「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

女子ワールドカップ>日本チームの順々決勝を占う<2023年8月

2023-08-06 21:18:27 | スポーツ

ノルウエーとの決勝トーナメント1回戦は、ランキングの通り(ランキング以上に)3-1と日本チームの完勝で準々決勝に進出しました。

激戦準々決勝の相手は、ランキング1位のアメリカとランキング3位のスウエーデンの勝者との対戦です。
そこで準々決勝を占ってみます。


【女子W杯】なでしこ準々決勝の相手どっち? 過去38戦1勝の米国、スウェーデンともにV候補
[2023年8月5日19時52分]
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202308050001265.html

アメリカとは過去、通算対戦成績は38試合で1勝8分け29敗と大きく負け越し。
優勝した2011年ドイツ大会で決勝戦でアメリカと激突。この試合は、2-2で引き分けてPK戦を3-1で制して初優勝しました。
2015年は同じく決勝でアメリカと対戦。
5-2で敗北・準優勝
圧倒的に分が悪いです。(もっともアメリカに分のいい国はないです)
しかし、2011年決勝のような戦いが出来れば、勝利の可能性はゼロではありません。

一方で、対スウエーデン戦
過去の通算対戦成績は14試合で5勝3分け6敗と黒星が1つ先行。
日本が優勝した11年ドイツ大会の準決勝では3-1で勝利。
21年の東京五輪の準々決勝では1-3で敗れている。
かなり接近しています。

では、スウエーデンの過去の大会での成績。
1991年1位アメリカ2位ノルウエー3位スウェーデン
1995年1位ノルウェー2位アメリカ3位ドイツ
1999年1位アメリカ2位中国3位ブラジル
2003年1位ドイツ2位スウェーデン3位アメリカ
2007年1位ドイツ2位ブラジル3位アメリカ
2011年1位日本2位アメリカ3位スウェーデン
2015年1位アメリカ2位日本3位イングランド
2019年1位アメリカ2位オランダ3位スウェーデン

こうしてみると圧倒的にアメリカが強いです。過去の大会で常に上位3チームに入っています。
スウェーデンは2位が1回3位が3回の強豪国です。
日本は、2011年大会から彗星のように現れた女子サッカーの新興国です。
2019年大会は、惜しくもベスト16でした。

成績を見ると2011年大会以降は、日本はスウェーデンと互角かやや優っていると言えます。

こうして検討してみると準々決勝にスウェーデンが勝ち上がってくれば、日本チームは互角以上の戦いが期待できます。

問題は、圧倒的に強いアメリカです。
予選のスウェーデンとアメリカの試合を振り返ります。
〇スウェーデン
G組1位
スウェーデン2-1南アフリカ
スウェーデン5-0イタリア
アルゼンチン0-2スウェーデン
参考(2位通過南アフリカ)
アルゼンチン2-2南アフリカ
南アフリカ3-2イタリア
※2位通過の南アフリカとの比較では、特別に強くはありません。

〇アメリカ
E組2位
アメリカ 3-0ベトナム
アメリカ 1-1オランダ
ポルトガル0-0アメリカ
参考ベトナム0-7オランダ

今回のアメリカチームは2位通過が示す通り、またオランダとポルトガル戦の引き分けを見ても並みのチームです。
むしろ、スウェーデンに勝てるかどうかさえ不安の残る予選リーグの結果です。

このように考えると、アメリカVSスウェーデン戦はスウェーデンが勝ち上がる可能性の方が大きいと思います。

全部総合すると日本の準々決勝の対戦相手は、スウェーデンになる可能性が高いと言えます。

そして日本チームは、スウェーデンとは互角に戦えると思います。予選リーグはどちらも3戦3勝で互角と言えるでしょう。日本は、今日ノルウエーに快勝して勢いに乗っています。

期待度は、高いと言えます。
最近3大会は、順位では日本の2勝1敗です。(対スウェーデン)

仮にアメリカが出てきたとしても、今大会のアメリカの出来の悪さと日本チームの試合運びを考えると?
スピードと瞬間的な攻撃力を生かして日本チームが先制してアメリカがそれを追う展開になると思います。点差で先行する日本に不利は考えにくいと思います。先行して逃げ切れるかどうかの戦いになると思います。

