12月になるんですね。

冬到来でしょうか、寒くなってきましたね。
11月も今日で終わり、今年も残り1ヶ月となりました。
去年の同じ時期を思い出しながら、少しは人として進歩しているかななんて
反省しながら残りの12月を過ごしたいです。

少し前の事ですが、どこぞの『大人の大学』とかの講座で
伝統工芸について学んでいるという年配の方がお出でになりました。
「廃れゆく伝統工芸を見てくるように」と先生から言われたそうです。

伝統工芸の行く手を阻んでいるものが有るとすると、それは日本人そのものなんですね。
その方には、「廃れてはおりませんよ。それどころか進化の途中です。」と申し上げました。

安くなるからと、安易に中国に伝統工芸の技術を
持っていってしまうのは日本人。
ブランドの何十万のバックや何百万の時計は買えても、
江戸切子は高いと言う日本人。
このような現状の日本で、今、伝統工芸に携わっている職人さん達は
すばらしい実力の持ち主ばかりです。
身近にある宝物に気付いてくださると嬉しいですね。

さて、今日の工房は御注文の品の制作、売れてしまった品の補充等をしております。
緑色の葉書入れが出来ました。若竹の切子で新春に相応しい作品です。
時々読み返したい年賀状等を入れておくのに良いのではないでしょうか。
又、花入れとしても使えます。

新作誕生

良いお天気でしたね。
ここの所、少し早い大掃除をしなくてはならなくなり、
重い腰を上げて頑張っておりました。
水回りの大掃除でしたが、キッチンがだいぶ使いやすくなり、
年末の御節作りに勢いがつきそうです。(今のうちかな？)

さて、工房では新作が生まれております。
店内で御披露目しています。
船を切子したのですが、今までの帆船とは違います。
日本の船です。是非、御来店の上見て下さいね。
古に想いを馳せながら、グラスを傾けるのもいいですね。
三連休、御家にいるのに疲れたら、お散歩がてら亀戸に
御出でくださいね。

暖かい心

亀戸は雨が止み、晴れ間も見えます。
七五三の方は良かったですね。

昨日、「ALWAYS　続・三丁目の夕日」を見てきました。
舞台である昭和３４，５年というと、私は、まだ幼稚園前でしたから、
映画の中の子供達は私の兄の年代です。
でも、とても懐かしい、タイムスリップしたように感情移入できる映画でした。
気持ちの良い涙を流しました。
当時の日本橋の情景は、寧ろ新鮮で、初めて見る情景です。
小さい頃見ていたかもしれませんが(母親が日本橋のデパート好きでしたから)
記憶にはありません。
日本人が置き去りにしてしまった真心が詰まった映画でした。心が暖かくなりました。

さて、今日の工房は、御注文の照明や店内の品の制作をしております。
夫婦二人三脚で頑張っております。
天神様の菊も見頃を迎えております。菊祭りのおついでにお立ち寄り下さいね。

来年の干支 ネズミ

秋らしいすっきりとした朝の空気でしたね。

クリスマス、年末年始を前にして、銀座や丸の内周辺の
ショッピングモールが続々開店しています。
全部行ってみたいけれど、結局どちらも似たりよったりで、
沢山有りすぎて辟易してしまう自分がいます。
溢れる物の洪水に溺れないように歩かなくてはなりませんね。

さて、来年の干支はネズミです。
そろそろ御問い合わせも入ってきております。
グラスや酒器に可愛いネズミを入れるのも良いですね。
お月様とネズミ、雪の中のネズミ、お供え餅とネズミ等色々出来ますので
御相談下さいね。
今日の工房は、引き続き御注文の品や店頭の品を制作しております。
お歳暮、オーダーメード等の御予定のお客様は、お早めに御相談下さいね。

ココア

秋が深まり、風に冷たさを感じるこの季節になると、小学生の頃(はるか昔ですね)に、
学校から帰ると、暖かいココアを入れてくれた母の割烹着姿を思い出します。
共働きで頑張っていた母が久しぶりに普通の日に家にいたのです。
ホッとする時間でした。記憶ではその日は遊びに行かなかったです。母の側にいたかったのでしょうね。今でも思い出すと暖かい気持ちになります。

今日の工房は御注文の品や店内の品の補充に追われております。
お待たせしている御注文もありますので、頑張っております。
喜んで下さるお客様がお出でですから。幸せな事ですね。