美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

『よさや美しさ』『つながり』

2016-11-11 21:50:14 | 日記
第69回全国造形教育研究大会宮城大会に参加させていただきました。

ひじょーーに有意義でした!


そもそも本ブログを始めた意味は2つあります。
ひとつは、お互いに刺激し合える美術教育関係者の皆さんとのつながりを求めて。
もうひとつは、自分の美術教育活動を、こういった場で発信しても恥ずかしくない質を保つ…というか、質を高めるため。つまりは自分を甘えさせぬよう、できれば高めていけるような、そんな意味。
自分の一番最初の投稿を見返してみましたが、今でもズレもブレもいないと思います。


そういったブログを続ける意味を再確認したうえで、今回の2日間の研究会を振り返り。
これまで関わることができなかった多くの美術教育関係者の方々とつながることができました。
この場を借りて改めまして、ありがとうございました。

題材研究や授業実践…特に鑑賞の授業の展開の仕方だとか、落としどころはまだまだ考えが浅かったと気づく、良い勉強の機会となりました。
誰か他の方のやり方や実践を、そのまま真似するようなことはできませんから、自分の実情や学校、地域の環境、生徒たちの実態に合わせて改めて考え、気持ちも新たに頑張ってみようと思います。


今回は一つ一つ細かく報告する形はとりません。
いつも見ていただいているような方々とは、ほとんど今回お会いできましたので、必要ありませんからね。


東北造形美にて授業公開をさせていただいたことをきっかけに考えが変わり、3年。
今回の研究会。自分にとっては人との大事な『つながり』を得る場となりました。

博物館で紹介させていただいて

2016-11-06 23:27:46 | 日記

長年、僕の前任者の先生から美術・技術の授業で実践し続けている「りんごジュースラベル」の制作が、弘前市立博物館の企画展で紹介していただく機会を得ました。

博物館の担当者さんからは、
「ラベルそのもをいただきたい。ジュースは展示できないので、アクリルの筒のようなものに貼って展示たいので。」
「パネルのようなものに説明を載せたいので、紹介文章や取り組みに関係する画像などをいただきたい。」
と、連絡をいただきました。
でもせっかくだから、パネルは自分で作りたいと直訴し、ジュースラベル以外のこともアピールしちゃえ!とでしゃばってみました。

さて、どんな風に扱ってもらったのか?
もちろん気になっていましたので、見に行ってきました。

かなり丁寧に扱って下さっていて恐縮でした。
そんなぶ厚いアクリルの箱で囲むほどのものでもないのに…。ほんとに。
因みに写真は特別に許可を頂き、取材の札を首からさげて撮らせてもらいました。

紹介パネルは、データだけを送っていたので、どのくらいの大きさで、どう展示に生かされてるかなーと楽しみでしたが、んー…まぁいっか。
思ったより小さく隅に寄せられたのね…と、正直思っちゃいましたが、僕が勝手に博物館の学芸員さんの狙いとは違う『林檎と美術』ってテーマで作っちゃいましたしね。
却下とせず、採用して貼っていただいただけでも感謝せねばと思いました。

こういった機会を与えていただき、美術科の取り組みを紹介できたのはラッキーなことでした。
今後も作品展以外の場でも、チャンスはしっかりと生かして様々な機会を活用しながら、美術科教育の取り組みを世に広げていけたらいいなと思います。