結論を先に言います。日本が勝ちます。
以下、読まなくてもいいです。
大体、結果が出たので今度は正確に占えます。
まず、その前にアメリカを分析します。
〇アメリカ予選リーグ
E組2位
アメリカ 3-0ベトナム
アメリカ 1-1オランダ
ポルトガル0-0アメリカ
こうなった理由は、アメリカ選手の世代交代が上手くいかなかったからだと思います。先発に若い選手が5人入っていますが、多分実績のあるベテランは引退して中堅組が4人。ベテラン2人です。結果、チームとして機能しなかったのであろうと思います。
予選の出来の悪さから決勝トーナメントでは引き分け狙いしかなかったのかもしれません。予定通りスウエーデンと引き分けてPK戦に持ち込みましたが、4-5で敗北。7人目まで蹴りましたから予定の行動でPK戦の練習は、かなりしてきていると思います。
おそらくそれを読んだスウエーデンもPK戦の練習をかなりしていると思います。
引き分け狙いのアメリカと安全勝ちを狙うスウエーデンの思惑が一致して引き分けから、PK戦になったと思います。スウエーデンもアメリカに勝ち切るほどの自信は、なかったのだと思います。スウエーデンも無得点ですから、得点力が高いとは言えません。高さを封じられると他に得点パターンがないのであろうと思います。
※なぜ、アメリカがこのようなメンバーになったかを考えると2015年2019年大会を連覇した時の選手の多くが引退してしまい、過渡期のチームになってしまったのであろうと思います。連覇の黄金期の次の選手層がなかったのでしょうね。
スウエーデンも4戦目で結構、疲れてきていると思います。
スウエーデンのメンバー(システム4-2-3-1)
1ゼチラ ムショビッチ ゴールキーパー27 歳
2ヨナ アン シャルロット アンデルソン ディフェンダー30 歳
6マグダレーナ リリー エリクソン ディフェンダー29 歳
13アマンダ イレステット ディフェンダー30 歳
14ガン ナタリー ビョルン ディフェンダー26 歳
23エリン イングリッド ヨハンナ ルーベンソン ミッドフィルダー30 歳
15レベッカ マリア ブロムクヴィスト フォワード26 歳
18フリドリーナ ロルフォ フォワード29 歳
9コソバル アスラーニ フォワード34 歳
19アンナ ヨハンナ ライティングカネリッド ミッドフィルダー26 歳
11エマ スティナ ブラックステニウス フォワード27 歳
スウエーデンの女の子の名前を調べたのは、暇つぶしではありません。年齢と身長を調べたのです。ベンチメンバーも似たような年齢構成です。
対する日本チーム
日本代表メンバー
https://www.nikkansports.com/soccer/womensworldcup/2023/member/
分かりましたね?年齢構成がスウエーデンに比べるとかなり若いです。次の次まで出られそうな選手が、かなりいます。
その差はどう試合に現れるか?
日本はスピードに乗ってガンガン!走ります。
スウエーデンは前半でバテると思います。
しかも、日本は休養日が1日長い。
スウエーデンはアメリカと120分戦ってバテている。
日本が思いっきり走り回れば、スウエーデンは追えなくなります。攻めても同じです。90分攻めることは無理でしょう。先に点を取って守るか、アメリカ戦と同じように引き分け狙い含みでやるか?