※ちなみに海外テレビ局の評価は、垂直上昇中です。
(ノルウエー戦前の予想)
FOXは前回発表より2つ順位を上げて1位とした。
CBSは前回より7つも順位を上げてトップ3に選定
NBCも米国、イングランドの強豪に続く3位とした。

NBCの予想は違うと思います。
アメリカは、スウェーデン戦で消えると思います。

※更にその後を占います。今回は、籤運の関係で日本の入った山には強豪国がひしめいています。
(1)の山
スペイン(6位・以下同じ)勝ち上がり
オランダ(9)
(2)の山
日本(11)勝ち上がり
ノルウエー(12)敗退
スウエーデン(3)
アメリカ(1)

(3)の山
オーストラリア(10)
デンマーク(13)
フランス(5)
(4)の山
イングランド(4)


イングランドが一番籤運に恵まれました。
順調なら準決勝でフランスと対戦です。
一方、日本が入っている(1)と(2)の山。
反則でないかと思うほど、強豪国がひしめいています。
特に(2)の山が激戦でとても1回戦とは思えない顔ぶれです。準決勝あたりで普通なら決勝戦のような対戦になります。

(3)と(4)は組み合わせに恵まれたと言えます。
フランスとイギリスが試合して勝ったほうが、決勝進出です。もっともこの山には伏兵がいて、開催国のオーストラリアが大穴候補です。順当なら、フランスとイギリスだと思います。

仮に日本が準決勝に勝ち上がると、相手はスペインVSオランダの勝者になります。

そこも勝ち上がると決勝戦は、フランスVSイギリスの勝者が相手です。

準決勝以上の対戦相手は、準々決勝の相手のアメリカVSスウエーデンの勝者よりは、格下になります。スペインには予選で4-0で快勝しています。日本チームにとっては、準々決勝が事実上の決勝戦です。ここで勝てば、これ以上強いチームはいません。後は、頑張れば勝てる相手ばかりです。

つまり?
準々決勝を勝ち上がると?
何かが待っているのかもしれません?

※一次リーグ終了時の・・
英ガーディアン紙のパワーランキング
1位日本 2位スウェーデン 3位イングランド 4位オランダ 5位コロンビア 6位ナイジェリア 7位オーストラリア 8位スペイン 9位ジャマイカ 10位南アフリカ 11位フランス 12位モロッコ・・・16位ノルウェー

13位アメリカ
寸評
「米国史上最低のW杯スタート。ポルトガルと0-0で引き分け、恥をかくことだけは回避し、オランダに次ぐグループ2位を確保。何とか1次リーグを突破した。チームはトーナメントで成長していくものだが、これほどタレントがそろったグループなのに、戦術的なビジョンが欠如しているように見える」

酷い言われようです。それほど弱くはないと思います。
しかし、強くないことも確かです。


女子サッカーの歴史と差別の歴史<2023年8月

2023-08-06 21:16:56 | 歴史

ワールドカップ
女子チームは、ノルウエーに3-1で勝利して準々決勝(ベスト8)進出を決めました。次は、アメリカVSスウエーデンの勝者との激戦です。ここで、もし勝てば2回目の優勝も見えてきます。

女子サッカー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC

『女子サッカーはその存在を認められるため、長きに渡り苦闘を経験してきた。1920年代初頭、イギリス国内で女子サッカーが最初の黄金時代を迎えていた時代、いくつかの試合では50,000人を超える観客を集めていた。しかし1921年12月5日、イングランドサッカー協会において会員であるクラブによる投票が行われた結果、1971年7月にこの決定が撤回されるまで、女子サッカーはイングランド国内において排除されることとなった。』
『イングランド史上初の女子サッカー公式戦は1895年にロンドンで行われた。』

このころが女子サッカーの芽生えた時代です。
その後、第1次世界大戦が勃発しその戦争の間に女子サッカーはヨーロッパで広がっていきます。

しかし、その流れを妨害したのが・・・
『「サッカーは女性のからだに有害」という根拠の薄い理由付けにより不当な扱いを受け、さらに1921年にはFAが女子チームに対してグラウンドの貸し出しを禁ずる命令を通達。そのため一時は試合どころか練習会場すらままならない状況が続いた。』
このような偏見と差別です。
女子サッカーの歴史は、偏見と差別との闘いとも言えます。

