きりこのささやき

江戸切子の製造販売店のささやき

美しい江戸切子

2008-11-26 10:57:30 | アート・文化

御客様に「毎日、こんな美しい物を見て暮らせて奥様(私)幸せですね。」と、

言われた事が何回もあります。

私にとっては当たり前の光景なので「そうですね」と、何気なく伺っていましたが、

最近、改めて美しさに感動している自分に気付きました。

そして、時々デジカメで撮っています。

勿論、どんなに良いデジカメで撮っても肉眼で見るのとは違いがあり、

撮影のセンスも無いのですが、楽しんでいます。

下はぐい飲みを上から撮った写真です。

花が咲いたように見えませんか?

Rimg0965

さて、お知らせです。大変申し訳ございませんが

12月1日(月)、2日(火)、3日(水)の3日間、研修のため

休ませて頂きます。

なんの研修か?それは追々お話します。

宜しくお願いいたします。

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白瑠璃碗

2008-11-24 12:26:01 | まち歩き

連休の最終日です。
お天気下り坂とは言え、今は気持ちよく晴れています。

正倉院展は終わりましたが、
毎年この時期に紙面に登場する「白瑠璃碗」は、
白(透明)い瑠璃(この場合は硝子の意味)の器と言う意味ですね。
硝子は、今から3000年ほど前にメソポタミアで作られたといわれています。
その後中東各地、エジプト、中国で も作られて

ガラス製作の技術は進みました。
正倉院の白瑠璃碗は2000年ほど前のササン朝(今のイラクあたり)で

作られたものだということです。

人々が 無色透明なガラスを手に入れるのに約1000年かかったのです。
白瑠璃碗に施されている切子は、江戸切子にもあります。
工房によっても言い方が違うかもしれませんが、

当方では「石垣」と言っています。六角形の連続模様です。
以前から特殊なご注文を下さる御客様が、今回は白瑠璃碗と同じ切子を
して欲しいとの事で制作いたしました。
この器を切子する時、古代の職人はどのようにして、どんな気持ちで
制作していたのだろうかと想像しながら制作したのだそうです。
2000年前の職人も、まさか2000年後の職人がなんて

考えてはいなかったでしょうが、
時を超え、空間を超えて受け継がれるなんて凄いなと思いませんか?

Hakururi





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歴史の真実は?

2008-11-17 10:28:42 | アート・文化

雨上がりの爽やかな風の中、石榴の実が
熟れて赤く実っていました。
晩秋の澄みきった空気が目を覚まさせます。

NHKの「篤姫」を毎週楽しみに見ています。
史実はともかく、これからの怒涛の展開に目が離せません。
私の母方の祖母(母が7歳の時死亡)は、山口県の萩の
士族の出身でした。高杉晋作さんの家の近くだったとか。
祖母の父(曽祖父)が、伊藤博文さん達と東京に出てきて、
住み着いたのだそうです。
そんな事を聴かされていたので、今まで維新の側から
江戸時代末期、明治にかけてを見てきたのですが、
今回は、「篤姫」を通じて瓦解の側から見ています。とても興味深いですね。
歴史に限らず、世の中の出来事や人の気持ち、行動には、
色々な側面があり、外に見える部分だけで判断は出来ない事を
思い知らされます。

さて、器の中、第三弾です。

Rimg0940





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感謝

2008-11-15 13:11:40 | まち歩き

お天気は下り坂だそうですが、
久しぶりの晴れが続き、洗濯や布団干しが片付き
さっぱりしました。

当店の工房では、ご注文の品の制作、店内の品の補充、
年明けの展示会(他工芸とご一緒します)向けの作品の制作等に
忙しくしております。
日々、御客様と接しお話を伺っていると、御客様の御希望がわかるように
なり、それが新製品に結びつきます。
ペンダントトップ、帯止め、ループタイ、簪、風鈴等は、日々の接客の
積み重ねです。御客様に感謝です。
そして、感謝をこめて菊祭りセール開催しております。
大量生産、B品等が出来ませんので、普段セールはいたしません。
この機会に是非御利用ください。

グラスの中を写しました。外から見るのとは違う世界が広がります。

Rimg0939

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江戸切子

2008-11-08 13:48:16 | まち歩き

Rimg0930_2

江戸切子の器の一部分です。

何か、宇宙的、科学的、数学的?な雰囲気もあります。

さて、朝から冷たい雨が降っていますが、当店は午前中から

大人の体験教室を開催しておりましたので、熱い熱意に満ちておりました。

それぞれの理由があって参加してくださるのですが、色々な職種の方々の

何気ない一言に、今後の当店の課題や発展のヒントがあるんです。

楽しくなってきました。

 

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