どちらにしても攻め合って日本に勝つのは、無理です。
私がノルウエー戦と似たような流れになると予想するのは、そのためです。スウエーデンが攻めるよりも日本がボールを持つ時間が長くなると思います。
ノルウエー戦のような失点を防いで、スウエーデンの守備に前からプレッシャーをかけるような戦い方をすれば、どこかでチャンスが生まれます。おそらくスウエーデンの得点パターンは、ノルウエーと同じ高さを生かしたパターンしかないと思います。
もしスウエーデンがラインを上げて日本を攻めれば、日本のカウンターが炸裂します。日本がスペイン戦とノルウエー戦で見せたカウンター攻撃は、これから先対戦する相手チームに、物凄いプレッシャーをかけます。これは日本にとって、凄く有利に働きます。今回の日本の最大の武器は鋭く速いカウンターです。見ていると10秒以内にシュートしていると思います。カウンターのチャンスを日本に与えてしまえば、ほぼ防げません。
どっちにしても互角以上には戦えます。
私の予想は、日本勝利です。
理由は、諸条件を考え合わせると日本の方が強いからです。4試合14得点(失点1)の破壊力は圧倒的です。そんなチームは今大会は、日本しかいません。多分、Wカップ・レコードだと思います。2回戦2試合の結果を見れば日本が優勝候補筆頭です。
※2回戦2試合を見ての感想
日本、アメリカ、スウエーデンの選手の年齢構成を見ると明らかな違いがあります。スウエーデンは世代交代が進まず年齢層が高い。アメリカは、若手の強化に失敗している。
日本は、前回大会後当時の若手(20歳前後)の年齢層でメンバーを構成するために若手を抜擢して強化してきた。当時19歳~23歳の年齢の選手がメンバーの多数を占めて、しかも活躍しています。そして、そこにベテラン3人と19歳の若手3人を加えています。監督のチーム編成と若手育成のビジョンが明確です。勝ちながら、更に若手を育成する方向が明確に示されていると思います。
今の段階で十分強いですが、このチームのピークは4年後だと思います。当然2年後のオリンピックも狙えます。
※そして優勝予想
筆頭 日本
対抗 イギリス
3番手 オランダ フランス コロンビア
4番手 オーストラリア スペイン スウエーデン
まだ他の2回戦の試合が行われていませんので、何とも言えない部分はありますが、このように予想します。
一応、上げましたがスウエーデンとスペインは、ないと思います。
オーストラリアは、開催国でありランキング10位です。勢いに乗れば、勝ちあがるかもしれません。
有力なのは、コロンビア。ランキング2位のドイツに勝っています。男子チームも固く守ってカウンターで攻撃します。多分、似たような戦い方をすると思います。イギリスは、足元をすくわれるかもしれません。
やはりオランダに勝ち上がって欲しいですね?
前回大会、1回戦で1-2で日本はオランダに敗北しました。勝ったオランダは、決勝戦まで勝ち上がりました。そのリベンジをしてほしいですね。選手も当然、そう思っていると思います。(これが準決勝)
わたし的には、既にスウエーデン戦は日本が勝利しています。
そして決勝戦。
2011年大会。予選で負けたのがイングランドです。
このリベンジもしてほしいですね?
ほら?
日本が優勝でしょう?
日記で書くだけなら何とでも書けますが?スウエーデン戦に勝ち、オランダ戦に勝ち、最後はイングランドに勝ちました!やったね?
念のため2011年大会を復習しておきます。
1回戦ドイツに勝利。
2回戦スウエーデンに勝利。
決定戦アメリカに勝利→初優勝!
今回は、ドイツが予選敗退していますので代わりにノルウエーです。
2回戦は同じです。決勝戦はアメリカがいなくなったのでイングランドです。
それは、いいのですが2011年大会ではランキング1・2・3位の国に全部勝って優勝しました。
今回は、ランキング1と2が既に敗退していて、ランキング3位のスウエーデンが残っていて本当に良かったと思います。今回大会は、ランキング1・2・3に当たらない国ばかりです。日本は、唯一残ってるスウエーデンに勝って勝ち上がります。せめてドイツとは対戦したかったですが、いなければ仕方ないですね?
だから、結論・日本が優勝するわけです。
やっぱり、日本が優勝でしたね?
試合結果を待って日記を書くつもりでしたが、試合時間90分延長30分を戦って0-0。
PK戦勝負になりました。
事実上の決勝戦と言っていいと思います。
ランキング1位と3位が、どうして2回戦で対戦することになったか?
