昨シーズンは、ヨーロッパで日本人ストライカーの活躍がありました。
フェイエノールトの移籍した上田綺世選手。
セルテイックスの古橋亨梧選手。
スタッドランスに移籍した中村敬斗選手。
このうち上田綺世選手と古橋亨梧選手はニュースで報道されていたので知っていました。中村敬斗選手は報道がほとんどなかったので知りませんでした。
それで以下の日記を書きました。
2023年8月11日 5:33
『欧州サッカー>フランス・Sランスに移籍した中村敬斗選手と三菱養和<2023年8月』
https://smcb.jp/diaries/9109467
どうして急に3人のストライカーがブレイクしたのか?
書いた後、分かりました。
教育の分野で人間の脳は、6歳までに基本的な構造が出来上がってしまう・と言うのが最新研究です。
その最も分かりやすい例が、将棋の藤井7冠です。
多分、おじいさんが幼い藤井少年が将棋に興味を持ったので将棋の中で一番簡単で娯楽性のある詰将棋を教えて遊ばせたのだろうと思います。詰将棋の問題を解いているうちに幼い藤井少年の将棋脳は6歳までに完成したのであろうと思います。だから成長して大人になった今、誰も及ぶことのできない将棋脳が完成しました。藤井7冠の圧倒的な強さの秘密は、ここにあると私は推測しています。
後から教えたものではなく、6歳ごろ脳の土台が出来上がるころに将棋脳が完成していたとするならば、サッカーにも同じ部分があると考えました。
メッシの推さない子供時代の映像を見たことがあります。もう、その当時から片鱗が見えました。メッシがドリブルして進みます。守っている子供は左に走ります。メッシは右に走ります。だから簡単に抜けます。フェイントを巧みに使っていることが分かります。教られてしているのではなく、本能的にやっているのだろうと思います。幼い子供のころからメッシは、メッシなわけです。
イタリアのストライカーの例が記事になっていました。
あるイタリアの弱小チームのスカウトが子供たちの試合を見ていたら、やたら点を取る子供がいたそうです。しかし、サッカーは思いっきり下手でした。だから最初はスカウトも気にしませんでした。ところが見に行くたびに点を取っているんだそうです。そこでスカウトに確信が出来ました。
「これは、ストライカーに違いない!」
そこでその子をクラブの下部組織に連れて行って練習させました。ところがサッカーが下手なので下部組織の監督は使おうとしなかったそうです。スカウトは強引に談判して試合に出させました。
やっぱり、ポコポコ点を取りまくったそうです。
そんな経過を経て一番上の下部組織まで上がりました。
やっぱりサッカーが下手で監督は使いません。
押し問答があって、試合に出したらやっぱり点を取りました。で、1軍の試合にデビューしてやっぱり点を取りまくって大物ストライカーになったという話です。
やっぱり、サッカーは下手でみんな不思議がりました。
「どうして、あいつの所にボールが転がるんだろう?」
※分かった人は、結構つうです。
【イタリア】これぞ奇跡!? インザーギの驚くべき変貌ぶり
2012年12月08日 08:05 公開
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/wfootball/2012/12/08/post_223/
サッカーは誰もが認める下手さ加減でした。しかしフィリッポ・インザーギは点を取りまくりイタリアを代表するストライカーになりました。下手なのは子供時代と同じで点を取りまくるのも子供時代と同じです。インザーギにはサッカーの上手い下手なんか、どっちでも良かったんでしょうね?
つまり、ストライカーは教えて育つものではなく生まれついての才能だと分かります。ストライカーは子供のころからストライカーであり、ストライカーの子供を探す努力をするべきである事になります。
2023年8月11日 5:33
欧州サッカー>フランス・Sランスに移籍した中村敬斗選手と三菱養和<2023年8月
https://smcb.jp/diaries/9109467
この日記を書いて気が付いたのですが、ストライカーである中村敬斗にジュニアのコーチはパスサッカーをやらせようとするのですね?パスをもらってゴールに蹴り込むのがストライカーですから、中村敬斗少年は嫌がるに決まっているでしょう。だからジュニアを止めて小学校の草サッカーをしたようです。
中学生になり三菱養和に所属して自分のやりたい練習を積み重ねたようです。高校2年の時には名前が知れ渡りガンバ大阪に入団しました。
その後、日本では1年しかプレーせず海外のクラブへのレンタル移籍を繰り返してオーストリア1部LASKに入団することになり、たった2年で結果を出してフランスのスタッド・ランスに移籍したのが今月です。そんなに長く落ち着いてプレーしていません。実質的にLASKの2年だけです。
つまり、ストライカーとして飛びっきりの才能があることになります。上田綺世選手や古橋亨梧選手とはステップアップの過程が違います。三段跳びくらいでやっています。
日本でストライカーが育たない理由は、ストライカーの才能を持った子供を見出すことが出来ず、そんな子供に普通のサッカーを指導しているからです。
中村敬斗選手の例は、一番分かりやすい例です。小学校高学年の中村敬斗少年がジュニアのコーチの言うとおりにしていたら、ストライカー中村敬斗選手は、今いないでしょう。逆にその時からストライカーの英才教育をして育成したら、もう今頃は世界的なストライカーに成長していたかもしれません。
日本サッカーでストライカーが育たない理由は、ストライカーの才能を持つ子供を探さないからだ・と言う単純な理屈に行きつきます。
ストライカーの才能は生まれつきのものであり、後から養成できる能力ではないことを知らないのであろうと思います。
メッシは小学生低学年の頃からメッシですから。
それを認識するべきだと思います。
そのレベルで他の子をスイスイ抜いてゴールを決める子供がいたら、その子は生まれつきのストライカーです。ストライカーに体の大きさは無関係です。これも大切なポイントです。体の小さなストライカーは沢山います。ほぼ大きいのと小さいのと、半々だと思います。
一つは時事ネタが少ないことです。
二つ目は、時事ネタは悲惨な記事が多いですから嫌になります。
そんな訳で今旬のスポーツのニュースを読みます。
それでスポーツネタの日記を書きます。
書いているうちに段々、深く掘り下げたり調べたりするようになります。そうすると疑問を持つ部分も出てきます。それを調べてみます。
段々、勉強と同じようになります。
こうして今まで知らなかった事を知ったり、考えなかったことを考えるようになります。
私にとっては、時事ネタを書くこともスポーツネタを書くことも勉強なんです。どうしてそうするかと言うと、勉強に無駄なことはないことを経験的に知っているからです。
今、役に立たないことを勉強して知識や思考の間口を広げておくと、それがず~と後になって他の問題解決のヒントになることが、結構あります。
問題解決と言う意味では、時事問題もスポーツも他のことでも同じなんです。その理由は問題解決の練習をしているのと同じことなんです。まったく無駄と思える知識が先に行って、何らかの問題解決のヒントになるかもしれません。
知識や思考の間口を広げることは、他のことについてもより深い思考を可能にします。人間死ぬまで勉強ですが、それは分野の限られたことではありません。
幅広くいろいろなことを、より深く知ることだと個人的には、考えています。
そう言う事を意識しているのかどうか?
