「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ軍のクルスク侵攻作戦は戦況を挽回できるのか❓<ウクライナ紛争2024/08/14

2024-08-14 19:36:31 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ軍のクルスク侵攻作戦は、大統領府(ゼレンスキー)主導の作戦のようです。
目的は、どうやらドネツク州でのウクライナの劣勢を挽回するためであるようです。
劣勢にあるドネツク戦線を放置してクルスク侵攻作戦する以上は、クルスク州を少々占領するくらいでは到底足りません。
クルスク原発や州都のクルスク市の制圧は最低限、必要だと思います。
「クルスクから撤退するから、ドネツクから撤退しろ!」
と言うことなのだろうと思います。

投入されたウクライナ軍戦力は、精鋭の旅団5個にこれまた精鋭の支援部隊(ドローン部隊、電子戦部隊、砲兵・ミサイル部隊など)を加えたオール・ウクライナ軍の編成のようです。当然、これに歩兵部隊も参加しているでしょう。占領地を守る部隊も必要です。
こう考えると今、ウクライナ軍が投入できる戦力を全部投入しているのではないか・と思います。

ロシアは、このような大規模なウクライナ軍の奇襲攻撃を全く予想していなかったようです。「まさか、そんな無謀なことはしないだろう」と勝手に判断していたのでしょうね。

そうロシア側が考えるのも無理はなく、予備兵力を全部投入して失敗に終われば、ウクライナは負けるしかないでしょう。

ウクライナ軍としては、クルスク州を全域占領するくらいの戦果をあげないと作戦を実行した意味はないと思います。そうしないと危険なバーターは成立しません。

ロシア軍としては、占領地を拡大しつつあるウクライナ軍の進撃を阻止する必要があります。
クルスク州の全域を制圧しようとするウクライナ軍と、それを阻止しようとするロシア軍の戦いになりそうです。

<最新の戦況略図>
2024.08.14
侵攻902日目、ウクライナ軍はクルスクでロシア軍はドネツクで前進
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-902nd-day-of-the-invasion-ukrainian-forces-advance-in-kursk-russian-forces-advance-in-donetsk/

ウクライナ軍は国境に近いエリアを制圧して幹線道路沿いに北上しようとしています。その先には、クルスク原発や州都のクススク市があります。

かなり戦闘地域は広範囲に及んでいて、守るロシア軍の方が大変なことは確かです。
相当の数の迎撃部隊を送らないと、この広いエリアを防衛するのは難しいと思います。
一方でウクライナ軍の方も攻撃部隊の人数に限りがありますから、どうやって進撃するかの問題もあります。

ロシア側が、防衛に投入する兵力をどうするのか❓
もちろんロシア国内には、徴集兵を主体とする国内待機部隊が100万人程度いると思います。しかし広大なロシア全土に展開しているのですから、全部を集めるわけにもいきません。西部軍管区・南部軍管区・北部軍管区などから部隊を投入しているのであろうと思いますが、中々大変なことなのは事実です。

一番、手っ取り早いのはハルキウ州北部戦線に投入しているロシア軍を一部、こちらに転用することですが、そうなるとハルキウ州北部からは撤収する必要があるでしょう。
これもロシアには、癪に障るところです。

果たしてロシア軍が東部戦線の部隊をクルスク方面に移動させるかどうか・ですが、多分東部戦線はそのまま攻撃を続行すると思います。

こんなところが、現在のクルスク戦線と取り巻く双方の事情です。
ウクライナ軍が「クルスク侵攻作戦を成功させる=ドネツクからロシア軍を撤兵させる」のは、相当ハードルが高いと思います。

※ロシア軍は、どうするのか❓
今のところドネツク州で攻撃の手を緩める気配は見られません。
<ロシア軍が活発に攻撃している戦場>
ポクロウシクPokrovsk戦線では、もうすぐフロデイフカHrodivka攻撃が始まりそうです。ほぼ危機的と言えるでしょう。
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-pokrovsk-russian-troops-advance-more-than-3-km-and-enter-hlodivka/

同じ図にマリンカMar'inka戦線が出ています。
ここでもロシア軍は、西へ面的に前進しつつあります。
重要拠点であるコスティアンティニフカKostyantynivka市外への攻撃が始まっていますから、ウクライナ軍劣勢と言えます。

トレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面でもウクライナ軍は、後退しつつあり劣勢から危機的になりそうな状況です。
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-901st-day-of-the-invasion-the-russian-army-advances-creating-a-crisis-in-the-tretsk-and-new-york-areas/
今のところドネツク戦線では、ロシア軍優勢の戦況に変化はありません。

