to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

銭ゲバ 第2回

2009-01-31 17:50:21 | TV dorama
貧しく不幸な生い立ちのために、金しか信用しない”銭ゲバ”となった青年の姿を通し、幸福とは何かを問うエンターテインメントドラマ.
日本テレビ系 毎週土曜21:00-21:54
原作:ジョージ秋山ほか
脚本:岡田惠和
演出:大谷太郎、狩山俊輔
主題歌 かりゆし58「さよなら」
出演:松山ケンイチ/ミムラ/宮川大輔/田中圭/木南晴夏/石橋杏奈/光石研/りょう/椎名桔平ほか
第2話 愛は金で買えるズラ!!!!
緑(ミムラ)の運転する車の前に飛び出した風太郎(松山ケンイチ)。
病院の一室で目覚めた風太郎を心配する緑。何かできることはないかと申し出る。
「・・・・・・・・・友達になれたらうれしいです」
風太郎はある目的のために緑の心に入り込んでゆく―――。
まもなく、風太郎は緑に豪華クルーザーで開かれる仲間内の集まるパーティーに招かれる。
そこで出会った緑の妹・茜(木南晴夏)。
顔にアザがあり足が不自由なため、幸せそうな人間に不快感を見せる茜。
風太郎は、そんな茜にも近づき、ある計画をたてる。

今回の展開は、数年前の同じ日テレドラマ『太陽の季節』のシーンを彷彿させます。
タッキー演じるあの主人公も成り上がるために、策を弄して令嬢に接近していく貧乏な若者でした。
ただ、今回の主人公が目を付けたのは、ハンデがある為に心を閉ざしてる少女。
クルーザーのパーティーで、ただひとり楽しめない茜に的を絞って、
周囲を欺き、彼女の関心を引くことに成功します。
そして、なんなく三国家に招待され・・・

履き古した靴で、再び三国家の玄関に立った風太郎は、その時点では具体的な計画などなかったと思う。
ちょっと種を撒いたら、チャンスは向うからやってくるのだ。
この裕福な三国家の中で、茜だけは不幸をしょっている。
少なくとも茜自身はそう思っていることだろう。
だから同じように傷を持つ風太郎になら自分の痛みが解って貰えると、警戒心を持たなかったのだろう。
いや、同情心を持たずに接近してくる人間に免疫がなかったのかも、、、

それにしてもちょっと・・、緑の性格描写が殆どないのが気になる。
子供だったとはいえ、風太郎の行為を容赦なく責め、母親まで呼びつけた緑なのだ。
いくら妹の頼みとはいえ、風太郎のことを無条件に信じているのか?
妹に対しても、少し無神経な気がするのだけど。。。

実は前回から風太郎の、角度を変えた顔のアップが多いのが気になっていたら、
演出の大谷さんによると、
傷のある「左目」は風太郎の押し潰された良心を表し、
傷のない「右目」は風太郎の野心を表している―そうで、
母親のこと、お兄ちゃんのことをを思い出すときには「左目」のアップ、
三國家の人たちを見るときの風太郎は「右目」になっているのだそう。

今回でメインの登場人物は出尽くしただろうか?
風太郎を背後からみつめる3人の目。
その存在にいつ気づき、どうするのか?
「銭ずら」と言いながら、むしろお金を憎んでいるようにも見える。
この先、風太郎の左目でみつめる人は現れるのか.......
松山ケンイチさん、やっぱり凄いです!

今回のお気に入りシーンは、
茜の耳をふさいでの語り、そしてその手を離して囁きかけるシーン
遠足の写真をあきらめ、母親にけなげに嘘をつく優しい風太郎、、、それを回顧する風太郎。。。

録画して観ることになるけど、やっと追いつきました。
今夜の3話も楽しみです♪

銭ゲバ 1回

2009-01-30 23:18:39 | TV dorama
貧しく不幸な生い立ちのために、金しか信用しない”銭ゲバ”となった青年の姿を通し、幸福とは何かを問うエンターテインメントドラマ.
日本テレビ系 毎週土曜21:00-21:54

