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「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

日本人独特の腸内細菌が「海藻」を「タンパク質」に変えてくれる(江田 証)<2024/08/29

2024-08-29 10:04:20 | 食事と食品

海苔とワカメは筋肉の元?健康の元?<2023年7月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/7ed3d0537ec44cdb8230ae2d602b2f1e

※去年、こんな日記を書きました。知らない人が多いと思いますので、もう一度取り上げます。

「健康寿命を伸ばすなら海藻を食べよ」 医師が推奨、日本人特有の腸内細菌・酪酸菌は海藻から筋肉を増やせる
2023年6月30日(金)15時10分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2023/06/post-102050_1.php
江田 証(医学博士、江田クリニック院長)

まず、パプアニューギニア高地人を例に取り上げています。大体、筋肉質の逞しい人が多いです。
ところが❓
パプアニューギニア高地人は、ほとんど肉を食べません。
では、あの逞しい筋肉のもとは何なのか❓
それは、パプアニューギニア高地人が・・・・・
『 特殊な腸内細菌が多く存在している「窒素固定菌(ちっそこていきん)」という細菌などを持っている。
 パプアニューギニア高地人がサツマイモを食べると、腸内で分解されて窒素が発生する。すると、窒素固定菌によってその窒素から筋肉の材料であるアミノ酸が生成される。そのアミノ酸から筋肉ができる――。そう考えられている。
 彼らの筋肉は肉のたんぱく質ではなく、「腸内細菌が窒素からつくった独自のプロテイン」でできている』
このようなメカニズムにより主食の「サツマイモ」からタンパク質を吸収しているというわけです。

☆筆者は、日本人についても説明しています。
これが、今日の主題です。

『日本人の腸内細菌は世界的に見ても非常に特殊、日本人独特の腸内細菌を持っている。』

『日本人の腸内細菌は世界的に見ても非常に特殊
この特有の腸内細菌のおかげで、日本人は海藻に含まれる「ポルフィラン」という炭水化物を分解して栄養源(エネルギー)に変えることができる。民族によって腸内細菌は異なるため、栄養学も十把一絡げに論ずることはできないのだ。
実際、日本の長寿地域での研究では、筋肉量と肉などのたんぱく質摂取量とは相関関係がなかった。筋肉量と相関したのは、腸内で「酪酸」を作る「酪酸菌」(ラクノスピラ、ロゼブリア、コプロコッカス)だった。そして、腸内に酪酸菌が多い人が食べているものを分析すると、「海藻」や「豆」、「野菜」、「味噌汁」などだったのだ。』

つまり特に肉や魚などを多く食べているわけでは、ないのです。そこで次のような提案をしています。

『日本人特有の腸内環境に合わせた食事をする』
https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2023/06/post-102050_4.php
『日本人が先述した海藻などを食べると、海藻に含まれる水溶性食物繊維をエサとする酪酸菌が腸内で活発になって酪酸を産生する。酪酸が増えることで筋肉の減少を防ぐことができる――。こうしたメカニズムが日本人に長寿をもたらしてきたのだ。
やはり、まずは海藻、豆、野菜、味噌汁などをしっかり食べて腸に酪酸を増やすという"日本人の腸にふさわしい"アプローチに立ち返ることも重要である。海藻に含まれる「アルギン酸ナトリウム」は酪酸菌のエサとなる「プレバイオティクス」の働きをして酪酸菌を増やすが、海藻は良質なたんぱく源でもある。』

『海苔(のり)はなんと約40%のたんぱく質を含んでいる。たんぱく質の「質」は、「アミノ酸スコア」で判定されている。肉や卵、乳製品のアミノ酸スコアは100。しかし、これらの食品には脂質が多く、「高カロリー」である。これに対して、海藻は海苔=91、ワカメ=100、昆布=82と非常に高いアミノ酸スコアなのにもかかわらず、「低カロリー」である。』

☆いかがでしたでしょう❓
日本人は、独特の腸内細菌のおかげで「海藻類」を「良質のたんぱく質」に変えることが出来るのです。
そして「海藻類」は、「低カロリー・高蛋白質食品」です。
肉を食べるよりは、日本人にとってははるかに健康に良いことになります。

レッツ、「海藻類」生活!
これでタンパク質不足は、解消ですね!
良かった!


※関連記事目次
健康と食事と食品に関する記事の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/b92e5a15608b21d43d1f87be41f2d0ec


安いの定番、牛丼とおにぎりが値上がり<2024/08/29

2024-08-29 10:02:32 | 食事と食品

「ついにお米までが…」値上がり続ける日本の主食、11年ぶり高値におにぎり屋は悲鳴「これ以上は」
2024年7月21日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/341373

米の品薄には、理由は言われていますが売り惜しみがあるような気がします。
農水省の認識は「需給は逼迫(ひっぱく)していない」と言うことで、どこかにコメはあるはずです。
もう一つは消費者のパニック買いでしょうね。
マスコミやSNSがコメ不足を煽るから買い溜めに走っている人が結構いるのではないか・と思います。
本当に足りなければ、農水省が備蓄米を放出するはずです。

どっちにしても米は、物価高騰の煽りを受けて値上がりしているようです。それは当然で燃料費から始まって肥料代など何から何まで値上がりしていますから、それらを使って生産するコメの価格も上がるのが当然です。
米が値上がりして悪ければ、政府・日銀の長期にわたる金融緩和とインフレ誘導政策が、根本的に誤りだっということになります。

いざ、インフレになったら何から何まで値上がりして止まりません。インフレは、こういうものだと言うことを日本国民は忘れていたのでしょうね❓
その自民党を選挙で選んできたのは、国民ですからやむを得ないと思います。

それは、脇に置いて・・・
お握りも米から始まってノリにサケ、めんたいこなど水産物も軒並み3割程度上昇したそうです。
ローソンでは、ノリの品質を一度落としました。
具材の種類は、実に少ないです。
5~6種類くらいしかないような気がします。
私は、一番安いコンブの佃煮しか買いません。
他の具材だと150円以上、平気で値が付いています。
おっとっと❓
貧乏人の味方のサンマの缶詰め、今250円くらいしています。前110円かそこらでしたよね❓気が付いたら2倍以上でした。
ローソン100に行くとサバの味付け缶詰めが、140円くらいで売っています。ちっこいあまり売り物にならないサイズを安く仕入れて何とか140円程度で販売しているようです。
まともな缶詰めは、軒並み200円以上です。
驚いた!
考えてみると、ここに物流コストと人件費の上昇が加算されているわけです。値上がりしない方が、おかしいです。

牛丼は、もっと条件が悪いです。
アメリカ産牛肉が品薄で買えないのだそうです。
オーストラリア産を買い付けようとすると中国に競り負けて、やっぱり買えないんだそうです。
結局、高い値段んで買い付けるよりないのだそうです。ここも人件費その他の上昇分が、コストに加算されます。
背に腹は代えられなくて値上げが続いているそうです。
そのうち牛丼が高級料理になるかもしれません。
そこまでして牛丼を食べなくても、いいような気もしますが❓
大体、牛丼も隠れ値上げをしてごまかしてきました。

ある時気が付いたら(めったに食べないからです)❓
並盛❓
前の小盛りでないの!
昔の並盛⇒大盛
昔の大盛⇒特盛
このようなサイズの誤魔化しがありました。
カレーでは、そういうことはありませんでした。
ちゃんと普通サイズのご飯の量がありました。

などなど、結局インフレが全ての商品やサービスに及んでいて、どうにもなりませんね❓


ウクライナはクルスク侵攻作戦で何を目論んでいたのか❓<ウクライナ紛争2024/08/28

2024-08-28 21:20:34 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※ポクロウシクPokrovsk戦線の最新の状況
2024.08.28
ポクロウシク方面の戦い、ロシア軍がノヴォホロディフカ全体をほぼ占領
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-pokrovsk-russian-troops-occupy-almost-the-entire-novokhorodyvka/

ヒントらしき記事
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/zelenskys-mysterious-realization-invasion-of-kursk-slows-enemy-advance-towards-pokrovsk/
この記事の末尾にゼレンスキーのインタビューへの答えが記されています。
概要
①ロシアはドネツク州全体の占領を目的としているので(その目的を)諦めることは無い。
②東部地域の行動方針⇒ロシア軍のドネツク州行政境界線への侵入阻止
③ポクロウシクの喪失はクルスク侵攻計画の失敗を意味するのか⇒既に侵攻作戦は成功している

