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2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。
在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。
退院してから2週間たったし、今日からマッサージさんの予定を入れておいたのですが、
朝 母に言うと 「まだ・・・ イヤ・・・」
もう~~~
じゃあ仕方ない
すぐにマッサージさんの携帯に電話して平謝り。 おもいきって今月いっぱい休みにしてもらいました。
こういう電話をするのって・・・ 母のことで頭を下げたり・・・ ストレス溜まる電話です。
でも具合わるそうに寝ている母に文句は言えず
明日はお盆なので、仏壇に供える団子を作り、 お昼は母とお団子を食べました。
父はお寺へ行っていないし、テレビを消して、母と静かにお喋りしました。
母は今回 自分の体にどんなことが起きたのか、記憶があいまいになっていますが、他のことは、これまでにないくらい今は頭がクリアーで、おかしな事もまったく言いません。
良くなったから退院できたけど、体調がすぐれないこと、
また風邪を引いたら咳がひどくなって、入院することになるんじゃないか、
そして、こんど入院したら、もう帰って来れないんじゃないか・・・
という不安。
軽い肺炎から熱が出て嘔吐して、てんかん発作で意識がなくなったこと、その後のこと・・・ 順を追って話して
自然に延命治療のことにまで及び、
母は、
人工呼吸器も、胃ろうも (母はこれらを正しく理解しています) 何もしないで欲しい。 あたしがそうなったときには、家族の口からかならずそう言ってね
と言いました。
(胃ろう手術をしない選択って、できるんだろうか?)
私も穏やかに母の話を聞くことができて、
こんな時、なんて自分は幸運な人間なんだろう と思うのです。
母と話ができる幸せ
自分の親を介護できる幸せ
また、その環境をつくってくれている家族たちがいること・・・
時々ストレスが溜まって爆発するのも、まちがいなく私自身。
ちょうど今もベッドで何度もピンポンを押すので、 「なんなのよ~~~!」 と怒ってきたところ。
カンペキ、二重人格だわ
momijiさんが教えてくれた金沢の郷土料理 “べろべろ”。
初めて作ったので、卵がきれいなマーブル模様にならなかったけど、美味しくて食べやすくて高齢者にも最適。
味付けや具を変えて応用ができそうです。 なにしろ簡単なのがうれしい。