原作:ジョージ秋山ほか
脚本:岡田惠和
演出:大谷太郎、狩山俊輔
主題歌 かりゆし58「さよなら」
出演:松山ケンイチ/ミムラ/宮川大輔/木南晴夏/石橋杏奈/光石研/りょう/椎名桔平ほか

第1話「愛をください…金のためなら何でもするズラ!!」
蒲郡風太郎--彼は幼い頃から貧乏だった。母親の桃子は病弱・父親の健蔵は放浪三昧。給食費すら払えないほどの貧乏と、そして健蔵の暴力。桃子は身体を壊し、あっけなく逝ってしまう。「お金がないからおかあさんはしんだんだ・・・」数年後、風太郎は社会の片隅でひっそりと暮らしていた。派遣社員として工場を渡り歩く日々。派遣先の三國造船の社長・譲次とその娘・緑と再会する。風太郎はある決意を固める・・・

左目に醜い傷跡を残し、優しく心の支えだった母を亡くした風太郎は、
人との接触を避け、孤独に生きている。
初回は、彼の少年時代の記憶を、いくつかの事柄を機にフラッシュバックさせていく。

貧しいというだけでからかわれ、虐められていた子供時代。
だけど優しい大好きな母がいた。
「大事なのはお金じゃないの。大事なのは人の心」
「ちゃんと正直に頑張っていれば、神様はみていてくれるから―」
そんな母をして、「貧しいって、、なんかくやしいね。。」と言わせた
幼い日の三国緑(森迫映衣)とのたった1日の出会いだった。

たったひとりのよりどころだった母を奪ったものは、薬さえ買えない貧しさだった。
そして優しい母に泣かれてしまった三国家からの帰り道。

風太郎が「銭のかたまり」と、三国家に、緑(ミムラ)に近づくまで―。

コチラも、少年時代を演じる子役・齋藤隆成くんが上手いです。
あの雨の中のシーンは心理的にかなりキツかったのではないでしょうか。
でも、彼の雰囲気のある優しさと、丁寧な感情表現で、
成長した風太郎の、定食屋でのベラのシーンではグット来てきまうのだから。

暗く重いシーンが多いのだけど、原作はほぼ忘れているし、
時代背景も上手く変えられているようだし、テレビ的にどこまでやるのかも気になるし、
風太郎のこころの軌跡をみつめていこうと思います。
彼が何を手にするのか・・・?
彼に救いはあるのか、、、見届けていきたいと思います。
エンディングのかりゆし58のテーマ曲はとっても合っていていいです

007/慰めの報酬

2009-01-29 22:46:10 | the cinema (タ行)
傷ついた心が、共鳴する。
原題 QUANTUM OF SOLACE
上映時間 106分
原作 イアン・フレミング
脚本 ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド/ポール・ハギス
監督 マーク・フォースター
音楽 デヴィッド・アーノルド
出演 ダニエル・クレイグ/オルガ・キュリレンコ/マチュー・アマルリック/ジュディ・デンチ/ジェフリー・ライト/ジャンカルロ・ジャンニーニ/ホアキン・コシオ

前作「カジノ・ロワイヤル」に引き続きダニエル・クレイグがジェームズ・ボンド役に扮した人気サスペンス・アクションのシリーズ第22作。
愛する人を失ったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、彼女を操っていたミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を追及するうち、新たな悪の組織の陰謀を知る。それは謎の組織の非情な男、ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)が南米のある政府の転覆と同地の天然資源を手にして、世界を支配しようとするものだった。(シネマトゥデイ)

前作「007/カジノ・ロワイヤル」で、ボンドを愛したために命を落としてしまったヴェスパー。
彼女の真実を知るためにミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)を追及する、
前作のラストから1時間後から始まる完全に続編として作られている。
やはり復習していった方がよりすんなり楽しめると思います
(しかし誰しも同じ考えだとみえて、レンタルできないまま、もう行って来ました~)

冒頭から凄まじいカー・アクションでいきなりぐぐっと気持ちはボンドの同乗者。(笑)
そして、休むまもなく次々に展開していく007となったボンドの行動は、
執拗で、荒削り!
ダニエル・クレイグのボンドは本当に男っぽい!