※これらドネツク戦線のウクライナ軍を放置して、クルスク侵攻作戦を実行しているのですから、ウクライナ軍はクルスクで相当な大戦果が必要です。

※クルスクのウクライナ軍が、大戦果を挙げられるのかどうか❓
失敗すればウクライナ軍は予備兵力を全部失いますから、少なくともドネツク州の劣勢は敗勢に変化すると思います。

肉を切らせて骨を断つ作戦なのか❓
骨を切らせて肉しか絶てない作戦になってしまうのか❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ロシア軍がポクロウシクPokrovsk戦線で前進、イワニフカ、リシュレ、スヴィリドニフカを制圧<ウクライナ紛争2024/08/14

2024-08-14 19:35:19 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2024.08.13
ポクロウシク方面の戦い、ロシア軍が3km以上前進してフロディフカに侵入
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-pokrovsk-russian-troops-advance-more-than-3-km-and-enter-hlodivka/

クルスク侵攻作戦のために予備兵力やあちこちから部隊を引き抜いて攻撃部隊を編成した反動は、当然東部戦線の方に出ています。
ポクロウシクPokrovsk戦線はウクライナ軍は、どこまでかは分かりませんが部分的に退却することが決まっているのであろうと思います。

簡単に退却すると国民への聞こえが悪いですから、一応戦った振りをしながら退却しているように見えます。
本格的に戦っているならロシア軍の進撃スピードが落ちるはずですが、今のところ落ちる気配がありません。

そしてヴェセレVeseleからフロデイフカHrodivkaの間には、集落が少ないです。防衛できるような集落も地形もありません。
ヴェセレVeseleの北側に貯水池と川が東西に流れています。
この間にあるイワニフカIvanivka~テイモフィウカTymofiivka~スヴィリドニフカSvyrydonivkaなどの集落を制圧しながら、フロデイフカHrodivkaの東側の郊外を面的に制圧しつつあります。

またヴェセレVeselからルートT-0511沿いの南側もロシア軍は西に進撃しつつありジュラフカZhuravkaやオルリフカOrlivkaなどの集落に接近しつつあります。

ロシア軍は、北にある貯水池と川から南にある鉄道線路沿いを面的に制圧しながらフロデイフカHrodivkaを包囲してしまおうという作戦のようです。
フロデイフカHrodivkaの周辺には、連携して防御できるような集落はありませんから、フロデイフカの市街地だけが頼りです。
それほど長くは抵抗出来ないように思います。

フロデイフカHrodivkaを制圧してしまうとポクロウシクPokrovskのすぐ東にあるデイミトロフМирноградまでは、ルートT-0511の先西に5kmくらいの距離感です。

ウクライナ軍がどこで防衛戦を行う考えなのかは不明ですが、結局デイミトロフМирноградの市街地を拠点に防衛する以外に拠点になりそうな大きな集落は、ありません。

デイミトロフМирноградでロシア軍を止められなければ、そのすぐ西がドネツク州西部最大の市街地を持つポクロウシクPokrovskです。
ここがドネツク州の補給の玄関口です。
ポクロウシクPokrovskまで攻撃範囲に入るとドネツク州全域の補給は、大きく南北に迂回しなければなりません。

もうトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面の補給は、ドネツク州北部のクラマトルスクКраматорськからしか出来ないと思います。この方面は、かなり補給量が減っていると思います。最近になってトレツクТорецьк~ニューヨルクNiu-York方面でウクライナ軍の後退が続くのは、兵力不足のほかに補給量が減少していることも原因だと思います。

ウクライナ軍がポクロウシクPokrovsk戦線で負けると言うことは、ドネツク州全域への補給が大きく迂回しなければならず、当然全域で補給に時間もかかりますし補給量も減少すると言うことです。
長いこと使用してきたドネツク州への物流の大動脈を失うのは、このような意味があります。
こう言ったことを全く理解していない誰とは言わないド素人!が口を挟んでポクロウシクPokrovsk戦線の防衛より、クルスク州侵攻作戦を優先したのであろうと思います。

この調子だと近いうちにポクロウシクPokrovskの支配をめぐる激戦が起きるでしょう。
この激戦にロシア軍が勝てば、西に20kmも進撃すれば隣接するドニプロペトロウシク州との州境です。

こんなところまでロシア軍が進撃できるにしても先月は、年末から来年だろうと思っていました。
それが、1か月後には「近いうち」に変更です。
いかにロシア軍の進撃スピードが速まったか分かるでしょう❓

