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日本テレビ系 毎週土曜21:00-21:54
原作:ジョージ秋山ほか
脚本:岡田惠和
演出:大谷太郎、狩山俊輔
主題歌 かりゆし58「さよなら」
出演:松山ケンイチ/ミムラ/宮川大輔/木南晴夏/石橋杏奈/光石研/りょう/椎名桔平ほか
銭ゲバ 第8話 悪は静かに死んでやるズラ
風太郎(松山ケンイチ)を愛し抜いた末に自ら死を選んだした茜(木南晴夏)。風太郎はその姿を呆然と見つめることしか出来なかった。
哀れな茜の胸の内を告げて風太郎を責める緑(ミムラ)。
風太郎にある想いが去来する―――。
「―――ドライブしませんか?」
風太郎の誘いに緑は困惑する。
向かった先は、風太郎が子供の頃の、桃子(奥貫薫)とふたりだけの秘密の場所だった。
幼き日――どんなに荒れ、母と風太郎を苦しめた父・健蔵に泣かされようと、
あの風太郎が目に傷を追った日でさえも、母は父に対して恨みがましいことを言わず、
不遇な目にあった父を許してやれと言っていた。
だから―殺さなかった。母との約束だったから。
銭のためなら何でもして、幸せになると、あの日誓った。
心ならずも奪ってしまった命のために、一人でそう誓ったのに。
手を汚し、心を鬼にして大金を手にしても思い出すのは母のぬくもりと
風太郎の人生を変えたあの雨の夜のこと・・・。
辿り着いた思い出の秘密の家。
再び辿り着いた彼はお金持ちになっていたのに―なにも持ってはいなかった。
お金を怨み、お金持ちを憎み、成り上がっていったのはそこに幸せがあるという信念があったから。
お金が無いから不幸、お金があれば幸せという風にはホントは思っていなかったはず。
母の言葉があったから―、
父を怨む方向にむかず、お金を怨んだ。。。
お金が無い究極の貧乏暮らしをしていたのに、風太郎には母と笑っていた日々があった。
伊豆屋の人たちのように。
しかし、彼らも法外な借金と、その取立てによりついに風太郎に刃物を向ける。
貧乏人は弱い。しかし、彼らは大人だし、一人ではない。
あの雨の夜、風太郎にはもう何もなかったんだ。
しかも、、今になってお兄ちゃんが自分を引き取ろうとしていたことを聞かされて、
発狂しないのが不思議なくらいだろう・・そんなこと、今言うなよ.....
留めでしょうか。
母・・・お兄ちゃん・・・茜・・・お金で買えなかったものすべて、
彼の悲しみの為に、彼の欲望の為に、
失われていい命なんてひとつもなかった。
今になって健蔵が金だけじゃないとか言っても、遅い。
家族に甘え、自分の弱さに甘えて、無責任に生きてきたくせに!
まぁ、だからことここに及んでも、親らしいことが出来ないで、
「いけないんだよ、親より先に死んじゃ」というのが関の山。
あなたが元凶ですからーっ
ああ、もう、あの雨の日に戻って、あの酔っ払いを起こす少年になってやり直してほしい
それか、追っかけてきたお兄ちゃんにしがみついて思いっきり泣いて欲しい。
・・もう、風太郎は気持ちは決まっていますよね。
そんな風太郎を見届ける、、緑も気の毒な気がしますが、次週、どんな結末でしょうか。
苦しかったけどなんだか早かったですね・・・
これまでのダイジェスト ↓
http://www.dai2ntv.jp/player/index.html?item_id=NtvI10001295
原作:ジョージ秋山ほか
脚本:岡田惠和
演出:大谷太郎、狩山俊輔
主題歌 かりゆし58「さよなら」
出演:松山ケンイチ/ミムラ/宮川大輔/木南晴夏/石橋杏奈/光石研/りょう/椎名桔平ほか
銭ゲバ 第8話 悪は静かに死んでやるズラ
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哀れな茜の胸の内を告げて風太郎を責める緑(ミムラ)。
風太郎にある想いが去来する―――。
「―――ドライブしませんか?」
風太郎の誘いに緑は困惑する。
