先日、絵画の世界で盗作騒ぎがありましたね。
伝統工芸の世界でも色々あります。
HP等を見てコピーするのでしょうか。
江戸切子の場合、江戸時代から伝統的に伝えられている
切子もありますが、その時代時代の職人たちが、考え、
伝えてきた柄を、○国でコピーして日本で売っています。
日本人がコピーさせているのでしょうか?
当HPの柄や説明の仕方まで、まるで同じで苦笑するしかありません。
ネットショップ等に多いですね。勿論、○国製となっていますが、
切子の表記は出来ないはずです。
HP製作者は消費者に嘘偽りを載せてはいけないのです。
自国の文化、経済を衰退させていますから。
そして、日本では素材代にもならないような安価で売られています。
当店は、電子カタログと言う形にして、ご希望の方にご覧頂くことが
ありますが、迷うところですね。
江戸切子の職人として、主人は師匠である父から、
同じ職人仲間でも他の人の品物は手に取って見ないようにと、
教えられて育ちました。手に取って見ると、知らないうちに自分の考えた
デザインだと記憶されかねないからです。
○国製ならば、○千年の歴史を誇りに、独自の作品を
制作すればいいのではないでしょうか。