あらぐさ(雑草)のこころ

(備忘録)真実は見えないところにある

バイクの事 2

2011-12-13 20:48:00 | ノンジャンル
憧れのZⅡは、結婚と同時にほかのローン返済もあり、手放しました。
そして再び小資金でバイクを手にいれました。
ホンダ「CB750F」は、日本に衝撃を与えた大排気量時代の幕開けとなったバイクでしたが、'76頃はだいぶ中古が増えていました。
僕は、知り合いの元ナナハン乗りで現在乗っていない人に連絡をして、年式の違う不動車を3台集め(69・72・74年式)、使える部品で1台組み立て車検を取りました。微妙に部品が合わなかったりして苦労しました。おもにK4という形式がエンジン回りです。4連キャブレターの同調などはバイク屋さんから習いました。
<CB750FK4>


そして車検を取ると改造です。当時はやっていたカフェスタイルにするために出来る限り自作で部品を装着しました。FRPビッグタンクとフロントブレーキのダブルディスク改造のキャリパーだけは友人に作ってもらいましたが、何とか形になりました。
超ロングツーリング用25㍑タンクを載せた前傾ポジションの日本でただ1台のバイクです。


次の車検では、フレームを切ったりしたので元に戻せずに手放し、再びカワサキZⅡの車検なしの改造放棄車を中古で入手しました。前のCB750の経験から、さらにグレードアップした改造をするためにエンジン・ミッション以外に徹底的に凝りました。
シートカウルはFRP一体成型でレーサーのモノをコピー。ハンドル・ステップ・ブレーキ・ホイール・ショック・キャブその他かなりの改造ぶりです。この仕様で北海道一周などにも行きました。


そして僕は、のんびりツーリングから、コーナリング主義に変貌したのです。
今回は、友人に売った改造バイクの代金で買える程度の安くて、しかし性能のいい不人気車を探していて、ようやく見つかったのがスズキ「GSX750E」です。
早速、コーナリング性能を上げるため、コーナーで接地する若干のフレーム研磨切断などを行ってコーナー専用バイクにしました。
土日早朝は、仲間と山形県との県境にある有料の鳥海山ブルーラインに出かけて、タイムトライアルをしたりで遊びました。7時に料金所が開くので夜明けから7時まで五合目までの上り下り合わせて20㌔のコーナー数70以上を往復するのです。一番速い人で17分ほどで、僕は18分台でした。ギアがセカンド中心で、時々サードに入れるくらいの小さなコーナーが続きます。

何台のバイクがこけたでしょうね。僕も左コーナーで激しく倒れ、クランクケースを割ってしまいオイルが無くなり、一度自宅に帰ってから軽トラを借りて回収しに来たことがあります。
当時エンジンは次々と水冷化され、高性能化に進化する中、スズキが考えたのは「空油冷」というシステムです。ミッションオイルをピストンの裏側にジェット噴射させ、冷やすというシステムで、僕はこの荒々しいエンジンにほれ込み、このあとスズキGSXシリーズしか興味が無くなってしまったのです。


バイクのこと 1

2011-12-13 13:27:00 | ノンジャンル
僕は、周りがほぼ農家だけの大田舎で小6から中高を過ごしましたが、男子は農作業の重要な働き手のため、中学校の頃からテーラー(小型耕運機リヤカー付き)や原付バイクを運転していました。
何しろ、五月休み(田植え)があった出身中学(卒業後廃校)ですから、推して知るべしです。

そんな非合法がまかり通る環境だったので、高校卒業時には、免許は無いものの普通にバイクは運転できるようになっていました。

なので、高校を卒業してまずはバイクの免許を取りました。
そして新車で初めて買ったバイクが、ヤマハのオフロードバイクの「AT125」です。当時のヤマハのバイクは、排気量をアルファベットで分けていてわかりやすかったのです。~G(50cc)H(90cc)A(125cc)D(250cc)R(350cc)
写真が無かったのでネットで見つけた同型機です。

<ヤマハAT125>


アパートの前に雪を固めてジャンプ台を作ったりして遊んだものの、一冬過ぎて春が来ると長距離をツーリングするバイクを探し始めました。若者はナナハンにあこがれていましたが、僕の技量不足を考え、また長距離を走り続けるためのバイクとしてホンダの「CB500FOUR」を新車で購入しました。

このバイクはよく走ってくれました。「静かなる男のマシン」というキャッチコピーの通り、ゆったりとした低いポジションで一日10時間以上走り続けられる、未舗装国道もまだまだ残っている当時としては最も優れたツアラーだと思います。
東北は、あらゆる国道を走りました。長野岐阜名古屋京都滋賀北陸などを走破し、そしてついに憧れの北海道に行きました。

<ホンダCB500FOUR>



その北海道は、まさにバイク乗りの聖地でした。
そこで僕の心を奪ったのが、北の大地を走るカワサキ「750RSZⅡ」の美しい姿でした。ファイアボール塗装の初期型です。


早速僕は、ありったけの倹約をしてこの美しいバイクを買いました。酒もたばこも断たないとローンを返済できなかったのです。
この通称ZⅡ(ゼッツウ)は、後に結婚する彼女とのデートやツーリングで乗りました。




師走…えっ、もう12月ゥ !!!

2011-12-07 22:23:00 | ノンジャンル
寒いです。

12月になれば、
もうすぐ61歳。

もうすぐ新年。

もうすぐ無職2年目。

NHK国会中継は、真面目に見ませんが、年金特集のテレビ番組や国会の年金問題の討論をサム~イ気持ちで見ています。

ランプはもふもふすると嫌がりますが、自分がストーブの前でグーグーするときには、ヤマネや猫のように丸くなって寝ています。毛が暖かいので抱き上げて強制もふもふ。



瞼のラインが、クレオパトラのように黒くアイラインを引いたように毛色が黒いので、すごく目つきがきつく見えるので、愛らしさという部分で若干損をしているランプです。



バックショットはなかなかセクシーです。