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サイレント・プア――「声なき貧困」、あるいは「見えない貧しさ」。
現代における貧困は単なる経済的貧しさを意味しない、地域における孤独や弧立こそ、
新しい今の時代の貧しさなのだという、取材を通じた現実を基に、
真の豊かさとは何かを問うドラマ。
ドラマ10 『サイレント・プア』毎週火曜 午後10時00分~10時48分
作者 相良敦子
演出 伊勢田雅也/清水拓哉/長谷知記
音楽 佐橋俊彦
主題歌 Hold Your Hand/Perfume
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出演 深田恭子/北村有起哉/桜庭ななみ/北村総一朗/長内美那子/市毛良枝/米倉斉加年
【第6回】小さなSOS
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夜の街で父を待つ少年と出会い、涼のレーダーにひっかかった母親の孤独――。
フィリピン人のその母親は、
ネグレクトどころか、必死に働いて、ヒナを外敵から守る母鳥のような母親でした。
外敵------法の番人―。
「日本に居られなくてもいいの?」とアナはすばるに言うのですが、
小学3年生のすばるがどこまで状況を把握していたのかは解らなかったけれど、幼いなりに、
学校のプリントを母親が理解できない事や孤立の原因が日本語が出来ないことにあると
それは解っていて、、心配していたのですよね。。。
ビザがないことで、母子家庭の受けられる支援も受けられず、
また、弱みに付け込む業者によって不当に低賃金で就労させられて、の悪循環。
そして、必ず援けるという涼の想いは、親子の失踪で打ち砕かれる時、
まなかちゃんも――
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涼の亡くなった弟と同じ年頃のすばるに手を引っ張られた時に、涼の時計は逆回転…、
亡くなった弟は年をとらないから。。。
丁度同じ年頃のすばるの後姿をみつめる涼の母親・幸子の何とも言えない眼差しに泣け、
涼がアナにかけた言葉「あなたはこの街の一員です」に泣け、
「ビザあるよ~」と涼に抱きつくアナの、懇願するような嘘に涙が止まらない.....
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何も知らない、善意の隣人としての関わりではないことで阻まれることもある―。
まなかちゃんにしても、もう一歩踏み込むきっかけを掴めない。
「困っている人の役に立ちたい」キモチが、、伝わらない…。
今回は援けられない現場の実情が描かれて、、いろいろと考えさせられ
ドラマのように上手くいかない(?)現実に、少年の行く末に想いを馳せました。。。
ところで、まなか役の桜庭ななみちゃん、とっても美人だというだけでなく、
字も美しかった~。女性らしい伸びやかな文字で更に好印象~
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恭子ちゃんと並ぶとホントに清楚で綺麗な姉妹と言う感じです♪
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