いきなり、4大リーグに行くよりもそれに準ずるリーグのクラブで腕を磨くのが順番として合理的だと思います。もちろん、ドイツでレギュラーを獲得する選手もいます。
しかし、日本から行くなら練習期間も必要です。一般的には、ベルギーに行くケースが多いですね。ベルギーで日本人選手がイモ洗い状態です。ドイツの下位リーグにも結構、います。
しかし、これでは目立ちにくいです。スカウトの目に触れにくいのですね?
同じ実力でもスカウトの目に止まるのと、見えないのでは全然、違います。
そう考えるとスカウトの目に止まろうという発想が出てきます。一番いいのは?
チャンピオンリーグで活躍する事です。
このパターンで、移籍したのが・・
現モナコの南野拓実選手。
現スタッド・ランスの中村敬斗選手。
共通項は?
オーストリア・ブンデスのチームでチャンピオンリーグに出場して活躍したのが、スカウトの目に止まり移籍が実現しました。
つまり、チャンピオンリーグに出られる国のリーグで武者修行するのが効果的であることに気が付きます。
チャンピオンリーグの国別出場枠
①UEFAランキング1位〜4位の国の上位4クラブ
イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア
②UEFAランキング5位〜6位の国の上位3クラブ
Netherlands France
③UEFAランキング7位〜15位の国の上位2クラブ
Scotland Austria(オーストリア) Belgium Portugal Switzerland
④UEFAランキング16位以下の国の1位クラブ
南野拓実選手と中村敬斗選手は、オーストリア・リーグの出身です。
特に、FCレッドブル・ザルツブルクは強豪チームです。ここから4大リーグに巣立った選手は沢山います。
『欧州サッカー>オーストリア・ザルツブルグ出身の大物選手』
https://kitanoyamajirou.hatenablog.com/entry/2023/08/15/113157
中村敬斗選手は、それほど強くないLASKで運よくチャンピオンリーグに出場して3得点しました。これでスタッド・ランスへの移籍が実現しました。
ベルギーも2枠出場枠がありますが、スコットランド・オーストリア・ポルトガル・スイスにも2枠あります。つまりこれらの国で優勝争いするクラブでレギュラーを獲得すれば、チャンピオンリーグに出場するチャンスが増えます。
ベルギーでも日本人が多く所属するシント・トラウデンVVは中位くらいでくすぶっていますから、チャンピオンリーグに出場するという意味では、全然チャンスがありません。
ドイツの弱小クラブで残留争いするようなクラブも、全然だめです。
ベルギー・スコットランド・オーストリア・ポルトガル・スイスなど2枠ある国の上位のクラブで武者修行した方が良いことが分かると思います。
その意味でスコットランド・リーグの日本人選手はチャンピオンリーグで活躍するチャンスがあります。
オランダのフェイエノールトに移籍した上田綺世選手はフォワードの選手ですからチャンピオンリーグで活躍すれば、即4大リーグの中位くらいのクラブからオファーが来るでしょう。
セルティックには、日本人選手が6人います。
古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、小林友希、岩田智輝、井手口陽介
全員、チャンピオンリーグに出場するチャンスがあります。
今、スコットランド・リーグでは日本人選手の評価は急上昇です。2位のレンジャーズに移籍したってチャンピオンリーグに出場できます。レンジャーズに自分を売り込みに行った選手?いるんでしょうかね?
こういう部分が大切だと思います。出世したければ効果的な道を探す努力も大切だと思います。
せっかく、アンジ・ポステコグルー監督が道を開いてくれたんですからそれを大いに利用するべきでしょう?スコットランド・リーグのサッカーは、日本人に向いていると思いますからその意味でも馴染みやすいし活躍しやすいと思います。
もちろん実力も必要ですが、ヨーロッパリーグやチャンピオンリーグで活躍しなければ、田舎クラブでくすぶっていることになります。ベルギーのシント・トラウデンVVあたりで、どんぐりの背比べをしていても何の意味もないことが分かると思います。ドイツの弱小クラブも同じです。そんなクラブに長くいるのは、二流と言うことです。
もっと、ヨーロッパリーグやチャンピオンリーグに出ることを考えれば、クラブの選択も違ってくると思います。ベルギーやドイツの弱小クラブでいつまでもプレーするなら、日本でプレーした方がいいと思います。
アヤックスがシュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝の獲得に本気 移籍金22億円超提示と報道
[2023年8月8日19時55分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308080001151.html
この金額は、かなり評価の高い金額と言えます。富安選手が1年しかいませんでしたが、ベルギーからイタリアに移籍した時の移籍金が約12億円でした。その後、アーセナルに移籍した移籍金が30億円です。それと比較するとかなり高額だと言えます。
そこまでアヤックスが伊藤洋輝の獲得に拘わる理由は?