つまりドネツク州を失ってもクルスク侵攻作戦は既に成功していると言っています。
東部地域の行動方針は、「ドネツク州行政境界線への侵入阻止」と言っています。意味は、ロシア軍がドネツク州の外(他の州)への侵入を阻止すると言うことだと思います。逆に言うと「ロシア軍がドネツク州を占領するのは、やむを得ない」・と言うことになります。

クルスク侵攻作戦は数か月前から密かに準備してきたと以前、発言していますから開始日の8月6日から逆算すると遅くとも6月初めには準備に着手していたことになります。

この時期に何があったか❓
5月には、ロシア軍のハルキウ北部侵攻がありました。
その後ぐらいですね。
そしてウクライナ国内では、徐々に停戦論が台頭していた時期です。
<参考記事>
停戦機運の「成熟」に抵抗したウクライナ――クルスク攻勢という冒険的行動はどこからきたか
2024年8月22日
https://www.fsight.jp/articles/-/50837

結局、これが一番大きな動機のように思われます。
停戦論を吹き飛ばして戦争継続機運を劇的に高める。
そのためにロシア領への進撃作戦が計画されたのだろうと思います。

しかし現実に作戦を実行するには、兵力も兵器も足りないのは誰にでも分かります。
足りなければ、どこかから調達しなければ、なりません。
調達先は、戦況の思わしくないドネツク州になったのだろうと思います。
多分、この後から徐々に東部戦線から戦闘力のある機甲部隊の引き抜きを始めたのだろうと思います。
代わりに多少の新兵で編成された部隊を送り込んだのがトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-Yorkです。
この戦線ではロシア軍が一気に進撃した時、信じられない前線の崩壊が起きました。だから郊外の塹壕や陣地は全く役に立たず、すぐ市街戦が始まり今に至っています。

つまりクルスク侵攻計画を決定した段階で最初からドネツク州放棄も決定されていたと言うことが見えてきます。

守りにくい劣勢のドネツク州は放棄して、ロシア領であるクルスク州を占領する。
そしてウクライナ国内の停戦論を吹き飛ばして、再度戦争継続の機運を高める事が、この作戦の最大の目的であろうと思います。

目的は主に政治的な部分から来ていますから、政治的な目的が達せられれば成功と言えるわけです。
軍事的には合理性がありませんが、政治的には合理性があります。
そして政治的な目的は、キエフ政府が考えた以上に十分達成されました。
西ウクライナ市民は、クルクス侵攻の快挙に沸き返り、ゼレンスキー万歳になりました。

もし将来ロシアと停戦するのであれば、おそらくドネツク放棄は受け入れるしかないでしょう。
そうであるならじり貧になりながらドネツクを防衛する必要は、ないわけです。
むしろ精鋭部隊はドネツクから移動して、他のウクライナにとって有利な戦場で使う方が合理的だという論理です。

ドネツク州放棄が最初から決まっていたのなら、トレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面とポクロウシクPokrovsk戦線の敗勢に近い劣勢も最初から覚悟の上でしょう。

だからキエフ政府からすると、クルクス侵攻作戦は「既に成功している」と言えるわけです。

外部から見るとドネツク州の喪失は大きなウクライナの不利益に見えます。しかし、どっちにしてもロシアに取られる領土なら今・放棄してもウクライナにとっては、損ではないと言えるわけです。
キエフ政府とそれ以外では、ドネツク州の喪失の損得の評価が逆であると言えます。

むしろ取られるものはさっさと捨ててしまって、そこにいる兵力や兵器を他に転用した方が、余程合理的だと言えます。
私は以前からウクライナには、戦場の取捨選択が必要だと言ってきました。
キエフ政府は、単にそれを実行しただけです。

ただドネツク州を失う言い訳は、国民向けに必要です。
詐欺師のように言い訳が上手ですから、何やかにや言ってウクライナ国民を騙すのだろうと思います。
「精一杯、ウクライナ軍は戦いましたが、やむを得ずドネツクはロシアに奪われました。(政府は精いっぱい努力しました)」
と言うようなことを、上手いこと言い繕うのだろうと思います。

だからゼレンスキーにとっては❓
「クルスク侵攻作戦は既に成功している!」
このように言えるわけです。
単に戦況を踏まえて合理的な戦場の取捨選択を実行しただけです。
政治目的はすでに達成され、ドネツク放棄の言い訳にクルクス侵攻作戦が必要だと言うだけです。

クルスク撤退の言い訳もすでに用意しています。
「スームイ州へのロシア軍の侵攻を防いだ!」
このように早くも主張し始めました。
本当に天才的詐欺師的な才能を持っています。
(誰とは言わないが❓口先だけで数十兆円の戦費を調達した手腕は、天才と言うしかありません。史上最大の詐欺師と言えるでしょう!)

しかし、ドネツク放棄は確かに全体的に不利なウクライナに必要な、「合理的な戦場の取捨選択」です。
そこから生まれた軍事リソースを有効に活用しているとは言えませんけれど❓

大体、ドネツク放棄とクルクス侵攻作戦の関係が分かったでしょう❓
私は、やっと今日分かりました。

だから、トレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面とポクロウシクPokrovsk戦線が、どうなろうとキエフ政府には最初から予定していたことです。
その結果が、どうなるかは分かりませんけれどね❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024MLB>8月27日>大谷翔平2安打もドジャース惜敗

2024-08-28 21:00:40 | MBL & プロ野球

大谷翔平3年連続シーズン150安打 イチロー、松井秀喜に次ぐ3人目 死球の不安を結果で一掃
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408280000886.html

<ドジャース2-3オリオールズ>
大谷翔平
4打数2安打
惜しかったのは5回の第3打席。
無死一、二塁でしたが、カウント1-0から2球目、127キロの真ん中カーブを打ち損じて三飛でした。
ここヒットを打てば、ヒーローでした。

安打数は、2022年の160安打が自己ベストです。
昨年は135試合しか出場できず、151安打でした。
160試合なら179安打ペース。
今年は、129試合で150安打です。
ここ160試合なら186安打ペース。
今一、良くありませんが打撃項目で自己ベストを更新する項目が多くなると思います。
HRも自己ベストが46本ですから更新の可能性は高いと思います。やはり50本をクリアしてほしいですね。
50本以上打てば、超一流の仲間入りです。

個人記録も気になりますが、翔平君は念願のプレーオフが待っています。一つでもドジャースが勝ち上がるために貢献してほしいと思います。
松井秀喜は黄金時代のヤンキースで6回プレーオフに出場しました。
2009年のWシリーズ優勝と、同年のWシリーズMVPしか目立つタイトルはありませんが、日本人で他にWシリーズMVPになった選手は、いないと思います。
松井秀喜が今の時代の選手なら、もっと良い成績を残せたと思います。当時は打者としてのメジャーの知識がない時代でした。見よう見まねでやって、あの成績です。

その点、翔平君はイチロー・松井秀喜と実績のある先輩がいますから楽です。
翔平君にも目指してほしいタイトルです。

14年経っても消えぬ衝撃…NY紙称賛「不朽の名声」 ヤ軍史で輝く松井秀喜の“伝説”
2024.01.04
https://full-count.jp/2024/01/04/post1496893/


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


ポクロウシクPokrovsk戦線、南部も根こそぎ制圧するらしい欲深ロシア軍<ウクライナ紛争2024/08/28

2024-08-28 20:23:52 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.08.28
ゼレンスキーの謎認識、クルスク侵攻でポクロウシクへの敵前進が鈍化?
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/zelenskys-mysterious-realization-invasion-of-kursk-slows-enemy-advance-towards-pokrovsk/

ゼレンスキー大先生の面白い話は記事を読んでください。
戦況の方を書きます。
ここ数日、戦況図の変化を見ているとロシア軍は単にポクロウシクPokrovskの制圧だけを目標にしているのでは、ないようです。

そしてロシア軍は、他方面から移動させた追加の部隊を投入しているようです。だから戦力比は相当悪化していそうです。

2週間前までは、大きな貯水池の東(Vovcha Riverの東)のノボセレフカ・ペルシャNovoselivka PershaからメジョフMezhove方面の掃討を別の部隊が行っていました。
どうもその別動隊が、Vovcha Riverの西に来て川の西側を南に攻撃しているようです。
やたら南側もサクサク削っているのは、川の東側にいた部隊だと思います。

