加工赤肉の摂取で認知症リスクが14%上昇、ナッツ・豆類の摂取で20%低下 新研究
2024.08.01 Thu posted at 15:12 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35222262.html
引用
『(CNN) 新たな予備的研究によると、加工赤肉を1日に約28グラム(1週間で85グラムを2食弱)食べる人は、月に約3食食べる人に比べて認知症リスクが14%上昇した。一方で、加工赤肉を毎日少量食べる代わりにナッツや豆類を食べる人は、認知症リスクが20%低下した。この研究要旨は2024年アルツハイマー病協会国際会議で31日に発表された。
・・・
研究者らは30年以上にわたり2~4年ごとに13万人以上の男女の食事データを収集した。』
この研究では、「加工赤肉」摂取のリスクを指摘しています。「加工赤肉」がなぜ悪いか❓
『ベーコン、ソーセージ、ホットドッグなどの加工赤肉は一般的にナトリウム、硝酸塩、飽和脂肪が多く含まれている。研究によると、これらの肉を多く摂取することと、大腸がんなどのがん、2型糖尿病、心臓病、脳卒中の発症は強く関連している。』
この研究の性質
『この研究には関与していない予防・生活習慣医学の専門家であるデビッド・カッツ氏によると、この研究は観察研究であり、関連性を示すことはできるが、必ずしも因果関係を示すことはできない。』
「研究者らは30年以上にわたり2~4年ごとに13万人以上の男女の食事データを収集した。」
この結果、上記の傾向が認められたと言うことで必ずしも因果関係を証明するものではありません。
沢山の男女を長期間追跡調査したら、このような傾向が見られたという話です。
もう一度ポイント
◎ベーコン、ソーセージ、ホットドッグなどの加工赤肉
◎トリウム、硝酸塩、飽和脂肪が多い
◎これらの肉を多く摂取すると・・・
◎大腸がんなどのがん、2型糖尿病、心臓病、脳卒中の発症は強く関連
『ハーバード公衆衛生大学院の在学時にこの研究を主導した筆頭著者は、「全般的な認知機能は、認知機能の幅広い全体像を提供する。食事や生活習慣の要因が認知機能に及ぼす全体的な影響を把握するのに役立つ可能性がある」「言語記憶能力とは言葉で伝えられた情報の記憶力を指す。これはアルツハイマー病の重要な予測因子だ」と説明した。』
※また、こんな研究もありました。
赤肉・加工肉摂取で糖尿病リスク上昇との新研究<2024/08/22
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/c/ffd25361fc7d19e99719691506843a77
赤肉を多く食べると2型糖尿病が高まる?<2023年10月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f7469aaff5fb6b4c433802be8291f497
※あるいは、他の記事
超加工食品で早死にリスク増大、30年間の研究で判明
2024.05.10 Fri posted at 18:50 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35218772.html
つまり複数の研究から、「赤肉を多く食べること」と「加工赤肉を食べること」には、リスクとの相関性が指摘されています。
対策は大体同じで、「ナッツ類・豆類」からタンパク質を摂取するのが望ましいと指摘しています。
肉なら「鶏肉」にした方が良いとも指摘しています。
指摘には、ありませんが「卵」も良質のたんぱく質です。
「魚貝類」
日本人なら「海藻」
代わりに食べたほうが良い食品は、ごく一般的な食品です。それほど高価でもありません。
「赤肉を多く食べること」と「加工赤肉を食べること」を避けて、推奨されている食品を食べることが健康に良いかもしれません。
長くなればなるほど、その違いは大きくなります。
「これが絶対に正しい」と言う話ではありません。
多くの人を長期間、追跡調査したらこのような傾向が見られたという話です。
調査期間が長く、サンプル数の多い研究にはそれなりの信頼性は、あると思います。
もう一度、ご自分の食生活をチェックしてみてはいかが❓
※関連記事目次
健康と食事と食品に関する記事の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/b92e5a15608b21d43d1f87be41f2d0ec
『ウクライナ国内の権力闘争が、クルスク侵攻作戦の原因❓』
これは私の推測であり、推測にすぎないことを前提に読んで下さい。
誰が考えても(素人も専門家も)今回のウクライナのクルスク侵攻作戦の合理的な理由は、思いつきません。
ロシアのド田舎のクルスク州とウクライナの工業地帯のドネツク州をバーター取引することには、軍事的にも経済的にも引き合うものではありません。