洗練されていてスマートだったこれまでの007に比べると、
復讐心を秘めた荒々しさがかえって若々しく感じてしまったダニエル・ボンド
今回のボンドガールのオルガ・キュリレンコも、奇麗というよりキュート♪
どことなくまだ少女っぽさも漂うカミーユに接する時にみせるダニエルの優しさがよかったし、
今回、ちょっとドキッとするシーンもあったけど、
疑似親子のような上司M(ジュディ・デンチ)に向ける、揺るがない信頼も気分がいい

とにかく、前作以上にアクションに身体張ってます!
ボンドカーはものの数分でアナポコだらけだし、
武器を使わずに海上では迫力のボートでチェイス!
ロープでチェイス空中でチェイス!!
ボーンも真っ青の追跡シーンは臨場感があってリアル!
半分以上がアクションシーンだといえるくらいのてんこ盛りです♪
その9割を、スタントなしでこなしたキレのいいアクションシーンは文句なくカッコイイ!
そして、迫力のあるシーンもだけど、ロケーションもかなり好き

だけど、、なんだかラスト間際に、急激に失速した感じを受けちゃったのは、
にっくき非情な男グリーン役のマチュー・アマルリックは、いっちゃってるヒトみたいなムードはぷんぷんなんだけど
意外と、そうでもなかった・・
やっぱり、追うより追われるほうが危機感があってスリリングなんだと実感

復讐の為に敵を追って行く展開が多かったからからか、
シリーズでお約束の超アイテムなど、驚きのグッズも登場せずだったからか、
ダニエルの頑張りの割りにあっさりと終わった印象。
今回で、諜報部内での007としての存在感も結果として出て、アピールできたということで、
次回からはダニエルのクールさにプラス、大人のドラマな展開が期待できそうかしら~
ダニエルのプレイボーイっぷり、楽しみです

新堂本兄弟♪

2009-01-25 22:50:42 | Heart pink
フジ 23時15分~
今夜のゲストは7年ぶり登場~Gackt
DMBBとセッションするのは「君のために出来ること」~「JEJUS」
KinKiの新曲「約束」も楽しみですね~

    
「ガックン」時代の懐かしのVTRも流れるそうだし、
8年前の恭子ちゃんのVも
オリ☆スタでは光ちゃんのツッコミがあったとか書いてありましたが、
無事OAされるでしょうか~
恭子ちゃんの返事に興味津々なんだけどな~(笑)
是非カットされていませんように


レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

2009-01-25 16:15:42 | the cinema (ラ・ワ行)
あなたの最愛のひとは
あなたを愛していますか──。

原題 REVOLUTIONARY ROAD
上映時間 119分
製作国 アメリカ/イギリス
原作 リチャード・イェーツ 『家族の終わりに』(ヴィレッジブックス刊)
出演 レオナルド・ディカプリオ/ケイト・ウィンスレット/キャシー・ベイツ/マイケル・シャノン/キャスリン・ハーン/デヴィッド・ハーバー/ゾーイ・カザン
1950年代のコネチカット州。“レボリューショナリー・ロード”と名づけられた閑静な新興住宅街に暮らすフランクとエイプリルのウィーラー夫妻は、二人のかわいい子供にも恵まれた理想のカップル。しかし、その見た目とは裏腹に、彼らはそれぞれ描いていた輝かしい未来と現状のギャップに不満を募らせていた。元陸軍兵のフランクは事務機会社に勤めるもセールスマン人生の我が身を嘆き、かつて女優志願だったエイプリルも大成せずに至っている。するとフランクが30才の誕生日を迎えた夜、エイプリルが、家族一緒にパリで暮らしましょう、と持ちかけ、パリでは自分が秘書として働くからフランクは気ままに暮らせばいい、と言い出すのだった。はじめは妻の突然の提案に戸惑うも希望を膨らませ、ついには移住を決意するフランク。それは間もなく、周囲にも知るところとなるのだが…。allcinema ONLINEより
レオとケイトはお互いを"似たもの同士"といい、信頼をし合っている仲。
ケイトに至っては「彼こそが、わたしたちの世代のベストな役者だと感じているの。それに演技の相性もすごくいいのよ」とまで言っている。
大人になった二人の、これは美しいラブストーリーなどではなく、
反面教師とすべき、愛に迷った悲しい夫婦の物語でした

