑いとは裏腹に、決して生徒を見捨てない“殺せんせー”が
時にはぜーぜー息を切らし、ある時は女子の部屋に紛れ込み(←ここ最高~
暗殺の(戦いの)心得を伝授していくのですが、、、
オトナも足元をすくわれる思いもする2時間弱♪面白かったです~