日本で言うなら北海道の過疎地域(北海道の方失礼!)と東海の工業地帯を、交換するような話です。
占領した面積が同じだから、「等価交換だ!」と言う屁理屈に納得できる人は、時事問題に関心を持たない方が良いと思います。
そのような人が「付和雷同!」して国論を形成すると、大体国家は危険な道を歩み始めるのは、過去の例が証明しています。
とまあ、結構皮肉は脇に置いて・・・
相当おかしく感じるのは、ウクライナ国内では少し前に停戦機運が高まりを見せていました。
①米ロが冷戦後最大の身柄交換、その意味することは❓<2024/08/04
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8066107ba4c70a9b0227af06d723d800
ウクライナ和平は進展するのか❓<2024/07/25
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/7c2162259e80ac2b20bd1364b4d71eaf
ウクライナが得た外交上のフリーハンド(半分)<2024/07/22
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/0e3b87186e963143b7d4e2cd94b9cc20
この件についてあまり記事は書いていなかったようで過去記事では、これしか見当たりませんでした。
ウクライナ国内ではこの時期に領土割譲付き停戦論が、唱えられ国民の支持も増えつつありました。
そなままの流れなら、おそらくロシア側の停戦条件をベースにした停戦交渉が始まっていたかもしれません。
①の記事は、その前触れです。
おそらくアメリカとロシアの間で何らかの合意があった可能性があります。
これが(イ)ウ和平派です。
一方で主戦派もいます。(ロ)
これまでの主流派でゼレンスキー・一派を代表とするグループです。
もし停戦交渉が進展し和平が実現されたなら(ロ)のグループは、戦犯として糾弾されるでしょう。
ゼレンスキーは亡国の大統領として未来永劫ウクライナ国民から忌諱され弾劾の的になると思います。
(個人的には、それほどゼレンスキーの罪は重いと考えています。)
こう考えるとクルスク侵攻作戦には、まるで違う側面が見えてきます。
窮地に落ち入ったゼレンスキー・一派(=主流派)の起死回生のバクチ作戦です。どうせダメなら、一発勝負してから負けよう!と言うわけです。
フランスのマクロンの自爆解散と、よく似ています。
大体、構図は同じと言っていいでしょう。
つまり❓
クルスク侵攻作戦は、自分たちの権力維持を狙うゼレンスキー・一派(=主流派)の自爆作戦です。
「失敗すれば、あとは野となれ山となれ❓」
確かに瞬間的に停戦論は吹き飛び、西ウクライナ国内は沸き返りました。ゼレンスキー万歳機運も盛り上がりました。
しかし、それは瞬間的で気分的なものにすぎません。
一時の快感に現実を、忘れているに過ぎません。
やがて否応なく現実が戻ります。
和平派が黙っているわけではありません。
『クルスクは一時的に成功した。しかし、東部戦線をどうするんだ!』
本来なら東部戦線の苦境を覆い隠すはずのクルスク侵攻作戦の成功にもかかわらず、ドネツク中部戦線の苦境はこれでもか!と言うぐらいに強調されています。
それは、感度の鈍い日本のマスコミを見ていれば分かります。
実に丁寧にドネツク中部戦線の苦境を報道しています。
ウクライナ東部住民、前線付近から避難 ロシア進軍受け
2024年08月22日17時44分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=20240822046353a&g=afp
ウクライナ越境攻撃は「大胆な賭け」…成果強調するが東部防衛は手薄に、「まだ評価早い」見方が大勢
2024/08/22 07:53
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240821-OYT1T50183/
ロシア、ウクライナ東部の重要集落制圧と主張 10月までにクルスク州奪還計画か
2024/8/20 23:14
https://www.sankei.com/article/20240820-CCRCKBSVEZOTBC42B2MAF52GKU/
ウクライナ万歳の日本のマスコミですらこんな調子です。
それは、ウクライナのクルスク侵攻作戦が欧米の意図を無視していることを表していると思います。
海外では、もっと酷いです。
2024.08.20
ロシア軍を止められない理由、乏しいリソースをクルスクに移動させたため
https://grandfleet.info/european-region/the-reason-why-the-russian-army-cant-be-stopped-is-because-they-moved-scarce-resources-to-kursk/
