京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

浄土院(大文字寺)

2025年02月20日 07時43分00秒 | 日記
 2月14日、慈照寺銀閣の特別拝観を終え、総門北側にある浄土院をお詣りしました。







享保7年(1722)建立の浄土寺知恩院派のお寺で、如意ヶ嶽(大文寺山)の送り火を管理されており、京都では"大文字寺"と通称名で呼ばれる事が多いお寺です。

天台宗浄土寺が応仁の乱で焼け、跡地に足利義政が東山殿を造営、のち慈照寺(銀閣寺)となりますが、これとは別に浄土寺の名を受け継ぐために塔頭の寺を統合し建立されたとされています。
現在の伽藍は江戸時代の再建です。






浄土寺門跡建立の因縁となる、浄土寺二位尼・丹後局(立像)「日本の楊貴妃」がお祀りされています。



本堂は非公開ですが、ご本尊は「義政公の持仏なり」と「坊目誌」に記されていて、寺宝の黒仏(藤原仏)は旧浄土寺本尊と伝えられています。

弘法大師も併せてお祀りされていて、大文字送り火時に大文字山上弘法大師前にて、歴代住職が読経をされます。
KBS京都やBSイレブンの「五山の送り火」中継で聞こえてくる般若心経は、ここ浄土院ご住職のお声です。





少し北側に行くと(如意ヶ岳)大文字山への登山口があります。





30分もあれば大文字の火床まで登れますが、最後の石段がキツイです。




銀閣寺まつばや 銀閣寺しゅー

2025年02月19日 07時44分00秒 | 日記
 2月15日は、「銀閣寺 御米司 ふみや」さんで美味しいおにぎりセットを頂き、参道を銀閣寺の方へ戻りやって来たのは「銀閣寺まつばや」さんです。









こちらのお店では抹茶をふんだんに使ったスイーツが多数販売されています。





名物は「銀閣寺しゅー」です。
店内で焼き上げられたシュー皮には玄米が混ぜ込まれていて、食感は少し硬めです。



中のクリームにはカスタードと抹茶があり、抹茶の方は生クリームにたっぷりの抹茶が入っています。

結構、粘りがあり垂れないので食べやすいです。
抹茶の風味が存分に味わえ、美味しかったです。



また、季節限定(2月末まで)ですが、シューの中に熱々のカスタードクリームを詰めてブリュレした「焦がしホットしゅー」もあり食指が動きましたが、お腹も満たされてきたので断念しました。
また、リベンジしたいです。



また、メニューには抹茶ソフトクリームやコーヒーも載っています。

店内にはなりますが、長椅子だけですがイートインスペースもあり、出来立てを頂く事が出来ます。
(アルコールスプレーやウェットティッシュ、テッシュペーパーも常備されています。)

ちょっとした休憩には最適で美味しいお店です。




銀閣寺 御米司 ふみや

2025年02月18日 09時09分00秒 | 日記
 2月14日は、京の冬の旅で事前Web予約していた慈照寺(銀閣寺)を参拝した後、「月刊京都」に掲載されていた"御米司ふみや"さんへと来ました。





毎月、購入している「月刊京都」3月号に掲載されている"編集部のおすすめ粋な店シリーズで銀閣寺周辺が特集されていた中のお店です。


参道沿いから見える"おくどさん"が目印です。




店内には坪庭もあり、ほっと出来る店内です。

京都市の北、自然に囲まれた京北町は、かって禁裏御料地として皇室へ献上する米や農作物を作っていた地です。

その京北町でとれた米を毎朝、使う分だけ精米し、大文字山の湧き水を使い、おくどさん(いろり)で土鍋で炊き上げる「おにぎり」が味わえるお店です。



人気メニューは、おにぎり2つと白味噌の味噌汁、おかず一品(この日は金平ごぼう)が付いた「銀閣セット」。

お腹が空いていた僕もこの「銀閣セット」におにぎりを1個追加してもらいました。

おにぎりは大葉味噌、ちりめん山椒、焼おにぎりを注文、ふわふわに握られ、中の具材も非常に美味しかったです。

また、添えられている"きんぴらごぼう"と白味噌の味噌汁も美味しく、おにぎりも美味しいい、、、満足度の高いお店でした。
(月刊京都では950円でしたが、1000円に値上げされていました。)


