吉田麻也、LAギャラクシー入団会見「大谷選手や八村選手のように誇りに思ってもらえるように」
[2023年8月9日6時34分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308090000036.html?Page=1
吉田麻也選手は、プレミアで8年プレーした日本の名センターバックと言えるでしょう。やはり年齢的な問題かイタリアに移籍してその後、ドイツに移籍しました。
作シーズン、所属チームのシャルケが2部に降格したためフリーになって移籍先を探していました。年齢が34歳でもあり、ヨーロッパで移籍先を探すのには時間がかかると言うことで、オファーの有ったLAギャラクシーと契約の運びとなり入団会見しました。
以前のアメリカは、サッカー不毛の地と言われサッカーは、常にマイナーなスポーツでした。でも今は、随分変わりました。プロ・クラブも根付いていますし、何より女子チームの国際大会での活躍が大きいと思います。ダントツの世界最強チームです。女子の世界では、ヨーロッパの国々は全然、歯が立たなくなりつつあります。
その影響は、男子の世界にもあると思います。有名選手が移籍先としてアメリカを選択肢に入れるようになりました。
今年は、メッシが移籍しましたね?
ACミランに優勝をもたらして引退したズラタン・イブラヒモヴィッチもACミランに復帰する前は、アメリカでプレーしていました。
そして、吉田麻也選手の会見を聞いていると?
「施設やスタジアムを見せてもらったし、スタッフはとてもきちんと対応してくれて、本当に感謝している。正直言って僕が最近所属した2チームと比べると、このチームは全然良い。プレミアリーグのクラブ並みでとても驚いた。」
名前は言っていませんが、イタリアのサンプドリアやドイツのシャルケ04より、施設やスタジアムが充実していてプレミア並だと評価しています。
つまり、プレミア以外のリーグの真ん中から下のクラブは施設やスタジアムやほかの部分が劣っていると言う評価です。
そして、今サウジ・リーグがどんどんヨーロッパの有力選手や一流選手を、かき集めています。それほど遠くない将来にサウジ・リーグの上位5チームは、プレミアを除く他の4大リーグの中位~上位程度の実力を備えるようになると思います。
プレミア以外のヨーロッパリーグのクラブは、金銭的に劣っていてリーグ間の格差が拡大しています。一時期、スペインが金に任せて有力選手をかき集めていたのは、スペインリーグに資金があったからです。サッカーの世界は「金の切れ目が縁の切れ目」で有力選手は、資金のあるリーグに集結します。今、一番いい選手層がプレミアに行って、その下が他のリーグに行きます。ヨーロッパでは、プレミアに行かなければ、ダメと言うことです。
ヨーロッパばかりがサッカーでは、なくなると思います。
これから伸びていくのは、米メジャーリーグでありサウジ・リーグだと思います。ヨーロッパの田舎でくすぶっているようなクラブに行くのなら、アメリカやサウジがもっと良い選択肢になりつつあるように思います。金銭的な部分を言うなら、圧倒的にサウジの方が有利でしょう。もう既にサウジの上位5クラブでレギュラーになるのは、ヨーロッパの中位程度のクラブのレギュラーになるより難しいと思います。
あるいは、設備やスタジアム、クラブの内容でもJリーグのクラブの方が、ヨーロッパの中堅のチームより上になるかもしれません。
そう考える選手が増えるほどサウジやアメリカのクラブがもっと大きくなると思います。マーケット規模を考えてもユーロ全体とアメリカ1国と大して変わりません。逆にヨーロッパに行っている日本の有力な若手がアメリカを目指すようになれば、韓国の選手もそうすると思います。アメリカのレベルは、加速度的に向上すると思います。そうなれば中南米の有力選手も、同じようにするでしょう。先行き、アメリカの落ちこぼれがヨーロッパに行くようになるかもしれません。今がヨーロッパが上だから10年後もそうだとは限りません。
ヨーロッパと北米のクラブ数を比較するなら北米の方が少ないです。数が少ないところに有力選手が集まるようになれば、普通に各クラブのレベルは向上します。
