美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

「美術の時間」展in青森

2019-08-04 22:21:48 | 日記

「美術の時間」展in青森、令和元年7月31日(水)~8月1日(木)に第64回東北造形教育研究大会にて八戸市立西白山台小学校を会場に実現。

企画のきっかけは1年前。
秋田市の全国造形教育研究大会の際に、そこにぶつけて別会場で田中先生と黒木先生が実施していたことに刺激を受け、その晩秋田で「公式の実践発表として僕らもやってみよう!大会テーマを受けた形でやってみたい!」と部会長に直談判したところから。
その数十分後には、田中先生、黒木先生にも話したことで、青森と秋田で県を超え、学校種を超えて一緒に発表ができたらすごく素敵で面白い!と盛り上がり、現実味を帯び始めて秋田を後にしました。
ポイントは「公式」だったので、後日青森県に戻ってからちゃんとした形でもう一度部会長にお願いしました。実行委員会にお邪魔した際に提案もしました。この企画の意味を整理し、企画書も作成しました。公の大会の中に組み入れることは簡単ではありませんでした。元々の枠にはない実践発表でしたし。
それからは高安先生と青森県の2人で地道に長い時間をかけて詳細を少しずつ少しずつ、本当に小まめに打ち合わせを詰めてきました。
離れたところで働く4人で連絡を取り合い、公的な原稿を作ったり直したり、共通パネルデザインを作ったり廃棄したり…試行錯誤の日々でした。
が、そこは志が同じ仲間たち。いざ動いてみると、ちゃんと同じ方向へ進み、結果同じところへしっかり到着できたという実感をもって開催できたことには喜びを感じ得ません。



本当にやってみて良かったです。
大会の中でどんな意味があったのか?自分たちにとってどんな意味があったのか?それはここで語っても伝えきれないです。ちゃんと見た方にはしっかり伝わってるのでそれで良いです。逆に余計なことは書きたくないので書かないことにします。

来年度、岩手大会でも人を増やして第二弾をやろう!との声が上がっています。初めに声を上げたのは、この発表をしっかりと見て下さった岩手県の先生方です。「来年岩手でもやってくれませんか!?」とお願いされたことからです。
そのことがもう意味を物語っていると思います。
今後の展開が楽しみになってきました。
さて、来年度へ本当に続くのか?
それ以降も広がって行くのか?
東北の図工・美術教育が面白い!

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