今大会、アメリカの調子が悪いからです。
本来なら、アメリカがオランダの所に行ってオランダが今日のスウエーデンの対戦相手になるはずでした。アメリカが予選2位通過したために、2回戦ではあり得ないビッグ・マッチが生まれました。
やはりアメリカは、本調子ではなく試合時間では勝ちきれませんでした。一方、スウエーデンも決め手に欠けて勝ちきれませんでした。今大会は、双方互角と言えます。1発勝負である分、双方とも負けない戦い方をしたように思います。
暇なので、スウエーデンの女の子の名前を調べてみました。
1ゼチラム・ソヴィッチ2ヨナ ・アンデルソン6マグダレナ・エリクソン13アマンダ・イレステット14ナタリー・ビョルン23エリンルー・ベンソン16フィリッパ・アンゲルダール18フリドリーナ・ロルフォ9コソバル・アスラーニ
19ヨハンナ・リッティン ・カネリッド11スティナ・ブラックステニ>ハンナ ・ベニソン>レベッカ・ブロムクヴィスト>トーベ・エンブロム>ジェニファー・フォーク>リナ ・フッティグ>ソフィア・ヤコブソン>マドレーヌ・ジャノジー>アンナ・サンドベリ>オリビア・ ショフ>キャロライン・セガー>リンダ・センブラント
名前の方はほかの国でもありそうな名前もありますが苗字はやはり独特ですね。
ソフィアちゃんは、アメリカチームにもいました。
ソフィア・スミス
ソフィア・ウエルタ
※PK戦の結果が分かったら続きを書きます。
PK戦
スウエーデン5-4アメリカ
この結果、スウエーデンが準々決勝に勝ち上がりました。日本と準決勝をかけて戦うことになりました。
2023年8月5日 22:47
女子ワールドカップ>日本チームの順々決勝を占う<2023年8月
https://smcb.jp/diaries/9106138
この日記に詳しく書きました。
日本は、スウエーデンとは互角以上に戦えると思います。そして今日、スウエーデンチームはかなり消耗しています。昨日試合が終わっている日本は、1日休養日が長いです。そして今日の激戦を見て、スウエーデン戦の対策を練ると思います。
実力は互角として、勢いと休養などの条件は日本に分があります。そのアドバンテージを生かせば不利は考えられません。
スウエーデンが前に出てくれば、日本のカウンターが炸裂すると思います。前に出てこなければ、ノルウエーの試合と似たような展開になりそうな気がします。
期待したいと思います。
仮にスウエーデンに勝利できれば、今大会でスウエーデン以上に強いチームは、いないと思います。これまでの戦いを見ると、チーム力では日本とスウエーデンが双璧だと思います。スウエーデンは、その意味で決勝戦を2回連続でやる辛さがあります。日本は、1回で済みます。
もしアメリカが1位通過していれば、日本が準々決勝・準決勝と2回、決勝戦を戦う羽目になっていたと思います。その意味でアメリカの出来が悪く2位通過したためにスウエーデン戦で消えたのは、日本にとって大きな幸運ですしチャンスです。
2011年ドイツ大会
日本が初優勝しました。それ以前は、予選敗退が多かったですから奇跡的ですね。
その大会で活躍したのが、日本女子サッカー界のレジェンドの澤穂希(ほまれ)選手です。当時33歳でピークを過ぎていました。
澤穂希
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BE%A4%E7%A9%82%E5%B8%8C
1995年のWカップがWカップに初出場した年です。この時日本女子は、初めてベスト8を達成します。しかし、その後は3大会連続の予選敗退でした。
オリンピックも1996年から出場しています。
2004年アテネ五輪でベスト8。
2008年北京五輪ベスト4。
その流れで2011年Wカップ初優勝が生まれました。
2012年ロンドン五輪・銀
2015年Wカップ準優勝
2015年のWカップで現役引退しました。
Wカップに6回出場しオリンピックは4回出場しています。日本がベスト8以上を達成した大会に全部出場しています。
国際Aマッチ出場205試合83得点。
釜本邦茂の記録が75得点です。
もっとも澤穂希さんが輝いた2011年ドイツ大会を振り返ってみました。
2011 FIFA女子ワールドカップ
https://ja.wikipedia.org/wiki/2011_FIFA%E5%A5%B3%E5%AD%90%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97
日本は予選は、グループ2位で通過しました。
イングランドに0-2で負けています。
決勝T1回戦ドイツ戦
延長戦の末1-0勝利。得点者・丸山桂里奈
2回戦スウェーデン
3-1勝利。得点者・川澄奈穂美2澤穂希1
決勝戦アメリカ
2-2得点者 宮間あや81分澤穂希117分
同アメリカ モーガン69分ワンバック104分
PK戦3-1日本勝利
4人目のキッカー熊谷紗希
この大会はPK戦で決まった試合がかなりあります。決勝を含めて3試合。
