「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ドイツが来年のウクライナ軍事支援半減の見込み(ノルドストリーム爆破事件)<ウクライナ紛争2024/08/18

2024-08-18 20:31:34 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

独、来年のウクライナ軍事支援半減か 駐独大使は「欧州の安全保障を危機にさらす」
2024/8/18 10:20
https://www.sankei.com/article/20240818-WZ32R7MGY5LHZIKVGFGGVBHFAM/
一応説明は❓
『今年の約80億ユーロから半減する見込みだと報じた。ショルツ首相やリントナー財務相は緊縮財政を進めており、追加支援は当面認められないという。』
ドイツ政府の財政事情によるように見えます。

しかし・・・
ノルドストリーム爆破事件の容疑者、その後<ウクライナ紛争2024/08/15
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/2aaa4428e8d020636a7239505bed4849
ノルドストリーム爆破容疑者のウクライナ人をポーランドが出国させた<ウクライナ紛争2024/08/15
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/706ec1f28aeb8aff31ef823e6738736a

ドイツ検察は、ノルドストリーム爆破事件の容疑者のウクライナ人の男を国際指名手配しました。
日本のメデイアには全く報道のない記事があります。
多分、ドイツではニュースになっていると思います。
それを「イソイソ!」とスプートニク日本が転載しています。
何だか嬉しそうにも見えなくもありません❓

「民間ダイバーによる爆破説は技術的に不可能」 ノルドストリーム報道に独議員
2024年8月16日, 20:28
https://sputniknews.jp/20240816/18971873.html

①独野党「ドイツのための選択肢」のオイゲン・シュミット議員
「1.5トンの爆弾を深海に設置し、遠隔操作で起爆するというのは、民間人が技術的にできるようなものではない。だが、メディアで報じられているのは、ウクライナの活動家がヨットをレンタルして、自分たちで爆弾を運搬。おまけに船に偽造パスポートを忘れ、爆発物の痕跡も残したという説だ」
更に・・・
「また、シュミット議員は、ハンガリーのオルバン首相が以前、「米国人の関与」の可能性を公に口にしたことにも触れ、「一国の首相がそのようなことを言うのだから、それなりの根拠があるのだろう」と推測した。
事件をめぐっては、独検察が爆破に関与したとみられるウクライナ人ダイビングインストラクターの男の逮捕状をとったと報じられた。他にもウクライナ軍のザルジニー総司令官(当時)が、米CIAやゼレンスキー大統領の中止指示を無視して決行した説、米国やNATO諸国の特殊部隊が関与した説などがあるが、真相は闇に包まれている。」

ドイツは爆破されたパイプラインの損失をウクライナとポーランドに請求すべし=独連邦情報局元長官
2024年8月16日, 12:03
https://sputniknews.jp/20240816/18970611.html
②独連邦情報局のハニング元長官
「ハニング元長官は番組の中で、「連邦政府が損失の補償を要求する必要がある」ことを理解すべきだと発言した。
元長官によると、ウクライナのゼレンスキー氏とポーランドのドゥダ大統領は合意を交わしていたという。それによると、ウクライナの特殊部隊がパイプラインを爆破する上でポーランドによる支援を受けたとのこと。」

事件を知るドイツの関係者は、誰も国際指名手配されたウクライナ人の男が全部やったとは考えていません。
当然、どこかの国の特殊部隊が関与していると考えています。
②ではポーランドの支援を受けたウクライナの特殊部隊を疑っています。

特にドイツ野党の「ドイツのための選択肢」が強硬に主張していると言うことは、ドイツ国内ではこの件は大問題になっていると思います。
そしてドイツ検察が、容疑者の国際指名手配に踏み切ったのは、あえてウクライナ国籍を(大々的に)表に出しました。
残念ながらこれしか情報がありませんのではっきりしたことは言えませんが、ドイツ検察庁が動くほどドイツ国内では強い政治的圧力があることが推測できます。