フットボールディレクター(FD)スヴェン・ミスリンタートが獲得を決めたからです。
スヴェン・ミスリンタートは、過去にドルトムントで10年間スカウトを務めた。
MF香川真司やFWロベルト・レヴァンドフスキ、DFマッツ・フンメルス、ピエール=エメリク・オーバメヤン、ウスマン・デンベレ、多くの有能な若手を発掘。
当時の監督トーマス・トゥヘルと対立し退団。
2017年11月にアーセナルのスカウティング部門のチーフ
有望選手多数獲得。
クラブとの軋轢もありアーセナルを退団。
2019年4月からシュツットガルト入団。
2022年11月にクラブを退団。
2016年に設立された、サッカーにおけるビッグデータを扱うドイツのmatchmetrics社の共同創設者。
その卓越したスカウト眼からダイヤモンド・アイの異名を持つ。
『アヤックスが前シュツットガルトのミスリンタート氏を新FDに招へい! 過去にドルトムントとアーセナルでも手腕発揮』
2023.04.11 22:37
https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=440786
「フットボールディレクター(FD)就任」
伊藤洋輝のシュツットガルトでの出場試合数。
当初はBチームに入る予定だったが12月にはレギュラーとして活躍。
2021ー2022 29試合
2022-2023 30試合
入団後、半年でレギュラーですからかなり優秀ですね。
シュツットガルトでミスリンタート氏がスカウトした選手の一人が、伊藤洋輝です。
つまり、伊藤洋輝は「ダイヤモンド・アイ」ミスリンタート氏のお眼鏡にかなった秘蔵っ子と言うわけです。伊藤洋輝は将来大物になることを見込んでいるからこそ、何が何でも獲得に動いているわけです。
(※今、シュツットガルトのチームキャップテンの遠藤航もスカウトしました。)
ドルトムント時代に発掘した選手は、超一流ばかりです。つまり、伊藤洋輝もそうなる可能性が高いと考えている事になります。スカウトの名人がそう考える以上、伊藤洋輝はアーセナルの富安のようなデイフェンダーに成長する可能性が高いことになります。
アヤックスは昨シーズン、リーグ戦3位。
オランダは、チャンピオンリーグ出場枠が3あります。
だから今シーズンは、チャンピオンリーグの出場権があります。
アヤックスが満額の移籍金を出すかどうかの問題はありますが、伊藤洋輝はミスリンタート氏が引き抜こうとしている事を喜ぶべきでしょうね。
シュツットガルトにいては、ヨーロッパリーグは無理ですし、チャンピオンリーグなど夢のまた夢です。
ワールド
2023年8月15日5:35 午前1時間前更新
ロシア南部ダゲスタンで爆発、12人死亡・50人負傷
https://jp.reuters.com/article/russia-blast-makhachkala-idJPKBN2ZP1HK
ウクライナ紛争は、双方手詰まりになり膠着状態が続いているようです。ロシアは民間人にたいしてミサイルや砲撃でテロ攻撃を続けています。
それに対してウクライナが報復攻撃を行う動きは見られません。欧米製の兵器をロシア領の攻撃に使用しないのが供与の条件だからです。
今回の火災は、ロシア通信(RIA)によると・・
「自動車修理工場から出火し、近くのガソリンスタンドに延焼した」
「12人が死亡した負傷者も50人。500平方メートルの区域で火災が発生」
と、かなり大規模です。
ロシア南部ダゲスタン共和国の首都マハチカラМахачкалаは、カスピ海沿岸の港湾都市です。ジョージアやアゼルバイジャンの国境とも近いです。150キロ北西にチェチェン共和国のグロズヌイが位置している。
かなり際どい場所に位置しています。
単なる火災かもしれませんし、ロシア国外から破壊工作者が潜入するのにもそれほど困難はありません。チェチェン共和国の武装独立派の残党は、まだ活動しています。今は、主にウクライナで義勇兵として参戦しています。
モスクワ郊外の工場爆発、1人死亡=50人超負傷
2023年08月09日 19時32分
https://equity.jiji.com/oversea_economies/2023080901016
最近の火災の例です。
単なる火災かもしれません。
そうでないかもしれません。
去年も4月から5月頃、ロシア全土で工場や社会インフラ、軍の施設で火災が連続した時期があります。徴兵事務所の放火など無数にありました。
ロシア国内のパルチザンの行動が疑われる例です。
ロシア連邦保安庁の入居ビルの火災事件もありましたね。これは、正体不明の「黒い橋」を名乗る組織の犯行声明がありました。
ロシア連邦保安局ビルで火災 ウクライナは関与否定
2023年3月17日 12:17 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3456027
ロシアがウクライナ民間人への残虐なテロ攻撃を続けるなら、今後似たような事件がロシア国内で多発するかもしれません。特に今年の傾向としてロシア南部での事件が多発しています。
三苫選手のブライトンって、どんなチームなんだろう?
今回、200億円超で選手を1人売りましたしね?
調べてみたら、驚き?何か、インチキしたんじゃないの?
普通に疑りたくなります。
2010~2011 イングランド3部
2011~2017 チャンピオンシップ(イングランド2部)
(6シーズン)
プレミアリーグ昇格
2017-18 15位
2018-19 17位
2019-20 15位
2020-21 16位
2021-22 9位
2022-23 6位
多少でもサッカーの昇格降格の仕組みを知っている人なら、あり得ないと言うと思います。3部にくすぶっていたクラブが2部に昇格したのは、まだ分かります。2部をたった6シーズンで通過する辺りになると、インチキの世界になります。
1部(プレミア)に昇格後、4シーズン残留争いをします。これは当然です。普通は2部に降格します。これほど実績のないクラブが残留できる方が不思議です。
5シーズン目に9位に浮上しました。
凄く頑張りましたね!
(普通、翌シーズンは下位に落ちます)
6シーズン目が去年です。
更にジャンプアップして6位!