だからこの部隊はポクロウシクPokrovskは無視して、南側を攻撃しながら南下しているのだろうと思います。
攻撃方向が二つあって同時に攻撃しています。

ここで「欲深ロシア軍」の話が出てきます。
ポクロウシクPokrovsk方面を根こそぎ削ろうと考えているのだろうと思います。
控えめにポクロウシクPokrovsk制圧だけを考えているのでは、ないですね❓
ゼレンスキー氏のナイス・アシスト!のチャンスを生かすべく、ここら辺を全部削ることにしたのだろうと思います。
※ナイス・アシスト!⇒防衛部隊引き抜き、増援部隊なし、砲弾・ドローン供給制限など

南に更に下るとマリンカMar'inkaの大分西の方に行きつきます。ここら辺をマリンカの北のクラスノホリフカKostyantynivka方向から攻めると結構、ウクライナ軍の拠点が南北に連なっていて攻めにくいと思います。

ところがいまロシア軍は、クラスノホリフカから見ると北西方向のルートE-50を南に超えてメムリクMemrykを制圧したところです。
このまま更に南のハリツイニフカHalytsynivka~ヒルニクHirnykと大きな貯水池の北岸まで攻め下っていくと、クラスノホリフカKostyantynivkaの西にある攻めにくいウクライナ軍の拠点集落が、全部北側から攻略されます。
この付近は、東側からの攻撃に備えていると思いますので北からの攻撃には、もろいと思います。

こうして大きな貯水池の北岸まで南下するとクラスノホリフカKostyantynivkaの西側は、草刈り場(取り放題)になります。
そうしておいて貯水池の南にある要衝のクラホヴェKurakhoveを攻撃すると、攻撃しやすいです。

しかもそれだけでなく、更に南下を続けるでしょう。

だから多分ロシア軍は、ゼレンスキー・アシストを最大限活用してドネツク州は、ポクロウシクPokrovskから見て南の方を根こそぎ制圧しようと考えているのだろうと思います。
結構、マリンカMar'inka戦線の南の方でも西に向けて進撃を始めています。

一連のロシア軍の軍事行動が終わるころには、中部ドネツクから南部ドネツクにかけて相当な面積をロシア軍が制圧する事になりそうです。

今はまだポクロウシクPokrovskの危機的な状況が懸念されているだけですが、南部ドネツクにも大きなリスクが既に発生していると言えるでしょうね。

ゼレンスキー・アシストを生かしてロシア軍は、ビッグ・ボーナスをGet!するのかもしれません。
ゼレンスキー大先生は、この辺りのウクライナ軍の強力な部隊をかなり引き抜いています。
ロシア軍にとっては、美味しすぎる!ビッグ・ボーナスでしょう!
それを遠慮するようなロシア軍ではありません。
最大限、根こそぎ攫うはずです。

やっぱり、ゼレンスキー大先生はドネツク全部をロシアに譲渡する心算なのかもしれません。ウクライナ参謀本部を見ていると、この付近を防衛するための努力を全然していません。今いる兵力だけで防戦してダメなら、やむなしと言う考えなのだろうと思います。住民避難を急いでいるのは、それが理由だと思います。
仮にその心算がなかったとしても、結果としてそうなりつつあります。
戦争を早く終わらせるのなら、その方がいいのかもしれません・・・・・
しかし❓この辺りにいる地域住民やウクライナ軍は、堪りませんね❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


クルスク戦線でウクライナ軍が占領地を拡大&NYタイムスの記事<ウクライナ紛争2024/08/28

2024-08-28 20:22:21 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

Hara Blogから
2024年08月27日04:36
①クルスク方面8月26日18時の状況 ウクライナ軍、攻撃と増援を止めず
https://hara.livedoor.biz/archives/52340997.html
関連記事
②「クルスク州で100集落、1300平方キロ掌握」ウクライナ軍総司令官が発表
2024/8/27 21:02
https://www.sankei.com/article/20240827-YY6YK6SBXZI55FZUGRA66J56Q4/

②の記事
『ロシア西部クルスク州への越境攻撃を続けるウクライナ軍のシルスキー総司令官は27日、同国軍がクルスク州の集落100カ所を制圧し、1294平方キロを掌握したと発表した。また、越境攻撃の過程で露軍兵594人を捕虜にしたとも明らかにした。ウクライナメディアが伝えた。』

・・・と言っても19日時点で・・・
『19日時点で92カ所の集落を制圧し、計約1250平方キロを掌握していた。』
・・・・・
と言うことでしたので多少拡大したという程度です。
ロシア軍は、迎撃部隊を3万人投入し、さらに増強を続けているともコメントしています。

①の記事には、戦闘地域が細かく書いてあります。
詳しくは、記事を読んでください。
地名が多すぎてよく分かりません。
この戦場は長く続かないと思うので調べたり覚える気がしません。ドネツクの地名を覚えるだけでも、かなり大変です。

分かることは、ウクライナ軍は占領地の確保を目指しており、撤退する意図はないようです。
余りに国内向けの宣伝効果が絶大でしたので、止めたくても止められないと思います。
ひたすら続行するのみのようです。
クルスク原発の占領に失敗していますから、作戦自体は半分失敗していると思います。後は占領地の広さをアピールするしかないと思います。

現在の占領地の西側でもウクライナ領からかなり広く攻撃しています。
占領地に入り込んでいる機甲部隊とは、別にかなりの規模の部隊を作戦に投入していると思います。
ウクライナ軍としては、当面クルスク作戦に全力投球のようです。
それは、現在劣勢の続くドネツク中部やドネツク南部に増援は送らないという決断ですから、クルスク方面でウクライナ軍が優勢であろうと、善し悪しの判断は別の問題です。

占領地がそれほど増えていないと言うことは、ロシア軍の迎撃部隊とウクライナ軍が、激戦の最中なのだろうと思います。どちらも情報を絞っていますので、状況は不明です。

一応、「WARNEWS247」がNYタイムスの記事を紹介しています。
『ニューヨークタイムズ:ロシア軍がウクライナ東部に進出する中、キエフのクルスク侵攻は減速する』
https://warnews247-gr.translate.goog/war-monitor/oukrania/kolafos-oi-new-york-times-epibradunetai-h-eisbolh-tou-kiebou-sto-koursk-enw-oi-rwsoi-proelaunoun-sthn-anatolikh-oukrania/?_x_tr_sl=el&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc

内容は、クルスク戦線については大体同じです。
ドネツク戦線のポクロフスクとトレツク市とニューヨーク市について書いており、結局クルスク戦線とドネツク戦線がバーターの関係になっている事を書いています。

クルスク戦線の両軍の損害は大体、同じ比率のようです。どっちかが一方的に多い話は、多分大本営発表でしょうね。

ただし、決定的に違う部分もあります。
ウクライナ軍は、クルスク戦線に集中してドネツクは放置するしかありません。兵力や武器が限られているからです。

ロシア軍は、ドネツク戦線での進撃を継続しながらクルスク戦線で防衛戦を戦うことが出来ます。

つまり普通に考えるならウクライナ軍がクルスク戦線に集中するほど(期間が長いほど)、ドネツク戦線ではロシア軍の進撃が続く・と言うことになります。

このバーターは、ウクライナ軍に不利なバーターであり、時間が経過するほどウクライナ軍の不利が拡大します。
そこまでしてウクライナ軍がクルスク戦線に集中する意味があるのかどうか・は微妙な問題です。
ウクライナは、クルスク戦線に集中し継続することにメリットがあると考えているのだろうと思います。

果たして、その判断が正しいのかどうか❓

ポクロウシクPokrovskやトレツクТорецькをウクライナが失ったときに一定の答えが出ると思います。

※NYタイムスの記事を航空万能論でも取り上げていました。NYタイムスの記者は、トレツクに現地取材しており現地の状況が、よく分かります。
ほぼアウデイーイウカで起きたことと同じです。街は時間とともに廃墟になっていきます。
2024.08.27
『ロシア軍はドローンで前線上空にスペースを確保、滑空爆弾で進路を切り開く』
https://grandfleet.info/us-related/russian-military-uses-drones-to-gain-space-above-front-lines-clearing-paths-with-glide-bombs/