ノルドストリーム建設事業は、メルケル首相時代のドイツの国家的プロジェクトであり、ノルドストリームはドイツとロシアの巨額の国有財産です。
これを仮にウクライナが爆破したとするならば、ドイツの最大の政治勢力であるキリスト教民主同盟も黙っては、いないでしょう。

欧州議会選で議席を伸ばした「ドイツのための選択肢」と「キリスト教民主同盟」が、この件限定で協力すればドイツの国政の大体半数です。
だからドイツ検察庁が動いたのであろうと推測します。

ウクライナ軍事支援など「飛んでもない!」と言う話になるでしょう。
だから「半額だけ・・・」と言う話になったのであろうと思います。
一部では「ポーランドとウクライナに損失を請求しろ!」と言う主張まで出てきています。
支援どころか金を取れ!と言う話になりつつあります。

あるいは、ノルドストリーム爆破事件はウクライナの首を絞める事態に発展するかもしれません。
今後の成り行きが注目されます。
(私がドイツ人なら激怒しますけれど❓)


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ポクロウシクPokrovsk戦線、デイミトロフとポクロウシクで住民避難が開始<ウクライナ紛争2024/08/18

2024-08-18 20:30:03 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

※日本でも戦争を煽る輩は沢山いますが、平和の尊さを思い出すべきだと思います。
台湾有事、中国封じ込め
これは、どっちも戦争につながります。
一旦、戦争が起きたらどうなるか❓
国民生活は全部破壊され多くの国民が不幸のドン底に叩き落されます。
戦争を煽る輩は戦争で金儲けをしたい連中です。
ウクライナ紛争を見ていると良く分かります。
某国がウクライナとロシアの緊張を激化させ戦争を誘発したと言えます。
ウクライナ国民は、不幸のドン底に落ち戦争が終わるまで続きます。
「キレイな!」プロパガンダとフェイクニュースを盛大に垂れ流して戦争を煽りまくります。
膨大な税金を欧米(日本も)がウクライナ支援に投入しました。
それで誰が利益を得たかと言うと欧米の軍需産業や戦争関連業界です。
ヨーロッパの市民ですら戦争のあおりを受けて社会不安が増大し、経済的な落ち込みにより貧しくなっています。

戦争をすると言うことは、このようなことです。
戦争を煽るのではなく、戦争を起こさないような常日頃からの努力が大切だと分かると思います。
今の欧米は、それとは正反対のことをしています。
日本政府も日本のマスコミもそれを垂れ流して危険な方向に社会を持っていこうとしています。
よく考えるべきだと思います。

(1)デイミトロフとポクロウシクで住民避難が開始
デイミトロフМирноградまで直線距離で約6km、ポクロウシクPokrovskまで直線距離で約10kmの地点まで前線が迫りましたので両地区で住民避難が始まりました。

2024.08.17
ロシア軍が迫るポクロウシク地区、人々が前線の街や集落に留まる理由
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/pokrovsk-region-why-people-remain-in-frontline-towns-and-villages-as-russian-troops-approach/

しかし大問題があり、キエフ政府は住民を避難させます。と言ってキエフ政府が住民の生活の面倒を見るわけではありません。
生活は自分でバンバンしてください・と言うことのようです。
当然避難先での収入の問題もありますし、貧しい年金生活者は避難先のアパートの家賃が高すぎて住居すら借りられないケースもあるようです。
そして西部に避難すれば多くの場合、西部の住民が東部の住民を差別します。
それが嫌で戻ってきた人もいるくらいです。
要は、ウクライナは東部と西部では別の国だと言うことです。
むしろウクライナ軍は都市や集落を防衛拠点にしないで、さっさと撤退して地域住民はロシアに任せた方がいいくらいです。
しかしキエフ政府は、住民を囲い込もうとします。
囲い込んで後は知りません・なら放置した方がいいでしょう。

