「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ側のロシア人義勇兵部隊が越境攻撃継続を表明>しかし❓写真に写っているのは❓<2024.4.2

2024-04-02 09:49:06 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ側のロシア人義勇兵部隊、越境攻撃継続を表明
2024年3月22日 9:23 発信地:キーウ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3511006

AFPの写真の説明
「ウクライナの首都キーウで会見したロシア人義勇兵部隊の連合。右が「ロシア義勇軍団」のデニス・ニキーチン氏(2024年3月21日撮影)。」

非常に不思議なことに、「ロシア義勇軍団」のデニス・ニキーチンでは検索しても何も出てきません。

「ロシア義勇軍団」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%BE%A9%E5%8B%87%E8%BB%8D%E5%9B%A3
「ロシア義勇軍団」の創設者は、デニス・カプースチンは記述によるとロシア生まれのドイツ育ちです。
ドイツ当局は、デニス・カプースチンを『ドイツで「最も影響力のある」ネオナチ活動家の一人だ』と認定しました。そして・・・
『ドイツの治安当局は2019年にカプースチンの活動が「自由で民主的な基本秩序に反する」という理由でシェンゲン圏全域への入国禁止措置を課した。』
と記述があります。

この「デニス・カプースチン」と写真の「デニス・ニキーチン」が同一人物であるかは、不明です。
しかし、外国の記述では以下の説明があるようです。
『英語から翻訳-デニス・エフゲニエヴィチ・カプースチンは、一般にデニス・ニキチン、または愛称ホワイト・レックスとして知られ、ロシア系ドイツ人のネオナチ活動家、元サッカーフーリガン、過激派である。カプースチン氏は2019年春からシェンゲン圏全域で入国禁止措置の対象となった。 ウィキペディア(英語)』

ウィキペディア(英語)は同一人物だと記述しているようです。

「ロシア義勇軍団」の幹部はウクライナ生まれのロシア人です。
つまり、筋金入りのネオナチ活動家が組織した集団である以上、その思想に共鳴する人間が参加している可能性が強いと言えます。
また、シェンゲン圏全域で入国禁止措置が取られているネオナチ活動家をウクライナが受け入れて、しかも民兵組織を許可して武器を供与するなどの援助をしています。

実際には、ネオナチや極右思想の持ち主が組織した民兵組織はウクライナには沢山あります。
それが2014年クーデターの実行役になりました。
アゾフ連隊
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%BE%E3%83%95%E9%80%A3%E9%9A%8A
有名な極右民兵組織です。ネオナチも沢山参加していました。現在は、改組されて第3強襲旅団になっています。
その他にも過激右翼系民兵組織がウクライナ軍の部隊に編入されている例は沢山あります。

「ロシア義勇軍団」は2019年に組織されましたからクーデターとは無関係です。
しかし、欧州の他の国から追放されたネオナチ活動家が組織した民兵組織です。

欧米諸国は、このようなウクライナの汚れた内情を全部知っています。ロシアが軍事侵攻するまでは、ウクライナを危険国家と見ていました。
ロシアと戦わせるのに都合がよいから、ホワイトウオッシュして正義の味方に仕立て上げました。

だから、「ロシアがウクライナ政府のネオナチを排除する」と言っているのもネオナチをウクライナ過激民族主義者と言い換えれば、ほぼ正しいと言えます。そこにネオナチや他の極右主義者も参加しているというだけです。

欧米も嘘は、もう止めた方がいいと思います。
どう襤褸を取り繕うと、時間が経過するほどに今のウクライナ政府の素性はポロポロと出てきます。
表面的には隠していますが、中身は極右軍国主義国家と言うべきです。
そんな国を欧米が総がかりで支援するのは、ナチスドイツを支援するのと似たような意味があります。

21世紀のヨーロッパ紛争は、欧米側がナチスドイツです。
ドイツもしっかり混じっていますしね❓
欧米以外の第三世界の国々には、それが見えている分けです。
そのような内容を考えると、ウクライナ+欧米が勝つのは20世紀でナチスドイツが勝つのと同じ意味があります。
それが正しいことなのかどうか❓
日本人は、よく考えるべきでしょうね❓

アフガン、イラン、リビア、シリア
これを見てくると極悪がどこかは、簡単に分かると思います。それと同じ構図がウクライナ紛争にもあります。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。