ヨーロッパリーグの出場権を獲得しました。
これを漫画に描けば漫画になりません。
余りにも現実性がないからです。
しかし、現実にありそうもない事が昨シーズン、実現していました。そこには、普通でない何かがあるはずです。
クラブのオーナーが、現在のオーナーに変わったのが2009年です。その後、クラブは奇跡の昇格を始めました。
そのオーナーは、トニー・ブルームです。
かつてポーカーのプロとして世界を転戦してその後資産を築いた異色のオーナーです。資産は推定13億ポンド(約1950億円)でそれほど大きな資産があるわけでは、ありません。
トニー・ブルーム氏は、魔法使いでした。
多額の資金を投じるわけでもなく、このようにクラブを強くできるなら誰でもしたいでしょう?
オーナーの魔法は、統計学でした。
大きなギャンブル会社を作りそこで賭けに勝つための統計学を応用したアルゴリズムを開発してそれを賭けに利用しました。
それを選手発掘=スカウトに応用したのです。
「2009年当時3部で経営難に苦しんでいるチームのオーナーに就任します。そこからトニー・ブルームは、独自のデータ分析会社を使い、緻密なデータから的確な補強、売却、ユースなどの部分で大きな成果を上げてブライトンをプレミアリーグまで導きます。」
https://www.sportingnews.com/jp/soccer/news/who-owns-brighton-explaining-how-much-owner-tony-bloom-paid-net-worth-and-current-value-club/yum5aarnrknb1ppxsbuwwxfp
「三笘薫」を発掘したブライトンの驚くべきスカウティングシステムのすべて。ギャンブラーのオーナーがもたらした革新とは?
2023年04月14日
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail2/id=128972
こちらは、途中まで一緒だったマシュー・ベンハムの話です。
統計モデルを学んだベナムの壮大な野望。独自指標で「埋もれた才能」を発掘するスカウト部門
2022.02.04
https://www.footballista.jp/special/131846
こちらは、現在ブレントフォードFCのオーナーです。
メジャーの球団経営の所でも書きましたが、独自のデータ分析会社を使い、緻密なデータからアルゴリズムを開発してそれを様々な部門に応用したのが、トニー・ブルーム氏の魔法でした。
この魔法を駆使してブライトンを3部から1部プレミアの上位までサッカーの昇格の期間で考えると、ごく短期間でプレミア6位を実現しました。
つまり、それまで人間の目と観察力に頼っていた部分を数値化してコンピュータが解析するようにしました。もちろん全部がそうではありません。最後にベテランのスカウトの判断も入ります。
こうして人間には気が付かない埋もれた才能を探してスカウトして、育成してそれを強豪チームに高値で売ることでクラブの運営資金を作り出してそれを再投資することで極めて短期間にブライトンを、プレミア6位に導いたのが、概ね実情を表しているようです。
メジャーリーグの最先端の球団の使っている選手補強のノウハウも同じような手法をベースボールに置き換えたものです。それによってそのチームに必要な選手が、ピックアップ出来ると言うわけです。値段は安い方がいいですね。候補の数字が同じなら給料の安い方を選択すれば、コスパに優れた補強が出来るという訳です。
納得しました。魔法ではなくて最先端の統計学をサッカーの選手発掘用に応用したノウハウでした。
今、野球でもサッカーでもこんな時代が来ています。つまり日本のスポーツ界もこのような手法を学習して活用していかなければ、世界では通用しない時代がもう直ぐ、やって来るという事です。
“ラツィオ鎌田大地デビュー弾”にファン総立ち…番記者「チームの出来は彼次第」、智将サッリ「カマダがいるならソウは要らん」期待値がデカい!
posted2023/08/14 17:01
https://number.bunshun.jp/articles/-/858433
ラツィオが鎌田大地選手を必要とするのは、中盤の要だったセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが今夏の移籍市場でアル・ヒラル(サウジアラビア)から引き抜かれてしまったためです。セリエA屈指の名手として評価のあった選手の代わりを探すのは簡単ではなく、移籍金の必要のない鎌田大地選手に白羽の矢が立ったようです。
監督のサッリもお気に入りのようでポジションは、もろサビッチの後です。そのために獲得したのですから、そうなるのは分かりますがそれでシーズン突入のようです。サッリの代名詞4-3-3の右サイドハーフ(2列目の右)で、フランクフルト時代よりは攻撃的なポジションで鎌田大地選手の持ち味が十分に生きると思います。
そうなるとブンデスの中くらいのフランクフルトで昨シーズン、16ゴール、7アシストの攻撃力は更に威力を増すと思います。久保君のケースを見ると分かる通り周囲のメンバーのレベルが上がれば、そこでプレーする選手は更に良いプレーが出来ます。
そしてサッカーにうるさいラツィオファンは当然に期待しています。
鎌田大地選手は、昨シーズン初めてのチャンピオンリーグの舞台で予選3ゴールを挙げてフランクフルト史上初の決勝トーナメント進出を決めました。
ラツィオの方が、チームの実力は格段に上ですから?