ウクライナ軍のやっていることは一々都市や集落を戦場にして、全部廃墟にします。
まるで東部全域を廃墟にしようとしているように見えます。東部を植民地のように見ているから、このような非人道的なことが平気でできます。
西ウクライナの過激民族主義者の本質を見るような気がします。
このような差別を見るなら東部と南部はロシアに帰属した方が地域住民にとっては幸せなようにも見えます。東部の人々はむしろロシアの方に知人や親せきが多いケースもあるでしょう。

東部ウクライナや南部ウクライナにロシアとの国境線を作ったのが、結局のところ今のウクライナ紛争の原因であると言わざるを得ません。
西ウクライナが、西ウクライナだけ単独で独立していたら今の戦争は起きなかったと思います。
「武力で国境線を変えることは断じて許さない!」
そもそも国境線が間違えて作られたものなら、どうしますか❓
旧ソ連諸国には、常にこの問題が付きまといます。

住民避難を見ていると、この戦争は本当に矛盾だらけだな・と思います。
そもそも西ウクライナを除外すれば、東と南は旧ロシア帝国時代からのロシア領です。
それを2014年クーデターで西ウクライナの過激民族主義者が、全部乗っ取ってしまったのがウクライナ紛争の原因です。
元々ソ連の行政区画であったウクライナが独立した時、当時の議会は「中立」を宣言しました。
そして独立の条件は、中立を維持することと反ソ連的な軍事同盟(実質NATO)に加盟しないことでした。
この条件さえ守っていれば、ウクライナの独立をロシアが脅かすことはなかったと思います。
戦争など起こるはずもありません。
アメリカが陰から工作して資金提供して起こさせた2014年クーデターが、全てを変えてしまったと言えます。

一体、誰が本当の極悪なのか❓
プロパガンダとフェイクニュースを取り除いて、よく考えるべきだと思います。
これほどの不幸を作り出したのは、誰か❓
(ロシアでは、ありません)

(2)ポクロウシクPokrovsk戦線
2024.08.18
ウクライナ軍はクルスク方面で前進、ロシア軍はポクロウシク方面で前進
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-troops-advance-towards-kursk-russian-troops-advance-towards-pokrovsk/

※クルスク戦線については、私には良く分かりませんのであまり書きません。

ポクロウシクPokrovsk戦線では、フロデイフカHrodivkaの市街の東まで到達したロシア軍は、ゼランネZhelanneの南の方の支配地を広げようとしているようです。

現在ポクロウシクPokrovsk戦線のロシア軍は、大きく西に突出した状態にあります
中部から北部にかけては、トレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面を北上中です。

マリンカMar'inka方面(南部)の西への進出が遅れた状態にあります。

フロデイフカHrodivkaまで進撃して足場を固めながら、今度は幹線道路のE-50方面に南下して、大雑把に言うと大きな二つの貯水池の周辺を全域制圧しようとしているように見えます。

その後、幹線道路のE-50方を超えてさらに南下してマリンカMar'inka方面(南部)の西への進出を北方向から支援する目的があるのではないかと思います。
こうするとマリンカMar'inka方面(南部)は、これまでの東方向と新たに北方向の二方向から圧迫が加わります。

地図を見るとゼランネZhelanneの南西方向にあるノヴォホロデイフカNovohrodivkaや、更にその南にあるセリダブSelydoveまで制圧してしまえば、デイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovskは周辺の拠点となりそうな集落がなくなります。ほぼ丸裸状態になります。

これまでの進撃スピードと方向を考えると一気にフロデイフカHrodivka攻撃に向かうのかと思っていましたが、マリンカMar'inka方面(南部)との整合性を優先するのかもしれません。
こうするとデイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovsk方面への攻撃は遅くなりますから、両都市からの住民避難の時間的余裕が出来ます。

まあ、普通に考えても地域住民が大勢残っている都市に滑空爆弾を撃ち込んだり盛大に砲撃したくは、ないですよね❓
ドンバス解放に来ているロシア軍が、やっていい事ではありません。

大きく周辺を制圧した後、一気に総攻撃になるのかもしれません。
こうロシア軍に余裕を持たれては、デイミトロフМирноградとポクロウシクPokrovskの命運は既に決しているのかもしれません。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
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ウクライナのクルスク奇襲作戦が暴き出したロシアの徴集兵の実態とは❓<2024/08/18