吉田麻也選手の会見を聞いてこのように思いました。プレミア以外のヨーロッパのクラブに以前ほどの価値はないと思います。中位以下になると給料も安いです。プレミアとは、段違いです。あれほど実力があるのに、鎌田大地選手の給料は驚くほどに安いです。今度、契約したのはイタリア2位のラツイオです。安い!と驚きました。
それを考えても給料の高いリーグを目指すべきだと思います。金の儲からないリーグに行ったって給料はたかが知れています。プロなんだから、そこはシビアに考えるべきです。ヨーロッパの4大リーグに行って幸せとか名誉の時代は、とっくに終わっていると思います。
BBC予想
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66265649
グループA
1位通過=ノルウェー、X・2位通過=ニュージーランド、敗退=フィリピン、△スイス
グループB
1位通過=オーストラリア、X・2位通過=カナダ、敗退=△ナイジェリア、アイルランド
グループC
1位通過=スペイン、X・2位通過=ザンビア、敗退=コスタリカ、△日本
グループD
1位通過=イングランド、2位通過=デンマーク、敗退=ハイチ、中国
グループE
1位通過=アメリカ、2位通過=オランダ、敗退=ヴェトナム、ポルトガル
グループF
1位通過=フランス、X・2位通過=ブラジル、敗退=△ジャマイカ、パナマ
グループG
1位通過=スウェーデン、X・2位通過=イタリア、敗退=△南アフリカ、アルゼンチン
グループH
X・1位通過=ドイツ、X・2位通過=韓国、敗退=△モロッコ、△コロンビア
サッカーの楽しみ方にも色々あります。私は、データ分析して事前予想を楽しみます。データ分析と言ってもそれほど精密なテクニカルなものではありません。勝敗とチームの構成概要から、考えます。だから、人の予想も気になります。
「前大会では、ベスト8のうち7チームが欧州のチームだった。今大会も似たような展開になる気がしている。」
つまりBBCの予想は、欧州有利とランキング上位を単純に組み合わせたものです。ところが欧州5アジア2南米1になったのでBBC予想は、大外れになりました。
一番ひどいのが、現時点で優勝候補筆頭の日本を予選敗退に予想しています。
ザンビア対日本2-2で引き分け 結果5-0日本
「共同開催国のオーストラリアは今大会、その強さを見せつけるはずだ。」
「イングランドは直近の練習試合3戦とも無得点という「ゴール枯れ」に見舞われている。」
「世界ランキング1位のアメリカは、過去2大会で優勝しており、今大会も優勝候補だ。」
「フランスはここ数カ月、監督解任などピッチ外のごたごたで万全ではない。それでも、準決勝まで進んだ昨年の欧州選手権(ユーロ)よりも状態はいい。つまり、かなり危険なチームということだ。」
「最新の世界ランキング上位6チームのうち、5チームは欧州組だ。スウェーデンはその一つであり、実力は誰もが認めるところだ。」
「ドイツは昨年のユーロ決勝で敗れた傷をまだ引きずっている。しかし、その敗退を発奮材料にしてきた。初戦のモロッコ戦は大勝するのではないか。
・・・
このグループをドイツとともにどこが勝ち抜くのか、非常に厳しい展開になるだろう。」
かなりヒントがありましたね?
イングランド⇒得点力不足・負傷者が続出
フランス⇒ピッチ外のごたごた、去年より調子がいい
オランダ⇒オランダは前大会で準優勝だったが、このところぱっとしない。
ヨーロッパ組に絶好調のチームは、ないと言うことです。
スウエーデンにしてもアメリカに押されっぱなしで専守防衛で、ほぼまぐれみたいな勝ち上がりでした。
では、BBCの優勝予想は?
(予選リーグ前の予想です)
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66253959
アメリカ、オランダ、イングランド、フランス、カナダなどのようです。
「アメリカ、オランダ、イングランド、フランス、カナダなどで、主力選手がけがで出られなくなっている。」
ここでもヒントがありましたね。
※以上を参考にすると?
主力にけが人がいなく、予選リーグから勢いがある、チームが好調
当てはまるのは?