クルスク州侵攻作戦のためにドネツク方面からも兵力を抽出していると思います。援軍を送るどころか、兵力の引き抜きを行っていれば、クルスク州侵攻作戦を決定した段階でドネツク州中部方面は、放棄することを決定していたのであろうと思います。

私が、ドネツク州とクルスクの僅かな土地をバーターしたと言うのは、このようなことを指して言っています。

「終わってるな❓」と思います。
戦争を早く止めたいいのかもしれませんね❓
ロシアに割譲する予定の土地だから、どうでもいいのかもしれません・・・


※『ウクライナ、ロシア領占領意図せず=クルスク州越境攻撃で外務省』
By ロイター編集
2024年8月14日午前 12:56 GMT+923分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/5PLJGCWSFRIG5P3663YIA4DXXA-2024-08-13/
ウクライナ外務省報道官が不思議なコメントを発表しています。
「ロシアとは異なりウクライナは他の人々の財産を必要としない。ウクライナにはクルスク州の領土を占領する意図はない。国民の命を守りたいだけだ」
精鋭4個旅団~5個旅団をはじめかなりの人数をこの攻撃のために動員しています。投入している戦車や装甲車両も相当多いです。
ウクライナ側にもかなりの損害が発生していると思います。
特にスームイ州側の補給部分には、かなりの滑空爆弾が投下されているようです。ここでも相当の被害が出ているでしょう。
※ゼレンスキーは、こう言っています。
『「ロシアは戦争の結果を思い知るべき」 ゼレンスキー氏』
2024年8月9日 11:06
https://www.afpbb.com/articles/-/3533269

一体、何を目的に大規模なクルスク州侵攻作戦を実行したのか意味不明です。
単に戦車と装甲車で大勢押しかけて❓
散々荒らしまわって❓終わりってか❓

江戸時代の刑罰に、こんなのがありました。
裁判所の判決
『恐れ入れ!』
犯人
『恐れ入りました!』
と恐れ入ると無罪放免です。
似たようなのをやる気でしょうか❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


電気自動車を世に流行らせた理由❓<2024/08/14

2024-08-14 19:32:53 | ヨーロッパ

<アメリカの自動車販売事情>
2022.06.19 12:00
アメリカの人気ランキングトップ10に、日本車が8台ランクインする秘密
https://forbesjapan.com/articles/detail/48247
06, 2024, 04:00 PM
「2023年に米国で最も売れた車ベスト20」日本車が半数を席巻。上位独占はピックアップトラック
https://www.businessinsider.jp/post-283200
2024/01/06
2023年全米TOP10 アメリカでもっとも売れたモデルは? メーカーは?トヨタ、ホンダ、日産、スバル、マツダの日本勢は?
https://motor-fan.jp/mf/article/192351/
4位ヒョンデ(現代)/KIA(起亜自動車)
5位のステランティス(イタリア)
旧クライスラーグループのブランドがほとんど
2024アメリカ自動車販売台数
https://www.marklines.com/ja/statistics/flash_sales/automotive-sales-in-usa-by-month
アメリカ4、日本4、韓国2

アメリカでの上位メーカーは、国別で「アメリカ4、日本4、韓国2」となっています。
ステランティス(イタリア)の販売内訳は旧クライスラーグループのブランドがほとんどなのでアメリカにカウントしました。

見てわかる通りアメリカ市場からは、ヨーロッパメーカーは消えています。
11位以下の少ないシェアしかありません。

<排ガス偽装事件>
急拡大するドイツ排ガス不正事件の闇
ディーゼル大国ドイツの落日(前半)
2018.5.16
https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/219486/051400041/
フォルクスワーゲン排ガス不正の真相
2019.12.27
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01087/00001/
ルノーの排ガス不正疑惑
仏報道、ゴーン氏も認識か
2017年3月17日 15:30
https://www.nikkei.com/article/DGKKASDC17H03_X10C17A3EAF000/

ドイツのクリーンデイーゼル・エンジン技術が、偽装の上に成り立っていました。フランスのメーカーもこれを利用しています。
ヨーロッパの主要自動車メーカーが売れる車がなくなりました。
日本のハイブリッド技術に対抗できません。
そこでルールを変更して全面的にEV車の普及を推進することを決めました。特に環境保護のために、こうした分けではありません。環境保護は後からくっつけた理由です。

要は、ヨーロッパの自動車メーカーが売れる車がないので日本のハイブリット車を排除してヨーロッパの自動車メーカーを救済するために、ほぼEU全体でEV車の普及を推進する流れが出来ました。実質的にドイツ・メーカー救済だと思います。