ラツィオファンはチャンピオンリーグ決勝トーナメントでの鎌田大地選手のゴールを、早くも期待しています。
レギュラーを獲得する以前に、レギュラーになっていました。後は、チームに貢献するだけです。鎌田大地選手の実力をもってすれば、それは難しくはありません。チャンピオンリーグで、何点取ってくれるかの方が気になります。
※マウリツィオ・サッリ監督
チェルシー時代
リーグ戦3位
ヨーロッパリーグ優勝
しかし、1年で解任
ユヴェントス時代
リーグ9連覇
CLではラウンド16で敗退
解任
ラツィオ時代
2021年6月9日~
2021~2022 5位
2022~2023 2位
これまで鎌田大地選手が接した中では、最も大物監督です。かなり戦術にも細かく、いわゆる理論派です。その意味で鎌田大地選手にとっては、選手として飛躍するチャンスです。サッリ監督の戦術や理論を理解すれば今後の鎌田大地選手のサッカー人生において大きな財産になると思います。やはり、本当の意味で一流になるには、一流の監督の教えを受けることが非常に大切です。ACミランの話が流れてラツィオに移籍することになったのは、鎌田大地選手にとって大きな幸運かもしれません。
サッリ監督にしても多くのタイトルを取り大物監督になるのは、これからです。やはり監督ならチャンピオンリーグ優勝監督になりたいでしょう。まだこの大会では、ベスト16が最高です。鎌田大地選手もベスト16が最高。目指す目的は、同じです。
チェルシーがカイセド獲得で合意、英史上最高額の211億円 報道
2023年8月14日 12:23 発信地:ロンドン/英国
https://www.afpbb.com/articles/-/3476928?cx_part=top_category&cx_position=4
英国史上最高額となる1億1500万ポンド(約211億円)で、8年契約
流石に驚きました。
しかし、ブライトンはこれだけではありません。
マルク・ククレジャ
チェルシーに移籍
スペイン人DF。左サイドバック
ブライトンの歴史上最も高額な移籍金を記録
移籍金は5600万ポンド(約90億円)+ボーナス700万ポンド(約11億円)
レアンドロ・トロサール
アーセナル
今冬電撃移籍 ベルギー代表FW
2400万ユーロの移籍金
アレクシス・マック・アリスター
2023年6月8日リヴァプール
3500万ポンド(約61億円)~最大5500万ポンド(約95億円)
イヴ・ビスマ
2018年にブライトンへと移籍してきたマリ代表MF
2022夏に移籍トッテナム
3000万ポンド
去年から5人移籍させています。
今シーズン、これで戦えるのかどうか?疑問になります。
これだけ選手を移籍させると言うことは、まだ移籍金の安いうちに獲得したと言うことになります。つまり、そのような選手を探して獲得するスカウト部門が優れている事になります。
有望な選手を安いうちに獲得して育てて実績が出来たところで、高い移籍金を得て他のチームに売るわけです。それにしても1年でこれだけ荒稼ぎするクラブも珍しいと思います。
移籍先が・・
チェルシー、チェルシー、 アーセナル、リヴァプール、トッテナム・・・
全部、プレミアの金満クラブです。
ちなみに・・
「ブライトンは、三笘薫の移籍金を5000万ポンド(80億円)に設定した。」
ブライトンの監督は、三苫選手を引き留めたいようです。次から次へと有力選手を売られては、試合になりませんからね?監督は困ります。
これだけ出してもブライトンには、まだ有力な若手選手がいます。だから、ある程度年齢の行った選手は売ってもいいと言うことなんでしょうね?
ブライトンのスカウトには、目利きが揃っているようです。今年、最高に稼いだのはブライトンだと思います。その資金で、また有力な若手選手を獲得するのでしょうね。
三苫選手を発掘したのですからスカウトの能力には驚きます。しかし、ブライトンは今シーズンはヨーロッパリーグに出場しますからプレミアの中堅から準大手に出世するチャンスです。余り選手を売ってばかりでは、出世できません。そこら辺のバランスをどうするんでしょうね?
ヨーロッパリーグやチャンピオンリーグに出場するとクラブの実入りは、かなり増えます。スポンサーも増えますしね。
監督は優秀ですよ。ロベルト・デ・ゼルビ監督。
ジョゼップ・グアルディオラを師として仰ぎ、その路線を継承して独自の戦術を組み立てます。グアルディオラ監督も若手のNo1として高く評価しています。だから三苫君もここでもう少しプレーするのがいいと思います。三苫君の才能を見出してレギュラーの地位を与えてくれた監督です。
もう少し修行して移籍するならグアルディオラ監督のマンチェスターCに移籍するのが、ベストだと思います。
プレミアの中堅クラブとしてこのまま行くのか、それとも得た資金を元に準大手に出世することを目指すのか?ブライトンのクラブとしての今後も気になるところです。ブライトンがクラブとして出世していくなら、三苫君も無理に移籍する必要もなくなります。
アスレチックス冨岡聖平が初の3A昇格 NPB経験ない右腕がメジャー昇格へあと1歩に迫る
[2023年8月14日13時44分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308140000523.html
日本では全く無名の選手で大学卒業後、社会人野球でプレーしていましたが、2019年11月にアスレチックスの入団テスト(投手限定)を受けて合格して、アスレチックスと契約して入団4年目で初めて3Aに昇格したという、レアケースです。
メジャーの貧乏球団の選手発掘方法としては、案外いいかもしれません。
アスレチックスはチーム再建中の超オンボロ球団です。
今回、冨岡聖平投手が昇格する3Aのラスベガスは、アスレチックスより人気のある珍しい3Aチームです。上手く行ったらめっけもの的にアスレチックスが契約した訳ですが、これからどうなるか?
