解放から1年余のヘルソン、帰還した住民にロシア軍迫る ウクライナ南部
2024.02.24 Sat posted at 18:00 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35215674.html
2022年ロシア軍に占領されたヘルソン市はウクライナ軍が奪還に成功しました。
その後、どうなっているか❓
ロシア軍が体勢を立て直した後は、ドニプロ川が天然の障壁となりどちらも川の向こうに進撃することが出来ません。川を挟んで持久戦です。
しかし市民が無事であるわけではありません。
毎日、砲弾やドローンが撃ち込まれて街のどこかが破壊され運が悪ければ市民は巻き添えになります。
そんな状況が1年以上続いています。
2023年ウクライナ軍の反撃作戦は、ことごとく失敗しロシア軍をウクライナ領から追い出すのは無理であることが判明しました。
ヘルソン市民の不運は戦争が終わるまで続きます。
これでもヘルソン市は、まだましな方です。
ドニプロ川のない他の地域では、砲撃が接近し街は完全に破壊されロシア軍が進撃してきます。
最近は、アウデイーイウカがそうなりました。
ハルキウ州のクピャンスクも半分市街は破壊されていると思います。今年は、ここでも大きな戦闘が起きると思います。
ドネツク州のチャシブ・ヤールChasiv Yarでは、間もなく激戦が始まります。陥落すれば、次はコンスタンチノフカКостянтинівкаです。
戦争が続くほど、廃墟の村や町、都市が増えていきます。
どちらかが戦争に負けるまでそれが続きます。
軍国主義政府は、村や町や都市がどれほど破壊されようと自国民がどれほど死のうと気にしません。戦争に勝つために戦争を続けます。
そういている今のウクライナ政府は軍国主義政府であることが分かると思います。
「世界の自由と民主主義を守る」ためには、ウクライナ国民が死に絶えようと構わないようです。
「世界の自由と民主主義を守るために戦っています!」と言えば、キレイに聞こえます。
しかし、現実には毎日ウクライナのどこかが破壊されウクライナ人の誰かが死んでいきます。政府は、それを気にもしません。
これが、軍国主義です。
それを支援するNATOはウクライナを犠牲にしてロシアとの戦争(実際に戦うのはウクライナ)を、継続します。
この際、ロシアを弱体化してしまいたいからです。
代理戦争に利用されていることに気が付かないウクライナ国民。軍国主義者の洗脳の成果です。
少なくとも日本政府は、手を引いてほしいと思います。
関与するほどウクライナ国民を殺し、ウクライナの国土破壊に手を貸している事に気が付いてほしいと思います。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27