美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

短時間題材を考える2016

2016-02-12 13:36:10 | 日記
今年度も残りあとわずか。
3年生は昨年同様、卒業に向けてセルフポートレイトの授業。
あと1時間で撮影・印刷が終わる予定です。
中学校での残り授業数2時間…早いものです。

2年生はというと。
この1年間、こちらの予定よりも何かとスムーズに制作を進め続けてきており、気づけばオーバーペース…。
「なにもそんなに急がなくてもいいよ!」と話しても、作品をお持ち帰りしたり、部活終わりに残って制作したりする子たちが多かったことが要因かと。
『楽しんで制作に取り組んでくれて良かったな。』
『なかなか良い題材開発ができたかな。』
…と満足気味に振り返る反面で、そろそろ次の題材に移行しなければと気付く。予定では今の絵画の題材が今年度最後の題材の予定だったので、少々困りましたが、短時間題材の開発に着手しました。

目を付けたのは"ウォールステッカー"。
数年前は付箋紙とクリップに目を付けたのですが、ちょっと材料的・用途的に発展させずらかったので…。
今回は美術室と隣の木工室の壁面を使って、ユニークなウォールステッカー制作に取り組んでみようと決めました。
余ってる黒の色画用紙を使って実践してみようと思います。

職員室に余っていた「ピッチン」を発見し拝借。
両面テープで壁に貼ることを考えているので、作品を痛めないために、まずは色画用紙の裏面にピッチンを張ります。

その後、適度なサイズに切りまして、だいたいの準備が完了です。
実践は来週から4時間程度を予定。

あとは1,2枚程度参考作品を作らねば。
ただでさえ慌ただしい年度末にこんな教材研究をすることになるとは…。
もうひと頑張りです。

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