第2次世界大戦後もその流れは続きます。
しかし1950年代に男女同権の流れが世界に浸透し始め、1960年代にはアメリカ合衆国でウーマン・リブが興るなど女性に対する社会の風潮が変わり始めると徐々に女子サッカーが浸透し始めました。

共産主義国では、元々男女同権ですから東ヨーロッパの国々では女子チームが作られて女子サッカーが浸透していきます。
東アジアでも台湾、シンガポール、タイ王国で女子サッカーが盛んになり、女子のスポーツとして大きく浸透した。

頭の頑迷固陋なヨーロッパのサッカー関係者が・・・
『1970年、FAは女性に対するグラウンド使用禁止の通達を破棄。』
1971年には国際サッカー連盟(FIFA)が初めて公認した女子代表の国際試合「フランス対オランダ」が行われました。

女子サッカーの偏見と差別が撤廃されるまでに50年近い歳月が必要でした。差別と偏見の酷さには、呆れるばかりです。
これが先進国である国際サッカー連盟(FIFA)が行ってきた事です。頑迷固陋!差別と偏見そのもの!

そのFIFAは、女子ワールドカップを創設して早速、金もうけを始めました。

結果としてサッカーにおける男女平等は形式的には実現しました。
今は、男女同一賃金を求めて闘争中です。

※やはり男女平等を大きく妨げたのは、2度の戦争の時代だと思います。
例えば、日本でも大正デモクラシーの時代がありました。ドイツは、その当時今より民主主義的な国家であったかもしれません。
そんな時代が、ほんの短期間ありました。

女子サッカーの歴史となでしこ ― イギリスから世界に普及(1/2)
2021.08.20
https://kegenpress.com/women-football-history1/
なでしこリーグの歴史を知ろう 第2回「日本の女子サッカー」
2021年08月12日
http://www.nadeshikoleague.jp/serial/2021/0812_1520.html

『最近になって、約100年前の大正時代(1912~1926年)に、日本のあちこちで女性がサッカーをしていたという資料が発見され、注目されています。』

日本でも大正デモクラシーの時代には、女性がサッカーをスポーツとして楽しんでいた事が分かりました。日本の場合は、偏見と差別は殊更に酷く、それは軍国主義の台頭と供に封殺され戦後も長くその風潮が続きました。

戦後、初めて女子のサッカーの試合が行われたのは・・
『1966に兵庫県にできた2つのチームであることはよく知られています。ひとつは神戸市灘区の福住小学校の6年生女子26人でつくられた「福住女子サッカースポーツ少年団」、もうひとつが西宮市の神戸女学院中等部の3年生15人によってつくられたチームでした。
 この2チームは、翌1967年の3月19日に神戸市灘区、福住小学校のすぐ近くにある王子競技場で対戦しました。これがいま知られている日本の女子サッカー最古の「試合」です。主審と2人の副審(当時は「線審」と言いました)も、女性が務めました。』

このころからサッカーをする女性が増えていき、徐々に女性がサッカーをする事への偏見と差別が少なくなっていって現在に至っています。

最初、小学生の女の子たちがチームを作って試合をした時など、物凄く批判されたのではないかと思います。でも、それに負けず女子サッカーの関係者は努力を続けました。その結果として今の女子サッカーがあります。

この傾向は、日本のみならず世界的なものです。
偏見と差別が、いかに害悪のあるものであるかを証明しています。

しかし、サッカー以外の部分で偏見と差別は沢山残っています。戦争の時代がなければ、この偏見と差別は、もっと早い時代に克服されたと思います。戦争をする害悪は、現実に見えるものだけではありません。社会全体に害悪を及ぼすことが分かります。場合によっては、劣化と退化をももたらします。


ニジェールのクーデターに見るフランスの影<2023年8月

2023-08-06 21:15:11 | アフリカと中東

なぜ一部のニジェール国民はフランスを追い出し、ロシアを歓迎したいのか
2023年8月3日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66381430

旧フランスの植民地であったアフリカの国家には共通の特徴が見えます。
フランスが内政に干渉してフランスの影響力を行使しようとします。ニジェールでは、フランス軍まで派遣して駐留していました。