記事に出てくる「Washington Post」の記事
2024.08.24
『避難を迫られるポクロウシク、東部を犠牲にしたクルスク侵攻を疑問視する声も』
https://grandfleet.info/us-related/pokrovsk-forced-to-evacuate-voices-questioning-invasion-of-kursk-at-the-expense-of-the-east/

※情報は、きちんと書く媒体から得ないと駄目だという例。ウクライナ紛争の場合は、「きちんと書く媒体」や記事自体が、ごく少ないです。
2024年8月27日(火)17時46分
越境攻撃で東部ドネツクの前線に穴?ロシア軍が要衝ポクロウシクの近くに進軍
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/08/post-105552.php
◎ロシア軍はアウデイーイウカ制圧後からポクロウシクを目標にしてきたのであり、クルスク州攻撃とは無関係です。「賭け」に出たのではなく単なる予定の行動です。
◎ポクロウシク・ドネツク州における前線の近くに位置している
ポクロウシクはドネツク州の西の州境に近い(州境から20km程度)場所にありポクロウシクを制圧するのは、ほぼドネツク州を西に突破することになります。

★ほぼ事情を知らないライターが適当に記事を書いたのだろうと思いますが、不正確な内容が多いです。
大体、現状に即したことを書いているので不正確なだけでフェイクでは、ありません。
採点⇒65点


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ブルキナファソがマリとニジェールに同調してウクライナと事実上断交<2024/08/28

2024-08-28 20:20:43 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナと事実上断交 軍政下のブルキナファソ、隣国マリとニジェールに同調
2024/8/27 21:03
https://www.sankei.com/article/20240827-ZN3FTWDAAFK5ZHMLYCSYMSVNGY/

ここ数年、旧フランスの植民地であった国家で軍事クーデターが連続しておきました。
以前、何回か日記に書きましたが、これらの国は独立後もフランスと深い関係がありましたが、いずれもフランスとの関係を断つために軍事クーデターが起きたと言えます。全ての国でフランスが追放されました。
理由は、やはりそれまでの政府がフランスの傀儡に近い政権で植民地収奪的な構造が残っていたのであろうと推測します。
もう一つはサハラ砂漠南部にイスラム過激派(アルカイダやIS系の)テロリストが、浸透していました。
これに対してフランス軍は、有効な対応をしませんでした。
このような事情が重なって軍事クーデターが起きて、フランスが追放されました。
しかしこれらの国が独力でイスラム過激派(アルカイダやIS系の)テロリストに対抗することは出来ません。
資金も武器もノウハウもないからです。
だからこれらの国は、ロシアを頼りました。
当然ロシアは、軍事顧問と実働部隊を送り込みます。
これをロシア政府組織に代わって代行するのがロシアの民間の軍事会社です。記事ではワグネルと書かれていることが多いですが、これは悪い印象を与えるために敢えて間違った名称を使っています。
本当に西側のメデイアは、タチが悪いと思います。
少しづつ情報を書き換えて対立する相手に悪い印象を与えようとします。
だから情報音痴の日本人に届くときは、歪められた情報が届きます。
この記事でも4か所、歪めています。
「軍政下のブルキナファソ」
「ロシアの民間軍事会社ワグネル」
「ワグネル戦闘員」
「反政府勢力」

軍政下などと書く必要は、ないですね。
クーデターが成立すれば、それはその国の政府です。
ワグネルは、もう解散してロシアの別の軍事会社に吸収されています。ワグネルもないですし、ワグネル戦闘員もいません。新しい軍事会社名を使うべきです。
反政府勢力は、もっと正確に内容を書くべきです。

西アフリカのマリ、ウクライナと断交 反政府勢力支援関与の疑い
By ロイター編集
2024年8月5日午後 12:48 GMT+912分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/BTOJLJPX6BPVBBYQDCPEOWYZPQ-2024-08-05/

この記事でも「北部の遊牧民トゥアレグの反政府武装勢力」としか書いていません。
ところが❓
『西アフリカ・マリがウクライナと断交――その背後にあるウクライナの“ワグネル狩り”と“テロ支援疑惑”』
8/7(水) 8:01
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/46ef36cb34969f16c891166355c8249372cf6ae1
『マリでは2020年8月にクーデタが発生し、実権を握った軍事政権はロシアとの軍事協力を強化し、アフリカ軍団の主な活動の舞台にもなっている。マリでは国際テロ組織アルカイダや「イスラーム国(IS)」系による活動が悪化している。』

西側のメデイアは、「北部の遊牧民トゥアレグの反政府武装勢力」の中にアルカイダ系やイスラーム国(IS)」系が浸透していることは、あえて書いていません。

軍事クーデターを起こした多くの国では、アルカイダ系やイスラーム国(IS)」系が浸透してテロや反政府活動を起こしています。これに対してフランスやアメリカが有効な対策や援助をしなかったことが、軍事クーデターを起こしてフランスとアメリカが追放された大きな理由です。

それほどアルカイダ系やイスラーム国(IS)」系が浸透がこれらの国々では国家の存続に関わる重大問題になっています。
これに対応するためにロシアと接近しロシアの援助を求めました。だからその援助のために旧ワグネルが駐留して支援したり、一緒に戦ったりしています。
旧ワグネルが一部のアフリカ諸国で受け入れられているのは、このような理由があります。
旧ワグネルは、それらの国々にとっては援軍であり友軍です。
こうして本当の事情を聞くと、ワグネルのイメージは全然違うでしょう❓
これらの国々では、旧ワグネルは正義の味方なのです。
そして旧ワグネルが現地軍と一緒に戦うのは、多くの場合アルカイダ系やイスラーム国(IS)」系が浸透された反政府組織です。

旧ワグネルは、テロリストと戦っています。

そのテロリスト・グループをウクライナが支援していました。直接その被害にあったマリが、激怒するのは当然でしょう❓

だからマリ政府は、ウクライナと断交するとともに国連安保理にも訴えました。
『親露派のマリ軍政、「アフリカでテロ支援」とウクライナを非難 安保理に対応求める』
2024/8/22 11:53
https://www.sankei.com/article/20240822-ET45PJAL7VJQRFAFAEPFBU6ZNI/

分かりましたか❓
ウクライナは、陰でテロリストを支援したのですよ❓
ウクライナもアルカイダ系やイスラーム国(IS)」系テロリストの仲間と言うことになります。
だからマリの同盟国であるニジェールとブルキナファソが同調してウクライナと断交したという話です。

ここまで書いて初めて記事と言えるでしょう❓
そんな記事は、メデイアの記事では一つもありませんね❓

唯一かなりの内容を書いていたのは、個人の見解を書いた記事だけです。
『西アフリカ・マリがウクライナと断交――その背後にあるウクライナの“ワグネル狩り”と“テロ支援疑惑”』
8/7(水) 8:01
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/46ef36cb34969f16c891166355c8249372cf6ae1
中立的な立場で詳しく書けば、この内容になります。

<以下、はっきり言って内容のないプロパガンダ記事の例>
ウクライナと事実上断交 軍政下のブルキナファソ、隣国マリとニジェールに同調
2024/8/27 21:03
https://www.sankei.com/article/20240827-ZN3FTWDAAFK5ZHMLYCSYMSVNGY/
親露派のマリ軍政、「アフリカでテロ支援」とウクライナを非難 安保理に対応求める
2024/8/22 11:53
https://www.sankei.com/article/20240822-ET45PJAL7VJQRFAFAEPFBU6ZNI/
ウクライナ、断交発表のマリを「短絡的」と非難 反政府勢力支援めぐり
2024年8月6日 13:06 発信地:キーウ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3532659?cx_part=top_category&cx_position=4
西アフリカのマリ、ウクライナと断交 反政府勢力支援関与の疑い
By ロイター編集
2024年8月5日午後 12:48 GMT+912分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/BTOJLJPX6BPVBBYQDCPEOWYZPQ-2024-08-05/
ウクライナがアフリカで「第二戦線」展開 ロシア
2024年8月8日 11:18 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS マリ ニジェール アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3533040?cx_part=top_category&cx_position=1

AFPの記事
『2020年のクーデターで権力を掌握したマリの軍事指導部は、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)やイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」とつながりがある分離派や聖戦主義の武装勢力から領土全体を奪還することを目指している。』
さすがにAFPは、正確にアルカイダやISのことを書いています。ウクライナは、このような組織を支援したのですよ❓