アスレチックスは、超オンボロですから3Aで好投すればメジャー昇格のチャンスはあると思います。
「今季は2Aで29試合に登板し、2勝0敗2セーブ、防御率3・02、44回2/3で53奪三振(奪三振率10・68)」ですから3Aで似たぐらい好投出来れば、中継ぎならメジャーでもやれそうです。
頑張って欲しいですね。上手いことロースター枠に入れれば、待遇もグン!とアップします。ロースター枠は40人で、ここに入れるかどうかが勝負の分かれ目です。ロースター枠にはいると、メジャー・チームで中継ぎが足りなくなるとすぐ昇格できます。出来が悪いと、すぐ降格しますけれど・・・ボーダーラインの選手は、上がったり下がったりを繰り返してメジャーリーガーになれる選手はメジャーに定着します。
2023.07.15
西田陸浮のMLBドラフト指名に東北高校時代の恩師は「野球でアメリカに行くと言っていたら止めていた」
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/mlb/2023/07/15/mlb_2/
今年は、現日本ハムの加藤豪将選手以来、10年ぶりに西田陸浮がMLBドラフト指名されました。
ホワイトソックスの11巡目指名ですから、それほど期待度が高いとは言えませんが、取り敢えずメジャーへの扉は開かれました。これから努力して成功するのかしないのかは、分かりません。かなり能力が高かった加藤豪将選手でもメジャー定着は出来ませんでした。
身長168センチと小柄で2塁の守備と俊足好打を評価されての使命です。特に盗塁の部分の評価が高いのではないかと思います。
メジャーの一流選手で体のサイズが似ているのは、ホセ・アルトゥーベ選手です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%BB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%99
小さな体で2塁打やホームランも打てる強打のアベレージヒッターです。首位打者3回。
だから体のサイズの問題ではなく、野球の才能の問題です。プロ野球でも若松勉が同じ身長です。168cm。
生涯打率319、首位打者2回の名選手です。
そうなれるのかどうかは、今後を見なければわかりません。でも若松勉さんやアルトゥーベ選手を見れば、体のサイズではなく野球の才能の問題だと分かります。
体が小さくても野球の才能に恵まれた選手はいると思います。そんな選手が評価されにくい環境があります。西田陸浮に野球の才能があれば、メジャーリーガーになれる可能性は、十分あります。
頑張ってほしいですね。この選手も日本では無名で高校卒業後アメリカの大学に留学してMLBドラフト指名されたレア・ケースです。むしろ、高校で日本のドラフト指名に漏れた選手は、アメリカに留学してMLBドラフト指名を狙った方が、いいかもしれません。
2016.10.31
こんなに違う日米のドラフト制度。
日本は狭き門でも入ればチャンス
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/baseball/mlb/2016/10/31/___split_10/
日本116人、アメリカ1215人。
日米ともドラフト指名を受けないとプロになれません。
指名人数の圧倒的に多いMLBドラフトの方が指名されやすいです。
当然、入団後の競争は厳しです。でもメジャーに昇格したければ、それは当然のことです。才能がある選手は、MLBドラフトで指名された方が有利です。メジャーには30球団あります。日本は12球団で1軍(メジャー)に昇格できる人数は、メジャーの方が圧倒的に多いです。
高校3年の時にアメリカに留学してしまうとかね?
高校野球や甲子園に価値を見出さなければ、もっとプロになる道が広がると思います。
甲子園を目指すよりアメリカに野球留学してそのまま大学に進学した方が、圧倒的にMLBドラフトで指名される確率が高いとすれば、プロになりたければそうするべきだと思います。
日本の1軍でもメジャーでも昇格したければ競争があるのは同じです。メジャーの方が競争は激しいですけれど得られる収入は、比較にならない程メジャーの方が巨額です。
メジャーでFA資格を持つ一流の先発投手の年棒は今、40億円~50億円です。日本の10倍でしょう?
4~5億円より40億円~50億円の方が、いいに決まっています。
「メジャーリーガーの最低保障年俸は57万5000ドル(約6700万円)から70万ドル(約8200万円)、さらに2026年までに78万ドル(約9100万円)に引き上げられます」
ダルビッシュ、6年142億円で契約延長 今季総額39億円は大谷翔平に並ぶ“日本人最高額”
ダルビッシュ 2023.02.10
https://full-count.jp/2023/02/10/post1336007/
最低年棒は安いとされていますが、日本のプロ野球の初めのころの年棒など馬鹿らしくなるでしょう?
ダルビッシュまで行くと、40億円の長期契約ですよ!
凄いでしょう!
メッツ千賀滉大の契約内容判明 年俸は19・6億円、サイ・ヤング賞絡めば上積みも AP報道
[2022年12月19日14時44分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202212190000689.html
これなんか破格に安いです。
もし千賀滉大がメジャーで3年30勝の実績があれば軽く30億円くらいに跳ね上がります。
日本からポステイングシステムを利用してメジャーに行くと金銭的には大きくロスしています。それなら、最初からMLBドラフトを目指した方が、ずっと有利だと言うことです。あくまでメジャーに昇格できる野球の才能があることが前提の話ですが・・・
まだ始まっていないリーグもありますが、開始されたリーグでの日本人選手。
ブライトンの三苫選手。
ブライトン三笘薫「終始驚異的なプレー」英メディアでチーム最高点の8点 先制アシスト評価
[2023年8月13日10時32分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308130000281.html
昨シーズンは、Wカップ後にブレイクしましたが今シーズンは開幕スタメンです。昇格組のルートンタウンとの対戦でしたが、好調をキープしており実質2アシスト(記録1アシスト)でチームの勝利に貢献しました。
アーセナルの富安選手。
アーセナル冨安健洋、途中出場で開幕戦勝利に貢献 5か月ぶりリーグ戦出場
[2023年8月12日23時33分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308120001818.html
右膝の故障から手術になりリハビリもあり6か月試合に出られませんでした。開幕戦は、左サイドバックの選手が故障して後半5分からの出場で無難に守備をこなしました。本来は、右サイドバックで攻守に威力を発揮しますが4バックならどの位置でも水準以上のプレーが出来ますから出場のチャンスは多いと思います。
インテル・ミラノが獲得に乗り出しているような報道もあるようですが、一流のデイフェンダーですからバックラインの選手の足りないチームは、欲しいでしょうね。日本人選手では、一番評価の高い選手だと思います。
セルティックの古橋亨梧選手。
開幕から好調で2試合連続ゴールです。
