高山植物保護ネットの前身、
北海道高山植物盗掘防止ネットワーク委員会の委員長を11年間務めた
北海道大学大学院教授の小野 有五先生がこのたび定年になり、最終講義と講演会を開きます。
千歳川放水路問題、サンルダムに反対する運動や、
アイヌの権利回復運動にもご尽力されました。
2011/3/6の朝日朝刊を見た方もいると思いますが、
さまざまな自然保護運動で、市民のための科学を実践され、私たちを励まし続けて下さいました。
14時開始ですが当日は
300人を超える学生、市民が集まることが予想されます。
13時半には開場していただけると助かります。
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●小野有五教授定年記念講演会―大学と社会を結んで25年-
日時:2011年3月18日(金)14:00-17:00
場所:北海道大学 クラーク会館 大講堂(札幌市北区北8条西8丁目)
※入場無料、予約不要
プログラム
14:00-05 発起人代表挨拶 白岩孝行(北海道大学 低温科学研究所)
14:05-15:30 最終講義 小野有五教授
「地球科学者から環境科学者へ:大学と社会を結んで25年」
15:30-15:45 休憩
●小野有五先生の足跡とその後の発展
●セッション1 “氷河・周氷河研究をどのように市民に伝えるか?”
15:45-16:00
「俺は“トンネル・マン”:ユーチューブで
永久凍土を市民に伝える試み(DVD上映付)」 吉川謙二(アラスカ大学フェアバンクス校)
16:00-16:10
「それは風穴研究から始まった・・・
子どもたちに科学する楽しさを伝える」 澤田結基(産業技術総合研究所)
●セッション2 “森と川の研究と保全”
16:10-16:20
「イトウの研究・森と川を語る会を
つくったころから現在の取りみまで」 福島路生(国立環境研究所)
16:20-16:30
「北大キャンパスのアカゲラ研究から
南の島のノグチゲラ研究まで」 小高信彦(森林総合研究所 九州支所)
●セッション3 “市民運動”
16:30-16:40
「市民運動からみた小野先生の役割:
千歳川放水路・サンルダム・富川訴訟」 市川守弘(札幌弁護士会)
●セッション4 “アイヌ民族の権利回復運動”
16:40-16:55
「先住民族サミットと七五郎沢のキツネ(DVD上映5分)」 結城幸司(アイヌ・アート・プロジェクト)
16:55-17:00 閉会の言葉 花束贈呈
【主 催】
発起人:白岩孝行(代表:北海道大学)、福島路生(国立環境研究所)
吉川謙二(アラスカ大学フェアバンクス校)、石丸聡(地質研究所)
澤田結基(産業技術総合研究所)、小高信彦(森林総研九州支所)、樋口みな子(日本山岳会)
【問い合わせ先】
・樋口みな子 携帯:090-6870-9225、電話/FAX:011-382-9020
・小野 有五教室
011-706-2220(小野教室直通・北海道大学大学院地球環境科学研究院統合環境科学部門広領域連携分野教授)
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