※だからウクライナには、別の疑いも浮上します。
『モスクワ郊外コンサート会場銃乱射事件』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AF%E9%83%8A%E5%A4%96%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88%E4%BC%9A%E5%A0%B4%E9%8A%83%E4%B9%B1%E5%B0%84%E4%BA%8B%E4%BB%B6

アフガンの山奥のIS系テロリストが実行犯として声明を出しました。
しかし、アフガンの山奥のIS系テロリストがこんな大規模なテロを計画して実行するなど、土台無理な話です。
どこかのかなり大きな組織が資金その他を支援したはずです。実行の依頼さえしているかもしれません。
ロシア国内でこんな大規模なテロの支援が出来る組織❓
名前は、上げませんが一つだけありますね❓

不気味でないですか❓
ロシアと戦うためならテロリストとも手を組みます。

【世紀の事件の真相】ノルドストリーム爆破事件の犯行国はウクライナではなく、あの大国!!
8/24(土) 6:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1176f76c34057d62ca2e30e83b8c7bec3ea0e8b

こんな凶悪な社会インフラに対するテロも行います。
原発テロをやっても全然不思議でないでしょう❓

『ロシア西部クルスク原発「核事故の恐れ」、IAEA事務局長が視察』
By ロイター編集
2024年8月28日午前 2:29 GMT+95時間前更新
https://jp.reuters.com/markets/commodities/O2MSF7VZBFKENLJWZNICWDOTMY-2024-08-27/

もし原発テロをやったなら、ロシアは確実に戦術核で報復します。
アメリカもいい加減にしてほしいと思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024MLB>8月27日>鈴木誠也19号2ラン、吉田正尚2打点で勝利に貢献

2024-08-28 20:19:01 | MBL & プロ野球

パイレーツ 5-9 カブス
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408280000322.html
鈴木誠也
4打数2安打2打点1四球、19号2ラン
8月26日
パイレーツ 8-18 カブス
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408270000901.html
鈴木誠也
6打数4安打1打点

鈴木誠也は、昨日に続いて大活躍でした。
カブスもこれで、やっと貯金1で地区2位です。
(1位ブルワーズと9ゲーム差)
誠也が打たないとカブスが勝てないのは、去年と同じです。
去年は、年間HR20本ですから自己記録更新も見えてきました。勝率4位でやや差がありプレーオフは苦しいですが、去年も今頃は誠也が打ちまくってカブスもどんどん勝っていました。
まあ、そんな誠也の季節性もありますから最後まで頑張ってほしいと思います。

※誠也と吉田正尚の違い
誠也(昨日時点)
OPS.832、リーグ8位、試合数105試合
吉田正尚
OPS.800、リーグ17位相当、試合数83試合
規定打席数に足りずランキング外

これが2人の差です。まず試合数が足りませんしOPSで劣るのが吉田正尚です。だから誠也はチームに必要な選手です。
吉田正尚は監督にはチョイスの2番手の選手です。
だからベンチの日もあります。
簡単な話、平均値で言うならOPS15位以内は各チームに1人しかいない成績です。
17位は、2番手グループです。
これが誠也は常に先発出場して、吉田正尚は結構ベンチの日が多い理由です。


レッドソックス 6-3 ブルージェイズ
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408280000318.html
吉田正尚
4打数1安打2打点


他記事
大谷翔平の元同僚、菊池雄星と共闘へ ドジャース自由契約のヘイワード、アストロズと合意近づく
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408280000227.html
ジェイソン・ヘイワード外野手(35)
史上初!レッドソックスのジャンセン、1試合に両軍選手としてプレー 悪天候が起こした珍現象
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408270000026.html
アストロズ菊池雄星、メジャー6年目で自己最速159キロをマーク「バランスが良い証拠」
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408260000995.html
菊池雄星、6回途中3失点 勝敗付かずも移籍後登板5戦でアストロズは全勝
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408260000339.html
日本人で初めて米大リーグでプレーした村上雅則氏のイベント開催、当時のボールやバットなど展示
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408260000625.html


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


危機的なポクロウシク、その間ウクライナ参謀本部のやっていたと事とは❓<ウクライナ紛争2024/08/27

2024-08-27 20:58:11 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.08.27
ポクロフスク方面の防衛はボロボロ、ロシア軍がkm単位の前進を続ける
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/pokrovsk-defenses-in-disrepair-as-russian-troops-advance-kilometres-at-a-time/

航空万能論の管理人が記事を更新しました。
ここの管理人は、中立の立場で戦況を伝えていますがウクライナ支持の立場です。その管理人が、ついに匙を投げて「ボロボロ」と言う表現を使いました。
既に昨日もボロボロでしたが、今日は一層ボロボロがひどくなっています。

現地のウクライナ軍部隊が悪いのではありません。少ない人員と乏しい兵器や砲弾で精一杯の戦いはしていると思います。
しかし大分前の段階で兵力差は、ウクライナ1対ロシア4の割合です。今は、ロシア軍の方が兵力を増強していると思います。もっと兵力差が大きいと思います。
そうでなければ、これほどロシア軍が毎日kmの単位で進撃できるはずは、ないと思います。

もう既に7月からトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-YorkとポクロウシクPokrovsk戦線では、ウクライナ軍が劣勢でした。

(1)その間、ウクライナ参謀本部のやっていたと事とは❓
劣勢の両戦場から兵力の引き抜きを行いました。
当然、増援部隊など送りません。
その後、砲弾やドローンなどを割当制にして補給を絞りました。
引き抜いた部隊で(他からも引き抜いています)クルスク侵攻部隊を編成しました。引き抜いた部隊は各戦場の精鋭機甲部隊です。
砲弾・ドローン・ミサイル・防空兵器・戦車や装甲車などは、この侵攻部隊に集めました。
そしてドネツク中部戦線の劣勢を放置して、クルスク侵攻作戦を開始して、現在に至っています。

(2)元々劣勢だったトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-YorkとポクロウシクPokrovsk戦線は強力な部隊を引き抜かれていますから、一層弱体化しました。おまけに砲弾やドローンなどの供給も制限されてしまいました。

そのためトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-YorkとポクロウシクPokrovsk戦線では、ロシア軍がどんどん進撃中です。
と言うのが、大雑把な現在の状況です。

ドネツク中部戦線を捨ててウクライナ軍は、クルスク侵攻作戦を開始しました。開始から2週間以上が経過して侵攻部隊の進撃はロシア軍の阻止され、今は持久戦模様になっているのではないか・と思います。
(ロシアの田舎の)クルスクの土地を約1200平方km強占領したようです。
ドネツク州とその何も役に立たないクルスクの土地を交換したようなものです。しかもウクライナ軍がその占領した土地を維持できるかどうかは、現時点では不明です。これからロシア軍の本格的な反撃が始まるからです。

(3)そして今日のポクロウシクPokrovsk戦線の戦況です。
今日の記事の中に2枚目に7月2日作成の戦況略図があります。その日から55日が経過した後が、今日の記事1枚目の戦況略図です。
7月2日の位置でロシア軍の進撃を阻止していれば、まだこれからの戦闘です。
そうしなかったから現在の位置までロシア軍が進撃してしまいました。
<航空万能論の管理人のコメント>
「もうノヴォホロディフカを巡る戦いは4日間で趨勢が決した感があり、ロシア軍はポクロフスクまで約8km、ディミトロフまで約3km、セリダブまで約2kmの位置に到達、ここまでロシア軍が前進すると夏前に誰が予想できただろうか?」

私もそう思います。
7月2日に時点では、ロシア軍がデイミトロフМирноградやポクロウシクPokrovskに迫れるとしても年末か来年初めだろうと考えていました。大体、4か月~5か月スケジュールが早まったことになります。
それを強力に支援したのが、ウクライナ軍参謀本部です。

まじめに戦争をやる気があるのかどうか❓
非常に疑問ですね❓
コメント欄にも同じことを書いている人がいましたが、デイミトロフМирноградの住民避難が終わったら、ウクライナ軍は撤退した方が、いいと思います。
もう戦う意味がないでしょう❓
増援部隊も来ない、砲弾やドローンも少ししか送ってこない。
こんな状況で戦ったところで死ぬだけです。
南部のオデッサ辺りに撤退して、休養したらいいと思います。ああだ・こうだ・言って参謀本部の命令をシカトしていれば、そのうち戦争が終わるんではないか・と思います。(ポクロウシクPokrovsk戦線のウクライナ軍は今年になり休みもローテーションもなく戦い続けています。人間の限界を超えているでしょう❓)

