きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

10/21~22北海道海浜美化を進める会主催『エコツアーinサロベツ』報告

2006-11-15 | ラブアース・クリーンアップin北海道
ラブアース・クリーンアップin北海道の実行委員である、藤田さん(Pコネクション)から、10/21(土),22(日)「北海道海浜美化を進める会」(きたネット会員団体)主催の『エコツアーinサロベツ』報告が届きましたので、以下、ご紹介します。

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「エコツアー in サロベツ」

10/21(土),22(日)の2日間、「北海道海浜美化を進める会」主催の『エコツアーinサロベツ』が行われ、35人が参加しました。

1日目は、地引網体験を行う予定でしたが、強風のため中止になりました。その代わりに、動物や自然とふれ合う機会をたくさん持てて、子どもたちも大人も大喜びでした。他にも、ちゃんちゃん焼きや夜空を見ながらの露天風呂など、自然の恵みをたっぷり味わいました。



2日目は、いよいよ海浜清掃活動です。活動場所の豊富町稚咲内海岸は、海流の影響でゴミがたまる場所らしく、とにかく凄い量のゴミでした。前日の環境セミナーで見た映像と実際に現地で見るのとでは、やはり全然違いました。1時間程でトラック2台にゴミがいっぱいになって終了しました。子どもたちは、一生懸命拾っている子や、ゴミの山に登ったり、外国からのゴミを見て驚いている子など様々でしたが、寒い中みんな楽しんで活動していました。




今回のツアーは、海浜清掃だけではなく、自然とふれあったり、小学生、大学生、おじさん・おばさん、お年寄りの四世代交流もできる良い活動となりました。子どもたちは、とにかく元気でまとめるのは大変でしたが、子どもたちにとっても楽しむだけではなく、とても良い「学びの場」になれたと思います。




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10/28「道民森づくりネットワークの集い」報告[2]

2006-11-15 | ラブアース・クリーンアップin北海道
10/28「道民森づくりネットワークの集い」のブースでは、2007年のラブアース・クリーンアップin北海道で参加者のみなさん(子どもたちを優先してお届け予定です)にお届けする記念品のサンプルを配布し、活動への協力を呼びかけました。
これが、今回製作した、道産の木の端材でつくった記念品です。

原材料は夕張のエゾマツ、トドマツということです。
その木材を「木の城たいせつ」さんが建材として利用し、あまった端材を提供していただきつくったものです。製作は旭川市の「あかしあ労働福祉センター」のみなさん。ひとつひとつに焼き印を入れ、手て着色してくれています。

端材は通常はごみとして捨てられてしまいます。そのごみを処理(焼却)するために、エネルギーが使われ、CO2が排出されてしまいますので、こういった端材の有効利用も、ささやかではありますが環境への配慮となっています。ごみを出さないために、個包装もしていません。





今回のイベント、道庁前庭という観光スポットでの開催ということで、入場者は2000人を越えたようです。1000人近くの方がラブアースのブースで立ち止まり、この記念品を目にとめ、手に取って、持ち帰りになりました。また、たくさんの方が、ごみ拾い活動の目的や、道産材を使った記念品をつくった理由などの話に、熱心に耳を傾けてくださいました。

本州やアジアからの観光客のみなさんにも「北海道をきれいにしたい」という気持ちをお伝えしました。
観光客のみなさんにも、北海道に住む私たちがこの恵み豊かな自然をとても大切に思い、恩恵を未来につなげて行くために、たくさんの方がごみを拾うというとても地道な活動を続けていらっしゃることをお伝えしていきたいと思います。北海道に暮らす人だけではなく、北海道を訪れる人のとても小さな気遣いが、とても大きな意味を持つことを、アピールしていければと思います。
ごみを拾うという行動は、誰でも参加できる、とても身近な一歩です。この体験を通じて、北海道ではこんなにたくさんの人が、ごみの多さに気付き、ごみを捨てない、ごみを出さない暮らし方を考えはじめています。ラブアース・クリーンアップin北海道は、その第一歩を応援していきたいと考えます。
2007年も、みなさまの参加をお待ちしています。



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2006年の参加団体・協賛・協力団体一覧等、詳しくは、「ラブアース・クリーンアップin北海道」のHPに掲載していますので、ご覧ください。