1月25日は、旧奈良県知事公舎だった施設がラグジュアリーホテルに改装されました。まいまい京都のツアーで館内見学とコースランチを頂きました。
特に茶寮は元は旧興福寺の寺院「世尊院」だっただけに建物に歴史を感じます。
そんな歴史ある建築物を世界的建築家の隈研吾氏がデザインや、インテリアを手掛けられました。
こちらの部屋は、昭和天皇がサンフランシスコ講和条約の批准書にサインされた歴史の1ページとなった部屋です。
待合に通されたのは「迎賓の間」(ラウンジ)
館内には大正ロマンが満ちていて、調度品にも日本の"和"を感じます。
この土地と建物を購入したのは世界最大手ホテルグループのマリオット。
マリオットの方針では、元の土地や建物をなるべく残して後世に伝える事をホテル建設の大方針とされています。
他の外資に購入されなくて良かったです。
敷地内にある旧「世尊院」をリノベーションした茶寮では、宿泊者だけではなく、一般の方も利用する事ができます。
こんな素敵な"和"の雰囲気の中で一服すると明治・大正時代にタイムスリップしたような感じになる事でしょうね。
道路を挟んで東側は宿泊棟になっています。
こちら側は新築された建物です。
門を入って左側にある建物はサウナ施設ださうです。
全くサウナには見えないです。
室内には"木"がふんだんに使われていて、日本人でも落ち着いた"和"の雰囲気を存分に楽しむ事が出来ます。
また、庭園も素晴らしく早朝に散策するのもいいでしょうね。
客室もマリオット基準に基づいた清潔感、開放感いっぱいの部屋です。
調度品にも"和"を感じます。
ランチコースです。
さすがはマリオットのラグジュアリーホテルだけあり、京都の有名料亭にも見劣りしない充実ぶりです。
コースの最後の水物には和菓子とお抹茶が出され、しっかりと古都奈良に溶け込んでいます。
奈良や京都の大切な文化財、、、潰して建て替えのではなく、それらを活用し生かし再生された好例だと思いました。
庭園には早咲きの紅梅が咲いていて、少し春の雰囲気を楽しみました。