それらの国々でフランスが嫌われる理由。
「フランスはウランやガソリン、金といったこの国の富を全て搾取してきた。最も貧しいニジェール人が1日3食食べられないのは、フランスのせいだ」

二ジュールは
「世界第7位のウラン産出国でもある。ウランは原子力に不可欠で、産出量の4分の1が欧州に、とりわけ旧宗主国フランスに輸出されている。」
つまり、このような構図があります。ウラン鉱山の権益を握るためにフランス軍を派遣して裏から支配しているように見えるでしょう?
そして一見民主主義的に見える現在の政治的権力者が、それを分け合う構図があるとしたら、どうします?

加えてイスラム主義者の圧力が国内を不安定にしています。駐留していたフランス軍は、それと戦ったのか?多分、戦わずに逃げていたと思います。ウラン利権を確保したいだけですから、そんな戦いはしないでしょう。

『イスラム主義者の圧力を受け、隣国のマリとブルキナファソでは近年、ジハーディスト(イスラム教聖戦主義者)との戦いを助けるとして軍部が政権を握った。両国ともかつてフランスの植民地で、フランスと大きな利害関係がある国だ。』

旧植民地諸国を収奪するフランスよりは、マシな国があります。

そうです。資源の収益の分配をもっと公平にしてイスラム主義者と戦う援助や支援をしてくれる国は、これらの国々にとってありがたい国です。口先だけで民主主義を言い(きれいごと)、実際は裏でその国の資源や富を貪っていてしかもイスラム主義者との戦いは回避するとしたら、それは許せないことでしょう。

アフリカの一部の国を貧しくし内政を不安定にしているのは、実は欧米諸国(特にフランス)です。
きれい事の裏側には、醜い富の収奪と内政干渉があります。(傀儡政権を作る)
だからそれらの国々では、欧米の傀儡政権を追放するために軍事クーデターが起き、特にフランス軍を追放しています。

そこで支援する組織があり、それがロシアのワグネルです。ロシアがそこに介在できるには、このような理由があります。一方的にクーデターを起こした軍事独裁政権を悪と決めつけるのは、欧米の利権に味方するものです。

もし批判するのであれば、欧米諸国はアフリカの利権を収奪するのを止めなければ、なりません。フランス軍まで送り込んでフランスの利権を守ろとしていたフランス政府は、極悪さではロシアと何ら変わるところは、ありません。むしろ、陰に隠れて植民地収奪的な収奪を長く続けていたとすれば、フランスの方が余程極悪さの程度は悪質です。

こうやって陰に隠れて様々な権益から利益を得ているくせに、表面では自由だ人権だときれいごとを言うから第三世界の国々から見ると、ダブルスタンダードに見えます。

シリアとウクライナの違い、あるいは放置されているイエメン。利権がなければ我関せずで無視します。
それが、ダブルスタンダードです。

「アラブの春」
何をもたらしましたか?
中東の政治は、非常に不安定になりました。
イラク、リビア、シリア、レバノン。
まともに政府らしきものがあるのは、イラクだけです。
この?どこが「アラブの春」ですか?


北海道の稚内で出没するエゾジカ&グルメ<2023年8月

2023-08-06 21:13:30 | 動物と植物と自然

稚内に出没するエゾシカ の画像検索結果
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E7%A8%9A%E5%86%85%E3%81%AB%E5%87%BA%E6%B2%A1%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%A8%E3%82%BE%E3%82%B7%E3%82%AB&tbm=isch&source=univ&fir=RPmPEn1gpcUSTM%252CzsbIzlB7VVYCJM%252C_%253Bmimi2eMIzQMX-M%252CoF2RIxt-7-_E7M%252C_%253BGslKpAoFg17YNM%252CtGbq7aB9wJc_YM%252C_%253Bw76xNcU8cCfGkM%252Cyc1M-3UtOhLLCM%252C_%253Bv9isCZPuuio7FM%252CNp6SS6YxDG4PiM%252C_%253BhWOoN2d4e7gwlM%252ClCSTmT4WPPcEXM%252C_%253BQnWklZ-Xqq7S2M%252Cj4Ua-xPOk-4UXM%252C_%253B_um4ccI3Ple7-M%252CbM-tn7xUos_eyM%252C_%253B-cGu-f59KhOCVM%252CtGbq7aB9wJc_YM%252C_%253Bq824Zmk9lCDvtM%252Csvw-jcj_T2EK7M%252C_&usg=AI4_-kRCObfZy2HPV_HAdETPVrqqtx-5Jg&sa=X&ved=2ahUKEwjB_-rjg8SAAxVC32EKHTgPCBIQjJkEegQIORAC&biw=1099&bih=706&dpr=1.25