法律でガソリン車を短期間のうちに禁止し、補助金をじゃぶじゃぶだしてEU内でEU製のEV車を強引に売ろうとしたのが、EV車の普及推進政策です。
もちろん環境保護などと言う「キレイごと」はスローガンとして掲げます。

要は、こうしてヨーロッパの自動車メーカーを倒産から救済しました。
アメリカのユーザーは、特にEV車でなければならない理由はありません。珍しくて買うユーザーもいますが、大多数は従来の購入基準で買う車種を決めています。

ヨーロッパの自動車メーカーは、インチキ・デイーゼル車は売れませんから、EV車しか売る車種がありません。
こうしてヨーロッパ・メーカーはアメリカ市場では大きくシェアを落として回復のめどはありません。

特にドイツについて考えてみます。
ドイツの自動車の品質はガソリン・エンジンにありました。ハイレベルの品質を保つための技術力がありました。
排ガス不正をやったのは、その技術力が衰えたからです。
排ガス不正をやったためにガソリン車を売ることすら出来なくなりました。
EV車を作ったところで、ガソリンエンジンの時のような品質があるわけではありません。
ブランドにモーターと蓄電池を搭載しただけです。
こんな自動車に高い値段を付けて売れるか❓
アメリカでは、全く売れませんでした。

そして、こんな事件も起きました。
『メルセデス・ベンツ韓国、EV炎上事故で車載電池メーカー公表』
2024年8月13日 17:44
https://www.afpbb.com/articles/-/3533760?cx_part=top_latest

昔のドイツ車なら考えられないことです。

今、ヨーロッパですらヨーロッパ製の車は売れなくなっています。高いからです。補助金政策も金庫が空になりもう出来ないようです。
するとユーザーは、仕方なく中国製の安いEV車を買います。法律でガソリン車が禁止されていますからEV車しか買えないからです。
その結果、中国とEUの貿易摩擦が起きました。

このような流れを見ると、何かに気が付きませんか❓
ヨーロッパの工業技術や工業生産力が、低下しているという単純な事実です。
これは、自動車だけでなく全体的なことだと思います。

アメリカでもヨーロッパほどではありませんが、工業技術や工業生産力の衰退が見られます。
欧米全体が、こうなっていると言うことです。

工業技術や工業生産力が平均的に高いのは、中国・韓国・日本です。

日本も欧米のようにならないような企業努力も必要ですし、国の政策も必要だと思います。

ヨーロッパは、倒産しそうな自動車産業を救済したらほとんど外国では売れないような水準にレベルが低下しました。買っているユーザーは、昔のブランドにあこがれる人だけだと思います。
「ベンツ、買ったよ!」
「凄いね!」
※今、全然すごくないです。ボロ車を高い値段で買っただけです。
アメリカのユーザーはこの点の評価がシビアですから、ドイツ車は全然売れなくなったという話でした。

※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d


ウクライナ軍クルスク侵攻作戦⇒武力による国境変更を許すのか❓<ウクライナ紛争2024/08/13

2024-08-14 19:31:52 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

『武力による国境変更は断じて許さない!』

これが西側諸国がロシアのウクライナ軍事侵攻を断固否定していた根拠です。
ウクライナがロシア領に軍事侵攻してしまえば、これは単なる「ウソ」であったことになります。
「西側諸国=NATO」が武力による国境変更をするのは正義であり、それ以外の国がやるのは「悪」である!
と、言っているのと大体同じ意味があります。

例えば、アメリカのイラク侵略。
何の理由もなく、サダム・フセインを潰したかったアメリカが一方的に軍事侵略し圧倒的な軍事力でイラクを叩き潰しました。
NATOも参加しました。
「NATOによる一方的なイラク軍事侵略が悪であった」という話は今も聞きません。

結局NATOがやる軍事侵略は正義であり、NATO以外の国がやる軍事侵略は悪である・と主張しているだけです。

そうは言いにくいから『武力による国境変更は断じて許さない!』と主張してきました。
ウクライナがロシア領に軍事侵攻すると、この主張も説得力を失います。

結局のところ、戦争の正義は昔から言われる通りです。
「勝てば官軍・・・」

今のキエフ政府にしても正当性のある政権ではありません。2014年にアメリカの後押しを受けた西ウクライナの過激民族主義者や極右勢力が実行部隊とない引き起こした暴力クーデターで政権を簒奪して成立しました。つまり違法な政権です。

この時、ウクライナ軍がクーデター側に賛成せず政府側を支持すればクーデター側は反乱軍として処罰されていたでしょう。
政権闘争に負けた政権側が追放されクーデター側が実権を握りました。
その結果としてクーデターに反対する人々が独立闘争を起こしました。
これがドンバス戦争です。⇒内戦が勃発