2024-08-18 20:28:21 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

①練度の低いロシアの徴集兵、プーチン氏の約束に反して今や戦闘の最前線に
2024.08.17 Sat posted at 18:17 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35222860.html

そもそもロシアの徴集兵制度が一体どうなっているのかの疑問があります。
『ほとんど訓練を受けず何となく任務地に送られ1年勤務してお終い❓』
これは到底軍隊の訓練とは言えません。
新兵教育が形骸化して訓練など何もしていなかったようです。

そういえば2022年の秋に凄い記事を読みました。
ある州の州知事が、新兵の訓練施設を視察に行ったんだそうです。
州知事が新兵の宿泊施設を見てびっくり!
ベッドはぶっ壊れてマットレスはない!
シャワーは、壊れて使えない!
その他、もろもろ!
州知事は呆れ果てて州出身の国会議員に報告したんだそうです。
その後、どうなったかは記事に書いていませんでした。

つまり❓
これが一般的な新兵の宿泊施設だとすると、そもそも最初から新兵訓練などしていないことになります。
①の記事を読むと、どうやらこれが実態のようです。

しかし施設の維持管理に予算は組まれているわけです。
ここで西側で言われているロシアの国防省や軍関係の予算に関する「うわさ」が思い浮かびます。
20%~最大40%が闇に消えていると言われています。

この予算は国防省とロシア軍の幹部が分け合って私腹を肥やしている可能性があります。

軍事訓練には様々な費用が掛かります。
実弾の発射訓練から始まって部隊訓練まで相当あります。
本来ならこれを一式1年かけて訓練するはずです。
全部しなければ❓
相当な費用が浮きます。
その費用は、どこに消えたのか❓

「ロシアの国防省や軍関係の予算の20%~最大40%が闇に消えている」という「うわさ」の内容は、こういったことであるのかもしれません。
あくまで「かもしれません」です。
私が調査したわけでは、ありませんから。

あくまで一般的なことを言うなら、どこの国であろうと徴集兵は軍事訓練を施すと思います。
どうやらロシア軍では、それを全部に近いほど省略していたようです。

このようなまるで未訓練の(ほとんど市民のような)徴集兵を国境警備に配備していたようです。
しかもウクライナと隣接しているクルクス州の話です。
思い出せばベルゴロド州でもおかしな話ばかり聞きました。
反プーチンのロシア人で作ったロシア人義勇兵部隊やネオナチが作ったウクライナの民兵集団が、ベルゴロド州を荒らしに行くと、しばらくロシア軍が来ません。散々荒らしまわってロシア人義勇兵部隊やネオナチ民兵集団は戦利品まで巻き上げて意気揚々と引き返してくる事件が何回か起きました。
その後、ベルゴロド州にはロシア軍らしき兵士が配備されるようになりました。

クルスク州の方は、まるで未訓練の徴集兵を配備して胡麻化していたようです。
そのようなわけで100人前後のロシア兵捕虜が続々と集まったようです。中には銃さえ持たされていない兵士もいたようです。

奇襲攻撃をかけたウクライナ軍の方は精鋭部隊です。
なるほど1週間程度で1100平方kmの面積が占領できたわけです。

ウクライナの方も腐敗と汚職は社会の隅々まで行き渡っていますが、ロシアの方も国防省とロシア軍は相当ひどいですね❓

まあ、これからちゃんと訓練した地方の徴集兵が送り込まれるのだろうと思います。
ロシア西部辺りの軍管区は、懲罰ものですね!
他の軍管区は、どうなのか❓
いかにもロシアらしい、間の抜けた田舎っぽい話です。
本当に戦争をやっているのかね❓