「日本、オーストラリア、コロンビア」
この3か国です。
スペインは、日本に予選で0-4で負けているので評価が落ちます。引き分けなら、スペインもここに入ります。
BBC予想を参考にすると、このような予想になります。
私の事前予想と同じになりました。
ムフフ🎵
段々?予想が確信に変わりつつあるような❓
日大、大麻事件「隠蔽の意図ない」…植物片発見から通報まで12日間「自首させようと」
2023/08/08 23:23
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230808-OYT1T50237/
日大の林真理子理事長「スポーツは遠慮すべき分野だった」と吐露…改革は「無念だが後ずさり」
2023/08/08 22:24
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230808-OYT1T50244/
日本大アメリカンフットボール部乾燥大麻と覚醒剤成分を含む錠剤
甲子園ボウル21度の優勝を誇る
日大アメフト部は平成30年の悪質タックル問題で出場停止処分
強豪大運動部ではびこる大麻 朝日大ラグビー部でも、日大アメフト部でも
2023年8月3日 22時55分 (8月3日 23時13分更新)
https://www.chunichi.co.jp/article/742001
20年に東海大硬式野球部、23年7月には東農大ボクシング部で逮捕者/相次ぐ学生による大麻事件
[2023年8月3日20時43分]
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202308030001248.html
18年11月
追手門学院大のアメリカンフットボール部員2人が大麻を所持
20年1月
日大ラグビー部員 大麻を所持し逮捕
20年10月
東海大硬式野球部の複数の部員が大麻を使用
23年7月
東農大ボクシング部の男子部員ら3人が営利目的で乾燥大麻所持
大麻樹脂や大麻片とみられるものが多数
ボクシング部員2人を含む計3人が逮捕
8日の関東大学リーグ戦の出場を辞退
東農大ボクシング部はプロの世界王者やオリンピック代表を輩出する強豪
大学スポーツの薬物、なぜ減らない? 根底には主体性阻む、時代にミスマッチのアスリート教育
2020/10/31/ 07:02
https://dot.asahi.com/articles/-/82335
違法薬物問題受け、注意喚起 大学スポーツ協会が声明
2023.08.04 19:59 / 2023.08.04 20:13 更新
https://www.nippon.com/ja/news/kd1060149731994043285/
https://nordot.app/1060149731994043285?c=302675738515047521
以前から問題が起きていますし、その割には改善が見られません。本来学問の場である大学教育の認識を間違えていると思います。
起きるたびにナアナアで済ませるから、同じ問題が繰り返し起きます。これは自由の問題ではなく、犯罪の問題です。
要は、対応や処分が甘すぎるから同じ問題が繰り返されると思います。1回、やったら長期謹慎(2~5年、内容により期間を決める)。2回やったら廃部。これくらいの対応をすれば、部活の運営者が厳しく監督するでしょう。こうすると、「罪のない学生が部活が出来ない」などと言う話が出てくると思います。部活を継続したければ、転校して継続すれば、いいだけの話です。
犯罪行為や不祥事には、厳しい処分が待っていると分かれば、普通はこれほど同じことを繰り返さないと思います。繰り返すなら即廃部にすれば、いいことです。
身内で甘いことをやっているから、同じことが繰り返されるのだと思います。日大アメフト部には、悪質タックル問題の過去もあります。全然、反省していない事になります。
普通に、ダメでしょう?
大学レベルでこの問題を終わらせないと、次は高校レベルで起きるようになります。そうなれば問題が広範囲に蔓延し、対処は非常に困難になるのは分かり切っています。そうしないためには、どうしたら良いのか?は、考えるまでもなく明らかだと思います。
「一罰百戒」
この言葉は、そのような事を戒めた言葉です。
コロンビア1-0ジャマイカ
フランス4-0モロッコ
コロンビアは、予想通りの勝ち上がりでした。
順々決勝は、イングランドVSコロンビアの対戦です。
これは、互角だと思います。コロンビアに上手く守られるとイングランドも足を掬われる可能性があります。中南米のチームは守ってカウンターが上手いですから、攻めあぐねてカウンター・一発で沈む可能性が、常にあります。やはりコロンビアは、予選でドイツに2-1で勝っていますから、どちらとも言えませんね?イギリスは引き分けPK戦での勝ち上がりですから、その部分で評価が落ちます。
フランスは、オーストラリアとの準々決勝になりました。フランスの今日の大勝ちは、モロッコが弱かったからだとも言えます。