今年は、何点取ってくれるか楽しみです。
レアル・ソシエダードの久保建英選手。
開幕ゴールの久保建英「2ケタ得点は取りたい」現地メディア評価「他の選手より2歩先行っている」
[2023年8月13日20時11分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308130001343.html
1ゴールでしたが、チームは引き分けでした。
去年の後半からチームの攻撃の要の選手になりました。久保君の活躍次第でソシエダは、今年も上位争いをすると思います。既にそんな選手になりました。
今年は、チャンピオンリーグでの戦いもあります。ソシエダが予選リーグを勝ち抜いてトーナメントに出場できるかは、久保君にかかっています。
去年、鎌田大地選手は予選3得点でフランクフルト初の決勝トーナメント勝ち上がりに貢献しました。そんな活躍を期待しています。
Sランスの伊東純也選手。
SランスのFW伊東純也、自身初の開幕戦ゴールも試合は逆転負け FW中村敬斗は新天地デビュー
[2023年8月13日6時17分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308130000072.html
やはり、Wカップで活躍して一皮剥けたのか去年の好調を維持しています。中村敬斗選手にとっては、心強いですね。中村敬斗選手が良いプレーをすれば、伊東純也選手からパスが来ます。これがあるかないかで結果は全然違ってきます。中村敬斗選手が機能すれば、Sランスは去年以上の順位があると思います。
モナコ南野拓実選手。
昨シーズンは、自分自身の調子も落ちておりチームにもフィットしませんでした。
モナコ南野拓実が同点ゴールをアシスト、後半41分までプレーし勝利に貢献 開幕クレルモン戦
[2023年8月14日0時50分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308140000030.html
プレミアで、カップ戦要員なのにシーズン10得点していますから実力のある選手です。かつての恩師のアドルフ・ヒュッター監督が就任しましたから、去年よりは出場機会も増えると思いますし監督からのアドバイスもあると思います。ヒュッター監督はフランクフルトで鎌田選手は長谷部選手を率いていた時期もあります。日本人選手を良く知っている監督ですから、昨シーズンよりはずっとプレーしやすい環境があります。復活してほしい選手です。ソシエダの久保選手ぐらいに自己主張が強ければプレミアの下位のクラブに移籍してレギュラーだったと思います。
フランクフルト長谷部誠選手とフライブルク堂安律選手。
フライブルク快勝、堂安律は終盤まで出場 Eフランクフルト長谷部誠はフル出場 ドイツ・カップ
[2023年8月14日9時57分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308140000265.html
可もなく不可もなくで順調のようです。
長谷部誠選手は、39歳なんですけれどフル出場したようです。元気ですね?
ケガや故障もなく順調に開幕を迎えたようです。ヨーロッパリーグやチャンピオンリーグに出場する選手も例年になく多いですから、大きな舞台での活躍を期待しています。やはり、そこで活躍してこそ一流の選手です。
チャンピオンリーグに出場するのは、アーセナルの富安選手。レアルの久保選手。レギュラーを確保できればラツィオの鎌田選手。セルティックの沢山いる日本人選手。フェイエノールトの上田綺世選手。
これだけ日本人選手が、チャンピオンリーグに出場するのは初めてでないかと思います。ヨーロッパのクラブチームの最高峰の大会ですからね?
去年はザルツブルグの中村敬斗選手が出場しましたが、今年はSランスに移籍したからダメです。残念!活躍してSランスをリーグの上位に導いてほしいですね。
堂安律選手は頑張ってフライブルクはヨーロッパリーグの出場権を得ました。
久保建英選手は貢献度が高いです。チームの中心選手として活躍してレアル・ソシエダードをチャンピオンリーグに導きました。
鎌田大地選手もそうです。弱小フランクフルトにヨーロッパリーグ優勝をもたらし、自分の力でチャンピオンリーグ出場を勝ち取りました。
やはり、これからの選手にはレギュラーで満足するのではなくチームの勝利に貢献して、チームにヨーロッパリーグやチャンピオンリーグへの出場をもたらすような選手になって欲しいと思います。
そう出来る選手が、一流の選手です。その意味で一流と言えるのは、鎌田大地選手と久保建英選手です。
大谷翔平が9試合ぶり41号ソロ、バックスクリーン越え特大弾 シーズン55・9本ペース
[2023年8月14日7時5分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202308130001016.html
ホームランの打ち方を忘れたんじゃないのか?と思うほどにホームランが出ませんでした。しばらく四球攻めが続いていてバッテイング自体が狂わされてヒットもあまり出ません。疲労もピークに来ていますし、少し休みを挟むべきだと思いますが、休もうとしません。翔平君の場合は、休みを決めるのは翔平君なので、監督命令でともいかないようです。
流石に次の登板は、1試合飛ばすようです。投げる方も10勝の二桁になりました。2011年が9勝、2022年がキャリアハイの15勝。ホームランは、2021年46本、2022年34本。
翔平君が投手としても打者としても一流の成績を残せるようになって3年目です。それを考えても体力的な意味で無理をしないで長く、良いパフォーマンスを続けられる選手になって欲しいです。
アストロズの出戻りのバーランダーなんか体力お化けみたいな選手です。今年40歳ですが、去年はシリーズ優勝して、3回目のサイヤング賞投手になりました。今年は、アストロに出戻りで戻ってきて、こないだエンゼルスは軽くひねられて負けました。こんな調子だと、もう2~3年はエースで投げられそうです。
バーランダーは投手だけですけれど、こんな選手になって欲しいですね?翔平君がバーランダーの年齢になるのは、11年先です。それを考えて体を大事にしてほしいです。当然、翔平君も考えてはいると思いますが・・・
菊池雄星は、メジャー5年目の今年やっとブレイクして先日キャリアハイの9勝目を挙げました。今年は二桁勝ちそうです。メジャーで二桁勝った日本人投手はそう多くはありませんから立派だと思います。
鈴木誠也は相変わらずパッとしませんが、やっと10号ホームランを打ちました。打率が低いですね。出塁率が3316で、これを改善すると中堅のメジャーリーガーになれると思います。いい選手と並みの基準が大体350です。これを超えてくると、いい選手の評価が得られると思います。
翔平君が、408でア・リーグ1位。
吉田正尚が、3566でリーグ9位。
打率300で6位。ホームラン12本。
吉田正尚君には、一流の評価が付きます。
まだ鈴木誠也は、レギュラーで出られますと言うだけで並の選手です。メジャー2年目ですけれど日本でなら超一流のバッターですから、少し成績が足りないですね。吉田正尚君と競い合うくらいの成績が欲しいところです。
もっとも所属するシカゴ・カブスは7月の終わりから勝ち始めて、ワイルドカードの3枚目を争う位置まで浮上してきました。チームのためにも打って貢献してほしいです。中々、ポストシーズンには出られませんからね?