もう少し思い出したことがあります。
ロシア政府が州単位の軍隊の創設を認めました
去年だと思います。武器は国防省が貸与するのだそうです。
当時は、なぜこんなことが必要なのか疑問でした。
国境警備がスカスカだから、自分の州は自分で守れ!
多分、このような趣旨なのだろうと思います。
クルスク州では、作っていなかったようですね❓

いや~ロシアは不思議な国だな❓

※と、これで終わっては疑問の解決にはなりません。
そこでロシア軍の徴兵制度について調べてみました。
ロシア連邦軍
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E9%80%A3%E9%82%A6%E8%BB%8D
『ロシア軍では、軍内でのいじめ、殺人などの犯罪行為が後を絶たず、ロシアの徴兵制はロシア国民の間で非常に評判が悪く、若者の間では兵役逃れが蔓延している。2004年には徴兵忌避率が90%以上に達したとイワノフ国防相が発言したなど、ロシアの徴兵制は形骸化が進み、もはや破綻寸前であるという評価もある。 』

このような記述があり旧ソ連崩壊後、ロシアの徴兵制はほぼ破綻状態にあるようです。その後、ロシア軍の定数を維持するために実質的に通常の軍事訓練を伴わない徴兵義務だけ残したようです。
訓練の中身は、今後の課題と言うことでしょう。
このような事情で未訓練の徴集兵が、形式的な業務に配属されていたようです。

しかし、戦争中のウクライナとの国境警備が形式的な業務とは言えないと思いますが❓
しかし習慣的に配属していたようです。
究極の官僚主義と言えます。

ウクライナの方も兵士の人材が枯渇して嫌がる中高年ばかり誘拐するみたいに強制連行していますし・・・
ほんと、戦争を止めた方がいいと思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
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2024MLB>8月17日>大谷翔平、36・37盗塁38号ソロ

2024-08-18 10:42:28 | MBL & プロ野球

大谷翔平38号でMLB全30球団制覇!激走2盗塁で37個目「40-40」カウントダウン/速報中
[2024年8月18日9時55分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408170000382.html
最近の翔平君は、絶不調で日記に書けません。
こんな長いスランプは、初めてのような気がします。
しかしスランプを克服するのも名選手への道です。
ジャッジも4月は絶不調でした。
そこから立て直して今の絶好調があります。

今日は5回まで2打数1安打1打点1四球1振り逃げ、36盗塁37盗塁、38号ソロ

残念ながら試合は5回まで・・・
<カージナルス4-2ドジャース>
残り4イニングで逆転してほしいものです。
ドジャースは昨日まで3・0ゲーム差の地区首位です。
今シーズンは大勝ちしているチームはありません。
ドジャースも後半戦の負け越しがひど過ぎるので悪いように見えますが、勝率では他の地区の首位チームとそれほど変わりません。
むしろ地区2位のパドレスと3位のダイヤモンドバックスの勝率が良いので悪く見えます。
パドレスが勝率1位、Dバックスが勝率2位ですから今シーズンの西地区は他の地区に比べるとレベルが高いです。
勝率3位を東地区2位のブレーブスと3位にメッツが競り合っていますが、かなり離れています。

今年のプレーオフは抜けたチームがいないので、どのチームにも優勝のチャンスがありそうです。
残り40試合位をしっかり戦い、好調を持続したチームが勝ちあがると思います。

去年のレンジャーズがそうでした。
地区優勝争いがアストロズ・レンジャーズ・マリナーズの三つ巴になり、最後に抜けだしたアストロズとレンジャーズの一騎打ちの末アストロズが地区優勝しました。
勝率でプレーオフに進出したレンジャーズとリーグ優勝決定戦で両チームが再度激突しました。
激戦の末、4-3でレンジャーズがリーグ優勝を決めてWシリーズに進出。
見事、Wシリーズ初優勝を決めました。

やはり地区優勝争いで最後まで激戦を続けた勢いが両チームともプレーオフに継続したのが、リーグ優勝決勝まで勝ち上がった大きな理由だと思います。

だからが逆に言うとWシリーズ優勝を目指すなら、今の時期は厳しい地区優勝争いをしているチームの方がプレーオフでは有利です。
去年も地区優勝争いで楽勝だったチームは、全部プレーオフで沈みました。