オーストラリアは、ランキング13位のデンマークを2-0であっさり撃破しましたので、強いと思います。
フランスの予選リーグ
フランス0-0ジャマイカ
フランス2-1ブラジル
フランス6-3パナマ
今回のジャマイカは、コロンビアと0-1で負けた結果が示す通り強かったとも言えます。しかし初戦で引き分けています。2戦目はランキング8位のブラジルと2-1の勝利です。オーストラリアはランキング10位でそれほど力の差はありません。やはりランキング13位のデンマークを2-0で軽く一蹴したオーストラリアは強いと言えると思います。
弱い相手に2戦連続大勝ちしたフランスが、本物かどうかはやや疑問が残ります。失点が多いため評価が下がります。ディフェンスが弱いと言うことです。12-4ですから3点取るうちに1失点しています。強い相手と試合するとその比率は接近するでしょう。ディフェンスの強い相手なら逆転するかもしれません。オーストラリアの3失点は全部ナイジェリア戦で失点しています。他3試合は完封しています。ナイジェリア戦の3失点は、たまたまとも考えられます。
野球なら、三振前のバカ当たりのような気もします。
オーストラリアに勝てたら、フランスは決勝進出有力と見ますが、今の段階では地元の大声援に後押しされ勢いに乗るオーストラリア有利と見ます。
私の予想では、コロンビアとオーストラリアが準決勝に勝ち上がる可能性が、相手チームより大きいと思います。イングランドは、ほぼダメなような気がします。しぶといコロンビアにあしらわれて、上手く行ってPK戦だと思います。
フランスVSオーストラリアは、オーストラリアがやや有利と見ます。
意外にも日本の決勝戦の相手は、オーストラリアかもしれません。コロンビアが出てきても難敵ですね。むしろイングランドやフランスより、やりにくいと思います。
日本が決勝に勝ち上がることは、既に昨日の段階で「わたし的」には決まっています。スウエーデン、スペイン、オランダに負ける要素は、ないと思います。4試合14得点1失点の圧倒的な攻撃力と守備力を見るならば、負けようがないと思います。負ける予想をする人間が、おかしいと思います。
勝負だから100%は、ありません。
しかし、事前予想なら確率90%以上としか判定できません。私の予想は、数字に基づくものです。
根拠なく日本優勝を言っているのではありません。
私は疑問を持つと、つい調べるタイプの人間です。
おかしいと思うでしょう?
2011年・2015年大会であれほど活躍した日本が、なぜその後低迷してしまったのか?
優勝・準優勝を達成した次の大会でベスト16で納得できますか?
黎明期を調べました。
2008年2016年佐々木則夫監督時代です。
オリンピック2008年4位 2012年準優勝
Wカップ2011優勝、2015準優勝
これほどの実績がありながら退任したのは、リオデジャネイロオリンピック2016アジア予選で敗退したからです。
次は低迷期です。
高倉麻子監督時代
2016年4月27日~2020年8月31日
2019年Wカップベスト16
2020年東京オリンピックベスト8
次は、復活です。
池田太監督時代
2021年10月1日~
履歴
AFC U-19女子選手権2017にて優勝
2018 FIFA U-20女子ワールドカップ初優勝
同年のAFCアニュアルアワードでAFC会長特別賞を受賞
現役時代は、浦和レッズの左サイドバックで1993~1996と選手生活は、短いです。青山学院大学卒ですので最初から指導者の道を志していたのでしょうね。その後、コーチの時代が長いです。
ユース・チームを優勝に導いた実績を買われたのだと思いますが、女子日本代表監督に就任します。
今回が、初めてのWカップです。
すでに、ベスト8まで勝ち上がりました。
しかも、圧倒的な強さです。
そんなに代表チームが、たった1年半ぐらいの期間に劇的に強くなりますか?
なる訳がないです。
理由を調べてみました。
高倉麻子監督は、非常に歪なチームを作っていました。
23人のメンバーのうち・・
28歳以上のベテラン5人
25歳~27歳の中堅3人
24歳以下の若手15人
次の東京五輪でメンバーを入れ替えますが・・
18歳1人23歳2人25歳1人27歳1人
Wカップのいびつなメンバー構成に輪をかけるような招集です。
(※ただし、敢えてそうしたのには理由があります)
2023年8月10日 5:35
女子Wカップ>高倉 麻子前監督は何を考えていたのか?<2023年8月
https://smcb.jp/diaries/9108822
※高倉 麻子前監督は、代表チームの改革と世代交代を進めるために敢えてこのような若手に偏重したメンバー招集を断行しました。
池田太監督時代
今回のWカップのメンバー
28歳以上のベテラン3人
25歳~27歳の中堅10人
24歳以下の若手9人
うち19歳 DF1人 MF1人 FW1人
各ポジション別に1人招集しています。
次の世代を育成する布石ですね?
