「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2050年世界GDPランキングの予測とウクライナ紛争<2024・11・28

2025-01-11 10:47:30 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ紛争に、なぜヨーロッパがあれほど血眼になって関与するのか❓
不思議だと思いませんか❓

理由の一つは、ウクライナ陸軍がロシアを除けばヨーロッパ最大の陸軍だからです。ウクライナがロシアに敗北し、仮にロシア側に立てば、ヨーロッパは、ロシア&ウクライナ連合軍に陸軍で太刀打ちできなくなります。
だから何としてもウクライナをヨーロッパ側につなぎ留めなくてはなりません。
しかし、このはかない努力も時間の経過とともに無駄になります。

その理由は、2050年世界GDPランキング予測を見れば分かります。
PwCとは❓
「プライス ウオターハウス クーパース」
「ロンドンに本拠地があり世界157か国742拠点に276000人のスタッフを擁する世界最大のプロフェッショナル・サービス・ファームである。」
のだそうです。
そのPwCの予測です。
【PwC、調査レポート「2050年の世界」を発表 先進国から新興国への経済力シフトは長期にわたり継続ーインド、インドネシア、ベトナムが著しく成長】

※URLが長いので記事は、検索して読んでください。

2050年の購買力平価のGDP予測とランキングです。
●EU加盟国が世界GDPに占める割合は10%未満に低下
〇インドは米国を抜き世界第2位、インドネシアは世界第4位

◎ランキング1位から10位まで
中国>インド>アメリカ>インドネシア>ブラジル>ロシア>メキシコ>日本>ドイツ>英国

あと、たった26年でこのようにランキングが変化するという予測です。もちろん、これが正確であるわけではありません。しかし、現在の成長率が持続すると仮定すると、こうなるという話です。

今、ウクライナ紛争に血道をあげているEUは歴史の中で見ると❓
ローソクの炎が燃え尽きる最後の揺らめきに見えませんか❓
2050年には、今のようなことは不可能になります。
しかし現実問題、やるだけ無駄の悪あがきに見えます。

更には、この予測では可能性として・・・
「新興7か国のGDPシェアは、50%まで上昇」
「先進7か国のGDPシェアは、20%強まで低下」
このような可能性を予測しています。
新興7か国とは、主にBRICS諸国です。

ウクライナ紛争は、G7の最後の悪あがきとも言えます。
戦争の背景にある構図は、西側VSロシア(BRICS)になっているのが、分かるでしょう❓

そして、この戦争はEU諸国の没落を早める可能性があります。2050年より前にEUのGDPシェアが10%未満に低下するかもしれません。

私が、日本はウクライナ紛争に関与してはならない!
と主張する理由が分かりますか❓
長期的に落ち目の三太郎になるヨーロッパに、くっついていても日本に得なことは、何一つありません。
中国やロシアとの関係を大切にするべきであることが、分かると思います。

だから、今BRICSに参加または加盟を希望する国が増えているのです。


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