関連記事
ロイター
①トランプ氏「欧州は言論の自由失いつつある」、副大統領演説に呼応
By ロイター編集
2025年2月15日午前 7:21 GMT+92時間前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/5NBVVMGPJJPXZGY2KLG6UCLLMU-2025-02-14/
②米副大統領、独極右政党への支持を表明 独政府「選挙干渉」
By ロイター編集
2025年2月15日午前 7:22 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/HEI6CUNYKNKPFFIZENIBZ23OGE-2025-02-14/
時事通信
③米副大統領、異例の欧州批判 「脅威はロシアでない」と主張―ミュンヘン安保会議
2025年02月15日05時55分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021500175&g=int
産経新聞
バンス氏、欧州民主主義を痛烈批判 SNS規制や不法移民は「内なる脅威」
2025/2/15 08:54
https://www.sankei.com/article/20250215-N6GDCDCV3VPPTGFCOI67T5ICDQ/
(詳しい記事)
航空万能論
2025.02.15
米副大統領が欧州の民主主義を攻撃、トランプ政権と欧州の対立は決定的
https://grandfleet.info/european-region/us-vice-president-attacks-european-democracy-trump-administrations-conflict-with-europe-becomes-decisive/
ロイター
米英首脳、数週間以内に会談へ 13日の電話会談で合意
By ロイター編集
2025年2月15日午前 7:25 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/7NEE4F4TRRISLLCGHJVEIXKMWA-2025-02-14/
時事通信
NATO加盟「不可逆的」 英首相、ウクライナ大統領に伝達
2025年02月14日21時23分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021401295&g=int
ロイター
⑦ウクライナ問題で対米交渉に大物3人と報道 ロシア、大統領補佐官ら KGB出身者も
2025/2/15 08:29
https://www.sankei.com/article/20250215-GSTN76JQLJNLJGDY6XFZTETV3U/
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ほぼ、「口先」を使った戦争と言えるでしょう。
最近分かってきたのは、アメリカには二つの国があることです。私の「仮称」で呼びます。
①米民主党・人民民主主義共和国
②米共和党・右派州連合国
大体、こんなイメージです。
民主党は、これくらい左派の傾向が強くなれば「人民民主主義」でしょう❓
特に2024年大統領選でのトランプ潰しは、到底普通の民主主義国家とは言えないと思います。
国家権力を濫用して裁判をトランプにぶつけ、民主党系メデイアやネット情報を操作してトランプを潰そうとしました。
最後には、計画者は不明ですがトランプ暗殺未遂事件まで起きました。
これもケネデイ元大統領暗殺事件と同じで、「単独犯」にして終わらせるのだろうと思います。
もし背後に教唆者がいるとしたら、二つ容疑者(勢力)が考えられます。
イランのせいにして胡麻化しています。
そして米民主党とタッグを組んで西側政治を仕切ってきたのが欧州左派です。今のヨーロッパは左派政党が政権にある国が多いです。アメリカ左派とヨーロッパ左派の連合政権的色彩が強いと思います。
それに対するのが米共和党と欧州右派・極右政党です。
イーロン・マスクが、ヨーロッパ政治に口先介入したのは先駆けです。
欧州左派の国に対して攻撃を仕掛けました。
これをヨーロッパは「内政干渉」と主張して非難の嵐でした。
今度はミュンヘン安全保障会議の席上で、バンス米副大統領が・・・・・
②の記事
『[ベルリン 14日 ロイター] - バンス米副大統領が14日、ミュンヘン安全保障会議で極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」を適格な政治パートナーとして支持すると発言し、ドイツ政府から強い反発を招く事態となっている。