ポストシーズンと言う点では、可能性が残っているのはカブスだけです。
レッドソックスもかなり苦しくなってきましたし、エンゼルスは15連勝位しなければ、ほぼ無理の世界です。
現時点では、雄星のブルージェイズがワイルドカードの3番目の位置で今の順位なら、ポストシーズンに進出できます。日本人の所属球団だと、ダルビッシュと千賀は完ダメ。エンゼルス・ほぼダメ。レッドソックス・かなり苦しい。
雄星のブルージェイズは行けそう。藤浪のオリオールズはほぼ確定。鈴木誠也のカブスは3位争い。
ワイルドカード争いは、こんな感じです。オリオールズは地区優勝しそうです。
翔平君は秋FAになりますから優勝争いの出来るチームに行かないとダメです。エンゼルスにいては、引退するまで無理でしょう。一応、一番積極的なのは、ナ・リーグ西地区の名門ドジャースです。去年から年棒の総予算を削って翔平君の給料分を空けて準備しています。ここまで明確な翔平君獲得プランを持っているのは、ドジャースだけです。ドジャースの選手も、何やら工作しているようです。色々見ていると、絶対!翔平を獲得するんだ!と気合を一番入れているのは、ドジャースです。
ドジャースは毎年、ワールドシリーズの優勝候補ですしね?いいチームだと思います。
大谷翔平君を見ているうちに段々メジャーのベースボールにも自然に目が行くようになります。
やはり、誰もが不思議に思うことは、トラウトと翔平のスーパースターが二人いるのに?なんで?エンゼルスは弱いの?
その理由を考えると有力選手を補強してチーム力を強化するのは、昔の話だと言うことに気が付きます。
ここ20年くらいメジャーでワールドシリーズで優勝したり、上位の成績を収めている球団にはある共通点があります。それはチームを立て直したり、弱小チームを強いチームにするのは、GMか球団副社長に優れた人材を補強した球団であることに気が付きます。
そこに統計学的な分析とチーム強化が加わります。球団の頭脳を強化しないと勝てない時代が来ています。昔ながらのやり方をするGMでは、チームの強化は出来ません。
その代表的な人物は、元レッドソックスGMのセオ・エプスタインだろうと思います。
28歳で2002年から2011年まではボストン・レッドソックスのゼネラルマネージャー・副社長として「バンビーノの呪い」を解きました。レッドソックスの復活を実現しました。
その後、2011年10月12日~5年契約でシカゴ・カブスの副社長として「ビリー・ゴードの呪い」を解きました。
長期低迷していた名門チームを2チーム、ワールドシリーズ優勝に導きました。
現在は2021年1月~MLB機構の相談役。
ボルチモア・オリオールズの例
最近は、チームは東地区のダンぺになりチーム再建のために、アストロズからマイク・エリアスGMを引き抜きNASAから球界に転じたシグ・メジャルもそれに合わせてGM補佐を獲得しました。この経歴も普通ならおかしいでしょう。NASAは宇宙工学の分野です。ど~して?
高度な統計学的な解析をするためには先端科学の技術者が必要だからです。もっとも、シグ・メジャルはその後球団を離れました。
マイク・エリアスGMが尽力した結果、今年はオリオールズは現在、東地区1位でワールドシリーズを狙える位置にいます。GMを引き抜いたのは、2018年ですから時間はかかりましたけど成果は着実に出ています。
レイズの例
現レイズオーナーのスチュアート・スタンバーグは、元ゴールドマン・サックスの金融マンです。
ゴールドマン・サックス時代の仲間のマシュー・シルバーマンを球団社長に据えました。
GMは、ゴールドマン・サックス出身で球団社長の知り合いの縁で引き抜かれました。野球の専門家ではありません。アンドリュー・フリードマン当時28歳。凄腕のGMとしての評価があります。
全部、ゴールドマン・サックス人脈です。
『レイズ、強さの裏に常識破る戦術革新 主導したのはプロ野球経験のない金融マン』
2020.11/5 20:00
https://www.zakzak.co.jp/article/20201105-HJY5CHHQCBLNPKIDZHCURARHPY/2/
2016-06-06
ウォール街の金融マンがメジャーリーグ球団のGMとなる道のりを追ってみた
https://www.akisane.com/entry/MLB-GM-CareerPath
最初に野球に統計学的手法を持ち込んだのは、アスレチックスのビリー・ビーンGMです。その進化版です。
※そしてそのGMのフリードマンは?
2014年オフにロサンゼルス・ドジャースに引き抜かれます。編成部門の取締役として、ドジャースに迎え入れられました。契約は5年3500万ドルとのことで、年俸約9・8億円。
その敏腕GMを高給で引き抜いたのが、はしっこいドジャースです。ドジャースのコスパに優れた球団経営の秘密は、こんなところにあるようです。ヤンキースと違って予算の総額を決めてその中で最大の成績を追求します。
※つまり、今メジャーの球団運営はこのようになっていて高度な統計学的手法を追求して、最大の効果を求めるような方式に大きく変化しています。
昔のような人間の勘に頼るどんぶり勘定ではなく、統計学と高度なコンピュータシステムを利用しないと勝てないような時代に既になっています。
そこに必要なのは、優れたGMであり高度な統計学の技術者なのです。これが理解できない球団は、ドツボの底に沈んで浮かび上がれないような仕組みになっています。
※言いたいことが分かりましたね?
「ドツボの底に沈んで浮かび上がれない」の球団の一つがエンゼルスです・・とほほ・・・