池田太監督は、中堅でメンバーを固めてそこにベテラン3人と若手を加えてチームを作っています。
池田太監督は、コーチの時代が長いですから選手を指導することもできますし、監督としてはユースチームを優勝に導いた実績があります。
池田太監督のやったことは、メンバーを年齢でバランスよく招集して、戦術を徹底したことです。だから今の日本チームには、迷いや怯みがありません。監督と仲間を信じて全力でプレーしています。
池田太監督は、日本代表を本来の日本代表に戻しました。2011年2015年の強かったころの日本代表が復活した理由です。
池田太監督の最大の功績は?
宮沢ひなた選手の才能を見抜いて徹底的に指導して育てたことです。ワールドカップの大舞台でブレイクしました。
4試合5得点です。
昨シーズンが20試合1得点の選手です。
信じられますか?
理由は、二つあり?
ロシアの地雷は「異常な」密度、ウクライナ軍が反攻への期待感を抑制
2023.08.04 Fri posted at 12:43 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35207435.html
ロシア軍が半年以上かけて建設した防御網が想像した以上に強力であったことです。地雷原でも1平方メートル当たり3~5個埋められているとのことです。つまり50cm間隔で縦横、びっしり地雷が埋められている事になります。それが、一つの地雷原で延々と何百メートルも続きます。そこに塹壕と砲撃陣地や機関銃陣地などを組み合わせた、難攻不落と言ってもいいような防御網が築かれていました。ウクライナ軍も西側の関係者も、まさかここまでとは思わなかったようです。
その地雷を工兵部隊が、一々手作業で除去しないと重戦闘車両は進めません。犠牲を少なくしようと思えば、ごくわずかしか進めない状況のようです。
もう一つの理由が・・・
米軍がウクライナ兵に教えた戦術は間違っていた、これからは従来の戦法で
2023年8月7日(月)18時02分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/08/post-102378.php
アメリカ軍やNATOが想定していた戦争とは異質の戦争が展開されていることです。つまり、イラク戦争のような戦争を想定して作戦計画や訓練をしたようです。しかも航空優勢がありません。強力な陣地網を攻撃するには、全く役に立たない訓練でした。従って、作戦計画も最初から間違っています。
だから攻撃開始当初、ウクライナ軍に戦闘用車両に大きな被害が出ました。ほんの1週間くらいで40~50両破壊されたと思います。損害が大きすぎてウクライナ軍は作戦を変更して、まず地雷を除去する計画に変更しました。だから簡単に言うと、当初のスピードは放棄されました。時間はかかるけれど損害の少ない方法を選択したようです。
そのためウクライナ軍は、新規で編成した強襲旅団を温存しています。そして現在の戦闘に合った訓練をやり直していると思います。NATOで受けた訓練は、ほぼ役に立たないからです。
※そのような事情があり、ウクライナ軍は全体の作戦計画を練り直したように見えます。地上の攻撃が遅いので、それはやむを得ないこととして、ロシア軍を消耗させる作戦を今、実行しているように見えます。
それは、去年ヘルソン州のドニプロ川西岸を奪還した時の作戦です。装備と兵力に劣るウクライナ軍は、徹底的に後方の物資の備蓄基地や司令部、レーダーなどを破壊して前線のロシア軍を弱体化させる作戦です。
それは成功して補給が滞り指揮命令系統が混乱したロシア軍は、徐々に後退を余儀なくされました。こうして戦って勝ったというより、ロシア軍を追い出しました。最後は、補給の出来なくなったロシア軍は、自らドニプロ川東岸に撤退しました。
同じような発想で、クリミアの武器庫を破壊したり、あるいは戦線を広げるための攻撃も始めました。モスクワなど都市部へのドローン攻撃もその一つです。
黒海のロシア軍の艦船の攻撃も始めました。クリミア橋を攻撃するようなあまり効果の期待できない攻撃は止めて、直接軍艦やタンカーを攻撃しました。
黒海軍港への無人艇攻撃、ロシアで憤りと懸念 紛争の「飛躍的拡大」
2023.08.05 Sat posted at 09:36 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35207466.html
ロシアのタンカーに無人艇攻撃 当局が報復を示唆
2023.08.06 Sun posted at 10:25 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35207480.html
