弘前はりんごとお城と桜の街です。
りんごは言うまでもありません。まー美味しいことはだれも疑いようがありません。
桜もまーすごいものです。弘前公園の桜は本当に美しい!毎年見てもそう思います。
しかしその弘前公園のお城が…
今年の秋から行われる石垣の工事に伴い、周囲のお堀が埋め立てられたり、70m?だったかな?お城が並行移動されたりと、ほんとけっこう大規模な工事がおこなわれるんです。
つまり現在弘前公園で開催されている「弘前さくらまつり」が終了すると、あと10年ほどは今の姿が見られなくなると。…んー、なんだか寂しいな。10年は長いぞ。
下は本校の美術室から見上げるように写した桜。
山あいにあるこの桜ですらもう散り始めました。
みなさん!今週末は急いで弘前に足を運んでみませんか?弘前公園外堀の桜はだいぶ散ってしまったようですが、中にはこれから見頃を迎える遅咲きの桜もありますし、散った花びらによってお堀が桜の絨毯と化しており、これもまたきれいですよ!
また、桜が散ると今度はりんごの花が咲き乱れます。
桜の花ほどではありませんが、こちらもなかなかきれいです。一歩農道に入ればきれいな景色を見ることができますので、ゴールデンウィークは別の用事で…という方も、その次の週末の5月10、11日あたりにおいでになりますと、りんごの花が見頃かと思います。「りんご公園」では「りんご花まつり(5/6~18)」も開催され、期間中はちょっとしたイベントもやってます。
というわけで、『おいでよ!弘前!』
以上、弘前の非公認観光大使からでした。
さて、いつもの美術の話題に戻ります。そんなりんごの木ですが、昨年から美術の授業における利用価値を見いだそうと色々考えています。
毎年毎年本校の学校りんご農園で剪定されて燃やされるだけの枝たちを、昨年に引き続き今年も拾ってきました。
今年は昨年の反省を生かし、あまり大きすぎないものを選び、更に剪定用の大きなハサミを持参して形を整えながら拾ってきました。
昨年はちょっと欲張って長く立派な『かっこいい枝』を選びすぎたのです。その結果、生徒がいくら頑張ってその枝を利用しようと奮闘しても、作品の中で「枝自体が持つ存在感」をなかなか打ち負かすことができず、生徒も指導者も苦しみました。
作品の保管は何とかしましたが、作品展への持ち運びも困難を極めました。
よって、今年はシンプルに短めのかっこいい枝を選ぶことにし、まあなかなかいい感じの枝たちを集めることができたと思います。
さて今年はどんな風に使おうかな~。生徒たちからもアイディアをもらいながら、現在検討中です。あ、大まかには決まっていますし、年間計画にもちゃんと上手い具合に盛っていますけどね。
今年も一年、良い意味でこの素材にこだわって、考えに考えて授業実践に取り組んでみようと思います。
「THE 地域教材」です。
ちなみに下の写真は、学校に戻った後更に枝の長さや形を整えている際に出た木っ端。
これも使えるんじゃないかな?なんかそんな気がしてきたので、捨てずにとっておくことにしました。
にほんブログ村