2024.08.22
公正な和平は幻想、ウクライナとロシアを止めるのに妥協的解決策が必要
https://grandfleet.info/european-region/a-fair-peace-is-an-illusion-compromise-solutions-are-needed-to-stop-ukraine-and-russia/
2024.08.23
ロシア人は餌に食いつかなかった、逆にポクロウシク方面の戦力を増強
https://grandfleet.info/european-region/the-russians-did-not-take-the-bait-but-instead-increased-their-forces-in-the-pokrovsk-area/
クルスク作戦を批判してはいませんが、ポクロウシク方面で危機を招いたことを問題視しています。
事実上批判しているのと同じです。
では、ポクロウシク方面とトレツク方面の危機的な状況をリークしているのは、誰か❓
ウクライナ国内の停戦・和平派です。
ゼレンスキーの大失態を糾弾しているのと同じです。
クルスク侵攻作戦が何らかの成功を見れば、ゼレンスキーは無事かもしれません。
失敗に終わりポクロウシク方面とトレツク方面を失うことになれば、確実にゼレンスキー追放の動きが強まると思います。
全部総合するとクルスク侵攻作戦の目的は❓
ゼレンスキーの政権維持のための自爆作戦である可能性があります。
(失敗したら自爆するのみ・・・)
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
※ベラルーシ国境方面のウクライナ軍12万人が移動した情報はありません。やや膨らませて面白く書きました。
2024.08.22
①侵攻910日目、ウクライナ軍がロシア領クルスク州のコレネヴォに迫る
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/on-the-910th-day-of-the-invasion-ukrainian-forces-approach-korenev-in-russias-kursk-oblast/
正式に公表され数字はありませんし、概算の推計もありません。軍事機密として秘匿されています。
その一部
Forbes
②https://forbesjapan.com/articles/detail/73109
https://forbesjapan.com/articles/detail/73062
『空挺軍部隊の増援により、ウクライナ軍のクルスク侵攻部隊は6個旅団の一部かすべてと、2個独立大隊、支援するドローン部隊や砲兵部隊、偵察部隊、特殊部隊という構成になったようだ。総勢1万5000人近くかもしれない。』
これが現在、クルクス州内でロシア軍を攻撃している部隊の主力だと思います。
しかし①の航空万能論の略図を見ると、現在ウクライナ軍が占領しているライトブルーで示されているエリアの西のグルシコフスキー地区を、ウクライナ軍は外側のウクライナ領から一部攻撃しています。
グルシコフスキー地区まで占領地を拡大して現在の占領地と連結する狙いなのかもしれません。
そうなると②の記事の総勢1万5000人程度では、全然足りません。
ここでベラルーシの話が出てきます。
『ウクライナがベラルーシの国境近くに12万人の兵力を配置&クルスク戦線<ウクライナ紛争2024/08/19』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/5ad944528b6cab20dc8a1cee992522a7
ベラルーシのルカシェンコ大統領の話では、ベラルーシ国境沿いにウクライナ軍は12万人の兵力を配置していると主張しています。
それが事実なら首都キエフの北方にウクライナ軍の部隊が展開していると思います。
もしウクライナ領のチェルニヒウЧернігів付近にいるとするとクルスクの戦場まで直線距離で300km程度です。
ベラルーシ国境沿いにいるのが偽装であるとすると、もうクルスク州の方に移動を始め、到着している部隊もあると思います。侵攻開始から2週間が経過していますから相当数が到着しているでしょう。
当初の進撃部隊が機甲部隊ばかりなので、なぜ歩兵部隊がいないのか疑問でしたが、これで理由が分かるような気がします。
もしこの通りだとすると一般に認識されているより遥かに多くの兵力をウクライナ軍が、投入している可能性があります。
全部、合計すると軽く10万人を超えます。
現実にクルスク州全域を制圧しようとするなら、この程度の兵力は最低必要です。それがいないのが不思議でした。
