「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(本川 裕)先進国の中で日本だけ異様に高い国民の「マスコミ」への信頼度<2025・01・15

2025-01-16 19:23:57 | 日本の政治経済

(1)「日本だけ異様に高い信頼度」マスコミを盲信する人ほど幸福度は低い
2021/02/13 9:00 本川 裕(ほんかわ・ゆたか)
https://president.jp/articles/-/43134?page=1
(2)新聞やテレビを信じすぎる日本人の低い読解力
なぜ「8→15位」に読解力が落ちたか
2020/01/09 9:00 本川 裕(ほんかわ・ゆたか)
https://president.jp/articles/-/32089
筆者の投稿記事一覧
https://president.jp/list/author/%E6%9C%AC%E5%B7%9D%20%E8%A3%95

何故、日本ではマスコミが簡単に情報操作できるのかの理由が(1)の記事です。
異様にマスコミの信頼度が高いです。
新聞やテレビが事実を報道していると信頼している傾向が見て取れます。
https://president.jp/articles/-/43134?page=2
このページに国別に何を信頼するか・のアンケート調査の表があります。
先進国の「新聞・雑誌」の信頼度は、軒並み低いことが分かります。
「テレビ」は、ドイツ・アメリカ・日本しか項目がありません。
ドイツで30%台、アメリカで20%台です。
先進国の国民は、「新聞・雑誌」「テレビ」の情報への信頼度が低いのは、共通した傾向です。
情報の操作や捏造を知っているからです。
それを理解していない日本人は、異様にマスコミへの信頼度が高いという傾向が見えます。
だから、日本ではマスコミを使った情報統制や情報操作が簡単にできます。
考えてください!
「ウクライナ正義⇒ロシア極悪」
これが一気にごく短期間に日本の世論になり、反対意見すら許されなくなりました。
新聞やテレビが、一斉に同じことを報道したからです。
当然、SNSの情報も同調します。
※この現象を見て、「おかしい❓」と思いませんか❓

(2)の記事では、どうしてそうなるか❓の原因の一部を取り上げています。
「読解力の低下」を原因の一つとして考えています。
文章を読んで内容を理解する能力が衰えていると主張しています。
その原因に「ゆとり教育」を止めたことを挙げています。
日本でも一時期、読解力が向上した時期がありました。
この時期が「ゆとり教育」の時期と重なっているというのです。
単なるペーパーテスト高得点教育では、本当の知性や思考力の育成には役に立たないと言うことです。

更には、ここに子供たちのスマホなどに利用も加わります。
子供年齢でスマホなどを使いすぎると脳の発達が止まることが、最近の研究で指摘されています。
16歳以下の子供たちのスマホ使用を禁止したり制限する動きは、これが理由です。

(3)現代には人間の頭の働きが低下する事柄が沢山あります。
それが情報の判断を出来なくして、結果として与えられる情報を単純に信じてしまう国民的傾向を生み出しているのであろうともいます。自分で考えようとしない・と言う意味です。
これは、知識人と言われる人にも多く見られます。
思考能力が低下した識者や学者は、実に多いですね。敢えて自分の利益のためにそうしている人もいます。
だから本当に聞くべき識者や学者の意見は、「異論・反対論」として情報の山に埋もれて、分かりにくくなってしまいます。ネットの検索順を操作すれば、もっと分かりにくくなります。
ネットで検索すれば何でも全部分かる・などと考えるのは大間違いです。
普通の情報は、それで出てくることが多いです。
ところが情報操作をしたい場合には、運営者が出したい情報が検索上位に並びます。
この場合は、事実に近い情報はずっと検索の下の方に埋もれて見つからなくなります。
過去の記事やニュースの場合は、リンクを切っている場合もあります。
ネット情報の一番怖い所です。⇒情報操作が、実に簡単にできます。

(4)マスコミの流す情報は、全体のごく一部です。全部は多すぎて到底流すことは不可能です。
ここでマスコミの手による情報の取捨選択が行われます。
この段階で情報の大部分が切り捨てられます。
つまりマスコミが情報操作をしようと思えば、簡単にできる仕組みがあります。
そして、特に外国の情報や特定の情報に関しては、どのマスコミも同じになります。
これでは、マスコミの報道から事実に近いことを知るのは、ほぼ無理だと分かると思います。

新聞の読者やテレビの視聴者は、この情報を受け取っています。
日本のマスコミは、国内情報限定でしか役に立ちません。
国内情報すら時には、操作しています。

(5)結論は、こんな情報に頼っていては、何も知らないのと同じことになります。
操作された情報を信じると、もっと悪いことになります。
こういう人は、実に多いですね❓
私の日記に通りすがりにコメントを書く人は、ほぼこんな人です。プロパガンダとフェイクニュスを信じ込んでいる人です。新聞やテレビの中にもそれが沢山溢れていることを、全然理解していないようです。
国内で比較的良質の情報は、見たところ経済系の週刊誌が流す情報の中にしか見かけません。
だから私が「これ読んだ方がいいよ」的に取り上げるのは、ほとんど経済系週刊誌の記事だけです。
そこにしか「まともな」情報が無いのが理由です。

と、思いついたことを少し書きました。
「日本の報道の自由度:世界70位」の意味を理解するべきだと思います。
大政翼賛会的報道では、ほぼ事実を知ることは出来ません。
プロパガンダとフェイクニュースに、まみれて生きて行きますか❓

『Intelligence』
意味
〔高度に発達した〕知能、知性、知力
〔敵国やビジネス相手の〕機密情報、諜報
諜報活動[行為]
諜報機関[部員]

特に国際情勢や国際政治に関する情報は、基本的に『Intelligence』に近いと言えます。
それを理解するには「知性」が必要です。
情報を分析するには専門の「分析官」がいます。
テレビや新聞の記者やコメンテイター程度の知識では、到底扱うのは無理です。
だから自称:専門家や自称:学者を呼びます。
呼ばれて出てくるのは全部「御用筋」です。
特にウクライナ紛争に関しては、酷すぎましたね❓
ほぼ、プロパガンダとフェイクニュースを大声で叫んでいた・と言っていいと思います。
これでは、事実に近いことや妥当な情報など得られるわけが無いことが理解できると思います。

この仕組みは外国でも同じです。だから先進国の国民のマスコミ信頼度が軒並み低いのです。


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