そして決勝のアメリカ戦では、アメリカが常に先行して日本が追いつく展開でした。延長戦でもアメリカが先に点を取っています。残り3分の117分で値千金のゴールを決めたのは、大エースの澤穂希選手でした。これが決まっていなければ日本は敗退でした。澤穂希選手のサッカー人生で最高のゴールでしょうね。
PK戦は4人目で終わったので蹴っていません。多分、5番目のキッカーに予定されていたのだと思います。
4人目のキッカーの熊谷紗希選手。
今、32歳ですから当時20歳ですね。
今大会は、優勝メンバーで唯一センターバックとして出場しています。
※そして2011年大会の優勝は、フロックではない事も分かります。世界1・2・3の強豪国に全部勝利しての優勝です。堂々の優勝です。
澤穂希選手は日本女子サッカーの黎明期にあって大きな貢献をしました。男子の釜本邦茂選手とともに今後、中々このような優れた選手は、出てこないと思います。
澤穂希選手の最後のWカップ2015年大会は、準優勝でした。澤穂希選手はバックアップメンバーとしてチームに帯同し、澤穂希選手に頼らず準優勝しましたから立派だと思います。
2019年大会は、残念ながらベスト16で終わりました。オランダと対戦し1-2で敗北しました。
オランダは、決勝まで勝ち上がりアメリカと対戦しました。アメリカの2-0の勝利でオランダは準優勝でした。
2019年大会の日本チームが弱かったわけではありません。準優勝チームのオランダに僅差で敗北しました。たまたま日本に勝利したオランダが決勝まで勝ち上がりました。逆になる可能性も十分あったと思います。
だから2023年・今年の日本チームが強いのは偶然でもまぐれでもありません。2011年から続いている道です。
やや情けない話を聞きました。
大会直前まで放送するテレビ局がなかったんだそうです。
そこで公共放送のNHKが放送する事になったんだそうです。組み合わせに恵まれれば、日本が決勝まで勝ち上がる可能性のある大会を放送したがらないテレビ局の無知には、結構呆れました。
無知だからNHKに美味しいところを、全部取られたようです。
※そして、2011年・澤穂希選手の雄姿を見てその後成長した熊谷紗希選手。
リヨン時代の仲間なでしこDF熊谷紗希とノルウェーFWヘーゲルベルグ抱擁「何があっても友達」
[2023年8月6日10時47分]
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/202308060000252.html
フランスのリヨンで主力として5度の女子欧州チャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献しました。
Wカップも今大会が4回目の出場です。
サウジがウクライナ巡る会合を8月に主催、最大30カ国参加へ-報道
Alan Goldstein
2023年7月30日 9:06 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-30/RYKZZ7DWRGG001
ワールド
2023年8月5日12:27 午前1日前更新
中国、サウジでウクライナ協議に出席へ ロシア不参加
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-saudi-talks-idJPKBN2ZF1AJ
主な参加国は、英国と南アフリカ共和国、ポーランド、欧州連合(EU)など
ウクライナとその主要支援国、インドやブラジルを含む新興国
約40か国に参加国が増えたようです。
ロシアは招待されていません。
ここに中国が李輝ユーラシア事務特別代表を派遣すると発表しました。
サウジアラビアが主導して開催される今回の会合には、主だった国々がほぼ全部参加することになります。動向が不明だった中国が参加することにより、欧米諸国とインド・中国・南アフリカ・ブラジル・他新興国などフルメンバーになりました。
しかもロシア抜きです。
つまり今回の戦争の犯人であるロシアは除外してそれ以外の主要国と新興国の有志が集まって協議する形になりました。事実上の欠席裁判と言えます。
今回の協議でどのような事がまとまるのか?あるいはまとまらないのか?は、不明です。
しかし、話し合われる内容は停戦条件のたたき台には、なると思います。ロシアは、ああいえばこういう式に言い逃れを繰り返し自分を正当化してきました。
呼んだところで言い逃れをして胡麻化そうとするに決まっているから、除外されたのだと思います。
冗談は止めて真剣に話し合いを持とうというのが、今回の協議の趣旨でしょう。
ウクライナの大統領外交顧問を務めるゾフクバ氏
「今回の交渉の主目的の1つは最終的に10項目の内容について共通認識を固めることだ」
何が決まるか決まらないかは、別の問題としてウクライナが提案している「10項目の内容」について、掘り下げた議論がなされると思います。それについて合意が広がって行けば、それが停戦のベースになると思います。
今ロシアが提案しているのは、占領地のロシアの支配権を認めるなら停戦交渉に応じても良いと言っています。ロシアの切り取り強盗を認めろと言っています。
おそらくロシアの言い分は、通らないと思います。