これは私もごく最近まで知りませんでした。
北海道でもほかの地域に行くと、市街地までやってくるエゾジカは、いないと思います。

北海道の交通標識で「シカ注意」と言うのはあります。
特に危ないところは、標識にシカのマークが4つ書いてあります。普通のところは、1つです。

しかし、それは道路の話で市街地の近くまでシカが来て屯しているのは、稚内だけだと思います。自然が豊かで余計な植林などしなかったからでしょうね。

だから、生エゾジカを見たければ稚内に行けば運よく見られるかもしれません。

農作物の被害ありますから、毎年駆除しているようです。
そこで、今シカ肉の提供もあるようです。

エゾシカ肉を地元の名物に 稚内地区会
https://hokkaido.doyu.jp/20180815shinbun06/

【エゾシカ肉】北海道でジビエ料理が食べられる美味しいお店10選
https://stayway.jp/tourism/hokkaido-gibier10

まあ、北海道に行ったら稚内に行ってエゾジカを眺めて、おいしいエゾシカ肉料理を食べてください。

これは、新しい北海道観光だと思います。

それが済んだら海鮮も飛びっきりに美味しいです。
稚内では山の幸も海の幸も堪能できます。
美味しいですよ!


ネコの天国キプロス島のネコ受難の続報<2023年8月

2023-08-06 21:12:02 | 動物と植物と自然

ネコ感染症流行のキプロス、ヒト用コロナ治療薬使用を許可
2023年08月04日16時29分
https://www.jiji.com/jc/article?k=20230804044808a&g=afp

※最初の記事も続報も記事元はAFPです。
最初は、治療薬が高価で買えず安い薬の認可を求めているという内容でした。
感染症は、ネココロナウイルスでヒト用コロナ治療薬の余剰在庫をネコ用に提供することを認める事を農業省の勧告により認可しました。これは、よくある例で人間用の薬をネコの体重に合わせて分量を減らしてネコに投与します。

そこまでは、おネコのために良かったと思います。

ところが?
「動物愛護団体は今年は既に、島に生息する約100万匹のうち30万匹が死んだと主張している」
獣医師の協会は?
「30万匹というのは大げさで、死んだのは多くても1万匹だとしている」

動物愛護団体とか環境団体は、自分たちの意見を通すために話を膨らませる傾向があります。

例えば、チェルノブイリ原発事故の死亡者・
科学者数名は、100万人と推定して論文を発表し本まで出版しています。
相当、誇大がありそうなグリーンピース
十数万人。
精一杯、話を膨らませて十数万人を100万人に更に巨大化している学者グループがいます。

動物愛護団体とか環境団体、あるいは良心的とされる学者の中には、こんなのも沢山混じっています。

だから、ウクライナとロシアの戦争なんかあり得ないです。30年前には、「この地域の子供たちは(放射能のせいで)虚弱で戦争なんか出来るような体力じゃない」と話していた人が、いました。今、元気よく戦争しています。30年前の話は、「大嘘!」だったことになります。

だから、物事は簡単に信用してはなりません。放射能被害だって汚染された食品を食べてはダメだと言うことは、散々言われました。しかし、そんな事は無視して食事をしていますが、そんなに健康被害があるようには見えません。

キプロス島のネコの話も同じでした。30万と1万では、随分違うでしょう?
AFPの記者も、最初から「眉唾」で裏付け調査をするべきでしたね?調査した結果、30万と1万の話が出てきた訳です。

キプロス島のネコは、そんなに酷いことにはなっていないようなので、個人的には安心しました。
良かった!

そしてキプロス島のネコに起源にも言及しています。
「キプロスでは新石器時代のシロウロカンボスという村で、人と一緒に埋葬されたネコが見つかっており、約9500年前から飼育されていたことが分かっている。」

全然、前回の記事と話が違う出ないの?

