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2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。

在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。



12月 循環器受診

2008-12-03 21:13:01 | 通院や薬に関すること
病院入り口に飾られたツリー。 大きいです 

2日(火)は母の循環器科の予約受診でした。
心電図を撮ってから診察。
母自身ずっと症状なく過ごしていますが、心電図にも変化なし。
ただし健康な人の波形ではなく、発作を起こした人の波形。
それが狭心症ではなく、高血圧性心疾患と言える波形だということ。

その違いは、
狭心症は心臓の冠動脈に狭くなったところが出来て血液がうまく心臓に流れなくなるもの。(たぶん)
高血圧性の発作は、血圧が高くなって負担がかかった血管から心臓に血液が逆流するようなこと(?極端な説明)。  高血圧により心不全を起こした状態。  やはり息苦しい発作になる。

どちらも波形は、高い山の後に小さな谷。

←狭心症の場合は その谷が二等辺三角型。

←高血圧の場合は谷の左の辺が長くなる。 それがV○(聞いたけど忘れた)からV○の図に限定されていること。
 「これがね、循環器の専門医でないと読み解けないところなんだな

と、先生今回は詳しく母に向かって説明してくれました。
母は(私も)サッパリわかんないけど、 丁寧に説明してくれた ということが嬉しそうでした。

この先生は最初から、母の目を見て
こんにちは!」
から始まって、すべて母の話す言葉を聞き取ろうとしてくれます。
私が横からフォローしようとすると制して、
「○○さん(母)が話してください
と辛抱強く聴いてくれるところが、たいへん好ましく感じます。

当たり前のことかもしれませんが、大病院ではなかなか貴重です。

心電図は発作が起きている時に撮らないと正確な病気はわかりませんが、もしも母のような慢性高血圧症の人が発作中に撮れば、↓のような波形が出るそうです。
←山の後がすぐ谷になる

また、発作中にニトロペン舌下錠を用いてみて効くかどうかが狭心症かそうでないかを判断する目安になります。

このまま使わずにいられれば一番ですが 

飲み薬のニトロールとバイアスピリンは継続。

風邪引いて肺炎にならないでね~ 寒いところに出ないようにね~
ってまた念押しされちゃいました。
次回は8週後。

帰りに母の行きつけの花屋さんに寄ってシクラメンを購入。 良い日でした。



※ 心電図波形の例図は、診察時の説明を私が思い出して描いたものなので、正確なものではありません。