今の時期しぶとく戦う練習をして勝ち上がることが大切です。

まあ、どちらにしてもこれまで翔平君にはプレーオフは無縁の世界でした。これからプレーオフに向けて調子を上げて、プレーオフで活躍してほしいと思います。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


2024MLB>ジャイアンツのルーキー、フィッツジェラルド 26歳とは❓

2024-08-18 10:40:56 | MBL & プロ野球

球団ルーキー初の5試合連続本塁打、17試合で11発...「プロスペクト・ランキングとは無縁だった男」の意外すぎる大爆発<SLUGGER>
2024.08.15
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=84894
19年ドラフト4巡目でルイビル大から入団
タイラー・フィッツジェラルド 26歳ルーキー

メジャーデビューも遅いですし、そう期待されていた選手ではありません。しかし守備は器用で、どこでも守るようです。早いと言えませんが徐々にステップアップして、去年はマイナーで3Aに昇格してから、メジャーに昇格10試合だけ出場しました。「9番・中堅手」でした。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%89
去年の2Aと3Aの試合を見ると悪くはないけれど、特別目立つ成績とも言えません。

今シーズンは、ここまで61試合の出場です。
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2102683/top
2023年のオフには初めてのメジャーの試合に出場して発奮し、人生で初めてと言うような猛練習をしたようです。
開幕後は、ショートのベテランのニック・アーメッドと併用のような起用方法だったと思います。
そのチャンスに結果を出してショートのレギュラーを獲得して現在に至っています。

ちなみに戦力外になったニック・アーメッドはドジャースが獲得して現在、ドジャースのショートです。だからニック・アーメッドの能力が足りないのではなく、タイラー・フィッツジェラルドの特に打撃の能力が明らかに優れていたと言うことです。

出場試合数も少ないですし(61試合)今シーズンの残りもあります。来年も良い成績を残せるかの問題もあります。
しかし現時点での16HRを162試合に換算すると37本です。
そして打率が「.311」でOPS「.982」、 盗塁17個も162試合換算なら37個です。
OPSの高さと守備がショートであることを考え合わせると5ツールプレーヤーの特徴をはっきり示しています。

あるいは金の卵かもしれなし逸材がプロスペクト・ランキング外でした。全く期待されていなかったと言うことです。
メジャーで10試合出られたことが、きっかけとなりオフに生まれて初めての猛練習ししたら、こうなったようです。
今年のオフも猛練習すると思います。

全然、期待されていなかった選手が突然大化けしてしまったという不思議な話です。本人も周囲も全然、潜在能力に気が付いていなかったのでしょうね❓

順調に成長すればスーパースターの仲間入りができると思います。

「この男は異常だ」ヤンキース主砲ジャッジ、MLB最速の通算300号本塁打に米衝撃「歴史に名を刻んだ!」「これはどこまで続くのか?
2024.08.15
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=84892
MLB史上最速の通算955試合目で、メジャー通算300本塁打に到達
ジャッジがまた一つ伝説を作りました。
ジャッジは今年32歳です。
史上5人目の生涯HR700本以上を達成するかもしれません。
大体、2022年以降は年50本ペースで打っています。
以前、年50HR以上の難易度を書きました。
年50HR以上を5回達成したらメジャー新記録です。
ジャッジは、多分今年3回目を達成すると思います。
3回目のHR王も確定ですね。
HR王を3回獲得した選手も少ないです。
Aロドリゲスで5回です。
ジャッジは、これも超えそうです。
回数の最高はベーブ・ルースでさすがにこれは無理です。
ラルフ・カイナー7回
マイク・シュミット8回
これがルースの次の記録です。
ジャッジなら、あるいは7回は行けるんじゃないか❓

2024.08.16
史上最速記録に米解説“ベタ褒め” ジャッジが「MVP」…浮上する伝説打者との共通点
https://full-count.jp/2024/08/16/post1599942/


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b