向かった先は、風太郎が子供の頃の、桃子(奥貫薫)とふたりだけの秘密の場所だった。
幼き日――どんなに荒れ、母と風太郎を苦しめた父・健蔵に泣かされようと、
あの風太郎が目に傷を追った日でさえも、母は父に対して恨みがましいことを言わず、
不遇な目にあった父を許してやれと言っていた。
だから―殺さなかった。母との約束だったから。
銭のためなら何でもして、幸せになると、あの日誓った。
心ならずも奪ってしまった命のために、一人でそう誓ったのに。
手を汚し、心を鬼にして大金を手にしても思い出すのは母のぬくもりと
風太郎の人生を変えたあの雨の夜のこと・・・。
辿り着いた思い出の秘密の家。
再び辿り着いた彼はお金持ちになっていたのに―なにも持ってはいなかった。
お金を怨み、お金持ちを憎み、成り上がっていったのはそこに幸せがあるという信念があったから。
お金が無いから不幸、お金があれば幸せという風にはホントは思っていなかったはず。
母の言葉があったから―、
父を怨む方向にむかず、お金を怨んだ。。。
お金が無い究極の貧乏暮らしをしていたのに、風太郎には母と笑っていた日々があった。
伊豆屋の人たちのように。
しかし、彼らも法外な借金と、その取立てによりついに風太郎に刃物を向ける。
貧乏人は弱い。しかし、彼らは大人だし、一人ではない。
あの雨の夜、風太郎にはもう何もなかったんだ。
しかも、、今になってお兄ちゃんが自分を引き取ろうとしていたことを聞かされて、
発狂しないのが不思議なくらいだろう・・そんなこと、今言うなよ.....
留めでしょうか。
母・・・お兄ちゃん・・・茜・・・お金で買えなかったものすべて、
彼の悲しみの為に、彼の欲望の為に、
失われていい命なんてひとつもなかった。
今になって健蔵が金だけじゃないとか言っても、遅い。
家族に甘え、自分の弱さに甘えて、無責任に生きてきたくせに!
まぁ、だからことここに及んでも、親らしいことが出来ないで、
「いけないんだよ、親より先に死んじゃ」というのが関の山。
あなたが元凶ですからーっ
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ああ、もう、あの雨の日に戻って、あの酔っ払いを起こす少年になってやり直してほしい

それか、追っかけてきたお兄ちゃんにしがみついて思いっきり泣いて欲しい。
・・もう、風太郎は気持ちは決まっていますよね。
そんな風太郎を見届ける、、緑も気の毒な気がしますが、次週、どんな結末でしょうか。
苦しかったけどなんだか早かったですね・・・
これまでのダイジェスト ↓
http://www.dai2ntv.jp/player/index.html?item_id=NtvI10001295
>貧乏人は弱い。しかし、彼らは大人だし、一人ではない。
そう!そうなんですよね、風太郎はひとりだったのに対し、伊豆屋には支えあえる家族がいる。にもかかわらず、悲しいかな安易な方向に向った・・・残念でならないですね。この最後の砦が大きく音を立てて崩れたことにより、風太郎は世の中を見限ったのではないか、と思います。
そして、あの風太郎の父親。Kiraさんのおっしゃるとおりなり!!もう何から何まで腹が立ちすぎて、言葉になりません!最後、どうなるんでしょうね・・・あのまま、バーン!となるのかならないのか。しかし、緑は意外に強い人でしたね。緑のこれからも気になります。
原作ではあったように思っていたので、今回でああいう風に一気に崩れるとは、意外でした。
あそこは風太郎の最期の希望だっただけに、
もう少し丁寧に描いて欲しかったところでした。
そうでしょ~う?あの父親!
どうせいい人になるのなら、一緒に地獄に落ちて欲しい感じでした
風太郎だけが苦しむのは、、納得できない気がしてしまう・・・。
子供を育てるという義務を放棄してきた彼は立派な犯罪者です。
その一点から、どうしてもあの幼い子供が歪んだ欲望に取り付かれてその後の人生があるのだから。
許せないのよね、、、。
次回、彼の中になにか救いのあるラストに期待します