どうやら、隠していた気配があります。
そうなるとウクライナ軍の第二次攻撃は、グルシコフスキー地区を制圧した後、機甲部隊と歩兵部隊が合流して北にあるクルスク原発の制圧を狙っているのかもしれません。
やはり中部ドネツクを捨てた以上、クルスク原発の制圧は最低限の目標でしょう。
ロシア軍は、ゆる~く考えているとクルスク原発を制圧されてしまうかもしれません。
その次にウクライナ軍が狙うのは、州都ドネツク市の制圧でしょうね。
もしベラルーシ国境にいた12万人のウクライナ軍が、クルスク侵攻作戦用の隠れ部隊であるとすると、クルスク侵攻作戦は相当大掛かりなものになります。
もう、こうなればドネツク州やハルキウ州のロシア軍を移動させないと対処できないでしょう。
ロシアの国内部隊だけでは、手に負えないかもしれません。
簡単にロシア軍がウクライナ軍を追い出すかと思っていましたが、全然そうはなっていません。
ロシア軍は小手先の対応では、各個撃破されそうな気配が出てきました。
結局は負けるかもしれませんが、ウクライナ軍の攻勢はまだまだ続きそうです。
何だかロシア軍の対応を見ていると、緩いですね❓
まだ、油断している可能性があります。
油断しているとクルスク原発と州都クルスク市まで制圧されるかもしれません。
意外な展開が待っているかもしれません。
※しかし、これでドネツク州ポクロウシクPokrovsk陥落と引き合うとは、思えませんけれど。
ロシアとの交渉の材料には、なると思います。
どう、なるのか❓
※この記事は、相当ウクライナに甘く書きました。
ウクライナに辛いのばかりでは、やや公平性に欠けます。
<一応、ロシア国防省の発表>
スプートニク(ロシアの広報メデイア)
ロシア軍、ウクライナによるブリャンスク州への侵攻を阻止
2024年8月22日, 10:50 (更新: 2024年8月22日, 11:23)
https://sputniknews.jp/20240822/20253-18998703.html
「ウクライナ軍は8月6日にロシア連邦クルスク州への侵略を開始した。」
「8月21日時点のデータによると、クルスク州の戦闘でウクライナ軍は4400人の兵士に加え、65両の戦車を失っている。注>戦車のみで65両」
ロシア国防省の発表ですから膨らませている部分もあるかもしれません。しかしウクライナ軍にも少なからぬ損失が出ているようです。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
ヤンキース・ジャッジ3試合連続の48号ソロ、今季60・8本ペース 直近7戦6発
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202408230000190.html
ア・リーグ打者個人成績
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/stats/batter?gameKindId=1001
アーロン・ジャッジの今季の成績は、HR以外の項目で自己ベストを更新すると思います。
ほんと、すごいですね❓
特にどちらかと言うと苦手な打率がここにきてぐんぐん伸びています。「.334」
ジャッジの自己最高が2022年の「.311」です。
つまりそれだけ62HRを打った2022年より打撃技術が進歩したことを示しています。
高いレベルで技術が安定しています。
ジャッジは去年は大怪我で106試合しか出場出来ませんでした。それでも37HRです。160試合換算なら55・84HR。
ジャッジは実質的には3年連続50HR以上を達成するでしょう。
アレックス・ロドリゲスが、2年連続3回の50HRを達成しています。
ジャッジは、今年50HR以上を達成すると3回目になります。実質4回です。
時代が違い、ルールや試合数が違いますから比較は出来ませんが、ベーブ・ルースですら4回しか達成していません。現行ルールなら、もう1~2回達成しているかもしれません。
ここまで凄ければ、もう比較対象がベーブ・ルースしかいません。
ベーブ・ルース以来の完成されたホームランバッターがジャッジです。
今年は、他にも大記録を達成しそうです。
400塁打と100長打
アーロン・ジャッジ
326塁打 126試合
160試合なら💮「413.96」💮
79長打
160試合なら💮「100.31」💮
これが現在のペースです。
もう一人、すごいの
ボビー・ウィットJr
162試合で「399.25」塁打ペース
同時達成なら、ベーブ・ルースとルー・ゲーリック以来だと思います。
ウィットJr君が今年ブレイクしていなければ、ジャッジは三冠王も達成したでしょう。
ややジャッジにとっては残念ですが、「勲章が多すぎてはいけない」と言うベース・ボールの神様の教えかもしれません。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b
