to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

スクール!! 第4回

2011-02-07 23:18:14 | TV dorama
         
フジレテレビ日曜9時に新設されたドラマ枠「ドラマチックサンデー」第2弾
教育素人の民間人校長が、事なかれ主義がまん延している小学校の危機を立て直す姿を描くヒューマンドラマ。
毎週日曜 21:00~21:54
脚本 秦建日子
演出 土方政人/岩田和行
主題歌 希望の道/サンボマスター
出演 江口洋介/西島秀俊/北乃きい/塚本高史/市川実和子/三浦翔平/塩見三省/岸部一徳

第4回 教師の不登校って何なんだ 7.8 %
成瀬誠一郎は職員会議で、区長が学校を見学することになったと発表する。桐原伊織(西島秀俊)は、参観日も授業は普段通りで構わないと言うが、脇谷九重郎(塩見三省)は、万全を期してほしいと息巻く。
そんななか、桐原は顔色の優れない大橋仁(塚本高史)に声をかけたが、その後、大橋は2日も無断欠勤する。桐原は、大橋はもう学校には来ないだろう、と言い放つ。大橋は、受け持っている5年生の生徒から侮蔑的な扱いを受けてきたというのだ。
早速、成瀬は大橋のアパートを訪ねるが、応答がない。心配になり合いカギでドアを開けようとすると、中から大橋が隙間から大丈夫だ、と言うとドアを閉めてしまう。
同じ頃、臨時で5年生を受け持ったかの子は、すでに授業妨害に遭っていた。そんな様子を、成瀬は廊下に響く騒音から感じ取った。
そして、午後からの5年生の授業を、成瀬が受け持つことに。ところが、成瀬が教壇に立っても、教室は静まり返っている。成瀬は、騒ぐなら騒げ、とあおるが、誰も騒ごうとしない。さらに、1人1人に呼びかけるが、生徒は、自分は騒いでいない、自分は注意した、と弁明するばかり。そんななか、成瀬が黒板に向き直った瞬間、原翔子(荒川ちか)がガシャンと筆箱を落とした。成瀬が振り返ると翔子は、手が滑って、と言ってのけた…。


今回は、教師の不登校の問題を、ここでは学級崩壊を絡めて取り上げています。
実際、鬱病を発症し、不登校にいたる教師の数は年々増えているそうですが、これも生徒や父兄だけが原因とはいいきれない問題。
教師間のイジメや様々な原因があるようですが、
ドラマ第1回に登場したいじめっ子グループ。既に桐原が断言した「イジメはなくならない」を軸にこのスクール!!は展開していくようです。

オトナを馬鹿にした態度をとり続ける5年生のクソガキ(失礼)ども。
先週の成瀬の言葉に、神妙な顔で聞いていたあれは一体なんだったのか?
先週の成瀬の熱いメッセージが子供にも届いたと思っただけに、今回の展開、子供たちの反応には
ちょっと意図的なものを感じてしまいました。

教師になりたくてなった大橋のような教師が、子供の授業妨害に自信をなくし挫折する一方で、
就職が決まらず腰掛に臨時でいる武市や教員免許もない校長の成瀬は、「教師」に思い入れがない分、怖いもの知らずで、
事なかれ主義の教師達は、火の粉が自分に及ばないように、口は出すけど行動には出ない為、
子供のターゲットになりにくいというのか。
5年生クラスの荒れようにもダンケツしているとか、元気がいいなどとおよそ的外れなセリフに、
案外リアルでも、同僚教師の苦境にも対岸の火事的態度の教師は多いのかもとは思いました。

生徒も教師も同じ家族と、代用教員をたてず大橋を説得しようとする成瀬と、
今なら大橋もよその学校でやり直せるという桐原は激しく対立。
最後にひとを追い詰めるのは、無知で無邪気な善意」という桐原の言葉に、立ち尽くす成瀬だったけど・・・
来週の予告・・(・_・;)

これは流石に週をまたいで取り組んでいくようですが、
成瀬は自分からも子供たちからも逃げ出した大橋に、どういう迫り方をするのか?そこには興味を惹かれます。
来週はもう5回です。
今のところ、教師達の意識もダメだし、学校自体給食費が500円安くなったというだけで、変化はないです。
そろそろ変化の兆しがほしいですね。

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