南と西にkmの単位で進撃しています。
そう言えば大きな貯水地の東(Vovcha Rivberの東)でウクライナ軍の掃討作戦を行っていたロシア軍がVovcha Rivberを渡って貯水地の西に来ていると思います。
だから2週間くらい前よりロシア軍は、その分増えています。そのため西だけでなく南の方もサクサク!快調に削っています。(見ていると笑えるほどにロシア軍が快調です、つまりウクライナ軍にとっては最悪と言うことです。)

西の方は、やや北にあるフロデイフカHrodivkaはほぼ無視しています。
その南の・・・
ムイコラフカMykolaivka
クラスヌイ・ヤルKrasnyi Yar
クルテイ・ヤルKrutyi Yar
ノヴォホロデイフカNovohrodivka(市街地の大きな集落)
ここをやっぱりサクサク!削っています。
※ここら辺が落ちるとデイミトロフМирноградまで何もありません。すぐ、行けます!(直ぐ行くと思います)

ノヴォホロデイフカNovohrodivkaの市街地でもウクライナ軍は大した抵抗が出来なかったようで、ロシア軍は線路沿いを更に西に進撃しました。3・4日で見た感じ5~6km進んだのではないでしょうか❓
あと3km進めばデイミトロフМирноградの市街地の南に到達します。
そこから線路沿いを5km進めば、最終目的地のポクロウシクPokrovskです。

周辺の制圧をしながら線路沿いを順調にデイミトロフМирноградに向けて進撃中です。今の調子なら1週間後くらいにデイミトロフМирноградに到達しそうです。
抵抗感が全然ないですね❓
今の辺りで多少は激戦になるかなと思っていました。
そうはならず、いきなりデイミトロフМирноградで市街戦が始まりそうな気配です。

デイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovskには、速ければ年内に到達できるかな・と思っていました。
年内に制圧してしまいそうな勢いです。
何しろロシア軍の数が4倍以上ですから、どうにもならないことは確かです。

ウクライナの参謀本部(正確にはゼレンスキー)の考えていることは、意味不明です。
気紛れで作戦計画を決めているのでしょうね❓
「ドネツク❓調子悪いから放置しろ!」
「代わりにクルスクを攻めろ!」
このような滅茶苦茶なゼレンスキー命令に唯々諾々と従うシルスキー総司令官も不思議な人間です。

いや~~~❓
ほんとに不思議ですね❓

※関連日記
ポクロウシクPokrovsk戦線が、ほぼ防衛不能な理由<ウクライナ紛争2024/08/26
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/b0675299c94357224e4833e828a04889


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


「神話」を信じているのか❓ウクライナ❓(ドネツク戦線の戦況)<ウクライナ紛争2024/08/27

2024-08-27 20:55:21 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※昨日の航空万能論の記事
2024.08.26
ポクロフスク方面の戦い、ロシア軍がノヴォホロディフカ市内中心部に到達
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-pokrovsk-russian-troops-reach-novokhorodyvka-city-center/

トレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面
ポクロウシクPokrovsk戦線
マリンカMar'inka戦線
主にロシア軍が活発に行動している3つのエリアについて書いています。(他のエリアは、現在小休止中です)
毎日、相変わらずkm単位でロシア軍が進撃しています。
7月のポクロウシクPokrovsk戦線のペースだと約8km。
これがロシア軍が7月に進撃した距離です。
8月は、それと比較するとやや少ないかもしれません。

しかし、ポクロウシクPokrovsk戦線に関していうと、最後の大きな拠点のポクロウシクPokrovskまで10kmを割り込む位置までロシア軍が進出しています。
ロシア軍を阻止できる気配は、全く見られません。
防衛部隊を引き抜き増援部隊を送らなければ、当然そうなります。市街戦が始まるのは、今となっては時間の問題でしょう。

トレツクТорецькもひどい状況です。
最後の拠点のトレツクТорецькの市街東で市街戦に突入していて、ロシア軍がじりじりと進撃しています。
ここは、ロシア軍が全部制圧するのはポクロウシクPokrovskより早いと思います。
9月一杯、持つか持たないか・といった所です。

マリンカMar'inka戦線は、ロシア軍の西方向への進撃が始まったところで、これからです。ただ、ロシア軍は順調に進撃中です。中部ドネツクの戦闘が終われば、その兵力を南部に振り向けるでしょうから、先行きは見通せません。

※ウクライナの大統領府や軍幹部が時々ぽろっと発言することがあります。
「正義は最後に勝つ」
「悪は負ける」
大体、こういった趣旨のことを言います。
「神州不滅!」
似ているでしょう❓

今のキエフ政府も昔の日本の陸軍内閣も民族主義の色彩の濃い軍事独裁政権だからです。

「世界の民主主義を守るために戦っています!」
こうも言います。
その真意は❓
⇒だから武器と金をよこせ!
戦争を継続するために戦争をやっています。
もうキエフ政府は破綻していて支援金なしでは即財政破綻するからです。財政をもたせるには、戦争を続けて支援金を得続けるしかありません。

そのためには、「ウクライナは、やがて勝ちます!」と言う見せかけが必要です。
だからドネツク州を捨てて、クルスク侵攻作戦を始めました。

「航空万能論」の記事のコメント欄を読むと分かります。
このサイトの読者は、戦争の実態を知りたいから読みに来ます。軍事オタクが多いから、それなりに戦争や軍事の知識もあります。どちらかと言うとウクライナ支持の人が多いです。
ほぼキエフ政府を見放したコメントが多くなりました。
誰が見たって苦戦のドネツクを放棄して、増援部隊を送るべき時にクルスク侵攻作戦を開始するなど、あり得ないことだからです。

キエフ政府は、「神話」を信じているとしか言いようがありません。
日本⇒「神州不滅!」
キエフ政府
「ウクライナ軍は最後は勝つ!」
「正義は最後に勝つ」
「悪は負ける」
最後に・・・
「ウクライナに栄光あれ!」
「ハイル!ヒトラー!」
の代わりに「ウクライナに栄光あれ!」と叫んでいるように私には聞こえます。
「ロシア極悪!悪は最後に負ける!」
参考「鬼畜米英!」

大体、同じでしょう❓
「神話」で戦争に勝てるはずがありません。もうこれ以上戦争を継続してもウクライナ人が無駄に死ぬだけです。
NATOは、ウクライナ人を全部殺すつもりなのか❓と疑わざるを得ない状況です。
キエフ政府は戦争に勝つためならウクライナ人を兵士として、全部つぎ込むでしょう。

アメリカの大統領選挙でトランプが勝つのを祈るだけだとは、余りにも情けないと思います。
NATOもキエフ政府の毒に当てられて半分気が狂っているとしか言いようがありません。
これならヨーロッパ紛争が起きても全然不思議ではありません。

第2次世界大戦が終結したのが1945年です。
今のNATOの政治家は、第2次世界大戦の悲惨な犠牲を忘れたのでしょうね❓
一番、犠牲者が多かったのが独ソ戦です。
独ソ戦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%AC%E3%82%BD%E6%88%A6
犠牲者
現在のロシア当局の公式発表2660万人
ナチスドイツ側1075万8000人(諸説あり
第二次世界大戦の犠牲者
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6%E3%81%AE%E7%8A%A0%E7%89%B2%E8%80%85


※もう一度思い出すべきでしょうね❓
気楽に戦争を煽りまくる連中の無責任さが分かりますか❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


戦争がベラルーシに拡大するリスク⇒ヨーロッパ紛争の危機<ウクライナ紛争2024/08/27

2024-08-27 20:54:10 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

クルスク侵攻作戦からウクライナは戦争方針を変えたようです。
現在、劣勢(敗勢に近い)ドネツク中部戦線は事実上放置状態です。放棄と言った方がいいでしょうね。

クルスク侵攻作戦からウクライナ軍は、特に北部方面であちこちロシア領を攻撃しています。
ベルゴロド州やブリャンスク州への攻撃も行いました。
これは、ロシア軍に撃退されています。
ドニプロ川でもヘルソン州のクリンキーの上流で、訳のわからない攻撃をしています。
あるいは河口付近でも、ほぼ宣伝用と言える対岸攻撃をしていました。