地球のどこかで、ある時、男と女は出会い、惹かれあい結ばれる。
しかし、結婚はゴールではない―、この作品はそのことを強く感じさせる。
当たり前だけど、結婚によって長い旅をしなければ見えてこないものもある。
ふたり、語り合う夢に共感しても、ベッドで見る夢は違うもの。

子供がある程度手が掛からなくなると、狭い社会に閉じこもっていた女たちも
それぞれ自己表現の場を求めて、行動するようになるのも普通にあること。
そして、人によってはそれは独身時代からの夢の続きだったりもする。
まさに、この夫婦の嵐は、妻の夢の続きが壊れた時に訪れた。



女優の夢が捨てきれないでいたエイプリルは地元の劇団の旗揚げ公演の舞台に立つが、芝居の出来が悪く、絶望的になる。
フランクの気遣いさえも腹立たしく思うエイプリルは、あの時自分の夢を捨て、同時に女優に限界を感じたのだと思う。
そして、夫の昔の一言を思い出し、上手くいかなかった自分の夢をすりかえた。
"夫を支える妻"を次の舞台に選ぼうとしていた・・・
それはフランクの30歳のバースデイのこと。
それからの数週間。行きつ戻りつしながら次第に傷は深くなり・・・



女が結婚、出産によって失うものは多い。
男の方にも課せられるものや、制限ができてくる。
しかし、年を重ねるごとにそれぞれの家族の喜びに一喜一憂し、子供の成長にささやかな幸せをみつけたりして、
若い頃の夢は、色あせて行く写真のように時々引っ張り出して眺めるものになる。
それも自らが選び取った人生ではないか、と。

彼女もそう努力して理想的な美しい家庭を作ってきたのだと思う。
レボリューショナリー・ロードに住む他の家族のように。でも、彼女は疲れてしまった。
何より、気づいてしまった。自分の中の真実に。。

これは美しいラブストーリーではなく―愛を試された若い夫婦の物語でした。
罵りあう二人は観ていて心が痛い。
愛を求めて苦悩するディカプリオは切ない、やはりアカデミー協会はなぜ?という演技です!
自己愛が強すぎて、次第に狂気に堕ちるエイプリルの冷えた演技で、流石のケイト!

人には決して口にしてはならない真実があることを教えてくれているのではないでしょうか。
この中で、妻が口にした二人目の出産に関する本音。
それは言っては、全てを否定すること。結局、誰のことも愛してなかったんだと・・・
夫が激昂に駆られ、つい言ってしまった3人目のことは、本心じゃなかったろうに。

初日の3回目の上映。8割近い入りだったでしょうか。
ぎりぎりの時間だったのでもう通路側は空いていないということで、最後部でしたが、
いつもの土曜の観賞にみられるマナーの悪い方は一人もいなく、私の列は年配のご夫婦とか
お一人の高齢の方ばかりでしたが、
前の方の列などに若いカップルもいて、この二人の人気の幅広さを感じました。

最後の映像は、監督の皮肉も期待も込めたニヤリとするシーン。
結婚はふたりでスタートをきる障害物競走のようなもの。
これから誰かと出会い、結婚をする、若い方たちにも是非観て欲しい。
そして、何事かを感じてほしい作品でした・・

Yahoo!の作品トップページのレオのインタビュー動画で、彼が語ることが全てのような気がします!
まだの方は一度ご覧下さい
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なかなかいいショット


WOWOWで♪

2009-01-23 22:43:53 | Heart pink
1/25(日) 24:00~26:00 WOWOW3
ドラマWアンコール「蒼い瞳とニュアージュ」再放送があります♪
原作:松岡圭祐
監督:水谷俊之
出演:深田恭子、萩原聖人、佐津川愛美 ほか