それが激化した結果、ウクライナ紛争に発展しました。
クーデター側に西側(アメリカ)が関与して、東部独立派にはロシアが参戦しました。

もしクーデター側に正義があるのなら西側も参戦すればいいでしょう❓
参戦できないのは、何か後ろ暗いところがあるのでないですか❓

「何か後ろ暗いところ」
⇒「2014年クーデターはアメリカが資金提供し過激派を訓練して扇動して引き起こした」ものだからです。

このような経緯を考えるなら、「アメリカ+キエフ政権VS独立派+ロシア」以外は、この戦争に関与するべきではありません。
はっきり言ってヨーロッパの田舎の醜い戦争にすぎません。

結局、アメリカのロシア潰しの行きついた先がウクライナ紛争です。後は・・・
「アメリカ+キエフ政権VS独立派+ロシア」
この組み合わせで、決着がつくまで戦えばいいと思います。
それ以外、巻き込むな!と言いたいです。

ここにごちゃごちゃと関与する面々が増えると、やがてもっと規模の大きな2国間を超えた紛争に発展します。
今、その瀬戸際にあると思います。
「アメリカ+キエフ政権VS独立派+ロシア」
「この当事国以外は、手を引いて関与しない」ことが紛争の拡大防止につながります。

双方プロパガンダとフェイクニュースの応酬で、どっちが嘘っぽく聞こえるかと言うと❓
西側3:ロシア7
この程度の比率でロシアに分がありそうです。

この程度の話ですから、地球の反対側にいる日本が関与する必要は、全くありません。
「勝手にすれば・・・」
と、冷たく中立を保つのが日本政府の取るべき態度です。
日本政府のやっていることを見ていると、完全に間違えていると思います。

※最新の戦況
2024.08.12
ウクライナ軍がクルスク方面で最大16km前進、スジャ市内も大半を支配
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/ukrainian-forces-advance-up-to-16km-towards-kursk-take-control-of-most-of-suzha-city/
2024年08月12日21:10
クルスク方面8月12日13時までに判明していること 粘るウクライナ軍 北へ支配エリアを拡大
https://hara.livedoor.biz/archives/52340719.html


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2024MLB>8月13日>ドジャースHR乱れ打ち、大谷翔平37号ソロ、菊池雄星6勝目

2024-08-14 11:02:37 | MBL & プロ野球

大谷翔平2試合連続37号ソロ
ブルワーズ戦速報中
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408140000048.html
記事
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408130001294.html
5回表ブルワーズ 1-7 ドジャース
大谷翔平
7月は月間6本
8月は11試合で5本
37HR33盗塁
☆スミス16号ソロ 、大谷37号ソロ 、ラックス7号2ラン 、パヘス9号2ラン

1試合2HRまでは欲張りません。
久しぶりのドジャースの一発攻勢です。
ドジャーススタジアムでやってほしかったですね❓
試合は、もう勝ったことにして・・・
プレーオフで対戦する可能性のある中地区首位のドジャースを叩いておくことは、大切です。やっぱり、この雰囲気をプレーオフに持ち越すからです。
フィリーズには、反対にメロメロに叩かれているのは心配なところです。

翔平君は今の時点で37HRですから、40HR40盗塁も可能性が高まりました。メジャー7人目の達成者ですから、中々達成できない記録です。打者専念の今シーズンしか狙えないと思います。

7月は当たりが止まってしまい心配しましたが、HRが出始めれば調子は戻ると思います。
打線の方は、ベストメンバーに戻りましたから1番バッターとして思いっきりHRを狙っていけば、いいと思います。
3割打つより50HRを期待します。
やっぱり翔平君の魅力は、デカイ!ホームランです。
これまでは6月にピークになることが多かったです。
今シーズンは、8月10日過ぎて調子が上がってきましたから、やはりプレーオフを見据えて調整しているのであろうと思います。
これから調子を上げて行って、9月10月打ちまくるのが理想的な流れです。
翔平君は、そんなことも考えているのかもしれません。

これから、イケイケ!になると思います。
去年の6月なんか、凄かったですよ!
それ、期待しています!

※菊池雄星
ドツボのブルージェイズで燻っていた菊池雄星が、アストロズ移籍後蘇り今日も好投で移籍後2勝目です。アストロズもプレーオフ有力ですから、雄星もプレーオフで先発があるでしょう。気合が入っていると思います。

菊池雄星、6回途中1失点の好投で6勝目 競り勝ったアストロズは7連勝
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408140000273.html
5回2/3を3安打1失点無四球5奪三振
6勝9敗



※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b