ネコの天国キプロス(地中海の島)で起こった大事件とは?<2023年7月
https://smcb.jp/diaries/9097796

約1700年前にローマ帝国のヘレナ(Helena)皇太后の話なんか全然、関係ありません。

このような与太記事を元に書いた私の日記は、不正確極まりないものになりました。

堪忍してよね!AFP!

そして、ここに新事実が判明しました。
正確には、私が読み落としていました。

イエ猫の祖先がリビアヤマネコと特定されたのは、2007年です。ごく最近です。
その根拠になったのが?
「また9500年前の地中海にあるキプロス島で、リビアヤマネコとみられる骨が人と一緒に埋葬されていることがわかっています。これが、ネコと人が共に暮らし始めた最古の記録とされています。」

つまり、キプロス島がこの発見の根拠でした。
最初は、中東の「肥沃(ひよく)な三日月地帯」で農耕が始められ穀物の貯蔵庫にネズミが出没するため、ネズミ捕りのためにネコがやってきたのではと考えられています。

しかし、それを実際に確認したのがキプロス島でした。

そして近親種の特定もされました。
ヨーロッパヤマネコ(Felis silvestris silvestris)
中近東のリビアヤマネコ(F.s.lybica
中央アジアのヤマネコ(F.s.ornata
南アフリカのヤマネコ(F.s.cafra
ハイイロネコ(F.s.bieti

イエネコを見て、前から疑問に思うことがあります。
イエネコの祖先は、リビアヤマネコだけなのか?
リビアヤマネコの毛の模様は、キジトラです。
これは、世界中どこでも見られます。

ところが、全然違う模様や模様のない単色もあるでしょう?

イエネコの遺伝子は、当初からほとんど変化がないとされています。千差万別の色が出来たのは、不思議としか言いようがありません。

アメリカのメイン・クーンなんかどうします?
メインクーンの画像
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%94%BB%E5%83%8F

あれは、リビアヤマネコにしてはデカすぎます。
そして毛色の変わった様々なネコたち。

イエネコの祖先は、もっと沢山あるような気がします。
たった千年の単位の期間で、リビアヤマネコがメインクーンほど大型化するとは、到底思えません。進化の歴史を逸脱しています。

それ以外にも、どう見てもリビアヤマネコに見えないネコは沢山いて、全部イエネコにされています。

動画:猫カフェ美術館「ニャージアム」 イラン
2023年6月2日 15:45 発信地:テヘラン/イラン [ イラン 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3466657?cx_part=common_focus

これは、ごく少数の例ですがどう見てもリビアヤマネコでないようなネコがいます。

私の疑問を解決してくれるような研究を待っています。
私の考えは、リビアヤマネコ以外にもイエネコの祖先はいると思います。


欧州サッカー>鎌田大地選手についてーその2(ワールドカップ)

2023-08-06 21:10:13 | スポーツ

鎌田大地選手がラツィオで大活躍するように、応援記事をもう1本書いておきます。

鎌田大地選手には、言葉では言いませんが「忸怩たる思い」が二つあると思います。

一つは、フランクフルトの監督が本来優秀なアタッカーである鎌田大地選手を、ほとんどアタッカーとして起用しませんでした。

これは、腹が立つと思いますよ。
鎌田大地選手をトップかトップ脇、またはトップ下で起用すれば、もっと得点して輝いたと思いますしフランクフルトもチームとしてもっと良い成績を収めたと思います。結局、フランクフルトの歴代の監督は鎌田大地選手を攻撃的ポジションに起用することは少なく、昨シーズンは守備的なポジションであるボランチ起用が多かったです。それでも鎌田大地選手は、意地で9得点しました。これは立派です。

ラツィオの監督が、もう少しまともで鎌田大地選手を攻撃的ポジションで起用すれば、活躍すると思います。これは、ラツィオの監督がどう判断するかです。

どっちにしても、鎌田大地選手はチャンピオンリーグで活躍すると思います。そのためにラツィオに行ったわけですから?