1/28(水)21:00~22:00 (CS)テレ朝チャンネル
富豪刑事#1 「富豪刑事の囮」
原作:筒井康隆「富豪刑事」
出演者:深田恭子、西岡徳馬、山下真司、升毅、寺島進、相島一之、鈴木一真、戴寧龍二、野波麻帆、筒井康隆、夏八木勲 ほか

オリ☆スタ 2月2日号 表紙はKinKi Kids
P.36~38、『新堂本兄弟』の特集で
25日放送分の収録のレポートがあり、ゲストのGacktと一緒の恭子ちゃんの写真があります♪
ちょっとキュートなお嬢さま的なモノクロワンピと髪飾りが可愛い
光一くんのバースデイもお祝いしてますよ
25日のOAが楽しみですね~!

ちーちゃんは悠久の向こう

2009-01-22 22:36:03 | the cinema (タ行)
死んでも、終わらない恋──
上映時間 94分
原作 日日日 『ちーちゃんは悠久の向こう』(新風舎刊)
監督 兼重淳
主題歌 奥 華子「空に光るクローバー」
出演 仲里依紗/林遣都/ 高橋由真/波瑠/中山祐一朗/永山菜々/飛田光里/堀部圭亮/西田尚美

ライトノベル界の新鋭・日日日(あきら)の同名原作を映画化した青春恋愛ファンタジー。
幼なじみのちーちゃんこと千草(仲里依紗)と、モンちゃんこと悠斗(林遣都)は子どものころから仲良しで、いつもずっと一緒だった。やがてそんな2人も高校に進学し、同じクラスになる。母親が家出し、酒浸りの父親と2人暮らしの悠斗にとって、昔と同じように千草と過ごす時間だけが唯一安心できる瞬間だったが……。(シネマトゥデイ)

コチラは、丁度1年前の公開時「バッテリー」の林遣都くんが出演しているって事でちょっと気になりつつも
あまり評判も聞かないまま忘れていた作品。
この頃は連続テレビで恭子ちゃんと共演していた仲里依紗ちゃんのことも知らなかったし。
でも、ティーンエイジャー向けという気はしましたがとっても爽やかで可愛い作品でした

原作も知らず、予告は目にする機会がなく、チラシも見ていなかったのがこれは幸いでした
ミステリー好きで謎解きにはかなり自信を持っている私が、、、やられました!
なめていました、、、やっぱ、子どもの映画なんだわあ~・・って、スミマセン~

でも、ゆるゆるデレデレのふたりがあまりにも可愛く、
高1というより中一という幼さで、、、、って、これも二人の時に限ってなんですけど。
何を書いてもネタバレになってしまいそうで、これはホント、
ポスターやチラシでさえネタバレしてんじゃないかと思うので、
劇場で観られた方よりもむしろ、何も知らずに観た私はラッキーでした!
これは原作者に、とっても興味を持ってしまいましたが、ライトノベルっていうところで、躊躇。

     

撮影時、ともに15歳だったメインのふたり♪
終わってみれば、千草役の仲里依紗ちゃんの甘えた演技にも納得
天真爛漫なちーちゃんといる時と、他のシーンで雰囲気のまるでちがう悠斗を演じた林遣都くんはやっぱり上手い
悠斗の父親役の堀部圭亮さん、暗すぎ~。で、怖いですよぉ(笑)セリフ殆どないし
ただひとり・・モンちゃんに言い寄るセンパイのセリフと演技は、、あれでいいのか?

でも、高校生版「木曜の怪談」的中盤までをただ楽しんで我慢していければ、
終盤に、きます!
奇麗に騙されてください(笑)そぅするとシアワセ

このラスト、私けっこう好きかも
こんなカワイイ作品で、実はポロリとなってしまったのですが、
それがどこだったのかはナイショです(笑)
  
ちーちゃんがはまって追いかける香奈葵高校の“学園七不思議”
ノートに書かれていた七不思議は(1)1年B組の花子さん(2)血染めのピアノ(3)呪いの階段(4)苔地蔵(5)体育館の安田さん(6)彼は誰の鏡。
そして最後の7つ目は、6つの不思議を全て体験した人だけにその願いを叶えてくれる“聞き耳桜”だった....。
++++++++++++++++++++
昨年コレにとってもよく似たアジア映画を観ましたが、
コチラの原作が、2006年には台湾で翻訳出版されていることから、

