NHK札幌放送「おはようもぎたてラジオ便」という番組の中の、毎週水曜日・午前7時49分頃から55分頃までの時間帯に「北海道森林物語」というコーナーがあります。
これは、きたネット正会員の北海道林業技師会が企画に携わり、また窓口になって製作している番組です。
森林と人の結びつきなどに関する情報を市民のみなさんにお伝えすることを目的として、北海道の森林にかかわる保全活動や研究、ボランティアをされている方のお話をもとに構成されています。
以下、5月の放送予定をご紹介します。
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5/3(水) ●地球温暖化によリ減少するブナ林の分布適域
松井 哲さん
[森林総合研究所北海道支所]
温暖化によりブナ林の分布に適した環境が全国的に減少することを知ってもらう。
5/10(水) ●緑化計画のための樹木画像データベースの開発
山田 健四さん
[北海道林業試験場 森林環境部 流域保全科]
北海道らしい景観を作るためには、北海道の樹木を使った緑化が不可欠。
樹木の植栽計画にあたって、コンピュータ上で完成予想図を作成するには、その素材となる樹木写真が欠かせない。
これまではまとまった北海道の樹木写真はなかったので、コンピュータで加工しやすい樹木写真を多数収録すると共に、樹木の成長量を計算できる機能を持ったデータベースを開発しました。
5/17(水) ●スギ山と歩む我が人生
中川 平八郎さん
[特定非営利活動法人 北海道に森を創る会 顧問]
幼い頃から、山づくりに熱心な父親の山づくりの影響を受け、森林作業の体験や育林技術が豊富で、山への愛着心が人一倍強い。
福島町役場に永く奉職し、助役退任後は、先代から引き継いだ森林の管理を行うのが日課となり、毎日のように山に出かけるのが楽しみになっている。
大径木に育った自慢のスギ山を、我が子のように愛しみ、今後に思いを馳せる中川さんの「我がスギへの熱き想い」を語る。
5/24(水) ●「野幌森の実」活動について
中村 善希さん
[酪農学園大学 環境システム学部 地域環境学科 2年]
平成16年9月18日、大型台風18号が道内を襲い、野幌森林公園にも大きな風倒木被害をもたらした。
私たち野幌酪農学園の学生16名で「野幌森の実(代表 星 俊介)」というグループを構成し、石狩森林管理署の野幌森林公園再生興事業に応募したNPO法人Envision(代表 金子正美先生)の土地を提供してもらい、再生事業に取り組んでいます。
再生の方法は、野幌森林公園を開拓以前の自然林に近い復元を目指し、ミズナラ、ヤチダモ、ハリギリ、イタヤカエデなどを植林することにしています。
5/31(水) ●「地域社会と国有林」について
[後志森林管理署 元町森林事務所 森林官]
島牧村の森林面積36千haのうち国有林面積は29千haで、森林面積の約81%を占めていることから、森林の大部分を後志森林管理署が管理を行っていると言えます。
島牧村には、全国に誇れるブナ林を擁する狩場山、希少な高山植物の宝庫である大平山があります。
これら日本全国に誇れる森林の適切な管理・保護を通じて、地域社会の発展に貢献していきたいと思います。
これは、きたネット正会員の北海道林業技師会が企画に携わり、また窓口になって製作している番組です。
森林と人の結びつきなどに関する情報を市民のみなさんにお伝えすることを目的として、北海道の森林にかかわる保全活動や研究、ボランティアをされている方のお話をもとに構成されています。
以下、5月の放送予定をご紹介します。
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5/3(水) ●地球温暖化によリ減少するブナ林の分布適域
松井 哲さん
[森林総合研究所北海道支所]
温暖化によりブナ林の分布に適した環境が全国的に減少することを知ってもらう。
5/10(水) ●緑化計画のための樹木画像データベースの開発
山田 健四さん
[北海道林業試験場 森林環境部 流域保全科]
北海道らしい景観を作るためには、北海道の樹木を使った緑化が不可欠。
樹木の植栽計画にあたって、コンピュータ上で完成予想図を作成するには、その素材となる樹木写真が欠かせない。
これまではまとまった北海道の樹木写真はなかったので、コンピュータで加工しやすい樹木写真を多数収録すると共に、樹木の成長量を計算できる機能を持ったデータベースを開発しました。
5/17(水) ●スギ山と歩む我が人生
中川 平八郎さん
[特定非営利活動法人 北海道に森を創る会 顧問]
幼い頃から、山づくりに熱心な父親の山づくりの影響を受け、森林作業の体験や育林技術が豊富で、山への愛着心が人一倍強い。
福島町役場に永く奉職し、助役退任後は、先代から引き継いだ森林の管理を行うのが日課となり、毎日のように山に出かけるのが楽しみになっている。
大径木に育った自慢のスギ山を、我が子のように愛しみ、今後に思いを馳せる中川さんの「我がスギへの熱き想い」を語る。
5/24(水) ●「野幌森の実」活動について
中村 善希さん
[酪農学園大学 環境システム学部 地域環境学科 2年]
平成16年9月18日、大型台風18号が道内を襲い、野幌森林公園にも大きな風倒木被害をもたらした。
私たち野幌酪農学園の学生16名で「野幌森の実(代表 星 俊介)」というグループを構成し、石狩森林管理署の野幌森林公園再生興事業に応募したNPO法人Envision(代表 金子正美先生)の土地を提供してもらい、再生事業に取り組んでいます。
再生の方法は、野幌森林公園を開拓以前の自然林に近い復元を目指し、ミズナラ、ヤチダモ、ハリギリ、イタヤカエデなどを植林することにしています。
5/31(水) ●「地域社会と国有林」について
[後志森林管理署 元町森林事務所 森林官]
島牧村の森林面積36千haのうち国有林面積は29千haで、森林面積の約81%を占めていることから、森林の大部分を後志森林管理署が管理を行っていると言えます。
島牧村には、全国に誇れるブナ林を擁する狩場山、希少な高山植物の宝庫である大平山があります。
これら日本全国に誇れる森林の適切な管理・保護を通じて、地域社会の発展に貢献していきたいと思います。