美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

東北造形研 酒田大会振り返り

2017-10-06 17:20:03 | 日記
山形(酒田)大会終了。
残念ながら最終プログラムである実践発表会に参加することができぬまま、実践発表者の先生方にご挨拶して会場を後にしました。
明日朝から本校は70周年記念式典があるので、遅くなりたくなかったのです。となると、この時間に出るしかなかったので…。

昨年度仙台で授業を公開された宮城の守先生、昨日知り合ったばかりの秋田の木内先生。昨晩の懇親会でお話しさせてもらったことで、今日の実践発表を見たい気持ちがグーっと上がってたので、本当に残念でした。


今大会は、再来年の青森(八戸)大会での東北大会開催に向けての視察がメイン。
自分の研修や懇親は2番目、3番目の目的。
よって行く前はちょっとテンション低めだったのですが、いざ大会が始まると、やっぱ来て良かったと思いました。
美術の教科の勉強ができるということ、久々に会う仲間たちと親睦を深めることができるということ、新たな仲間が増えるということはやっぱ楽しく有意義です。
青森県チームと青森県の美術展の打ち合わせが少しできましたし、再来年の八戸大会のビジョンについても話し合うことができました。

初山形の初酒田。
弘前からの交通手段がやっぱりネックですね。他はとても良き研修でした。
以上、感想と簡単な報告のみでまとめとします。


〔表現の授業:未来の自分へのエール〕
コラグラフの制作中盤。グループでの言語活動により構想を見つめ直し、また作品の制作を進めていました。「メッセージ」ではなく「エール」に変えた意図やその作品たちになるほどー。



〔鑑賞の授業:古のユーモアをひもとく〜鳥獣戯画図の魅力〜〕
小さな巻き物に気に入った場面を模写していました。その中にウサギやカエルなどに姿を変えた自分を登場させていたもの。を、グループで鑑賞する。といった感じでしょうか。こちらはあまり長時間見れませんでした。



〔授業直後に東良先生から直撃取材を受ける子〕
授業の終盤に、バッと立ち上がって材料を取りに行き、作っていた版を急いで修正していた子でした。たまたま近くにいたので、一部始終を目撃し、こうやって取材したものが、どこかの研修会などで使われるんだなーと思いました。