ジェイはこの作品(原作)にヒントを得たのだと思いました。
だから30歳にもなるジェイが、無理にも高校生だったのですね。。。
舞台を自分の出身校の音楽学校としたところが成功していましたが、
要となる部分や小物、メインの家庭環境とかシチュエーションなど
明らかにこの作品の心臓部分をパ○ってますね。
感動した作品だっただけにがっかりしました。長年温めていた企画というコメントも今となっては虚しいです。
そのことも含めたタイトルだったのかしら(苦笑)


イースタン・プロミス

2009-01-22 00:24:19 | the cinema (ア行)
ここでしか、生きられない。
製作国 イギリス/カナダ/アメリカ
上映時間 100分
脚本 スティーヴ・ナイト
監督 デヴィッド・クローネンバーグ
出演 ヴィゴ・モーテンセン/ナオミ・ワッツ/ヴァンサン・カッセル/アーミン・ミューラー=スタール/イエジー・スコリモフスキー

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のデヴィッド・クローネンバーグ監督とヴィゴ・モーテンセンが再びコンビを組んだ戦慄のバイオレンス・サスペンス。
クリスマスを控えたイギリス、ロンドン。助産婦のアンナが働く病院に、10代の幼い妊婦が運び込まれる。少女は、女の子を産んだ直後、息を引き取った。少女のバッグからロシア語で書かれた日記を見つけ出したアンナは、孤児となった赤ちゃんのためにと少女の身元を調べ始める。ロシア語の分からないアンナは、挿まれていたカードを頼りにロシア料理の店を訪ねる。そしてその店の前で、運転手だという謎めいた男、ニコライと出会うアンナだったが…。allcinema ONLINEより

マフィアの実態を描いたもの。主演のヴィゴ・モーテンセンが、色っぽいらしい(笑)
というぐらいの知識で観始めたら、これが初っ端から凄かった!
公開時に予感がしてパスしたのに、DVDでも目を背けたくなるシーンがぁ~

タイトルの「イースタン・プロミス」(東の約束)とは、英国における東欧組織による人身売買契約のことだそうで、
ロンドンの裏社会で暗躍する"法の泥棒"というロシアの組織のファミリー、
その組織の謎めいた運転手。
親切心から、孤児となった赤ん坊の身内を捜す助産婦が図らずも組織と絡んで起きる事件を追う、
男くさい作品でした。

マフィアものといえば「ゴッド・ファーザー」「インファナル・アフェア」「ディパーテッド」などが印象に残っているけど、
ロシアン・マフィアを描いた作品は初めてかも。
とつとつとした女性のナレーションが、繰り返し入るのですが、とても物悲しく
この男くさい作品に東欧諸国の貧しい女性の嘆きとなって、哀愁を与えています。

幼い少女の残した日記を、助産婦のアンナ(ナオミ・ワッツ)が手に入れて、訪れた先が悪の巣窟で・・
もう、ある程度先が読める展開でも心臓バクバク。
彼女が無謀に詰め寄るシーンは、「闇の子供たち」の宮崎あおいちゃんを思い出し、
思わず「バカ!」と言ってしまいました

主演のヴィゴ・モーテンセンの冷徹で、ミステリアスなニコライも予想通りでしたが、
その予想は、多分に願いのこもったものでしたが(笑)
ニヒルな容貌に、女性に対する優しさが不思議に似合っていて素敵でした。

強い父にコンプレックスを隠せない、キリル役のヴァンサン・カッセルも、
イカレた小心者の虚勢を張った男を熱演、凄まじかったです!

