美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

卒業生への黒板アート2021

2021-03-11 20:10:00 | 日記


2年連続卒業生担任。
ゆえに今年も制作。
与えられたスペースは昨年より狭かったので、そこに合わせて描かせてもらいました。
今年はやっぱり煉獄さんでしょう!…と個人的には考えました。
黒板中央にはクラスの生徒の文化祭時のカラフルな笑顔溢れる集合写真、右には生徒の手による黒板(…の予定だったのですが、当日朝断念。急きょ私がささっと桜やらクラス表記をデザインして描きました💧)。
少しでも自分のクラスの生徒たちの卒業に花を添えることができたかな。
玄関前の看板も劣化してたので、技能主事さんにご協力いただきリニューアル。
今まで超シンプルな白地に黒の文字だけだったので、思い切って桜や校章を使ってデザインしてみました。
式終了後、たくさんの生徒、保護者の皆さんがここで記念写真を撮ってくれていたので、良かったなーと実感。

昨年に続き、今年も制限だらけの卒業式。
しかし感動的な良い式でした。
朝、クラスの男子生徒8名がお揃いのピンク色のマスクをしていたので、「いいねー!そういうの!」と言ったところ「先生もつけましょうよ!1枚ありますよ!」ということで、急きょ僕もピンクマスクで式へ。
ただピンクマスクを装着しただけで、大いに盛り上がってくれたクラスの子たちが可愛いかったなー。

昨年は
 式ができただけで良かった!
 やり切った!
 悲しくない!晴れ晴れとした気持ち。
という感覚で、爽やかな笑顔で学校を去っていく生徒が多かったのですが、今年は涙が多かったのが印象的。
やはりこの一年は特別だったのでしょう。
修学旅行、中学総体、合唱コンクールといった、生徒たちにとって大きな行事が軒並み中止になったことで、不完全燃焼だったかな…。
昨年できなかった卒業生を送る会は無事開催できたことは唯一救いだったかな?

さて、明日は県立高校の合格発表。
少しでも多くの子が桜を咲かせることができますように祈ってます。
卒業おめでとう!


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