※一番、不可思議なのがベラルーシ国境です。

ウクライナがベラルーシの国境近くに12万人の兵力を配置&クルスク戦線<ウクライナ紛争2024/08/19
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/5ad944528b6cab20dc8a1cee992522a7
ロイターの記事
https://jp.reuters.com/world/ukraine/XBDRLGGBQRM6JAKNN4SDQ6VURY-2024-08-19/

ベラルーシが、ウクライナを攻撃する可能性はほぼないと言えます。ルカシェンコ大統領の主張が正しければ、ウクライナは国境近くに12万人程度の部隊を集結させています。
『ルカシェンコ氏は「彼ら(ウクライナ)の強気な政策を見た上で、われわれは戦争に備えて国境全体に沿って特定の場所に兵力を配置した」と述べた。』
(ベラルーシのルカシェンコ大統領は18日、同国は兵力の約3分の1を国境近くに配置したと明らかにした。)

※今回のウクライナの主張
『ベラルーシ、国境近くに軍部隊集結か ウクライナ「悲劇的な過ち犯さないよう求める」』
2024/8/26 15:09
https://www.sankei.com/article/20240826-HASOGEXWGNM3NOES7ZTYGK2E24/

ロイターの記事を知らなければ、まるでベラルーシが越境攻撃のために国境付近にベラルーシ軍を集結させたように聞こえるでしょう❓

そもそも先に12万人と言う大軍をベラルーシ国境に配備したのは、ウクライナです。
しかも、この8月18日時点ではウクライナ国境警備隊のデムチェンコ報道官は、こう発言しています。
『ベラルーシとの国境を巡る情勢は変わっていないと指摘。「わが国の国境付近におけるベラルーシの武器や兵力が増加した形跡は見られない」と語った。』

8月18日の時点でウクライナ国境警備隊が、こう発言しているのに何故、8月25日になってウクライナ外務省が・・・
『 ロシアの同盟国ベラルーシがウクライナ国境近くに軍部隊を集結させているとして、部隊を国境から引き離すよう求める声明を発表した。ロシア民間軍事会社ワグネルの元雇い兵も展開しているとした。

 声明によると、ベラルーシ軍は、ウクライナ北部に接するベラルーシ南東部ゴメリ州に、多数の兵士、戦車、大砲、防空システムなどを集めているという。

 声明は「ロシアの圧力を受けて悲劇的な過ちを犯さないよう警告する。非友好的な行動をやめるよう求める」と指摘した。ベラルーシが国境を侵犯した場合「ウクライナは全ての必要な措置を取る」と強調した。』

ウクライナの方が先に12万人もの大軍をベラルーシ国境に集結させておいて、ベラルーシがそれに対応するべくベラルーシ軍を国境付近に増強するのは、当然のことです。

それなのに上記のような声明を発表するのは、ベラルーシ攻撃の言い訳のように見えます。
「相手が先に攻撃したから、自分は反撃しただけだ!」
と言う筋書きです。
国境付近で双方の軍隊が集結してしまえば、どちらが先に手を出したなど分かりはしません。

そもそもほぼ脅威のないベラルーシ国境にウクライナが12万人もの大軍を配備する理由は、全くありません。
それを、敢えて配備したのは越境攻撃の意図があるからだと疑われるのは、当然です。

クルスク侵攻作戦が、上手くいかなければ次は、ベラルーシ攻撃を意図しているのかもしれません。
そうなれば、ロシアもベラルーシに援軍を送る必要が出てきます。
ベラルーシには、ロシアの核兵器が配備されています。
これは、どちらかと言うとポーランドからの攻撃に備えたものです。

ドネツク州での敗勢が濃くなったウクライナが、北部のロシアやベラルーシで戦線拡大を目論んでいる可能性が大きいと言えます。

ほぼ敗勢に近い中部ドネツクを放置して、クルスク作戦を実行し、更にベラルーシ国境に12万人のウクライナ軍を配備しているなら、ベラルーシを攻撃して戦争を拡大させることを計画している可能性が大きいと思います。

本当にアメリカが、ウクライナを制御しないとウクライナは、暴走マシーンになる恐れがあります。
クルスク原発の事故を狙っている可能性も、まだ残っています。占領を狙っていたと思いますがロシア軍がブロックして占領は無理です。

本当にアメリカが、きちんと対処しないとウクライナが、多国間紛争に拡大させるのは簡単に出来ることです。
ウクライナを散々甘やかして煽ってきましたから、何でもやるでしょう。何をやっても許されると考えている節があります。

「悲劇的な過ち犯さないよう求める」のではなく、『起こすことを目論んでいる』ようにしか見えません。
またウクライナがクルスク原発事故を引き起こせば、ロシアは確実に戦術核で報復すると思います。
今、ウクライナを制御しないとヨーロッパは、飛んでもない事になりそうな気がします。

※無責任にウクライナをおだて上げて、代理戦争をやらせてきたツケは、ヨーロッパにとって飛んでもなく高価なものになるかもしれません。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


色々楽しい ロンドン動物園の動物身体検査とは❓<2024/08/26

2024-08-27 20:52:34 | 動物と植物と自然

動画:順番に並べるかな? ロンドン動物園で恒例の身体測定
2024年8月24日 10:00 発信地:ロンドン/英国 [ 英国 ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3535256


(ロンドン動物園)「ここに並んでね💛」可愛いい個体数調査<2024.1.9
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/baf3996a0c194df946690dfa08b826d6

ロンドン動物園では、色々なことがあるようです。
それを記事にするのが、フランスの通信社のAFPです。
フランスの動物園では、こういうことはないのでしょうか❓

1月にやるのは、個体調査です。
結構、ペンギンは数を数えるのに苦労していました。
今回は身体検査。
動物たちは、中々飼育員さんの言うことを聞いてくれません。
色々工夫して、上手いことやろうとするのですが❓
上手くいったのか行かないのかは、分かりません。

日本の動物園では、どうなんでしょうね❓
AFPに取材してほしいと思います。


※関連記事目次
項目「動物と植物と自然」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e


マスコミとSNSが作り出したコメ不足(トイレットペーパー騒動と同じ)<2024/08/27

2024-08-27 20:51:19 | 日本の社会

「コメ不足」あおりすぎで品薄に拍車か 外食では深刻度低く、農水省「9月に解消見通し」
2024/8/26 14:27
https://www.sankei.com/article/20240826-WRSPMKJAFRF33ECSHZQLQT2KGQ/

相変わらずデマに弱い日本国民。
何か情報が流れると一気にその方向に動きます。
ウクライナ紛争に関する認識でもそうです。
政府とマスコミが西側のプロパガンダとフェイクニュースを拡散すると一気にウクライナ信者が溢れかえりました。
第二次世界大戦当時から日本人は、全く進歩していないことが分かります。
今は、「ウクライナ紛争は明日の台湾だ!」
とこんな調子です。
台湾が中国を煽りまくれば、危機が高まるに決まっています。
ウクライナ紛争もウクライナがそうしたからロシアの軍事侵攻が起きました。
相手を煽りまくって相手(ロシア)が攻めてきたからロシアが悪いと言っています。
だったら、最初からロシアを煽らなければいでしょう❓
煽りまくったウクライナは正しく煽られて反応したロシアが悪いという言い分です。
ウクライナもいい加減悪いと思います。
そうしたのなら戦争で決着をつけるしかありません。

台湾も同じです。
独立論を煽りまくって中国を挑発しまくりです。
それで無事でいられると思うなら、やったらいいと思います。
それは台湾の勝手です。
しかし台湾がそんな身勝手なことをするなら、台湾に危機があろうと日本は、関わるべきではありません。
中国とそんなに戦争がしたいのなら、勝手にやらせればいいです。

つまりウクライナ紛争も台湾問題も、ウクライナと台湾の身勝手から起きていることです。
身勝手の責任は自分で取れ!
と言うことです。

これをあっさり政府とマスコミの扇動に騙される日本人。
少しは賢くなるべきでしょう。

今回のコメ不足は、マスコミの煽り報道がSNSで拡散され、それを信じ込んだ人々がコメの買い占めに走ったのが原因のようです。
コロナの時、東京ではトイレットペーパーやティッシュペーパーが極端な品薄になりました。
マスクが売り切れになり、それにかこつけてデマを流した人がいたからです。
そうしたら一気に東京の人たちは、トイレットペーパーやティッシュペーパーの買いだめを始めました。
かさばるから小売店は、そんなに大量に入荷できません。
来るかたっぱしらから客が買い占めるので慢性的に品不足になりました。
いつものペースで買えば、全然平常でした。
アホでしょう❓
これで、ないない言ってしばらく大騒ぎになっていました。

今回のコメも同じで、みんなが買いだめを一気にしたから店頭のコメが品薄になっただけです。
何だかグルになって値段を釣り上げて、一部の人間が金儲けをしているんじゃないのか❓

みんなが買いだめを止めて普通のペースで買えば、小売りの店頭からコメがなくなることはないと思います。

何というのか!賢くないと思いました!