何度かクローズアップされるニコライの指のタトゥーは、サンクト・ペテルブルグの十字架で、
その刑務所に入っていた証しなのだそう。
日本でも昔、流人には腕に刺青を彫っていた習慣があったように、
ロシアでも犯罪者に刑務所内で彫られることが多かったというのがびっくり。しかも指だし

ロンドンの裏社会を舞台にした息苦しさ、怖さはありますが、
メリハリの効いたバイオレンス・サスペンス、
ラストについてはネタバレでニコライの本心について話してみたくなりますね

嵐の宿題くん ~♪

2009-01-20 01:48:16 | Heart pink
このごろなぜかウチの男子はがお気に入り。
あまりテレビをみないくせに、時間が合えば嵐の番組を選んでみている。
今夜もゆるゆる「宿題くん」観ていた。
今夜の相葉ちゃんには「イイキャラだあ~」と目を細めているし、
ニノや櫻井くんも好きみたいだしね。

で、一緒に観てたら、
なんと宿題募集のところで、ケンドー・コバヤシ、深田恭子の名前がっ!!
ええぇぇーーーっ、いつ?
一人じゃないの??
                       
以前もドラマの番宣で出たときは、ひとりだったし、
た~っぷり恭子ちゃんがみれて楽しかった♪
赤と黄色の、ポップでカジュアルなファッションが可愛かったな~
「ヤッターマン」公開まで日にちがあるし、是非、順番に一人づつ出て欲しいなぁ~

新堂本兄弟

2009-01-18 22:25:20 | Heart pink
フジ 23時15分~
今年初めてのゲストは志田未来ちゃん
....といっても、収録は去年の11月なんだよね~。
DMBBの曲は未来ちゃんの主演ドラマの主題歌『しるし』
Mr.Childrenの曲を剛くんが歌うそうです。
この曲のピアノは難しかったみたいですね、恭子ちゃん

今年30になる光ちゃん
ゲストの未来ちゃんは15歳ー!
どんなトークになってるんでしょうか~
未来ちゃんがこの時期出演というのは、映画「誰も守って~」の番宣になるんでしょうね。
2月末ぐらいには、「ヤッターマン」の番宣と言う意味で、恭子ちゃんにはゲストで登場して欲しい(爆)


今年の日曜は、「堂本」の前にもうひとつ、「天地人」という楽しみができて
期待してるんですが、
恭子ちゃん登場までにこの時間帯にドラマの習慣付けようと観始めましたが、
ドラマ自体は凄く面白いんだけど、
早々と発表があった割りに、恭子ちゃんの淀殿登場は遅い気がしますね、、、
撮影に入った情報もないし、
「黒部~」だけでは淋しいです~。。。。

疲れたら・・・めぐる♪

2009-01-17 23:51:05 | Heart pink
深田恭子 ドラマ未放送シーン


早いもので、もう1年近くが経ってしまったんですね~。『未来講師めぐる
パねログ★も、みなさんで頑張って更新を続けてくださって、
番組終了後、もうDVD発売してからでさえ半年以上経つのに、
キャストとスタッフがこんなにブログを続けてくださったのも珍しいと思います!
それというのも、みんながパートⅡを望んでいるからなんですよね♪
何かと大変でしょうが、Pのみなさん(笑)に頑張ってもらって、実現してほしいです



告発のとき

2009-01-17 01:09:47 | the cinema (カ行)
真実を語る勇気は ありますか―
原題 IN THE VALLEY OF ELAH
上映時間 121分
監督 ポール・ハギス
脚本 ポール・ハギス
音楽 マーク・アイシャム
出演 トミー・リー・ジョーンズ/シャーリーズ・セロン /スーザン・サランドン /ジョナサン・タッカー /ジェームズ・フランコ

「クラッシュ」のポール・ハギス監督が、イラク戦争から帰還した一人の兵士を巡る衝撃の実話を映画化したミステリー・ドラマ。帰還後間もなく無断離隊したとの連絡を受けた父親が、息子の汚名を拭うべく行方を捜す中で次第に浮かび上がる過酷な真実を描き出す。
2004年11月1日、元軍警察のハンク・ディアフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)のもとに、軍に所属する息子のマイク(ジョナサン・タッカー)が行方不明だとの連絡が入る。軍人一家に生まれ、イラク戦争から帰還したばかりのマイクに限って無断離隊などあり得ないと確信するハンク。不安に駆られた彼は、息子の行方を捜すため基地のあるフォート・ラッドへ向かう。同じ隊の仲間に話を聞いても事情はさっぱり分からず、念のため地元警察にも相談してはみたものの、まともに取り上げてはもらえず途方に暮れる。そんな中、女性刑事エミリー・サンダース(シャーリーズ・セロン)の協力を得て捜索を続けるハンクだったが・・・