AfDは2月23日に予定されているドイツ総選挙に向けた世論調査で約20%の支持率を得ているが、ナチスの過去を持つドイツでは極右政治がタブー視されており、主要政党間ではAfDとの協力を拒否する「ファイアウォール」と呼ばれる合意が形成されている。』
③の記事
『欧州が最も懸念すべき脅威はロシアではない。中国でもない。欧州内部(の左派)だ・・・』
ドイツでは、2月23日に総選挙があります。その総選挙に向けて米大統領が大きな会議の席上で公然と独AfD(極右政党)支持を公言しました。
①の記事では、その後トランプ大統領が更に過激な発言でヴァンス副大統領を支持しました。
最も重要なのは、「欧州は言論の自由失いつつある」と言う点です。
今の西側は、米民主党+欧州左派の「表面民主主義中身独裁」にあると言えます。
民主主義は、左派内部の意見調整でしかありません。
それ以外の意見や異論は、徹底批判して排除・封殺します。
ここには、自由主義も民主主義もありません。
これは左派が内蔵する宿命的な欠陥と言えます。
その行き着く先が、旧ソ連型社会主義独裁政治です。
私が個人的に見ても、米民主党と欧州左派は、その入り口にいるように見えます。
ウクライナ紛争を見ているとそれが、良く分かります。
プロパガンダと捏造情報をすべてに強制し絶対服従を要求して、これまでウクライナを支持・支援してきました。
反対するものは、排除され弾圧されます。
米大統領選を見ても、そうです。
「内政干渉だ!」と今、激しくトランプ政権を非難するヨーロッパは、どうだったのか❓
米民主党ハリス候補を一方的に支持して、米共和党=トランプを攻撃していませんでしたか❓
一番ひどい例がイギリスです。労働党政権は、英労働党の職員を送り込んでハリスの選挙運動を支援しました。
またソロス氏など米民主党を支持するアメリカの一部の大金持ちも、民主党支持、共和党落選運動をしているはずです。
ソロス氏などは、欧州左派も資金的に支援しています。今では東欧に関しては内政干渉と言えるほど酷いです。
左派の(身勝手な)論理が、良く見えるでしょう❓
自分たちがやるのは⇒正義
他人が自分たちにやるのは⇒極悪
アメリカ国内の民主党VS共和党の政権闘争が、西側全部に及んだと言えます。
これまでは左派グループが、政治的主導権を握ってきました。
米共和党を中心とする右派・極右グループが、これに対して反撃を始めたのが、今の状況です。
もちろんミュンヘン安全保障会議に出席していたヨーロッパの多くの国は、左派が権力を握っています。
だから・・・
『欧州では即座に批判の声が上がっており、会場近くにいたロイターの記者によると、人々はあぜんとした表情で拍手もなかったという。』
これほど明確に欧州左派を公然と批判する人間は、誰もいなかったと言うことです。
そして欧州左派の中心は、ドイツです。ドイツから左派を排除しないと欧州の左傾化は、どうにもならないと思います。
だから、アメリカはドイツ左派潰しを始めたと言うことです。
むしろアメリカにとっては、左派に支配されているヨーロッパより、極右のロシアの方が付き合いやすいと思います。欧州が更に左派化するならトランプ政権は、ヨーロッパ(左)よりロシア(右)を重視すると思います。当然でしょう❓
これまで共和党は「共産主義撲滅!」で、やってきました。左派を好むわけがありません。
⑦の記事では米ロ交渉に参加するメンバーが書かれています。
双方、政権のNo2以下重要人物が参加します。
ウクライナ和平は、一応の口実ですが幅広い分野で話し合いと交渉が持たれるでしょう。
ヨーロッパとの手切れに備えて、ロシアとの関係を改善すると言うことです。
ヨーロッパ左派の誤解しているのは、この点です。
場合によっては自分たちが切り捨てられることを理解していません。
オバマ8年バイデン4年と民主党政権の時代が、長かったですから米共和党がどんな政党か忘れているのだろうと思います。
欧州左派と米民主党は、東西冷戦時代の幻影の中で生きています。
米共和党と欧州右派は、21世紀の新時代の思考をしています。
もう米ロの時代は、とっくに終わっています。
西側と、中国やロシアを加えた第三世界とで世界政治を行って行くことになります。
トランプ政権の理解する西側は、アメリカを中心とする右派連合です。
今度は、左派が排除されるでしょう。
どちらが、いいかは別にして欧州の左派主導の主要国と右派トランプ政権が見ている方向は全然違うと言うことです。
欧州が時代に合わせて変われなければ、トランプ政権は容赦なく切り捨てると思います。
21世紀は、アジア・太平洋の時代だからです。
もう欧州は世界政治の中では、傍流でしかありません。
※関連日記目次
項目「アメリカ合衆国」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce
項目「ヨーロッパ」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d