美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

弘前れんが倉庫美術館初訪問

2020-06-27 22:10:00 | 日記
お久しぶり!に、感動。わんちゃんはピカピカになってエントランスで出迎えてくれます。
お誘いいただき「弘前れんが倉庫美術館」に行ってきました。
じっくり鑑賞したり、学芸員の方々からお話を聞かせていただいたり、今後の美術館と学校との連携について語らう場を与えていただきました。
これから良い関係を築いて行けたらと思います。
早く県外の皆さんともツアーしたいですね!
7月11日(土)グランドオープンです。

パンフレットで見たような光景。

AtoZメモリアルドッグ。エントランスで出迎えてくれます。土台も新たにこのために酒樽から作ったそうです。

開館記念展。本来展示予定だったのに、コロナの影響でできない作品もあるのだそうです。

これら全てリモートで作家さんの指示を聞きながら展示したそうです。こういった裏話も楽しかったです。

ライブラリーの椅子。深澤直人さんデザインのヒロシマチェア。

案内されて扉が開いてビックリ!エレベーターの床までれんがです。

美術館のトイレ見るの好きです。ここもれんがでした!

こういうのかっこいいですね!デザインが素敵です。


たまには研修でアップデートを

2020-06-24 19:31:00 | 日記
4月、久しぶりに県の学校教育センターの講座に申し込みをしました。
長いこと自主的に研修講座に参加してなかったので、たまに勉強せねばなと思い立った訳です。
本日研修して来ました。
「芸術系教科の資質・能力を育む授業づくり講座」。
新しいことを学ぶ機会ではなく、これからの授業計画を整理する良い機会となりました。

たまには思い切って現場を離れ、日常と違う場所で自分や自分の取組を見直してみることは大事だと思います。
「休めない…。」「授業や学級に穴を開けられない…。」という声も身近なところでたまに耳にしますが、果たして本当にそう?
生徒に学びを提供する身として、教師も時々アップデートしなきゃ駄目だと思います

✳︎どっかで見たことある人の実践資料も配布されてました。

メモ帳を開いて研修スタート。
色んなお話を聞いたり、自分の模擬授業を考えているだけで、ふと今後の授業アイディアや改善箇所が浮かぶのでメモメモ。
うん。有意義でした。

今年度は東北造形研in岩手がなくなってしまったので、大きな刺激を受ける場がひとつ減ってしまいました。
県や市の作品展もまず無理でしょう。
他のちょっとした機会を大切に、小規模でも自分をアップデートし続けることができる自分でありたいと思います。

コロナ禍の中の1学期 2020

2020-06-21 18:26:00 | 日記
コロナ禍の中、春は予定していた日常を失いましたが、徐々にそれが戻ってきました。
授業は通常通り。グループ活動は5分程度で終える。時には換気を。
コロナ患者が市内に出なかったことや、行事を削ったことなどにより、授業時数もそこそこ。作品制作は年間計画よりやや遅れ気味程度で進んでいます。

他の市町村、都道府県の先生方の様子を伺うに、リモートなどで沢山の工夫をされながら、新しい題材、新しい授業実践の仕方を作り出している様子。
…なんだか自分は代わり映えのなさに少し嫌気が差したりもします。
いずれ弘前市にもコロナ禍は来るだろうと考えたので、広がる前に少しでも予定していたことを進めねば!と急いだ結果、特に新しい工夫はせずに急ぎ足で昨年度同様な授業を進め、…結果影響少なく今に至るためです。
また、久しぶりにひと学年を2人の美術教師で分けて授業担当することになったので、好き勝手にはできず気を遣いますね。当該学年が昨年度担当してない生徒たちということもあり。

そんなこんなでまた例年通り「生徒会テーマを自分なりに解釈して絵に表す」題材を進行中。
後に文化祭のポスター原画になります。
…少しマンネリ化してきました。

今年新たに参考資料に取り入れたのは、「ポスターカラーで簡単に描けるスタジオジブリ調の空」。YouTubeで見つけて、真似して描いてみたものを示し、真似したければ描き方教えるよー。って教卓に置いておく。
理由は、
・生徒たちの図案に空が多かったこと
・ポスターカラーセットを全生徒が所持していること

タイムラプスで撮影。求められれば過程も見せることができます。





ちょっとコテコテし過ぎましたが、青と白だけ10分程度でこれだけになればお手頃です。空を描く予定の子たちは興味をもってくれたようです。

「そういえば美術の先生なんだなーって思いました。」とか翌日の日記に書かれる。
…なるほど。最近はこういうドヤって見せることしてなかったなー。