アメリカで2003年に実際に起こったイラク帰還兵の事件をもとに、
退役軍人の真面目な男が、行方不明の真の息子に辿りつくまで―。

イラク戦争が始まった1993年の日本は、バブル崩壊後の不況が始まってはいたけど、
若者たちの間では今ほどの危機感はなかったのではないかという時代。
アメリカの若者たちはどうだったのだろう?
青年兵とて、テレビを観てニュースをみても、「戦争」の実感などなく普通に青春を過ごしてきたのではないかという気がする。
そんな青年たちが、「正義」という大儀を掲げて見知らぬ人の死を見ながら、血にまみれて行くのが戦争。

昔かたぎの男であり、愛国心に支えられた軍人のハンクが、
頭の中にこびり付いている息子の声に不安を募らせ、その行方を捜す。
先日の「永遠のこどもたち」が、息子を捜す母の物語なら、
これは息子を捜す父の物語。
そして、強いアメリカではなく、病んだアメリカを知る物語。

以下は多少のネタバレを含みます。
 ↓
 ↓


「母と娘」や「母と息子」の絆を描くものには、どこかに甘い郷愁とか優しさがあるけど、
「父と息子」の姿を追う時、いつもなぜか物悲しい。
本作でも、父と母の、子供との繋がりが対照的に描かれる。
どんなに頑張っても母親と息子の間にはない、父と息子を繋ぐもの。
それがどうしようもなく切なく苦しい、だけど、それが親子。。。



原題「IN THE VALLEY OF ELAH」(エラの谷)は、
息子を失ったハンクを夕食に招いたエミリーの家で、彼女の息子に話して聞かせる羊飼いの少年と巨人ゴリアテが戦った場所の名前。
御伽噺を読んであげれない昔かたぎの古い男であるハンクが、父のいない少年に語り聞かせる英雄の伝説。
このシーンにも、男が息子に望む姿、母親が子に望むものが象徴的に描かれていると思う。

「何故、王はダビデを送り出したの?」と問うエミリーの息子
まだ子供なのに・・
そう、後日エミリーは息子に問われるのだが・・。

戦争→出兵。こういう場合、女は愛するものを奪われる予感に激しく反応する。
しかし、世の男たちは見送る側ではないと思っている。
「コールドマウンテン」のレニーのセリフが思い出される。
男たちは自分で雨を降らせておいて・・・」の、あのセリフ。

ベトナム戦争終結後の帰還兵は、枯葉剤の後遺症や、凄惨だった状況によって精神のバランスを崩し、PTSDに苦しんでいると、
私たちは後になって事件や映画でそれを少しだけ擬似体験する。
そして、イラク戦争―。
今また帰還兵の1割以上がPTSDに苦しんでいるアメリカの現状があるという。



この映画のテーマについて、主演のトミー・リー・ジョーンズはいっている。
登場人物達が感じている事は、アメリカ人がみんな感じている事なんだ。映画を観て、こういう問題について一度は考えてほしいと思う。」

遠い戦地から、震えながらの息子のSOSを逃してしまった父親の息子探しの旅。
それは、まだ子供のSOSに気づいていない無数の帰還兵の親たちへのメッセージ。
答えを持たないまま戦争を始めたアメリカのSOS.....なのかも知れない。
そして、世界はとても近くなっているこの時代の多くの人に送られてくるSOSなのだという気がした、心に残る作品でした。

ゆきうさぎ

2009-01-16 01:42:57 | Heart sentimental
寒い一日でした 

凍えるような一日の終わり.....


今日は終わり。


そして、明日に備えるの。

明日はもっと寒いから......



凍えてしまわないように。

凍ってしまわないように―。