※もう一つ鎌田大地選手には、自分を許せないプレーがあると思います。
それは?
ワールドカップ決勝トーナメント1回戦です。
後半開始それほど時間がたたない時に鎌田大地選手は絶好のミドルシュートを打ちました。
マークを外してポジション取りは完璧。
フリーで左30度くらいの位置だったと思います。
キーパーも反応できず、ボールはゴールに吸い込まれるはずでした。鎌田大地、会心のシュートでした。

ところが?
枠の外でした。
連戦の疲れもあったと思います。
しかし、あれが決まっていれば日本はクロアチアに勝利して悲願のベスト8だったと思います。

鎌田大地選手は、今でもそれを悔やんでいると思います。その屈辱を晴らすのは、次の大会で勝利のゴールを決めるしかありません。その屈辱が鎌田大地選手を更に成長させると思います。

クロアチアは、最近2回のワールドカップの成績が示す通りヨーロッパの強豪チームです。今年、オランダがクロアチアと対戦して軽く一蹴されていました。

だからカタール大会でクロアチア相手にかなり攻め込んでいた日本チームは、かなり強いです。まぐれでドイツとスペインに勝利したわけではありません。

次回大会もほぼ同じメンバーで、そこに若手で成長したメンバーが加わると思います。次回大会の日本代表は、史上最強のメンバーになると思います。

そこで問題になるのが、監督です。今、日本代表の最大の弱点は監督です。勝てる監督をスカウトしてくる必要があります。

ブラジル代表は、レアルのアンチョロッテイ監督をスカウトしているようです。給料は普通に考えると10億円でしょうね?

つまり?監督にもこれくらい経費をかけないとワールドカップの上位は、無理と言うことです。選手がどれほど上達しようと、監督がボロでは勝てません。日本代表も段々、そんなレベルになりつつあります。

次回大会の最大のポイントは、監督の強化です。
これが出来れば、普通にベスト8は可能だと思います。

前回大会の監督は、目標はベスト8以上だと断言していたはずです。目標未達でした。責任を取りませんね?目標未達の監督にチームを任せる日本サッカー協会は、勝つ気がないと思われても仕方ありません。

ダメなら切って、次を探す。
当然でしょう?

鎌田大地選手をボランチで起用したバカ監督は、ダメの証明です。メンバーを考えれば、鎌田大地選手の1トップ以外のフォーメーションは、あり得ません。もっとも得点能力の高い選手を、ボランチにして?
勝つ気が、あったのか?
疑問でしょう?
バカ過ぎるでしょう?

ほんと、腹が立ちます。
監督がバカだから、ベスト16で終わりでした!!!


欧州サッカー>鎌田大地選手について(日本人歴代最高のアタッカー)<2023年8月

2023-08-06 21:08:37 | スポーツ

ラツィオ入りへ、鎌田大地が首都ローマ上陸 フィウミチーノ空港に到着した様子がキャッチされる
[2023年8月4日5時19分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308040000008.html

やっとイタリア1部セリエAのラツィオへの入団が内定したようです。5日に契約に必要なメディカルチェックを受ける予定のようで問題がなければ正式契約になると思います。

ACミランの話が流れてどうなるのかと思っていましたが、ラツィオに決めたようです。複数のクラブからオファーはあったと思います。その中からラツィオを選んだのであろうと思います。

鎌田大地選手は次にプレーするリーグをイタリアに決めていたのでしょうね。向き不向きを言えば、プレミアかスペインの方が、向いているような気は個人的にはします。

しかし、ラツィオは昨シーズン・リーグ2位の強豪でチャンピオンズリーグの出場も決まっています。これが鎌田大地選手の目標でしょうね。

フランクフルトでの起用方法には、納得できない部分はあったと思います。
鎌田大地選手は移籍2年目にベルギーのシント・トロイデンにレンタルで出されます。やはりドイツでは、当時実力が足りなかったのでしょうね。
2018~2019シーズンに34試合に出場して15得点しました。アタッカーとして開花しました。

ところが?
フランクフルトは鎌田大地選手をアタッカーとして起用しません。その後4シーズンの得点は少ないです。やっと昨シーズン自己主張するようになって、9得点しました。ポジションは、守備的な位置のボランチであることが多かったことを考えると、かなり多い得点と言えます。