※東京のロールペーパー騒動その後
小売店はその後、たまらず購入個数制限をしました。
そうしたら❓
じっちゃんとばっちゃんが、毎日午前中にスーパーに行っては、ロールとテイッシュを1個づつ買っていました。
使う量は同じなのだからじっちゃんとばっちゃんの家にはロールとテイッシュが山積になっていただろうと思います。
随分たってから、しなくなったようです。
山ほどロールとテイッシュを家に積み上げたら安心したんでしょうね❓

今回のコメだって、家に米を積み上げている人は結構いると思いますよ。
米だって生鮮食品ですから、時間が経過すると不味くなります。


すんごい!誉めようのCNNの日本食の話(本当かね❓)<2024/08/23

2024-08-27 20:49:42 | アメリカ合衆国

①これなしでは生きられない、絶品日本食25選 <前編>
2016.12.30 Fri posted at 12:00 JST
https://www.cnn.co.jp/travel/35094450.html

②食い倒れの街、大阪の魅力に迫る
2024.08.25 Sun posted at 17:30 JST
https://www.cnn.co.jp/travel/35222644.html

②あん、のウ~・・・・
②⇒「たこ焼き」はそんなに美味しい食べ物ですか❓
(個人的には嫌い!な食べ物です。食感が悪すぎる!食べると頭痛がします!)
その後は、神戸牛と温泉と阪神タイガース
物凄くミーハーな記事です。
書いた人がどんな人か見てみたい気がします。

①2016年の記事です。
しかし❓
やっぱり、「とんかつ」「すし」「ちらし丼」「ラーメン」「手打ちそば」「讃岐うどん」「日本版カレーライス」「ギョーザ」「焼き芋」「たこ焼き」

最後は❓
「おにぎり」!!!

ライターは、どこまでも庶民的な日本食を追及しているようです。
京都の高級割烹料理店の話などなかったですね❓

日本の高級料理知っていますか❓
本場以上のフランス料理
同じくイタリア料理
同じく中華料理
京都の高級割烹料理店

ライターは、何一つ触れていません。
貧乏人ですね❓
確かに庶民的な食べ物の一部は取り上げています。

もっと沢山あるんだから!
名古屋に行けば、大阪以上に凝った食事があります。
北九州に行ったって、ちょっと他では食べられない海鮮料理があります。
その他、歴史のある土地では様々なお国料理があります。

※逆に言うと、アメリカにはこういうのが何もないんでしょうね❓
マクドナルドにケンタッキーフライドチキンか❓
+ホットドック❓
ダメだね!


ポクロウシクPokrovsk戦線が、ほぼ防衛不能な理由<ウクライナ紛争2024/08/26

2024-08-26 19:39:51 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

去年の過去日記からザポリージャ戦線トクマク付近のロシア軍の防衛網を見てみます。
記事
BBCによる現在の戦況解説<ウクライナ紛争2023年10月4日
https://smcb.jp/diaries/9144251
ウクライナ軍が南部・ザポリージャ戦線でロシア軍の防御ラインを一部突破の模様、そして冬の戦い<ウクライナ紛争2023年9月
https://smcb.jp/diaries/9137391
BBC制作略図
ザポリージャ戦線のロシアの防衛網
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/18621/production/_129837899_russiansatellite3.jpg

ロシア軍が建設したトクマクを中心とする防衛網は、深さ約30km、トクマクの外側の防衛ラインまで含めると、4重構造の巨大で強力な防衛ラインではなく、防衛網と言うべき、飛んでもない代物です。
<概略>
一番上の白の破線部分⇒1番北の最初の防衛ライン(ロボテイネ村付近)
トクマクから北に30km位の位置
第1防衛線⇒北から2番目の防衛ライン
第2防衛ライン⇒北から3番目の防衛ライン
トクマクから北に5km強の位置

一方、ポクロウシクPokrovsk付近の略図を見てみます。
2024.08.25
ドネツク州西部の状況は悪化の一途、ロシア軍はクラホヴェ方面でも前進
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/situation-in-western-donetsk-region-continues-to-deteriorate-russian-forces-advance-towards-krahove/

ロシア軍は、デイミトロフМирноградまで目見当で3km程度まで接近しています。
ポクロウシクPokrovskまで10km程度。

仮にトクマクと同じ程度の防衛網をウクライナが建設するつもりなら、アウデイーイウカ市街の西10km程度の位置に一番外側の防衛ラインが必要です。
大きな2つの貯水池の北側に線を上に引いたあたりが第2次防衛ラインでしょう。(あれば、です)
今、ロシア軍はポクロウシクPokrovskまで10km程度の地点にいます。

BBC制作のトクマク付近のロシア軍の防衛網なら第2次防衛ランを突破された内側です。
それでもロシア軍は、更に最後の防衛ラインとトクマク自体を取り巻く最後の防衛ラインがあります。

ポクロウシクPokrovskは、これと比較すると外側の第1次・第2次防衛ラインを突破されて、最後の3番目の防衛ラインで防衛しなければ、ならない位置までロシア軍に接近されています。

ザポリージャ戦線でウクライナ軍が第1次防衛ラインを突破するのに要した期間は、約3か月です。

ポクロウシクPokrovskでは、ウクライナ軍は後退しながら約6か月防衛を続けてきました。
しかしとうとう、最後の防衛ラインも突破されて市街地の周囲を囲む防衛ラインだけになりました。
しかし、その周囲にどの程度の防衛ラインが建設されてるのかが不明です。

これまでの所では、きちんと建設された防衛ラインらしき防衛施設はありませんでした。
あれば、ロシア軍は貯水池の西側には来ていないと思います。

ザポリージャ戦線でのロシア側のトクマクや今回のポクロウシクPokrovskのような地形的要害のない平野の拠点を防衛するなら、トクマクのような防衛ラインが必要だと言うことです。
それが、そもそも建設されておらずロシア軍がポクロウシクPokrovskまで10km地点まで進出して、しかもポクロウシクPokrovskまで防衛ラインらしき防御施設が見当たりません。

こんな場所を兵力と火力に劣るウクライナ軍が防衛することは、不可能です。

ロシア軍が、まだ攻撃しないのは進撃が急でしたので補給ラインの整備とか防衛用の設備の建設とか、周辺の制圧などをしているのであろうと思います。
デイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovskの住民避難もまだ続いています。
住民避難が終わればロシア軍は、滑空爆弾を撃ち込み砲撃を開始するでしょう。

今は地域住民を戦闘の巻き添えにしないために待機している状態です。

まるで防衛ラインらしき設備が見当たらない以上、滑空爆弾を撃ち込み砲撃して軍事施設を破壊すれば、すぐに市街戦が始まると思います。

もし防衛ラインがあるのなら・・・
◎フロデイフカHrodivka
ムイコラフカMykolaivka
クラスヌイ・ヤルKrasnyi Yar
クルテイ・ヤルKrutyi Yar
◎ノヴォホロデイフカNovohrodivka
このラインにあるはずです。
ほぼ全部の地域で市街戦が行われていますから、防衛ラインはありません。
ここを突破すると後は、剝き出しの市街地(デイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovsk)があるだけです。

つまり、もうほぼ防衛不能です。
ほぼ終わっているというわけが分かりましたか❓
<ザポリージャ戦線のロシアの防衛網>
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/18621/production/_129837899_russiansatellite3.jpg
※ウクライナ軍は、図では「第1次防衛ライン」の外側で進撃を阻止され反撃作戦は、失敗に終わりました。

この略図と見比べると、あるべきものが何もないでしょう❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27