ウクライナ軍の無人艇(ドローン)は、完成しており実戦配備されています。ウクライナ軍がロシアの海軍基地や港湾の攻撃を決意した以上、黒海のロシアの軍艦やタンカーなどは無事ではすみません。航続距離は、軍艦の攻撃を見れば700kmを超えます。クリミアに近いロシア領は、全部航続距離の範囲です。ケルチ海峡付近を航行中のタンカーが攻撃されましたからこの付近も攻撃範囲です。
更には、輸送路の攻撃も始めました。
クリミアとヘルソン州を結ぶ2つの橋で爆発 「ウクライナのミサイル攻撃」と親ロ派
2023.08.07 Mon posted at 10:23 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35207497.html
これは、以前にも攻撃されたことがありますがクリミア半島とヘルソン州を結ぶ橋です。言ってみれば高速道路です。ここが通行不能になると陸路の一般道しかありません。当然、時間もかかりますし輸送量も減ります。この攻撃が、占領地のロシア軍には一番堪えると思います。ヘルソン州とザポリージャ州のロシア軍の補給路だからです。つまり、ウクライナ軍はロシア軍の補給を妨害する作戦を開始しました。やはり大きな橋などはウクライナの国有財産でもありますから本格的な破壊は避けていたと思います。ロシア軍の補給路を破壊するためなら何でも実行すると思います。
そうしてヘルソン州とザポリージャ州のロシア軍を弱体化させないと、陸上部隊が防御網を突破して進撃するのは現実的に無理だと気が付いたと思います。そうであるなら去年、ヘルソン州のドニプロ川西岸を奪還した時と同じ方法を取ると思います。(既に、そうしています)
その上でヘルソン州やザポリージャ州の物資の備蓄基地を小まめに潰していくと思います。このような作戦計画は、NATOが指導した作戦には、なかったと思います。
地上部隊の進撃が遅ければ、他の方法を考える必要があります。ウクライナ軍の作戦本部は、様々な方法を考え出すと思います。やはり実際の戦闘に合わせた作戦計画は、ウクライナ軍にしか立てられません。そうすると思います。
ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/
「迷走」する台風6号、原因は太平洋高気圧と上空の風…気象庁「進路予想難しい」
2023/08/07 21:47
https://www.yomiuri.co.jp/science/20230807-OYT1T50242/
聞けばなんだ・と思いますが全然、知りませんでした。
台風は、物凄く巨大な雲の渦だから強烈な推進力があるのだとばかり思っていました。
ところが台風は、単なる物凄く巨大な雲の渦でしかなく動かないとのことでした。
進路は、ひと任せなんですね?
日本付近だと、太平洋高気圧に押されたり偏西風に流されたり・・フラフラするようです。
今回の6号は、太平洋高気圧に押されて最初は西に行き、弱まったので東に移動し、また強まったので西に行くという風来坊のような動きです。ところが偏西風が今、弱いため現在地点で停滞しているようです。
風任せ高気圧任せで、全然進路予測が出来ないようです。
記事の中の略図を見ると、迷走ぶりが分かります。これだけゆっくり迷走してくれると、迷走の理由が良く分かりました。
台風予測には、偏西風の強さの表示も必要ですね。
ところが?
気象庁のホームページには、気圧配置図がありません。
ここにありました。
バイオウェザーサービス
「週間気圧配置図」
https://www.bioweather.net/chart/pressure.htm
それによると、台風6号は9日に九州地方西側付近を縦断して10~11日に朝鮮半島を縦断する予測です。
記事では予測は、難しいと書いてありましたが今後の動きは、バイオウェザーサービスでは予報が出ていました。
次の予報もあります。現在、南海上にある熱帯低気圧は15日ごろ、関東地方を通過する予報です。現在位置からだと北北西に進路とり、ほぼまっすぐやってくる予定です。関東地方の方は、ご注意ください。
今日初めて見ましたが、バイオウェザーサービスの「週間気圧配置図」は、特に台風の進路予測には役に立つことが分かりました。
見ると日付けごとに位置が表示されているので、誰でも分かります。
一応
気象庁台風情報
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/34.705/135.308/&elem=root&typhoon=all&contents=typhoon
南海上の熱帯低気圧の進路は、かなりアバウトですね?
外れて批判を浴びるのを気にしているのかな?
バイオウェザーサービスははっきり進路を表示していますが?(動画表示もあります)