①フラミンゴの同性カップルにひな誕生、子育ても一緒に 英動物園
2024.08.22 Thu posted at 14:18 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35223053.html
②有名なペンギンの「同性カップル」、1羽が死ぬ 豪水族館
2024年8月22日 13:02 発信地:シドニー/オーストラリア [ オーストラリア アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3534921?cx_part=top_topstory&cx_position=3
ペンギンの同性カップル、卵をかえし子育て中 シドニーの水族館
2018年10月27日 12:00 発信地:シドニー/オーストラリア [ オーストラリア アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3194826?cx_part=related_yahoo
※これは、オマケ
【今日の1枚】トラにネコ ウクライナの動物園
2024年8月22日 12:15 発信地:キーウ/ウクライナ [ ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3534398?pid=27247124
鳥に同性カップルがいるのは不思議ですが、稀にあるそうです。
自然界では長く続かないそうですが、動物園の環境だと長く続く例もあるようです。
①のイングランド動物園では、フラミンゴがどうやってか自分たちで卵を調達したようです(他から失敬したのでしょうね❓)
共同で卵を温めてヒナが無事孵化したようです。
子育ても上手くやっているようです。
②のオーストラリア・シドニーの水族館では、飼育員が卵を与えたところ温めて孵化させて普通に子育てをしたそうです。
ペンギンの場合は、抱卵(ほうらん)や子育てで雄と雌に役割の違いがないので、動物園では時々例があるようです。
動物園では、同じカップルが次の繁殖期にまたカップルになる例が多いようです。子育てに成功するとまた、同じ相手を選ぶのですね❓
などなど不思議な鳥たちの同性カップルでした。
※関連記事目次
項目「動物と植物と自然」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e
産地にいったい何が?「チョコレート危機」の実態
カカオ豆価格は1年で3倍、現地からも不安の声
2024/04/07 9:40
https://toyokeizai.net/articles/-/746128
最近のチョコレート価格の急激な値上がりは、産地の不作によるものです。
しかし、記事を読んでみるとこれまで隠されてきた大きな問題に気が付きます。
カカオ農家の貧困です。
生産者の立場が弱いことに付け込んで、これまでバカ安値で買い叩いていた現状が見えてきます。
フェア・トレードの正反対です。
つまりカカオ農家の採算性を考えるならカカオ豆は、本来ならこれまでの価格の何倍もしていたことになります。
それをアン・フェア・トレードで安値で買い叩き続けてきました。
不作により数量が絶対的に不足してカカオ豆の高騰を招きました。
しかしガーナやコートジボワールの生産農家の貧困を救い適正取引をすれば、本来ならカカオ価格は、多分これまでの何倍もの値段を付けなければならなかったのだろうと思います。
ガーナやコートジボワールの生産農家を収奪することにより、これまでのチョコレートの安い価格が維持されてきたとすれば、考え直す必要があると思います。
例えば日本のメーカーが、ガーナやコートジボワールの生産農家と契約して本来の妥当な価格で農家から購入するなどの仕組みが考えられます。
あるいは、生産に必要なことを援助することもできます。
日本のメーカーが全員参加で抜け駆けできないようにすれば、可能だと思います。
これに限らず他人の収奪の上に安い価格を享受している例は、実に多いです。
今、大分値上げしましたが以前は外食産業は安さを競い合ってきました。これはパート労働者の低賃金によるものです。
あるいは通販の巨大企業があります。
やはり格安の理由は、労働者の低賃金か過酷労働かどちらかです。両方の場合もあります。
安いと言うことは、多くの場合誰かの収奪の上に成り立っているケースが多いです。
それでいいのかどうか、考え直すことも時々必要なような気がします。
チョコレートが高騰しなければ、アフリカのカカオ農家の生活苦など分かりません。
分かったら何とかしてあげて欲しいと思いました。
※関連記事目次
項目「アフリカと中東」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8e2281cde3859a8659b62d9f1680c9d2