あらぐさ(雑草)のこころ

(備忘録)真実は見えないところにある

中部日本海地震 男鹿水族館 GAO

2014-04-08 23:22:00 | ノンジャンル
天気が良かったので、今日はちょっとドライブしました。
男鹿半島の先っちょにある水族館「GAO」に白熊のゴウ太♂とクルミ♀を見に行ってきました。

下に見える漁村は、日本海中部沖地震(1983年5月26日)の津波で子供たちが亡くなった加茂青砂の入り江です。

wiki から抜粋

当時、東北電力能代火力発電所建設のため埋め立て工事中であった能代港では、埋め立ての外枠となるケーソン上で作業中の作業員や、潜水士などが津波に飲み込まれ、35人が死亡する最大の被害が出た。能代港には殉難者慰霊碑が設立されている。
男鹿市の加茂青砂では、遠足で訪れていた北秋田郡合川町(現在の北秋田市)立合川南小学校の児童43人と引率教諭たちが津波に襲われた。多くは漁船や付近の女性などに救出されたが、児童13人が死亡した。遺留品の散乱する現場の空撮映像が全国ニュースで配信されたこともあって、県民や国内はもとより日本国外にも大きな衝撃を与えた。合川南小学校にはローマ法王ヨハネ・パウロ2世をはじめ、全世界からメッセージが寄せられた。また同校では外国人音楽家による無料演奏会も催された。男鹿市立加茂青砂小学校(2001年(平成13年)4月に北陽小学校へ統合され廃校)には、合川南小学校の慰霊碑が建立されている。
男鹿市の男鹿水族館で、観光客のスイス人女性が津波にさらわれて死亡した。その後、記憶に留め、慰霊するために、水族館駐車場脇に像が建てられた。このほか男鹿では日本海中部地震津波慰霊の碑に波の高さが刻まれている。
漁船が転覆するなどして、能代市・山本郡峰浜村・八森町(現在の八峰町)で漁業関係者10人が死亡した。また、峰浜村で波が砂丘を乗り越えて押し寄せ海岸線から800メートル奥まで流されるなど、農作業中の3人が死亡したほか、八森町では2人が死亡した。
そのほか磯釣りをしていた10人など県内全体で79人が死亡した。

僕の職場の後輩M君が、男鹿門前の岩場で磯釣りをしていてこの津波にのみこまれ、僕たち同僚が募った職場の義捐金で捜索活動をしましたが、雇ったダイバー達が彼を海底で発見するまで10日ほどかかったということを思い出します。



GAOの駐車場には、津波に襲われて亡くなった観光客のスイス人女性マグダレーナ・ブランデンベルワーさんのの慰霊碑です。



駐車場から見たGAO正面。



細い目で睨んでグネグネするタコ。



魚たちが泳いでいる風景を見ているのは飽きないです。



クルミお母さん。
第一子のミルクちゃんは、契約のためにほかの動物園に里子に出されていなかったのが残念です。



気持ちよさそうに日向ぼっこをしているゴウ太です。クルミよりもずいぶん年下です。



ペンギンが挨拶に来ました。
岩の上には体を乾かすペンギンが腕(羽根?)を広げています。





ミズクラゲの乱舞。
ライトアップの効果もあって幻想的です。





アザラシの後ろ宙返りです。
似ているので違いがよくわからないのですが、よく見ると納得の見分け方です。
(一口メモ)
アザラシ→前足も後ろ足も小さい→陸ではホフク前進
オットセイ→四肢が大きく、後ろ足は二つに分かれている。
アシカ→さらに大きい
なので、陸で芸が出来るのは前足で体を支えられるオットセイとアシカなんですね。



ウミガメ。





下から見た何かとぼけているエイ(笑)