「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

BBCウクライナの記事から>ヨーロッパはトランプ氏をどう見ているのか❓<2025・01・30

2025-01-30 18:16:24 | ヨーロッパ

☆外国や国際情勢についてニュースを読もうと思うなら、外国メデイアの記事を直接読むことをお勧めします。日本語版で読めるロイターやBBCの記事は、外国語版で読むより記事が非常に少なく、しかも肝心な部分を落としているケースが多々見られます。日本語で読める外国のニュースは、何らかの情報統制がありその上情報が限られています。外国メデイアですら、こうです。日本のマスコミは、それを垂れ流したり加工しています。日本のマスコミの外国の記事は読むと間違った情報を受け取る場合が、多いです。特に紛争や事件、大きなイベント(大統領選など)にその傾向が顕著です。このようにして一方的な情報により日本の世論が形成されていきます。
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BBC
13 січня 2025
"Треба стабілізувати фронт". Майбутній радник Трампа закликав Україну знизити мобілізаційний вік
「前線を安定させる必要がある」トランプ大統領の将来の顧問、ウクライナに動員年齢の引き下げを要請
https://www.bbc.com/ukrainian/articles/ce3lw34qpgzo

「 ジャーナリストらによると、現米国大統領ジョー・バイデン政権はすでにウクライナ当局に対し、徴兵年齢の基準を現在の25歳から引き下げるよう要請している。」
「しかし、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、主な問題は西側兵器の不足であり、人材ではないと述べた。」
「 ヴォルツ氏は休戦条件に関する記者の質問には答えなかったが、【停戦と戦線の安定が和平の条件である】ため、休戦は「いつでも、いつでも」起こり得ると明言した。
 ウォルツ氏は「武器や弾薬、あるいは新たな援助のための小切手を送るだけではない。あらゆる取引ができるように前線を安定させることが重要だ」と語った。」

この記事は、参考まで取り上げました。トランプ政権が、キエフ政府に出している要望と言うより条件でしょうね?
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2025 年 1 月 22 日
Найкращі друзі-вороги. Цього разу відносини Трампа з Європою будуть геть іншими
親友は敵だ。今度はトランプとヨーロッパの関係は完全に変わるだろう
https://www.bbc.com/ukrainian/articles/c5y6pznx96vo
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この記事は、BBCウクライナ語版に掲載されています。
ドイツを中心にトランプ氏との軋轢について書いています。
実際にご自分で読んだ方がいいと思います。
Google Chromeで閲覧し翻訳機能を使えば、大体の意味は分かります。
私は、そうやって外国語で書かれた記事を読んでいます。
最後に書かれていること。

「ここは、トランプ大統領が一線を越えた場合、例えば人権、言論の自由、独裁者への迎合などで、脅迫や大声にもかかわらず、トランプに立ち向かう用意ができている指導者たちのいるヨーロッパなのだろうか?」

これが西ヨーロッパのトランプ観でしょう。トランプ氏の側は、この反対に西ヨーロッパを考えていることになります。
少々の対立ではなく、ほとんど敵味方の世界です。
敵と味方であるなら、当然バトルが起きます。
トランプ派は欧州で嫌われ者の極右と呼ばれている右派勢力です。
つまり米民主党+欧州左派とトランプ+欧州右派の鬩ぎあいが、今後4年間のアメリカとヨーロッパの政治です。
トランプ氏を誹謗中傷する日本のマスコミは、多いですね❓
誹謗中傷までは行かなくても否定的な論調が多いです。
しかし、それは「米民主党+欧州左派」の意見を垂れ流しているに過ぎません。

もう一方の「トランプ+欧州右派」の意見を知らなければ、日本人としてどちらの言い分に、より妥当性があるかなど、分かるはずがありません。ウクライナ紛争にも全く同じ構図があります。

そして今欧米で起きている対立の構図が分かると思います。
米民主党+欧州左派とトランプ+欧州右派の鬩ぎあいです。
これは第1次トランプ政権からの継続であり、第2ラウンドです。
第1次トランプ政権の時代は、トランプ政権の基盤が弱く「米民主党+欧州左派」が競り勝ちました。
その失敗を反省し、またトランプ氏の党内基盤が強化されたことにより第2次トランプ政権は、第1次とは比較にならないほど強力です。

このような事情が日本のマスコミの報道から分かりますか❓
だから外国のメデイアの記事を原語(から翻訳して)で読むことをお勧めしています。

※関連日記目次
項目「ヨーロッパ」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d


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