「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

日本の自動車産業の未来<2023・4・21

2023-04-21 15:44:17 | 日本の政治経済

コラム
2023年4月20日5:23 午後8時間前更新
コラム:米EV税優遇、日本勢直撃 数年後の大幅円安招くリスク
https://jp.reuters.com/article/column-kazuhiko-tamaki-idJPKBN2WH0C7

トップニュース
2023年4月21日10:39 午前2時間前更新
アングル:トヨタとテスラの巨大工場、命運握る米排ガス規制
https://jp.reuters.com/article/us-electric-idJPKBN2WH061

ワールド
2023年4月21日12:54 午後2時間前更新
チリ大統領、リチウム産業の国有化発表
https://jp.reuters.com/article/chile-lithium-idJPKBN2WI076

ワールド
2023年4月21日2:24 午後43分前更新
中国リチウム輸出、第1四半期は前年比+72% 電池向け需要増
https://jp.reuters.com/article/china-economy-trade-lithium-idJPKBN2WI09P

ワールド
2023年4月21日2:19 午後1時間前更新
銅は向こう10年需要超過、新鉱山開発なければエネルギー移行に打撃
https://jp.reuters.com/article/mining-copper-supply-idJPKBN2WI09H

アメリカが自動車産業の保護貿易課のような政策を決めてそれが発効するかもしれません。外国製品の実質的な禁輸に等しい内容です。自由貿易は、どこに行ったのかと思いますが政治的な理由が大きいでしょう。

中国との対決です。中国製部品や材料のアメリカ市場からの排除です。ついでにアメリカ国内での生産に補助金を限定した格好です。補助金の対象から外れたのは、日本・韓国・ヨーロッパなどの西側諸国も同じです。全部、アメリカの現地生産にしてアメリカの指定する特に電池の材料を50%以上使用しなければならないと言う露骨な中国外しです。

そして車載電池には、中国製も多いです。これは、完全にアウト。チリが、リチウム産業の国営化を決定しました。当然、価格のつり上げを狙うでしょう。電気自動車に多く使用される銅も向こう10年、不足が予想されています。

原材料の面で電気自動車の生産コストは、上昇すると予想されます。

果たしてこのような事態を、日本の自動車メーカーは予測していたのかどうか?

記事から引用>
米政府の排ガス規制案を巡っては、今後数カ月にわたって規制当局、業界幹部、環境活動団体の間で交渉が行われる。2024年の米大統領選挙戦が始まる中で規則の詳細を巡る駆け引きが展開されることになる。
<引用終わり

どうなるかは、まだ不明ですが当初案の通りに内容が決まれば、ほぼアメリカ自動車産業の保護貿易化になります。

米中対立の政治情勢が明確になりました。中国もそれに応じた対抗処置を考えるでしょう。

中国とアメリカと二股をかけている企業は、日本に限らずどちらからも排除されるリスクがあります。

極端な話を言えば、今のロシアです。もし、中国が台湾での武力行使に踏み切れば、経済制裁が発動されるでしょう。そのリスクを冒して中国が、軍事力の行使に踏み切るかは、現時点では不明です。しかし、可能性はあります。



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