京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

2018錦秋の京都12 酬恩庵一休寺

2018年11月30日 17時00分47秒 | 日記
今日、11月29日は洛南 京田辺市にある酬恩庵(一休寺)にやって来ました。
今年秋のJR東海「そうだ 京都、行こう。」のキャンペーン寺院です。毎年ゆっくりと美しい紅葉🍁を観賞出来る穴場ですが、今年は観光バスが次々にやって来るし、結構広い駐車場には駐車待ちの車の行列が出来ています。









酬恩庵一休寺は、一休宗純が晩年を過ごしたお寺で、その庵の虎丘庵が残されています。
一休宗純は、第100代後小松天皇の皇子で、その陵墓は宮内庁の管理で立ち入ることは出来ません。





一休さんは、応仁の乱で伽藍のほとんどを失った大徳寺の復興を任され、ここ酬恩庵から輿に乗って大徳寺に通ったと伝えられています。



参道、本堂周辺、鐘楼周辺どこの紅葉🍁も非常に美しいでしす。













また、宝物館では「祖師と肖像」展が行われており、NHKで放送中の「オトナの一休さん」の絵を担当されたイラストレーターの伊野孝行さんによる平成の「頂相」も展示されています。
京都のヤサカタクシーさんもイラストが描かれたタクシーでPRされています。






2018錦秋の京都⑦ 随心院

2018年11月30日 07時30分17秒 | 日記
11月24日、醍醐寺を拝観後に小野にある随心院を訪ねました。
地名にあるように、この地は「和名抄」にある「小野郷」に当たり、小野氏一族の地盤地域です。







随心院は、慶長4年(1599)に本堂が再建され、以降、五摂家の九条家、二条家より門跡が入山し、宮門跡として両家から諸堂の寄進を受け再建されました。

小野小町由緒の遺跡として、小町に寄せられた文を下張りして作られた「小野小町文張地蔵尊像」、小町晩年の姿を写したと言われる「卒塔婆小町座像」、深草少将をはじめ当時の貴公子たちから寄せられた千束の文を埋めたて伝わる「文塚」、小町屋敷跡に残る井戸で小町が朝夕この水で化粧をしたと伝わる「化粧の井戸」があります。







また、境内には名勝 小野梅園があり毎年、三月の最終日曜日には「はねず踊り」が行われます。

2018京都夜間拝観⑤ 南禅寺 順正

2018年11月29日 09時10分28秒 | 日記
11月24日、無鄰菴の夜間参観を堪能した後、徒歩で湯豆腐の名店「南禅寺 順正」にお邪魔しました。





こちらの売りはなんと言っても豆腐の美味しさと庭園の美しさです。
料理はセットで頂くと、湯豆腐、胡麻豆腐、豆乳、野菜天ぷら、豆腐田楽、炊き合わせ、最後に栗と銀杏の釜飯、香の物まで付きほぼフルコースです。







どの料理も、素材の味がしっかりと感じられ、天ぷらも熱々が提供されます。肝心の湯豆腐も大豆の味が濃く、とても美味しく頂きました。最後には京野菜をかたどった抹茶カステラを頂きました。僕のは聖護院かぶらと京たけのこでした。
広々とした店内で日本庭園を眺めながら、ゆっくりと順正さんの湯豆腐を堪能しました。

しかし、こちらの売りは湯豆腐だけではないです。写真のように、庭園は素晴らしく、植栽もよく手入れがなされています。







庭園を流れる水は琵琶湖疎水からの水で、まずは、大寧軒を流れ1次利用された後、南禅寺の塔頭金地院へ、次に對龍山荘、次にここ順正に4次利用されています。

また、順正書院は江戸時代、医学を教えた塾で、庭園への入口の石門と国の登録有形文化財に指定されています。







料理内容といい、庭園の美しさといい京都の湯豆腐の名店と言って間違いのないお店です。

2018錦秋の京都⑤ 建仁寺

2018年11月29日 08時00分43秒 | 日記
11月20日は、祇園甲部歌舞練場の庭園を鑑賞した後、近くの建仁寺に立寄りました。
方丈南庭は、枯山水庭園なので紅葉はありませんが潮音庭の紅葉が目当てです。







潮音庭は、建仁寺の庭園を手入れ、管理をされている北山造園の北山安夫氏が監修された庭園です。四面どちらから見ても正面になるように景石、植栽が絶妙に配置されています。

ご覧の通り、まだ青葉でした。





写真は、ダウン症の書家 金澤翔子さんの「風神雷神」です。毎年、ここ建仁寺で個展を開かれています。ずっとお母様と二人三脚でやってこられましたが、3年前から一人暮らしをされています。
翔子さんも親離れしたんですね!立派です。これからもずっと応援しています。







JR東海では「モシュ印・コケ寺リウム」キャンペーンを11月末まで実施しており、苔を用いたアート作品、"モシュ印"と"コケ寺リウム"を展示しています。
なかなか面白い企画で自宅でも楽しめそうですねえ!

2018錦秋の京都④ 祇園甲部歌舞練場(草間彌生展)

2018年11月28日 08時30分48秒 | 日記
少し前の記事になりますが11月20日に祇園甲部歌舞練場内のフォーエバー美術館で開催されている「草間彌生」展に来ました。展は2回目で今回のメインは紅葉🍁の庭園です。







こちら歌舞練場は耐震の問題があり京都の春の風物詩でもある「都をどり」はここ数年は京都造形芸術大学にある「春秋座」で行われていました。
しかし、南座の耐震工事、リニューアル工事が10月に完成し、来年は南座で行われます。しかし、楽しみの一等席の呈茶がなく芸舞妓さんのお点前が見れないのは残念です。

肝心の庭園の紅葉🍁ですが、まだ3部程度の色づきで来るのを少し早まった感じです。