「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

日本人(政治家を含めて)「海外情報、国際情勢」音痴になる理由<ウクライナ紛争2024・12・14

2025-01-12 08:44:50 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

やや呆れたイギリス系メデイアの情報操作、それに輪欠ける日本のメデイアの記事を見て、「どうして、そうなるの❓」と考えてみました。まず、近年の傾向として日本人が内向きになった事が大きな理由だと思います。関心を持たないのですね。だから日本のマスコミもユーザーの好みに合わせて紙面作り、番組作りをします。そして日本人は、情報はタダだと思う傾向があります。新聞でもテレビでも海外支局など、ほとんどないと思います。報道するための組織では無くなっています。昔は少なくとも新聞は現地特派員がいて、日本人のジャーナリストが目で見てニュースを届けてくれました。だから紛争地で死亡する日本人のジャーナリストがいました。今、紛争地で死亡するジャーナリストは主に欧米人だけです。地域によっては、その周辺地域のジャーナリストも入ります。

では、日本のマスコミは、どうやってそれを補っているか❓
ほとんどが外国メデイアのニュースの転載です。しかも、そのメデイアが同じで少数です。多く見るのは、フランスのAFPBB(通信社)、イギリスならロイターやBBC、アメリカなら米民主党よりメデイア。ほぼ、このようなメデイアに決まっています。情報源に自分たちの特派員はおらず、たったこの程度の外国メデイアの情報のごく一部しか報道しません。
しかも新聞なら外国の記事の紙面など、見開きの半ページくらいでしょう❓記事の分量など、たかが知れているでしょう❓
テレビだって似たようなものだろうと思います。それは日本人で海外情報や国際情勢に知識と見識のある人が少なくなることを意味しています。私のレベルでも学者や識者、評論家のレベルの低さに呆れることが、しばしばあります。
ウクライナ紛争に関しては、私のレベルで書ける人は、ごく少ないと思います。

ほぼプロパガンダとフェイクニュースを拡大再生産する人ばかりです。そのような人しかテレビや新聞で需要が発生しません。政府に「そんたく」するマスコミは、「御用筋」の人しか起用しないからです。こうして、完全に一方的なプロパガンダやフェイク・ニュースのオン・パレードになります。
ウクライナ紛争に関する報道を見ると、そう思いませんか❓
全てのマスコミが、ほぼ同じ内容を競い合って報道(?)していたと思います。どれを見ても中身が同じ。おっとっと❓
全部の情報が、こうだとは言っていません。政府に配慮(そんたく)する場合は、こうなっていると言っています。
こういう内容にしないと新聞も売れないし、テレビも視聴してもらえないのだろうと思います。
だったら❓⇒国営放送だけで十分でしょう。

ウクライナ紛争に関して、一番ひどいのがウクライナ政府やウクライナ軍の広報を無修正で垂れ流すことです。ウクライナ関連の広報は、プロパガンダやウソが多いです。+大本営発表です。これが、日本のユーザーには「事実であるかのように」伝えられます。逆を考えたら分かると思います。
ロシア政府やロシア軍の広報だけを垂れ流したら、どんな内容になりますか❓
こんな状況で「まともな情報」などあるはずがありません。
日本のマスコミは、ウクライナ政府やウクライナ軍の「オッカケ」をやっているだけです。

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まあ、●●●●批判は、これくらいにして最近のウクライナ情勢を伝える英米のメデイアの変化を見てみます。

明らかにトランプ優勢の芽が出てきてから変化が見られます。しかし、全部ではありません。
それは、航空万能論が引用しているメデイアを見れば分かります。
イギリス
Economisut(週刊新聞)
Financial Times
アメリカ
NY Times
Wall Street Journal
AP
Dehens News
他にウクライナの新聞数紙、時々ヨーロッパのメデイア

主にこのようなメデイアを引用することが多いです。
ロイターやCNN、AFPBBが出てくるのは見たことがありません。
日本のメデイアの情報が、限られるのはこれも理由の一つです。特にウクライナ紛争については「戦争オンチ」のメデイアの記事ばかり集めて、転載しています。おっとっと❓

どのように変化してきたか❓
ウクライナについて、これまでは控えてきた情報を出すようになりました。それについては航空万能論の記事を見れば分かります。詳しいことは航空万能論の記事を探して読んでください。
大体、共通して言えるのは・・・・・
このままでは無理です。
この戦場は、ほぼ負けです。
こうしなければ、負けます⇒主として動員問題(事実上これ以上は無理)
ウクライナ側の損失は、膨大です。
逃亡兵も多く、最大20万人です。
腐敗汚職問題。
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他にも個別の事案が多数記事になっています。最近は、ウクライナ国内の野党側の反政府活動の記事も出てくるようになりました。
つまり、現状を報道して、「もう無理です」感を作り出して停戦の雰囲気作りを始めていると言えます。そして、このまま戦争を継続してもウクライナが潰れる(負ける)ことも示唆しています。
トランプ氏が、停戦仲介をしやすいようにこれまで出さなかったウクライナ不利の情報を普通に出すようになりました。
もう、アメリカは停戦に向けて動き出しています。

そして、私が書いているようにドネツク南部とドネツク中部はウクライナ軍が敗勢です。一体、どこまでロシア軍が進撃するんだ❓と言う戦況に10月ごろからなっています。膠着状態ではなく、ウクライナ軍は毎日のように退却を続けています。11月にウクライナが失った領土は、1か月としては過去最大です。
さっさと停戦にしないとウクライナ領が、どんどんロシア軍に削られます。ウクライナ軍の損害も日にちが経てば、それに比例して増えていきます。やがて限界を超えて、ウクライナ軍全体が崩壊するでしょう。それは、旧シリア政府軍の最後の崩壊を見れば、分かると思います。軍全体が崩壊すれば、ああなります。
「トランプがど~の❓ロシアがど~の・・・」と言うレベルは、既に通過していて時間の経過とともにウクライナの無条件降伏しかなくなります・と言う状況がやがて発生します。
西側は、それが分かっていて放置しています。どうして❓
誰も責任を取りたくないからです。膨大な税金を投入しましたね❓

だから本音では、これまで戦争を煽ってきた輩もトランプ氏が強引に停戦に持っていくことを(心底)願っていると思います。
ウクライナ紛争は、実際にはこのような状況になりつつあります。
「塹壕戦だ膠着状態だ」は、2023年の1年前の話です。
最新は・・・・・
全部の戦場でウクライナ軍劣勢。
中部ドネツクと南部ドネツクは、ウクライナ軍敗勢。
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大分、日本のメデイアの報道と違うでしょう❓
トランプ氏が、強引に停戦に持っていかないと、やがてウクライナは潰れます。
ウクライナ側の状況は、既にここまで悪化しています。


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