1月25日は京都御苑の南、寺町通沿いに鎮座される下御霊神社の向かいにある「THE SCREEN」の館内ツアーと京のフレンチコースに参加しました。
史上最強と言われる寒波の中の開催でしたが、無事に開催されました。
外見には「HOTEL 」の文字が一切なく、この建物がホテルだとは気づかないと思います。
宿泊サイトで調べてくる外国人の方が7割を占めているそうです。
オフィスビルをホテルにリノベーションした施設で、ロビーやトイレ、客室の配置が通常のホテルとは異なります。
先ずは30分、客室はじめ館内の案内、その後にランチコースの予定です。
客室は全13室の小規模なホテルですが、それぞれ13名のデザイナーが、異なるコンセプト、デザインで作られた客室は個性感に溢れています。
"ROOM401"
都山有美さんがデザインされたスィートルームです。
テーマは「朝霧」
"ROOM304"
田村陽平さんが「ジャパネスク」をテーマに「日本」「京都」の要素を現代的な解釈で表現された客室です。
"ROOM102"
石橋直樹さんが「畳の茶室」をテーマにデザインされた部屋で、世界の「和」を感じられる空間、床には赤畳が、壁面には赤い井草が使われています。
"ROON103"
久保秀郎デザインで人気の部屋だそうです。
壁の月の照明は満月にも三日月にも切り替えられます。
最上階の5階にはチャペルとテラス席があり、毎年8月16日の五山の送り火にはシャンパンを飲みながら鑑賞する会があるそうです。
次にもう一つの楽しみ「BORN RONNERY」でのフレンチコースを頂きます。
天井には四季折々の花が、襖絵には龍が描かれ和のテイスト感がたっぷりです。
基本はフレンチですが、食材に安納芋や甘鯛(ぐじ)を使ったり、牛ほは肉のシチューには赤ワインと赤味噌が使われたたりと料理の内容にも和のテイストが入っています。
どの料理も味覚、視覚ともに満足できる内容でした。
宿泊者以外でもランチ、ディナーに使えるそうで"フレンチの隠れた名店"を見つけた感じです。