フランクフルトは、宝を持ち腐れしていた事になります。普通なら鎌田大地選手を攻撃の中心として戦術を考えると思います。実際にそうしていたらフランクフルトは、もっと強いチームになっていたと思います。

しかし、鎌田大地選手にもメリットはありました。ミッドフィルダーからフォワードまで幅広いポジションを経験して守備の強いオールラウンドのプレーヤーになりました。

鎌田大地選手は日本人では、もっとも高い攻撃能力を示した選手です。レギュラーシーズンの得点からするとそう思わないかもしれません。

日本のアタッカー歴代最高は?
ヨーロッパリーグとチャンピオンリーグの合計1位鎌田大地

ヨーロッパリーグ
2019~2020 10試合6得点
(この間は、フランクフルトが出場せず)
2021~2022 13試合5得点・優勝
チャンピオンリーグ
2022~2023 8試合3得点

たった3年で両方合わせて31試合14得点です。

つまり、レギュラーシーズンは起用方法の関係からあまり得点できませんが、1発勝負のヨーロッパリーグとチャンピオンリーグでは攻撃的ポジションに起用されて、大きな結果を残しています。
2021~2022にフランクフルトがヨーロッパリーグ優勝した時の立役者は、鎌田大地選手です。

その選手にレギュラーシーズンは、ボランチをやらせるフランクフルトの監督の不思議さ?
勝ちたくないんじゃないか?と思えます。

これだけの結果をたった3年で出した、日本人選手は過去にいません。つまり、鎌田大地選手は過去最高の日本人アタッカーです。年数自体は、香川真司の方が長いです。しかし総得点は、及びません。

そもそもヨーロッパリーグかチャンピオンリーグに出られる日本人選手が、ほとんどいません。その意味でも、凄いことです。

三苫選手は、今シーズン初めてEリーグに出場します。
堂安選手も、今シーズンが初めてです。
久保選手は、自分が大活躍してチャンピオンリーグ出場を勝ち取りました。やはり今シーズンが初めてです。

ヨーロッパリーグかチャンピオンリーグに先発出場するのが、日本人選手にとって如何に難しいか分かると思います。このリーグに出られるのは、一流の選手だけです。チャンピオンリーグに出られるのは、一流の上半分です。

そのハイレベルの舞台で、3シーズンで31試合14得点した鎌田大地選手の能力は、非常に高く評価できます。しかもチームは、ブンデスの中堅クラブのフランクフルトです。決して、強いチームではありません。フランクフルトのEリーグ優勝も鎌田大地選手がいなければ不可能だったと思います。翌シーズン、フランクフルトはチャンピオンリーグ予選リーグを勝ち上がり決勝トーナメントまで行きました。残念ながら1回戦敗退でしたけれど、鎌田大地選手がいなければ決勝トーナメントまで勝ち上がるのは、無理だったと思います。

だから、フランクフルトがもし強いチームを作ろうと思うなら鎌田大地選手を中心にチームを編成しなければなりません。そうしないから鎌田大地選手は、フランクフルトとの契約を更新しませんでした。金銭的には、フランクフルトの提示した金額の方が多いと思います。

しかし上記の状況があり、鎌田大地選手はフランクフルトを去る決断をしました。鎌田大地選手が移籍先の条件として考えたのは、常時チャンピオンリーグに出られるクラブだと思います。そして自分もレギュラーで出られることも考えたと思います。その結論が、イタリアだったのでしょうね?

鎌田大地選手は地味だから随分、損をしていると思います。本田圭佑くらいに自己主張が強くアピール上手なら本田圭佑より遥かに実力もあり知名度の高い選手になっていると思います。

つまり、鎌田大地選手は現時点では歴代最高の日本人アタッカーです。ラツィオでそれを存分に発揮してほしいと思います。

チャンピオンリーグでは、思いっきり!大活躍を期待しています。どう考えてもフランクフルトよりラツィオの方が強いですから、チャンピオンリーグの決勝トーナメントで!あっと驚く場面を期待しています!

※だってね?
格安のお値段で鎌田大地選手ほどに・・・
ヨーロッパリーグかチャンピオンリーグで・・
これほど点を取ってくれるくれる選手は?
ヨーロッパ中探しても?
絶対!いないと思います!!!
(コスパなら世界最高!)