雲上快晴

プーさん爺じが、何の変哲もない日々を綴る

もう一声

2007年04月26日 | 卓球
 久々に卓球のことなんぞを書いてみようかと・・・

 最近、ラージボールを始めた先輩が言います。
 「お前の言う卓球は、ラージには良いと思うよ。ラージはフォアもバックも厚く取って打たないとボールが飛んでいかないし、ラージならボールが遅いから足を入れ替えても間に合う、だけど、硬式では間に合わない」と。

 飛ばないボールを飛ばすこと、これって一つの究極というふうには考えられないでしょうか?
 スポーツでも仕事でもそうですが、「判らなくなった時には究極を考えてみる」、これが私のスタンスなのです。

 間に合わなければ間に合うように訓練すればいい、と考えてしまうのです。
 初めてラケットを握った子は、ピッチ40がいいところでしょう、ところが練習していく中で半年もしないうちにピッチ70~80に対応するようになります。
 そしてピッチ90に対応できるようになれば、実際の試合では至近距離でも十分に半身の体勢を作って打球することが出来るようになります。力を抜ければね。

 先日のサトウキビとタンポポの練習で面白い事象がありました。
 中1のサトウキビと小1のタンポポ、どう考えても身体能力はサトウキビのほうが上のはずなのに、ボールに寄っていく速さはタンポポのほうが上なのです。
 二人の動きを観察していて気がついたのですが、サトウキビは動くたびに「キュッキュッ」とシューズの底と床との摩擦音が出るのに対して、タンポポが動くときにはその音が出ないのです。
 そしてさらにサトウキビの足を良く観ていたら、音が鳴る瞬間はまだ動き出しが出来ていないのです、まるで、自動車のタイヤがスリップしているような感じだったのです。

 蹴るということが、如何に動き出しを遅くしているか・・・目の当たりにしてしまいました。

 蹴っていたら、たしかに間に合わない「この卓球」ですが、蹴らずに動くことが出来れば、想定外の速さを実現できる「この卓球」なのです。

 なんか、話が横道にそれてしまったようです、 ま いっか。
コメント
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