おにぎりは自家製の「大葉味噌」や「山椒こんぶ」など数種類から選べます。

おにぎりを自分で選べるのがいいですね。

注文が通ってから握られる「おにぎり」は口の中でほろりとほどけ、噛むと米粒の旨みを感じます。

今まで、お土産以外に参道で食事をする事は滅多になかったですが、おにぎりと白味噌お味噌汁は最高に美味しかったです。

またひとつ、美味しいお店を見つけられ「月刊京都」を有効に使っています。

(なお、お店の内容は「月刊京都」の記事を引用させて頂きました。)

自家製「大葉味噌」があまりに美味しかったので、お土産に「大葉味噌」単品を購入しました。
(750円ですが、食事をすると100円引になります。)





慈照寺(銀閣寺) 本堂・弄清亭(ろうせいてい) 京の冬の旅⑨

2025年02月17日 07時48分00秒 | 日記
 2月14日は、"京の冬の旅"で慈照寺(銀閣寺)を拝観しました。









総門を潜ると有名な"銀閣寺垣"が迎えてくれます。

由来ツバキは長寿の木であり、その上、萠芽性にすぐれていることから、生垣の木として賞用されていますが、正面山門から銀閣寺独自の竹垣の創作は、造園の世界からも注目される傑作と言われています。

綺麗に維持されている参道を歩いていると、心が引き締まり、ここが禅宗のお寺である事を意識します。


慈照寺の歴史は、文明14年(1482)足利義政が営んだ山荘東山殿を義政の死後に遺言により寺に改めたものが始まりです。

延徳元3(1489)に上棟した銀閣(国宝)は宝形造り二層の楼閣。上層は潮音閣と呼ばる禅宗様で内部には観音さまがお祀りされているそうです。
下層は心空殿と呼ばれる寝殿造で構成されています。






拝観料を納め境内に進みます。
今回"京の冬の旅"で本堂と弄清亭が公開されていますが、狭い場所での見学なので事前のWeb予約で人数を制限されています。
当日も3班に分かれての見学でした。







先ずは弄清亭からです。

弄清亭は、義政が香を楽しんだ「御香座敷(おこうざしき)」を明治28年に再建された建物です。

内部には日本画家・奥田元宋(おくだげんそう)画伯の色鮮やかな襖絵が描かれていて、見どころのひとつになっています。











次に本堂を見学します。

本堂は江戸時代の再建で、室中には俳人で画家の与謝蕪村(よさぶそん)筆「棕櫚(しゅろ)に叭々鳥(ははちょう)図「飲中(いんちゅう)八仙図」(いずれも複製)や文人画家・池大雅(いけのたいが)筆の襖絵「琴棋(きんき)書画図」(複製)で飾られている。

本堂の仏間には、ご本尊の釈迦牟尼仏が安置され、正面には「東山水上行(とうざんすいじょうこう)の額が掲げられています。




義政公の持仏堂である東求堂(国宝)も同時に公開して欲しかったです。







いつも素晴らしく手入れされた庭園です。



なお、お堂内部の写真はネットからお借りしました。










トラットリア レオンのランチコース

2025年02月16日 07時45分00秒 | 日記
 2月12日、北野天満宮を参拝後、嵐電「北野白梅町駅」近くにあるイタリアンレストラン「トラットリア レオン」でランチコースを味わいました。





店内はイタリアンレストランっぽい雰囲気です。



前菜はワンプレートのサラダです。

新鮮な野菜とごぼうの冷製スープ、玉ねぎのピクルス、さつまいもの組み合わせで、見た目にも味覚も美味しかったです。
前菜が美味しいと、次の料理が楽しみになります。




貝柱と梅のパスタ

淡路島にある淡路麺業の生パスタ(タニオリーニ)を使った一品で貝柱の旨み、梅の香りと紫蘇の香りたっぷりのパスタで今まで食べた事のなく、非常に美味しく頂きました。





ボロネーゼ

ミンチ肉たっぷりの肉々しいボロネーゼが多い中、生パスタとソースで勝負された感のあるパスタです。

見た目よりもクリーミーで肉の旨みとソースの旨みとの相性もバッチリで美味しかったです。



パンはフォカッチャで温められた状態で出されます。



最後の料理はビーフシチューです。

サイコロ状にカットかれた牛肉は柔らかく煮込まれ、じゃがいもは"インカのめざめ"が使われています。

じゃがいもの美味しさは牛肉に負けていなくて、ソースとも良く絡み抜群の美味しさです。

最後にホットコーヒーが付いていました。

何度も通っている今出川通にこんなイタリアンの名店があるとは、京都の食は奥深いです。